沈黙のうちに私を礼拝し、私の婚姻の歌を聞きなさい

1989年9月28日 ノート36

わが主よ、あなたの考えを把握するのは、それほどやさしくはありません。御目に喜ばれる者となりたいのですが、ときどき私から身を隠されている感じがします。私の罪がそうさせるのでしょうか?

ヴァスーラ、あなたに対する愛は決して尽きない、もっと祈りなさい、与えた祈りもときどき祈ることを忘れないでほしい、あなたのために選んだ詩編を祈りなさい1。ときどき、そしての望む時に用いさせてほしい、私が自由に、あなたに君臨するのを許しなさい。だから怖れないように、今や私にすっかり頼っていなさい。ほかの誰でもなく、私とともにいるようにと、あなたを高めた、近づくすべての敵を常に退けよう、私から気を外らさせ、あなたを混乱させるのを、決して放ってはおかない。あなたはもう私のものであり、永久にそうなろう、私のもとに来て、沈黙のうちに礼拝しなさい。もはやすっかり頼っていなさい、それは私を歓ばせる、教えた通りに倚りかかっていなさい。沈黙のうちに黙想し、私に飢え渇くように。そうしてほしい! 私を熱望し、たえずあなたの神、私を渇き求めるように。いつまでもどうしてと不思議がらないように、私は主の中の主だろう? 私のわざを決して疑ってはならない、あなたの能力を知っている。だから限りなく私を愛しなさい、ほかの人のために喜んで自分を犠牲にし、私への忠実に留まりなさい。あなたの上には私の霊があり、常に道を案内しよう。話しかけなさい、どうして私を無視するのか? 私の現存よりもあなたの心配のほうが大切か? 私に倚りかかっていなさい、倚りかかるようにと肩を、何百万回も差し出している。来なさい、顔を上げて歓びで輝いているのが見たい、何を与えたかを見てほしい!ひまわりのように、私のほうに顔を向け、私の光のあとを追いなさい、あなたからは顔を隠していない! 花よ! 頭をうなだれてばかりいないで、私のほうを見上げるなら、心配事はなくなる。信頼していなさい、すべてを献げるように、助けてあげよう。来なさい、このすべての犠牲は、無駄にはならない。あなたのイエスが愛している2、……何か今私に話すことがないか?

はい、主よ、あります。あなたのことを絶え間なく、昼夜となく想っているとお伝えしたいのです。夜の間中ずっとあなたを黙想しています。一日を終えた時あなたを想い、あなたを想いながら一日を始めます。魂はあなたにすがりついているのです。

では歓びなさい! 心も魂も歓びなさい! あなたが何も持たずに貧しい中を、王が訪れ、王は自らの愛と平和で、裸の身のあなたを覆い、優しく、非常に尊い宝石で、厳かに飾った。頭には私の茨の冠をのせ、あなたを飾っただろう? 私の釘を渡しただろう? 婚姻の床として私の十字架を分かち合っているではないか? 私の美しさをあなたに顕しただろう? あなたを私の伴侶とした。話しなさい、娘よ!

わが主よ、何を申し上げようと十分ではありません! 私のみじめさをあわれんで下さい、あなたの愛に信頼します! 喜んでもっと犠牲をお献げしましょう。

では耳を開いて私の婚姻の歌を聞きなさい、あなたが何で出来た者かを知っている:塵と灰よ、頭を上げて、その暗やみから出て来なさい、私を見るように……私はあなたを甦らせた者、魂をおだやかな静けさの中に保つ者、腕に抱いて魂を護っている、私のもとにまで引き上げようと、すべてを与えた。私は無限の慈しみを示し、私の好意を示して、私の杯から飲むのを許した。そうだろう? 私を喜ばせようと努めなさい、娘よ、私の道を探し求めなさい、私の道は聖、だから何でもないことに不平を言わないように気をつけなさい。いつもそばにいて、道を案内して来た、常に単純な心で私のもとに来なさい。私のヴァスーラ、あなたの地上の日々は過ぎ去る影、消えてなくなる見かけだけの移り変わりでしかない。地上のものは何も残らない。ならば私の教えを守り、掟に従いなさい。最も貴重な宝石をあなたに預けた、それを護り、抱きしめ、しっかりと掴んでいるように。私の平和と愛の十字架は魂にとって甘美な苦悩となる。私の十字架を分かち合いたいという思いは、私と同様あなたのうちにも熱烈に燃え上がろう、私の十字架に対する渇きは、私と同じように大きくなろう。今はもう私が愛をどう現すかを悟ったようだ。そう、あなたが苦しむのを許している。魂よ! あなたの不毛を、溢れる泉とした、私に対する冷淡さを優しさに変えた、無関心を、私の十字架への情熱に、無気力を、あなたの故郷と御父に対するノスタルジアに変えた、魂よ、歓びなさい! 王はあなたの亡骸を包む布をほどき、ラザロを復活させたように、あなたを甦らせた:あなたを所有するために。

ああ、イエス、あなたは本当に選り好みなさらないお方ですね!

私があなたを選んだ、一緒に天の王国を嗣ぎ、それを分かち合ってもらいたい。私のするわざはどれも私の栄光のため、見なさい! あなたはもう自由になった、私の鳩よ、私はあなたの主人、そしてあなたは私のもとにいつでもやって来て、聖心のうちに、いつでも憩いを見いだそう、私の聖心はあなたの巣、そして避難所、分かるだろう? あなたの主人が誰であり、何を求めているかを見分けるように訓練した。あなたの主人、そして王は、これからは愛をあなたに求める、来なさい、私の愛を返しなさい。鏡のように私の愛を反射させなさい。私を愛してほしいがために、愛によってあなたを創造した、決して何があろうとこのことを忘れないように。

  1. 詩編86。
  2. 一瞬の沈黙がありました。