ギリシャの司祭たちへのメッセージ
1992年2月18日 ノート58
主よ、私の目をあなたからそらさないようにしてください、
私が再び棄教に陥らないように。
あなたの足台のそばで礼拝させてください。
ああ、主よ、今すぐあなたの御力を、皆に示してください。
私たちの罪を吹き払う嵐を、皆の間に起こしてください。
私たちを生き返らせる清めの火(聖霊)を送ってください。
闇の中、この危険に満ちた砂漠を乗り越えるのは困難です。
マラナタ! 来てください!
平和を、愛する者よ、おびえてはいけない。
私は意を決した。地上を私の清めの火で襲う、そして私の計画を予見されたよりも早く実行に移そう。待つ時間はもうすぐ終わる。あなたについては、私の子よ、愚にもつかない行為におびえてはいけない。私の方に目を向け、私に寄りかかりなさい、私はあなたの力である。
──見よ! あなたの司祭たち1のために祈りなさい、彼らが私に顔を向け、私から、機知、平和と、愛を引き出すように。彼らの多くが腐敗している、しかも急速に。花咲こうとしている私の花々2を台無しにしようとする者たちのために祈りなさい。あなたの司祭たち3の間に、まだ生きている者がわずかながらいるのは、私が流した涙のおかげだと彼らに伝えなさい。彼らの信仰を私の涙でうるおし、この残りの者たちが生きつづけるよう、苦悶のうちに涙している。私の教会は朽ちた木のように粉々に崩れている、だが、彼らから聞こえてくるのはこのような声だけだ。
「旱魃だろうか?」
彼らは敬虔さを軽蔑し、私の聖霊の業を厳しく告発し、非難するために口を開くのを許す! 闇に用いた時間が、礼拝の時間を無に帰してしまった。さらに悪いことに、厚かましくも、教会の遺産を見せびらかすために独占してしまった。
私、彼らの主は、彼らの前に立って尋ねよう。「私の教会の最も小さい部分を通して、私の子どもたちに今日与えている慰めを、なぜあざけるのか?」
──諸天は間もなく消え去る、だがあなたはいまだに目覚めず、深い眠りに陥っている。私は盗人のように、いつ来るかを告げることなしに訪れよう4。
私は目に涙を浮かべて、今尋ねている、教えてほしい。私の群れはどうなったのか? 私の緑の牧場はどこにあるのか? 私の息子や娘たちが、なぜ捕らわれの身になってしまったのか? 今日の若者たちはどこへ行ってしまったのか? あなたに与えた香りが、悪臭に変わってしまったのはなぜか? ──私はあなたのために涙している──その高慢すぎるあなたの態度に涙している…… 私の教会はあなたの高慢すぎる態度のために、ぽっかりと口を開いた墓のようになってしまった。だがあなたも征服されるだろう。私の火がいまや迫っている。あなたをその栄光の座から引きおろす…… そして「何が起こったのか?」とあなたが尋ねるとき、私はこう答えよう。「私の王国はあなたから取り上げられ、今度はふさわしい実をもたらす民に与えられた5」と。いのちを与えるのは霊である、あなたたちは私の聖霊を十分敬意を払ってきたか? それではどうして聖霊を迫害し、怒らせているのか?
私の言っていることを自分でよく判断してみなさい。あなたの若者たちが母なる教会を離れ、二流の哲学を追うのはなぜか? あなたは私の聖霊をしばしばよく思い出し、伝えられた伝統を立派に守っている。しかし、愛なしに語り、自分の熱心さに目がくらんでいる! その熱意のあまり、私の神秘に対する洞察を見失っている! 読まなかったか。「恵みによって選ばれた者が残っています。恵みによるのであるとすれば、行いによるのではありません。もし、そうであれば、恵みはもはや恵みではなくなります!」6。私は皆を愛している、しかし苦しんでもいる、あなたが聖霊の賜物に異を唱えているために。あなたは人間の権威に異を唱えているのではない、神である私に対してそうしているのだ。
最後に一つ、思い出してもらいたい。いつの日か、あなたが私と対面する時、あなたにまかせた魂たちの面倒をどうみたかを報告してもらう。あなたたちは今日も、私を偽り者にしている、それはみことばを思い出させるお方、
私の聖霊
について皆にした私の証しを、今や信じていないがゆえ。心を洗い清めなさい、そうするならあなたの上に天が輝きでる。私は上からあなたを見守ってきた、伝統の町よ、初代教会の掟を正確に守っているあなたを、しかし今日は虚飾に目眩み、私の掟のより重要なことがら— あわれみ! 愛! 謙遜! そして
赦しの精神
をほとんどかえりみないでいる……私の悲しみは深く、より大きな霊の賜物をあなたが探し求める日を、うちで呻きつつ待っている。霊的なことがらが霊感なく説教されるのを、私は見あきた。その深さと、今日私の霊の与えているより重要なことがらを理解したなら、霊の賜物も受け入れたであろうに、しかしあなたは自分自身を誇りに感じ、それはたえず私を傷つける、何千もの魂たちを、あなたにあずけた、彼らを教え、そっと助けをかし、私の心に引き入れるために、そして私のいたわり、私の愛と彼らへの私の大いなる渇きを思い出させるようにと、しかしあなたは未熟な判断を彼らに下し、負いきれない荷を負わせながら、あなた自身それを持ち上げようと指一本上げない! 私は日々に躓きの石だったが、今日の私の聖霊は、多くの聖職者たちにとってもまた、
— 躓きの石 —
となっている。
──主の目は、言っておくが、正しく徳ある者たちだけに向けられているのではない、私の目はみじめな者、ふさわしくないとあなた方の呼ぶ者たちにも注がれている。天の星は間もなく地に落ち、天の力が揺さぶられよう、それでもなおあなた方は気づかないでいよう。この地表はもうすぐ消えてなくなり、新しい天と新しい地が訪れる、それでもなおあなた方は私の聖霊から逃げていよう、だが、今日にも自らの身を低くし、心から自分たちを罪人、ふさわしくない者と認めるなら、あなたの国たみの上に漂っている無気力の霊を取り除こう! あなた方は自分たちを金持ちだと言っている、ではその富を見せなさい。「飢饉」という言葉しかあなたの国からひびいてこない。「飢饉」という言葉が、体中に書かれている。豊かだと言うなら、栄えあるあなたの牧場はどこか? 腐敗しかけた死体に、私はどうしてつまづくのか? あなたの弁明が聞こえてこないのはなぜか?
──私の聖霊は今や、その限りない慈悲ゆえに降(くだ)ってこられ、皆を養い、私の天来のマンナであなたの霊を満たして下さる。私は牧者として、迷子の羊を探しに訪れ、永遠の愛をこめて傷あとを介抱し、弱い者疲れた者たち、そしてあなたがもはや牧していない者たちを支える。私の子どもたちを、私は慰めよう。そこでこの慈悲の日々に、私の行く手を遮ったり妨害はしないでほしい。私の霊についてあなたが教えていることを、自ら否定しないように。私の日が訪れる前にこのすべてを述べた。「神よ、ここです! 悔い改めに来ました! あなたの恵みの霊を辱めるのはやめます、でないと、厳しく罰せられるのが分かっていますから。」という声は聞こえてこようか。私が語っているのは、あなたを救うためであり
深く愛しているがゆえに、あなたを咎めている。
ヴァスーラ、あなたの司祭たちが、本当の謙遜を私から学ぶように祈りなさい。