日: 1988年6月4日

私の奥義は変更すべきでない 反逆の種

1988年6月4日 in ノート25

主よ?

私である。決してあなたを失望させない。教会の中にある混乱についてさらに教えよう。私の声を聞くように努力しなさい、そして聖なるロザリオを祈って私を喜ばせなさい。奥義を感じ、あなたの聖なる母の目を通してそれらを見るように。あなたの時代は、この奥義を理性で片づけようとする。娘よ、彼らは未だに分からずにいるが、私は子どものように、純心で、幼子の-ような-信仰を持つことを望んでいる。私の教会には、富と栄光のうちに、多くの魂、全ての民を養う奥義を豊かに与えてきたが、あなたたちの多くはそれらの神秘を受け入れない。今日の私の民は謙遜、素朴さに欠けている。純粋な信仰はなく、あなたのこの時代は、すべてを理性で片づけようとしている、私の奥義でさえも1!! 彼らの神、私の覆いを取り除くことができるなどと、どうして彼らは信じられるのだろうか? 私の奥義を理性で説明しようとして。この者たちは、娘よ、種蒔きと烏のたとえ話で教えようとした「烏」のことだ(ノート24、1988年5月16日)。信仰を失ったこれらの烏は、人間の知性に合う独自の理論を打ち立て、メディアの気に入ろうとする。しかし、実は私に対する信仰を失っている。私の奥義は、純粋さを保ったまま、変えてはならない。これらの「烏」は、私の教会に誤りを持ち込み、真理とみことば、たとえ話による豊かな収穫を腐敗させた。みことばと私の奥義は最終的であって、変更すべきではない

教会は今日、暗闇と混沌の中にあり、これが私の聖所に侵入した異端であり、多くの司祭たちをびゅうに導いている。聖霊は諸教会に呼びかけ、語っている:偽りに反論し誤りを正し従順を命じなさい、しかしすべてを忍耐と、教える目的で行うように2、その時が来た。健全な教えに満足するかわりに、人びとは最新の、目新しいものに貪欲となり、自身の好みに合う教師の一団を周囲に集め、真理に耳を傾けるかわりに、神話3のほうを向く。教えてほしい、ヴァスーラ、聖書は切り離し、ばらばらにすることができようか?

いいえ、主よ、そんなことは不可能です。

私の体も同じことだ。私の体も切り離すことができない、それなのに、彼らはそれを引き裂いてしまった……反逆が私の教会の最も奥深い中心に侵入していった。まず数人の司祭たち、司教と枢機卿が、サタンに吹き込まれた反抗心が心に染み込んで、視力を奪われ、サタンの翼に覆われて罠にはまった。今や彼らの間にあるこの反逆は、私の聖心を引き裂いている。初めにサタンから反逆の種を吸収したこの聖職者たちは、これを育て、悪の企てをたくらみ、陰謀をめぐらし、反逆を引き起こし、ペトロの後継者、私の選んだ、小羊たちの-ペトロとは反対の主張をした。この反逆の種は今や完全に育ち、彼らは公に反逆を宣言する力を得て、私の教会に毒矢を投げ、再び分裂させようとしている……彼らは私を裏切った

(*4)

……ゲツセマネでユダがしたと同じように、この愛に-満ちた-心を裏切った……鞭打たせに、私を引いて行く……今鞭打っている、ああ、ヴァスーラ、なんと苦しいか……

*4 イエスは「裏切った」と言われたとき、大変苦渋をこめてそうおっしゃいました。

ああ、主よ、何ということ! (内的に、わが主が、鞭打たれているのが見えたのです、柱にしばられて、お体を引き裂く一撃ごとに体は打ち震え、あえぎながら、息が切れ、そのお体は一つの大きな傷そのものでした)ああ、主よ、いつ止めるのでしょう。

彼らは止めるつもりがない。虚栄と不従順に酔いしれ、私の敵にだけは忠実に従い、残酷に鞭打つ! 私の礎を台無しにし、羊たちを散らし、ペトロの足を踏みにじって端に追いやり、沈黙させようとして……カインが私のアベルを理解したことはなかった。ああ、アベル……見捨てはしない、あなたの神はそばにいる。あなたの神は天使の軍団を引き連れ、あなたを護り、あなたの敵でもある私の敵を屈伏させに来る。私は天使たちを準備させている、そしてカインがあなたを打つことはない。カインは彼の神である私に手を挙げねばならなくなる。主である私は彼を驚かせよう。私の教会は、私の聖心と聖なる御母の汚れなき御心によって一致する。私たちの心が互いに一致しているように、私の教会も一致し、教会は一つとなる。