彼らに私のやり方を思い出してもらいたい
1987年6月30日 in ノート13
(ダッカ)
(イエスが書くように促されたので、急いで来ました。)
あなたを呼んだ!
(イエスが喜んでおられるのが感じられ、またそのように見えました。)
そう、私はうれしい、そう感じている! 来なさい、共に働こう、私の望みを繰り返す。ヴァスーラ、私の業を示すことを恐れないように。
主よ、親友のマーサのことを思い出しました、直情的なあの人です。今の私は彼女のように忍耐が足りません。ものごとが速く進んでほしいのです。明日、今日、できることなら今、あなたのお望みが全部、今成就してほしいのです。今こそとげが抜き取られて投げ捨てられ、槍があなたの御心から引き抜かれて、あなたのすべてのお望みが成し遂げられてほしい!
ヴァスーラ、慌てないように。
(主が御手で私の頭を優しくなでてくださるのを感じました。)
私の望みにもう一度耳を傾けなさい、彼らに私のやり方を思い出させたい、互いに毒矢を放ち合うのはやめてほしい、ヴァスーラ、私は政治家だったであろうか?
(イエスはこの質問で私を驚かせました。お声の調子がいつもと違っていました。)
そうですね、今となっては、私でさえあなたが政治家ではいらっしゃらなかったことが分かります……
そのとおり、私は政治家ではなかった、ヴァスーラ。あなたは私が何であったと思うか?
あなたがこの地上で肉体のうちにおられた時のことでしょうか、主よ?
そうだ。
神の愛する御子であられました。
そうだ、分かるか、私が政治家でなかったことは、あなたでさえ知っている。ヴァスーラ、ちょっと考えさせてほしい。
(イエスはいつもの姿勢で考えておられました。片方の腕はお腹の上に横向きに、もう片方の腕はひじを腰の辺りに置かれ、人差し指を頬に当てておられました。)
あなたは私の導き全体を通して、少しでも邪悪さの片鱗を感じたことがあるか?
いいえ、ひとかけらも感じたことはありません、主よ。全然ありません。
よろしい。
それはどういうことでしょう、主よ?
ヴァスーラ、あなたはこれまでどのように感じてきただろうか?
(イエスは私の先の質問を無視されました。)甘やかされているように感じていました。あまりにもたくさん愛され、抱き締められ、ゆるされて。
続けなさい。
あなたの愛で高揚し、平和で満たされ、すばらしい気持ちになりました。あなたと共にいるとき以上に、また、あなたが愛をもってもう一度道を示してくださったとき以上に、幸せを感じたことはありません。あなたは私に神の愛、聖性、謙遜を教えてくださいました。
そうだ、分かるか、ヴァスーラ、そこには政治的動乱のかけらもない。全くない。
(イエスは「全くない」ことを示すか、あるいは強調されるような手振りをなさいました。)
それこそが私であり、私は全くの愛である、そしてこれこそが私の真の、ただし本当に真の弟子たちに、なってもらいたいものだ。
──聞きなさい、私は教会である。決してこれを忘れないように。私の平和を受けなさい、ヴァスーラ。
あなたを愚かなほどに愛しています。今はもうご存じですね、イエス様。
愛する者よ、私の心は愛の炎であなたを飲み込むであろう。あなたを私の心の中にとどめさせてもらいたい。
(前に見た幻(ビジョン)のことを思い浮かべました。)
五本の光線は、私の五つの傷口から出ている。
そして、一本の光線の上にあったろうそくは?
明かりをともしてもらいたい。
十字架の道行きで?
そうだ。
そして、あなたを見ました。
そう、私は茨の冠をかぶっていた。覚えているか?
はい、覚えています。でも最後の光景は何だったのでしょうか?
私の油注ぎである。
その時、私はどうして押されてひれ伏した状態になっていたのでしょう?
ひれ伏すべきだったからだ。
そして主よ、聖杯は?
あなたたち自身を清めるため、そして私の聖体を尊ぶためだ。
ありがとうございます、主よ。
ヴァスーラ、私の体の奥深くで、私の心に槍の先が突き刺さっている、それはいつもそこにある。この槍が取り除かれることを願っている。平和、一致、そして愛を達成して、私の体の栄光をたたえなさい。
愛する神よ、そのすべてが、私にはあまりにも漠然としています。お言葉の意味が分かりません。
私の頭に突き刺さっている茨を取り除きなさい。ヴァスーラ、私のためにそうしてくれるか。私はいつもあなたの目の前にいる、私の体を癒やしなさい、痛みを和らげてくれるように。五つの傷は大きく開いている、見えるか? 私を愛し、私を飾り、美しく飾り付けなさい、自分の命以上に私を愛していた初代キリスト者たちのことを、彼らに思い出させなさい。
主よ、私にはあなたのメッセージをコピーして、人々に配る以上のことは何もできません!
あなたはそれよりもっと多くのことを行うだろう。あなたを導いている者が誰であるかを決して忘れないように。
はい、主よ。あなたに頼っています。