荒れ野

1987年11月22日 ノート18

ヴァスーラ、風が吹いている、それは日ごとに強くなっている。荒れ野と化してしまった私の被造物たちの上に吹き、砂ぼこりを巻き上げながら、わずかに残されている肥沃な土地にどんどん迫っている。荒れ野は既にベールのように広がって、肥沃な土地の一部を覆ってしまった、小さな子よ、急がなければ、荒れ野しか残らないであろう。

主よ、学ぶのが遅い私にどうか忍耐してください。

花よ、あなたの戸口の外に、私がどれほど長くいたか覚えているか? この長い年月を忍耐強く待っていたのではないか?

イエス様、どうしてこの長い年月、あなたの御声が聞こえなかったのでしょう?

この世に惑わされていたからだ、あなたは最初から私の者だった、ところがこの世に惑わされ、この世の者だと信じ込まされていた。サタンはそれほど人を欺き、惑わす。今日のサタンのわざとは、自分は存在しないと被造物に信じ込ませることである。そのようにして、サタンは警戒されないまま働き、被造物たちは小羊のように、わなに掛かっておおかみの餌食となる。これが今の時代のサタンの策略である。