私の聖霊の七つの賜物

1995年12月1日 ノート81

聖なる御名を崇めます、
あなたの栄光を前に、いまだ畏怖する思いで、
上より聖霊が招き、教えておられます、
あなたへの畏れ1とは、私の神よ、英知ご自身のたまわる宝。

そして2そのときに、私の支配があなたの内で始まり、次に私の聡明の霊が訪れる。三たび聖なる、父の神聖を確信できるよう、私の霊は、賢者やあなた方の哲学者たちが愚かで馬鹿げたと呼ぶものを霊に悟らせあなたの基を、真理の上に打ち立てて下さる。こころの目には光を注いで、私たちの神秘なる神聖に、十分分け入るよう、限りなく豊かな、識別の霊を与えて。あなたの思いは、私の聖霊のしるしを封印され、人の思いを超えるものごと、目に見え耳に聞いたことないものごとを、そのとき目の当たりにしよう。そしてあなたの霊が理解するには入っていきようもなく、手に届かなく思えた一切が、私たちの神聖な光をおびて、理解される。そして私は、私の聡明の霊をともなって、あなたの思いを私の独り子、イエズス・キリストの思いに似たものとする。そのとき、真理に満たされて、あなたの霊は、キリスト自らの十全さに達し、地上でキリストの体をなす、教会が、全被造界を満たしているのがわかろう。ああ、あなたに授けない賢慮があろうか?

真理にとどまることを、目標としなさい。そのためには聖なる三位一体に、もっぱら霊を潜心させるように。私の賢慮の霊は、聖人のように生きる手助けをしよう、祝福された三たび聖なる、私の法に従う生き方だけが、あなたの歓びとなって。そしてあなたの霊が、私のもとに走ってくる、子どものような、純真さをまとい、やがては不信を全く抱かない、心-と-心の会話ができる霊となるような判断を与えて下さり私はこうして、私の似姿を反射する子どもたちの一人に、あなたも、数えよう。あなたの目に宿る光はそのとき、私の独り子、イエス・キリストの光となって、聖人たちの間に席を当てがわれる。

単純な心で私と出逢いなさい、そして心には、聖性、高潔と愛を課すように。あなたの神なる私に渇くなら、その愛が、私に届く妨げを打ち砕く。そのとき目の前には、魂の恋い焦がれる者が姿を現そう、それは世界のあらゆる富や、あなた自身のいのちよりも大切な者、祝別され、ただ一人万物を支配する者、独特であって、三位一体ながら、その本質は一致のうちに唯一なる者、抵抗しがたく栄光に満ち、比類ない者、このお方が、自らの王国にあなたを招き入れる。

真理から逸れないためには、賢慮の霊を願いなさい、道中は出逢う誘惑に抵抗できるよう剛毅の霊から力を受けるとこことに決めなさい。そして私の不朽の光を受ける障害となる何であれ、勇敢にしっかりと戦って乗り越えなさい。剛毅の霊には、勇士の心を願い求め、信仰と義の戦いを、戦い抜くように、そして私の大天使聖ミカエルとラファエル、力に卓越して雄々しく、人間のあらゆる品行の側面を、私の聖霊の光によって見護る、義の勇士なる、彼らの、かの霊的戦いにも加わるように。口を開いて、願い求めなさい! 永遠に生き永らえる宇宙万物の造り主が、このように言う:口を開きなさい、願い求めるなら聞き届けよう。訪れの日が迫っている。身を低くし、威厳と熱意を持って十字架を担う力と強さを剛毅の霊に願い求めなさい、そうするなら耐え忍んだ痛みと寛大さによって、私の独り子イエス・キリストの勝利をともにしよう。

安心して私たち聖なる三位一体を訪れ、知識の霊を願い求めなさい、あなたの神なる私を所有する知識、私の天使たちのような足取りで、私に近づく知識、こういった知識を求めて。あなたの土地が炎に包まれているとしたら、それは私が誰であるかの知識がほとんどないため。そう、悪徳は、火のように燃えさかるもの。来なさい! くり返し同じ誤りをとめどなく犯し、裸となって見るも哀れな者たちよ、私のもとに来て、知識の霊を、たった一言でも、願い求めなさい、すぐに遣わそう、そのあかつきには、あなたが生まれるや、どう存在しなくなったかを、示す……

そして存在していたかに見えても、はるか以前に死に絶えその死臭は私の鼻先まで達したと。あなた自身を知り、私の呼びかけをどう聞き分けるかは、私の霊が教える。そして聞き分けときは、あなたのうちに光が射して、三位の神なる、私を啓示する、栄光に包まれ、人に愛され、比類ない、義に満ちた、聖なる者を。

孝愛の霊を願い求める人が、これほど少ないのはどうしてか? 傲慢な心が、引き止めているのか? あなたの動きと、三たび聖なる私の霊のうちに造られたものすべての動きを理解しようとしたことがあるか? 私の孝愛の霊を探し求めるなら、新たな仕方で私に仕える自由を得、居座って私との間に溝をつくらせた倦怠の霊を、あなたはうち棄てる。どうして孝愛の霊を願おうとしないのか、この霊は、あらゆる聖なるものごとへの知識を教え、神を敬う心がいかに、素直さ、謙遜と、自己放棄に秀でているかを教えよう。願いなさい! 願い求めるなら私の霊を送り、上から下ってあなたの上にとどまらせる、それからのあなたは私の目には悦び、私の独り子の目に燃え立つ炎、周囲の星明かりとなろう、そのあまりに暗い周囲のすっかり堕落した社会を、あなたの輝きで魅了し、私のもとに引き寄せる。あなたは光り輝いて私の独り子、イエス・キリストの似姿を、まばゆく写し出そう。そして本質は一致し、唯一でありながら、三位の神なる、私にあなたが仕える中、その手には数えきれない富をあふれさせ、私の魂を悦ばそう。

その後は、あなたのうちに畏敬の霊がおかれ、私の気を害うのを案じるようになる。私の知恵の実を、霊は味わい、その後、私のもとに来るたびごと、来ては私の荘厳さを前に、あなたは畏怖して、膝をつく。私への畏れは本当に、知恵の冠。私への畏れはいのちの木にとって、根の部分。来て、私の霊を吸い込むように、来て、私の霊のうちに動きなさい。そうするならあなたも、また、私を所有できるよう、心のもっとも深い部分に、私自身の深淵を現わす、聖霊の七つの賜の神秘に分け入るようにと、天より霊が皆を招いている。来て、祝福を受けなさい。来なさい、魂に光があるように。見えないものごとは永遠に永らえる。来て、目には見えないものを、聖霊から受け取りなさい、こうしてともに生き、私たちと一致するように。

イクトゥス

  1. 「その上に主の霊がとどまる。……畏れ敬う霊」(イザヤ書11・2)
  2. 永遠の御父が話されます。