ハンス・エンデルレ氏の証し

『神のうちの真のいのち』を称えて

~カトリック書籍出版および販売店の経営者による証し~

私は生涯カトリック書の販売業を営んできました。言い換えると、カトリック書籍の販売促進、取り寄せ、出版を45年以上続けてきたことになります。これまで販売してきた本は、聖書、カテキズム、聖母についての本、ミサの聖なる生贄に関する本、回勅、典礼関係、偉大な教会博士たちの著作、教会の神秘家たちの本、教皇の著書や教皇に関する本、ミサ典書、祈祷書、聖人伝や聖人たちの著作、教父たちの著作など、つまりカトリック全域にわたる出版物です。さらに、世界主要言語のカトリック書籍を扱うことができるという幸運で特異な立場にもおりました。

すべてを知っていると言うつもりは毛頭ありませんが、あえて言わせていただくなら、そのようなわけで、カトリックの世界にとって本当に大切な書物なら、少なくとも耳にはしていると思います。すべての本を読むのはもちろん叶わぬことですが、『神のうちの真のいのち』というシリーズほど心の深いところに触れ、影響を与えてくれたものはなかったと申し上げたいのです。それはヴァスーラ・リデンが聞いた通りに書き取った本で、オリジナルの手書き版が1991年から米国ミズーリー州インデペンデンスのトリニタス社より出版されています。

神ご自身がこれほど何度も繰り返し、またこれほど明確に、著者であることを力説された例を『神のうちの真のいのち』の他に知りません。たとえば「私がこの書物のまことの著者である」(1995年8月16日)とおっしゃっています。これ以前にもはっきりと「『私はある』が『神のうちの真のいのち』の真実で唯一の著者である」(1993年12月7日)とか、また「私がこの偉大な書物の著者である」[注1](2001年12月10日)とか、また「『神のうちの真のいのち』の著者は私。そして、あなたに代わって私は姿を現しそのことを証明する」(1994年10月20日)ときっぱりとした語調で繰り返されました。著者であるだけでなく本のタイトルをつけたのも神であり、「さて聞いて理解しなさい! 我が聖霊ははっきりとこの書物をこう名づけた:”True Life in God”」(1995年7月31日)と言われました。

さらにこれが「この時代に最も高貴なわざ」(1998年2月25日)だと言われました。「あなたのあまりに惨めな時代にとってこの本ほど利益をもたらすものは他にない。わが教会の刷新にとってこれ以上のものはあり得なかった」[注2](1999年2月2日)と言う以上に、この本の大切さを強調することはできないでしょう。神はそれらのメッセージを愛の賛歌や神の新しい歌として言及してこられ、もっとも驚かされたのは、もし私の理解が正しければ、この愛の賛歌とは聖書の黙示録14章3節にでてくる「新しい歌」に他ならないのです(1994年10月25日参照)。しかし何よりも素晴らしいのは神がそれらを、われわれ一人ひとりに対する「私個人からのラブレター」と呼ばれていることです。(1993年4月12日参照)

ヴァスーラは本を聖母に捧げました。それについて主は彼女にこう言葉をかけています。「この啓示をあなたが御母に託したのを喜んでいる、言っておく、一番よいお方を選んだ」(1992年11月1日)

比較的、短い期間に本は40ヶ国語以上に翻訳されました。これもまた一般の出版物とは違うことを示している「しるし」です。さらに通常と違うのは、一般の翻訳家は仕事に報酬を求めるものですが、この本の翻訳者たちはボランティアによるものだということです。

私はこのシリーズを8年前の1995年に読み始めました。それ以来、手元から放したことがありません。何度読んだのか正確な記録は失念しましたが、最終巻まで読み終えるとまた最初に戻って読み始めるということをやってきました。最近、13巻(『私の天使ダニエル』と『神のうちの真のいのち』12巻)を通して読むと約9ヶ月かかるということに気がつきました。

聖トマス・アクィナスが「神はどの世代にも預言者を送るが、新しい教義を与えるためでなく、救霊のために何をしなければならないか、信仰のある者に思い起こさせるためである」と書いていたのが先日、目にとまりました。ヴァスーラ・リデンはわれわれの時代にとってそういう預言者の一人であることを確信しております。

2004年1月13日
ハンス・エンデルレ

[注1、2] 邦訳未出版のため仮訳
訳者註:本文はエンデルレ氏の英文から訳したもの。