あなたの全身全霊を私の中に浸透させなさい

1987年3月21日 ノート9

私、イエスである。ヴァスーラ、訓練を受けてくれるか、愛する者よ? あなたの心で私を識別できるようになるために1。ヴァスーラ、私を見なさい。

(見ました。)

そうだ、それでいい。

御手を机の上に置かれましたか?

置いた。

今は腕を組まれましたか?

組んだ。

今度は片方の腕を上げて手を頬の方に伸ばされ、人差し指を頬に付け、もう片方の腕はそのままにされていますか? 何かを考えていらっしゃるようなポーズで?

そのとおり! 私は自分の現存を強調している。ヴァスーラ、私を見なさい。

(本をお持ちですか? 右手でマントの左側から取り出されましたね?)

本を持っている。

(それほど大きい本ではありませんね。)

そうだ、よく識別している、ヴァスーラ。本の中を見て、何が書いてあるか読んでみなさい。

(読もうと思うのですが、なかなかうまく読めません。)

ええと……

「私の祭壇はあなたである」。

イエス様、読めません。あとは分かりません!

もう一度やってみなさい、「私の祭壇とし、そこに……」

(見えません。間違って読んでいるような気がします!)

小さな子よ、私がいなければあなたはどうするのか? あなたの魂を私までもっと引き上げなければならない。ヴァスーラ、私が助けよう。自分を完全に私に委ねなさい、気を落とさないように。また後で、本を持って戻って来よう。

(とても落ち込みました。自分の魂を十分引き上げることができなかったので、イエスを失望させてしまったと思い込んで。イエスは私を他の魂と交替させるだろうとさえ思いました。イエスの忍耐にも限度があると!)

ヴァスーラ、あなたを交替させるなどと、絶対に考えてはならない。私を信じるか? さあ、また次の時にやってみよう。今やったように、あなたの心を使って私を識別してみなさい。ヴァスーラ、全身全霊を私の中に浸透させ、私の中に溶かしなさい。完全に。
 私を愛し、他の人々のために償うように。上昇しなさい、あなたの魂を高めるように教えてあげよう。さあ、私たちで共に行こう。

  1. イエスは、お与えくださった識別の霊的たまものを用いるよう望まれました。