モスクワ巡礼が始まります

2017年8月31日 巡礼

今週の土曜日から、第11回『神のうちのまこと のいのち』モスクワ巡礼がいよいよ始まります。この巡礼に先立って、先日パロリン枢機卿がロシアを公式訪問し、教皇のロシア訪問の下地を整えました。その直後に、私たち『神のうちのまこと のいのち』が、多数のキリスト教とユダヤ教、イスラム教と仏教から高位の聖職者を集め、「どのようにして分裂に橋を架けるのか」をテーマに、モスクワで巡礼を行うのです。

『神のうちのまこと のいのち』はロシア正教会(ひいては全正教会)とカトリックの和解、ひいてはキリスト教全体の一致、諸宗教との和解を推進し、それを世界に示す役割を果たしています。結果として、教皇フランシスコのモスクワ訪問が近いうちに具体化されるでしょう。

「時の終わり」の出来事に際して、教皇のモスクワ訪問が一つの大きな分岐点になることは、さまざまなご出現に詳しい人であればご存じでしょう。私たちはこの世界的なイベントを準備するために、祈りによって参加しているのです。

2015年6月2日、イエスはこう言われました。
「天の父が奇跡を行われ、長い間待たれていた一致を探し求めるあなたたち皆に勝利がもたらされるだろうから。……これほど多くのあなたたちの祈りの結果として、神の好意が間もなく示される。東と西の家からは、大きな償いを必要としている、そして私は彼らの過ちをゆるす準備ができている」

日本からは4人の司祭を含む22人が参加します。どうかお祈りください。