東方正教会と東方諸正教会、1600年に及ぶ分裂を越えて一致へ前進

2026年5月31日 お知らせ

archons.orgから翻訳

東方正教会と東方諸正教会の指導者たちは、1600年に及ぶ分裂の癒やしに向けた大きな一歩を踏み出した。コンスタンティノープル総主教ヴァルソロメオスは、コプト正教会の教皇タワドロス二世をファナル(訳注:コンスタンティノープル総主教庁を指す)に迎え、聖ゲオルギオス総主教座聖堂において、没薬を携えた婦人たちの主日に聖なる奉神礼を共に祝った。両教会の指導者は、それぞれの伝統の間における一致への新たな取り組みを呼びかけた。

奉神礼の終了後に行われた公式演説の中で、全地総主教は東方正教会と東方諸正教会との関係について語り、「東方正教会と東方諸正教会との関係は、より広いエキュメニカルな取り組みの中でも、特別かつ優先的な位置を占めている」と述べた。そして両教会の一致回復への道筋を示し、「私たちは合意から受容へ、対話から実践へ、神学的一致から秘跡的・司牧的協力へと進むよう召されている」と強調した。

東方諸正教会が一般に「正教会(Orthodox)」と呼ばれていることは、多くの混乱を招いている。現実には、一般に東方正教会(Eastern Orthodox)と東方諸正教会(Oriental Orthodox)と呼ばれる教会は、互いに完全な交わり(フル・コミュニオン)の関係にない。東方諸正教会の中でも代表的なエジプトのコプト教会は、451年のカルケドン公会議(第4回公会議)を受け入れず、その後5世紀後半にコンスタンティノープル総主教およびローマ教皇との交わりを断った。

対立の中心となったのは、主イエス・キリストの神性と人性をどのように理解するかという問題であった。そして、その結果として生じた分裂は今日まで続いている。現在、コプト正教会のアレクサンドリア教皇・全アフリカ総主教はタワドロス二世であり、一方、ギリシア正教会のアレクサンドリア教皇・全アフリカ総主教はテオドロス二世である。(タワドロスはテオドロスのアラビア語形であるが、この二人は別人である。)

1985年以来、「東方正教会と東方諸正教会との神学対話合同委員会」は、両教会の共通理解と和解を目指して対話を続けてきた。その目的は、故ミラ府主教クリュソストモス教授と、故コプト正教会ダミエッタ府主教ビショイによる1985年の声明によれば、「キリスト論と教会論における共通の基盤を再発見すること」であった。この目標に沿って、全地総主教はタワドロス教皇に向かい次のように述べた。「あなたが私たちのもとに来られたことは真の祝福です。それは、聖霊が今なお私たちの教会を使徒的信仰の完全さへ、そして主御自身が祈られた『皆が一つとなるように』(ヨハネ17・21)という目に見える一致の回復へと導いておられることを示しています。」

さらに彼は、「何十年にも及ぶ忍耐強く誠実な神学対話を通して、私たちは受肉の神秘についての告白が、本質において同一であることをますます明確に認識するようになった」と語った。そして、「何世紀にもわたって続いてきた分裂は、キリストに関する信仰の相違から生じたものではなく、むしろ歴史的事情、言語の違い、そして文化的な誤解から生じたものである」と強調した。

これは、約1600年に及ぶ疎遠の歴史を経て発せられた極めて重要な宣言であった。全地総主教はさらに次のように続けた。「この認識は単なる学問的結論ではありません。それは教会の生活の中で表現されなければならない神学的現実です。」そして、「神学者たちが到達した合意は、文書や委員会の中に閉じ込められたままであってはなりません。それは私たちの教会の中で受け入れられ、具体化され、生きられなければなりません。これは歴史的な故郷の地においても、多くの信徒が共通の課題、願い、希望を分かち合っている離散共同体(ディアスポラ)においても同じです。もしこれらの合意が受け入れられないままであるならば、私たちの分裂の状態は、私たちが共同で確認した確信そのものについて偽りの証しを立てる危険を伴います」と宣言した。

全地総主教はタワドロス教皇に次のように語った。「愛するキリストにある兄弟よ、本日のあなたの訪問の意義はまさにここにあります。私たちは、合意から受容へ、対話から実践へ、神学的一致から秘跡的・司牧的協力へと進むよう召されているのです。正教会の理解において、神学は決して抽象的なものではありません。それは本質的に賛美的であり、教会的であり、受肉的なものです。私たちが信仰告白するものは、私たちが祝うものでもなければなりません。私たちが宣言するものは、私たちが生きるものとならなければなりません。」そしてさらに、「この精神において、私たちは確信をもって、神学対話の成果をより深く受け入れていくことの緊急性を再確認します。それは、私たちが共有する教会的遺産の文脈においてであり、また、それぞれの教会に託された固有の伝統を尊重しながら行われるべきものです」と付け加えた。

また、コンスタンティノープル総主教バルトロメオスは次のようにも述べた。「私たちは神学上の誤解だけでなく、何世紀にもわたって積み重ねられてきた霊的、歴史的、そして感情的な重荷をも乗り越えるよう召されています。この大いなる取り組みには、謙遜、忍耐、そして交わりのある未来への道を開くために歴史の重みを担うことをいとわない自己犠牲的な覚悟が求められます」

この美しく感銘深い勧めが聞き入れられ、この古くからの分裂がついにいやされることを願う。