「唯一の主の復活という唯一無二の出来事を別々に祝うことは、実に不名誉なことです!」
2024年12月14日 お知らせ
2024年4月、ヴァルソロメオス全地総主教の説教より
「この日、正教徒ではない私たちのキリスト者である兄弟姉妹が、死者の中からの主の復活を記念し、聖なる復活祭を祝っているように、復活の永遠のメッセージは、これまで以上に深く響いています。私たちはすでに、聖なる偉大なキリスト教会と総主教の心からのお祝いをお伝えするために、ここにおられるすべての教派のキリスト教の共同体に使節を送っています。
また、この立場から、今日、復活祭を祝う世界中のすべてのキリスト者に、心からの愛の挨拶を申し上げます。来年の復活祭が単なる偶然の出来事ではなく、むしろ東方キリスト教と西方キリスト教の双方による統一された復活祭の祝祭の始まりとなるよう、栄光の主にお願いいたします。
この願いは、ニカイアにおける最初の公会議の開催を記念するために2025年に予定されている1700年祭に照らして特に重要です。その重要な議論の中に、復活祭のための共通の時間の枠組みを設けるという問題がありました。双方に好意と意欲があるので、私たちは楽観視しています。なぜなら、唯一の主の復活という唯一無二の出来事を別々に祝うことは、実に不名誉なことだからです!」