ランチアーノ訪問と地元テレビ局による放映──2011年イタリア巡礼

2017年10月29日 お知らせ

2011年のイタリア巡礼において、『神のうちのまこと のいのち』の巡礼団はランチアーノを訪問しました。地元では800人もの超教派のグループが訪れたことが話題となり、その模様がテレビで放映されています。以下はその番組の模様です(イタリア語)。現地でのトッポ枢機卿の司式によるミサの模様も見ることができます。

なお、今回のモスクワ巡礼も地元のテレビ局で報道されたようで、地元のデバートを訪れた際、「あなたたちをテレビで見た」と言われたそうです。

ランチアーノは8世紀の聖体の奇跡で有名な場所です。聖体の実体変化の教えに疑問を抱いてきた一人の司祭が、ミサの最中に、疑いを持ったまま「これは私のからだである」「これは私の血である」と宣言すると、ホスチアが生きた肉に、ワインが血液に変わったのです。その後の科学的検証によって、この肉は人間の心臓の筋繊維を含んでおり、血液はAB型のヒト血液であることが確認されました。12世紀の時を経て、防腐処理なしでいまなおそのままの状態で保存されており、この現象のすべては科学では説明できないことが確認されています。教会の歴史を通じて、このような聖体の奇跡が他にも数多く記録され、保存されています。

ランチアーノの奇跡の聖体

奇跡の聖体が顕示されているサン・フランチェスコ教会