彼らの都市は空虚さに満ちている 私がまだしていなかったことで、あなたたち皆のために何ができただろうか? 私の日には島々が震える
1992年1月20日 in ノート57
(スイスの祈りの集いのために)
あなたたちが愛をもって私に近づいたなら、これほど長く沈黙してはいなかった1。
彼らの間に平和も愛もないまま、どうして私を愛していると言い張れるだろうか? 蝕む病のように 罪が彼らを蝕んでいる。私の壮大な意思も光輝も理解されてはいない。私は涙して彼らの荒れ地を潤し、慰めを与えに訪れた、だが私にそれを返してくれたか? 今や彼らの町2は、空のまま、瓦礫と化している。
飢饉に見舞われた荒地のように。みことばが耳に届いていながら、彼らには聞こえなかった。彼らを自由にするため、私の平和と健全な教えを、英知ご自身が与え、こうして彼らを解放しようと、恵みの玉座が近づいた、ところが、それを信仰と愛によって分かち合おうとしなかった。光のうちにいると言いながら兄弟を憎む者は誰であろうと、私を憎んでいる、私のメッセージを通してまず要望したのは
愛、平和、一致
そして兄弟どうしの和解。今はこうとだけ言っておく。
裁きの日が訪れる前に自分自身を糾明しなさい、もう時間がない。祈りのうちにあらゆる悪を遠ざけるように。決して批判し合ったり、互いを裁いたりしないように。私を愛すると心に決めなさい。私に思いを据えなさい。清めの時が迫っているので、目覚めていなさい、こうして私の愛の霊に満たされていなさい、自らの罪で窒息してしまわないように。
ヴァスーラ、警戒していなさい。多くの人は私の声が聞こえると主張しては企てを立てるが それらは私からではない。立てている企ては、私に霊感を得たものではない。覚えておくように、私には相談していない者たちが近づいてこよう。私の口からでない預言を、彼らはまくしたてる。あなたはすでにそれを見聞きしている。次にはどんなことが起こるとか、彼らは月ごとに発表する。目につこうが放っておきなさい、こわがらないように。私があなたを覆う、私の子よ
(しばらくして)
イエス、聖なるみ顔の微笑みをくださいますように、そうするなら私たちは生き返ります。火となって襲いかかる分裂に、巻き込まれてしまったのです。あなただけが不思議を行えますので、どうぞ私たちを一致させてください、人びとも自分たちの愚かさを捨て去りますように。あなたは復活祭を同じ日取りにして私たちを一致させ、こうして和解をもたらすご計画です。主の神的な助けを呼び求めます。
私の子よ、歓びのうちに私の十字架を担ってほしい、御父をその寛大さゆえに讃えなさい。聞くように。悪人どもは私の一致の計画をつぶしたいと願うであろうが、それは身の破滅を招く。私は平和を、全世界に及ぶ平和を提言したが、ほとんどおしなべて戦争に組した。御父の手が振り上げられたなら、どうやって彼らを弁護できよう? 今彼らがひろげている網は自らをその中に捕らえよう、私にできることで、あなた方皆にしなかったことが何かあろうか? 皆の
私のヴァスーラ、あなたを縛っているあらゆるものを打ち砕こうと手を上げるごと、魂は火がついたように跳ね上がろう、だが怖れないように、恐怖のあまり逃げ去らないように、こうした欠点をすべて、魂から根こそぎにするのを許しなさい。あなたのうちに私は嵐のように押し入り、心に決めたことを行う、—これが私たちの完全な一致への準備となろう
あなたを私の網、—そして的にするとはじめの頃述べた、しかし後者の意味を当時あなたは理解していなかった。この全き一致へと準備させるには、あなたを清め、魂を飾る必要がある。私は弓を引き、あなたを矢を射る的としなければならない、ああ、あなたのためには何でもしよう! そう、それには傷や苦悩が伴う、しかしそうではなっても聖なる者と争い、遠ざけてしまわないように。私の霊があなたのうちにひろがって行き、その神聖な火が、ごうごうと魂の中で燃えさかるように。私の神聖な火のなすがままにあなたは形造られていこう。それゆえ金づちのようにあなたの不完全さを打ち砕き、私が訪れても、嘆かないように、あなたの聖なる者に、何をしているのですか? とは尋ねないように。私は奥の部屋、私の住まいのほうに向かって進んでいる、そしてひっきりなしに置かれるどんな障害も、前に進むのを止められはしない、嵐の勢いですべてを突破し、これらのライバルを呑みこんでしまう。
ああ、主よ、おだやかに進んで下さい!
あなたを完全に清めたい、それゆえ、私の手を抑えないでほしい、あなたは本当に大切な者、私のいたわりに包まれているように、何も拒まないでほしい、魂よ。あなたを素直な道具に仕立てたい。私の現存はうちなる火、うちなる矢のように感じられようが、恐れないように、あなたを傷めない、私のライバルを打ち砕くだけで、あなたの中で戦っているにすぎない。あなたが華奢な者だと、十分に考慮もしよう。私はあなたを形造り、私のこだまとなるこの使命を授けた、そこであなたの王が治めるのを許しなさい、至高なる主に君臨させなさい。私の目をのがれるものはなく、どんな小さな汚点も見逃さないで捕らえ、私の清さのうちに滅ぼそう、こうして私の光はあなたのうちで輝きつづけ、私の霊は川となって、あなたの霊のうちに流れこむ、そこでたゆまず私の聖なる顔を追い求めなさい、そうするならあなたの上に『私はある』が微笑みかけているのを悟ろう。
あなたに平安。聞いてほしい、娘よ。周りを見回したか? 何が見えたか?
一致が達成される前の、激変を、そしてさらに大きな分裂が私たちの間で起ころうとしているのが見えます。一致を求める戦いの終わりも、無神論の終焉も見えてはきません。
あなたの時代を仲介する、私の魂が見てきたものは、激変、分裂や無神論どころではない。言っておく、私自身の家で、多くが謀反を計画し、まさにこの時刻にも陰謀の声が聞こえてくる、しかし間もなく、私の日が訪れたなら、島々は打ち震え、この時代が嘆こうと、私は耳をかさず、その日、天の門は閉じている。そして地表は暴かれ、悲嘆に打ち伏し、未亡人のように呻きの声を上げよう。鐘と響くであろうその哀れな嘆きの声は、すでに私の心をしめつけ、胸を塞ぐ、時代よ。実に、私が喜んで人類を卑しめ、打撃を与えるはずはなく、あなたの憂き目を傍観するつもりも、全く、ない。今や再び、しかもかつてなかったほどに、私の魂が、あなた方の上に注がれる、はじめは弱々しい炎も、燃えさかる火となって皆を一新しよう。それから、征服した町に凱旋する人のように、主である私は、私の栄光をもってあなたを虜にする、こうして教会は生き返る、やがて義は勝利しよう。
そしてあなたは、娘よ、私に代わって叫ぶのを怖れてはならない。人を、特に妨害する者たちを怖れないように、幸せでいなさい、娘よ、私はこうした人たちの心の奥底を見通せる、そして私の嫉妬深い耳にはすべてが聞こえてくる。彼らは何でも知っていると自分では思っているが、何も分かっていない。娘よ、あなたのか弱さを考慮して下さるようにと御父に祈った。ヴァスーラ、御父を理解するように努力しなさい。確かにあなたは弱々しいが、私のうちにしっかり根づいた、ときどきその身に激しい嵐が見舞おうと、ゆるがないように。あなたは御父の跡継ぎ、だからこそ御父はその嫉妬深い愛と寛大なみこころゆえこうした妨害を許されている。御父は、魂を、苦しみを通して完徳へと導かれ、魂を鍛える一環として苦しみがあるとは聞いていよう? そこで忍耐しなさい、娘よ、そして無駄な恐れや不平を抱かず、寛大であってほしい、労苦はしても疲れてしまわないように、私の残してきた永遠に及ぶ血塗られた足跡に従って来なさい、これを辿るなら私の王国に入って来よう。御父は無慈悲な方ではなく、非常に優しくあなたを扱われる、それを分かってほしい。英知が、あなたを愛している。それゆえ、娘よ、十戒をまもり、福音的な生き方をして、私をあなたの聖なる仲間としなさい、そして私を代表する司祭たちのためにも祈ってほしい。