ユリアン神父から御礼の手紙

2024年6月19日 お知らせ

感謝

三度目の来日で目指した出会いと目的地への訪問は、皆様の素晴らしいご協力のお陰で見事に実現しました。沖縄、瀬戸修道院、エマオ会との出会い、ノエル会との出会い、そして岡崎、東京、東北の仙台及び福島の友人たちとの再会は、想像をはるかに越えるものでした。皆様の忠実なお心が素晴らしく現れました。私も自分の心を確かめました。日本全国が私の第二の母国となりましたが、各地の風景や町の隅々までを心が痛むまでに感じました。日本の環境に沈没して、体全体で我が家に戻ったような感じがしました。また皆様の変わらないお心と触れ合って、言葉では言い表せない程の喜びでした。

全ての出会い、全ての出来事は、最初で最後のようで、一期一会になりましたが、繰り返すことが出来ないという事実は寂しく見えるでしょう。もちろん、精神的には全てが思い出になりました。しかし「あったからこそ、今もある」という真実もあります。[Everything we have that can not be changed are our memories.]「私たちが持っているすべてのものの中で、変わることがないのは、私たちの思い出である」。三度目の来日の結果として、沢山の素晴らしい思い出が残りましたが、いつか、全てはまた永遠の再会になるでしょう。

何にも持たないでこの世に来た。
何にも持たないでこの世を去るでしょう。
愛だけが残る。(詩人ZENO Fashinski)

その愛のうちに、お元気で。

ユリアン兄弟

2024年6月18日 ウクライナ・チョルトキウ