教皇フランシスコ、メッセージの抜粋の本を贈呈される

2013年10月2日、アルメニア教会のマルジャン主教は、教皇フランシスコに「一致、愛の徳 (Unity Virtue of Love)」の本を教皇フランシスコに贈呈しました。この本は『神のうちのまこと のいのち』のメッセージから一致に関するものを抜粋したものです。これらの抜粋で神が今日私たちに啓示されているのは、世界に平和と愛、和解をもたらすためには、キリスト者同志の一致が不可欠であるということです。

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アルメニア教会のマルジャン主教と教皇フランシスコの最初の挨拶

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アルメニア教会のマルジャン主教と教皇フランシスコの兄弟同志の抱擁

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教皇フランシスコ、一致に関するメッセージの抜粋の本を贈呈される

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教皇フランシスコ、一致に関するメッセージの抜粋の本を贈呈される

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マルジャン主教と教皇フランシスコによる親密なやりとり

*参考情報:ヴァスーラによれば、教皇フランシスコがブエノスアイレスで大司教であった頃、講演のためにアルゼンチンを訪れたヴァスーラと面会し、メッセージの内容を直接伝えたとのことです。重要なポイントである復活祭の日付の一致については、「反対する理由は何もない」と言われたとのこと。教皇フランシスコは着座されて以降、復活祭の日付の一致の重要性について言及されたという報道が何回かありました。これはカトリック教会の公式の目標(第二バチカン公会議の文書を参照)そしてメッセージの内容と一致しています。「神のうちの真のいのち」ローマ巡礼で、バチカンで教皇フランシスコと話した枢機卿は、その会話の内容を明らかにしています。それは「教皇様、ヴァスーラに会っていただけませんか?」「会えるように祈ってください」というものでした。教皇フランシスコがヴァスーラとそのメッセージの内容を知っておられるのは事実です。ですから、上記の写真のような反応となるわけです。また、教皇のエキュメニズムに関する論調が、ほぼメッセージの内容に沿っているという点も見逃せません。