ベス・ミリアムのクリスマス献金のお願い

2018年12月16日 お知らせ

▼ベス・ミリアムのクリスマス献金のお願い

世界全体に、クリスマスにお祝いをするお金がない人々のために、クリスマス用の贈り物をするための呼びかけがありました。日本に関しては、炊き出しの中でプレゼントするものはそれほど高価なものではなく、通常の予算でまかなっています。

数日前、インドのジョージ神父から以下のお手紙をいただきました。世話人たちで検討し、この要請に応えることにしました。

親愛なる「神のうちのまこと のいのち」の皆様

ジョージ・プリパティ神父から、平和と喜びのご挨拶をお送りします。皆様が身体も心も健康であられることを願います。神の恵みによって、私は元気にしております。皆様もお元気であることを願います。

浄水プラントについてお話できることを幸福に思います。プラントは非常に順調に稼働しており、250以上の家族が飲み水を得ています。人々と子どもたちの健康は飲み水のために改善しています。これまでのところ、誰も病気になって死んだ者はおりません(※訳注 この計画が発案された時は、一月に5人の子どもが亡くなったのです)。全員が良い健康状態を保っています。とても感謝しており、私どもは飲み水のための支援に対し、皆様に恩義を感じています。

先週の日曜日、私の教区内の4つの集落を訪問しました。孤児たちと、孤児に近い状態の子どもたち、エイズに感染している子どもたち、貧しい子どもたちが私のところに来て、クリスマスの時に着る服と食事が欲しいと願ってきました。彼らの惨めな状況を見て、かわいそうに思いました。彼らの衣服はすでにぼろぼろです。彼らの後見人や祖父母は、クリスマスのお祝いに着る衣服を与えることができません。彼らはその最悪の状況のために泣いています。私はショックを受け、この状況について、日本の連絡役の方にお話しました。私は彼らを幸福にしたいし、彼らの目が喜びで満たされるのを見たいのです。

昨年彼らは、ぼろぼろの衣服でミサに与り、クリスマスのお祝いの食事もありませんでした。彼らの状況について話を聞きながら、私も涙を流しました。

皆様が貧しい人々に対して、とても寛大であられることを知っています。彼らの状況について分かち合いたいのですが、2、3人の女の子たちについてご紹介したいと思います。116人全員がどのように孤児となったかを全部書き下ろすことはできませんから。

(個人情報の保護のため、名前を伏せ、顔をぼかしてあります)

・M

12歳くらいです。父親がある日、道を歩いていて突然倒れました。入院すると、医者たちはHIVウイルス(エイズ)に感染していると言いました。父親は数ヶ月しか生きられないだろうと言い、その通り、彼女が7歳の時に亡くなりました。父親がなく、母親は工場で働いていました。1年後、母親も同じ病気であることが分かりました(HIVポジティブ)。母親は彼女が10歳の時に亡くなり、孤児となりました。年老いた祖父母が彼女を教育し養っていますが、この子を育てるために本当に苦労している様子を私も見ています。この子には7歳の弟もいます。この少女の状況はとても痛ましく、できるだけ支援しなければと感じます。

・B

9歳くらいの女の子です。4年生で、孤児に近い状態です。両親は工場の日雇い労働者で、父親は腎不全で数ヶ月の入院の後に亡くなりました。母親はうつになり、祖母の家に留まっています。幼い弟と妹がいます。母親は3人の子どもたちを養うための食べ物がありません。この3人兄弟を見ると、とても悲しく、痛ましく思います。この3人の子どもたちが毎日曜日、いつも同じぼろぼろの服を着ているのを見ます。この家族は週に二日は、食べるものにもこと欠いています。このことを近所の貧しい家族から聞きました。

・P

この女の子は3年生です。写真があります。この写真を日曜日に撮りました。この子はいつも同じぼろぼろの制服を着ています。服はこれしかないようで、この服は学校の制服です。彼女は孤児で、父母ともにいません。両親はバスに乗って仕事に行っていたのですが、ドライバーが突然、対向してくるタンクローリーに正面衝突したのです。このバスには15人以上の人々が乗っていましたが、彼女の両親と共に、この事故で全員死亡しました。この子と弟は孤児となり、祖父母が面倒を見ることになりました。祖父母は50代の日雇い労働者で、この子どもたちと家族の面倒を見ることができません。劣悪で悲しい状況にあります。

もしお望みであれば、子どもたち全員の状況と履歴を分かち合うこともできます。とりあえず、数人の例をご紹介しました。皆様がこの惨めな状況を理解し、感じとってくださることを願います。私は実は、彼らを引き取り、教育し、養ってくださる養父母を探しています。皆様がこの子どもたちについて友人の方々や親戚の方々と情報を共有し、一人の子を指定して、教育やその他の必要なものを支援してくださると、私もとても嬉しいのですが。

これらの116人の孤児たちのための、クリスマスの衣服と一日の食事

現在のところ、クリスマスの時期にあたって、私たちは隣人たちと、愛と平和と喜びを分かち合うように言われています。私はこれらの子どもたちに、一食と一着の衣服を送って、彼らを喜ばせたいのです。彼らは学校の制服も求めましたが、私には二着は与えられません。彼らは通常の衣服と、学校へ行くための衣服がもう一着必要なのですが、それは難しいと思われます。もし寛大なご支援があれば、二着の服を与えることもできます。一着はクリスマス用の正装、もう一着は学校の制服です。

洋服店に行き、女子用が一着につき25ドル(2,800円前後)ほどであることがわかりました。男子用も同じく25ドルです。このような子どもたちが116人います(計2,900ドル=約33万円)。そういうわけで、日本の連絡役の方を通して、これらの子どもたちをクリスマスの喜びで満たすために、皆様にお願いしています。

これらの衣服を配った後には、衣服の写真と領収書をお送りします。これらの子どもたちを、皆様の寛大なご支援によって幸福にしてくださるようお願いします。

孤児たちの写真をいくつかお送りします。全員の写真が必要であれば、お送りすることもできます。以上が私からの「神のうちのまこと のいのち」の皆様へのお願いです。期待を込めて、皆様に感謝します。「神のうちのまこと のいのち」の皆様に、クリスマスのご挨拶と、私からの祝福をお送り致します。

敬具、キリストのうちに
ジョージ・プリパティ神父
インド・グントゥール市、チナカカニ教区のローマ・カトリック教会
2018年12月12日

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ご協力くださる方は、以下にご支援をお振り込みください。金額は問いません。
いただいた合計の金額と、購入した衣服や食料に関しては、報告があり次第お知らせします。

ゆうちょ銀行 (金融機関コード:9900)
記号番号:00180-3-300357
店番:019
預金種目:当座
店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
口座番号:0300357
口座名:一般社団法人TLIG日本(シヤ)テイーエルアイジーニホン)