受刑者たちへのメッセージ

1992年5月6日 (ノート59)

「彼は棚をめぐらして逃げ道をふさぎ、
重い鎖で私を縛りつける1。」
ところが、あなたは思いやり深く、
彼らの部屋までやって来られ、牧してくださいます。

(世界中のすべての受刑者たちへのメッセージ)

あなたに平和。私は主、あなたの贖い主である。驚かないように、あなたたちに話しかけているのは、一人ひとりの心に住まう私の聖霊である。

あなたへの愛は推し量れないほど、天国に入るまでは、十分理解できないであろう、私がこの暗闇の時代に、天の玉座からはるばる降って来たのは、何が起きており、私が何をしているかを、あなたたちにも理解させるためだ。私は約束を果たすと保証するために来ている。小さな子どもたちよ、あなたたち皆への私の愛と忠実さを保証するために訪れた。私の再臨は間近に迫っている。

はっきり言っておく、私の言葉を守る人は、誰も死を見ないであろう。そして躊躇している者よ、これ以上は疑わずに、信じなさい。──聖書の教えが理解できなかったとしても、心配しなくてよい、今日やって来て、心と心を向き合わせ、私に打ち明けなさい。子どもの嘆きを聞いて、心のひだを痛めずにいる父親がいるだろうか? 私は永遠の父、永遠の愛をもって愛する者、自分の所有地を分かち合い 嗣ぐようにと招く父親のように、私も、私の王国を嗣ぐようにと、あなたに呼びかけている。

ああ……これらの私の言葉が、あなたの心に刻まれ、それを受け入れてくれるなら……まこと小さな子どもたちよ、私がこう言うのを聞いたであろう。私は行くが、実は間もなく、あなたと一緒になる。まことに言っておくが、間もなく私は、あなたと一緒になる。

父の家には部屋が多くあると言ってきた。あなたたち一人ひとりのための部屋がある。この部屋に入り、魂に平安と安息を与えなさい、私と和解し、この部屋に入りなさい。

サタンは今日、その憎しみのすべてを地上に嘔吐している。怒りにまかせて国々を引き裂き、打ち倒す。サタンは破壊し、次々に災難をもたらすが、大いなる力によって、壊したもののすべてを私の手で建て直そう。あなたへの愛の賛歌の中に書き記したすべては、私の言葉を思い出させるものに過ぎない。あなたの記憶を呼び覚まし、私の心を手に持って、愛が欠けているゆえに私は渇いていると言うために。私は誰も恨んではいない。あなたたちは皆私の種であり、私はあなたたちの永遠の父であり、伴侶である。

あなたたちの心の中をよく知っている、だが、私はあなたたちの行いを非難しに来たのではない。今日ここにいるのは、どれほどの思いやりといたわりが与えられているかを示すため。私の心の中にはいまだに槍の刃が残っている、そして茨の冠が私の心を囲んでいる、天の柱はこの光景に打ち震え、天使たちは皆、苦悶のために顔を覆い隠す。まさに月が光を失った。あなたたちの神は、人間の邪悪さと悪意のために、一時間ごとに十字架につけられている。私はあなたたちを贖うために、自らの血によって一つの道を示した、たとえあなたがこの正しい道から足を踏み外したとしても、言っておく。私は今、あなたのところへはるばるやって来た、あなたの手を取って、この正しい道にあなたたちの足取りを引き戻すために。あなたの意志を献げなさい。自分自身を明け渡し、あなたが私の道を塞いで築いてしまった塀、私とあなたが出逢うのを妨げているその塀を、私が打ち壊すのを許してほしい。

私の小さな友人たちよ、あなたの聖なる者には、言いたいことがまだたくさんあるが、今は負担が大き過ぎるだろう。ただ一つだけ付け加えておこう。あなたのもとに、その小さな部屋まで、私がはるばる降って来たとすれば、それはただあなたへの愛が大きいからである。

私を呼びなさい、聞いている。額に愛のため息を残して、あなたを祝福する。

  1. (哀歌3・7)