ノート66のメッセージ

反逆と伝統

1993年5月27日 ノート66

あなたに平和。私はアルファでありオメガ。あなたに求める鮮明さで、私のメッセージが宣言できるよう、私のうちに留まっていなさい。みことばがひろまり、皆がその呼びかけを聞いて、いかに愛されているかを理解するように。私の五つの傷が大きく開いていることを皆に知らせなさい。人間は私を裏切り、鞭打つ無限の能力を有している。心の痛みと悲しみのうちに、私自身の家で見ているすべてをあなたに伝えなければならない:今日裏切り者はすでにこの体を踏みにじり、永遠の生けにえを完全に廃止しようと願っている。その一人は私の屋根の下に住んでいて、私を裏切っている。平和を宣言するが、悪しか企まない。香を炊くが、力増すためにサタンを呼び出している。

ああ主よ! このようなことが起きているとはほとんど信じられません……

しかしそれは起きている、あなたは分かっていないようだ。彼はその手下と一緒になって私の玉座に身を置き、預言者の衣を着て、世界を支配する構えでいる、そして、ああ! 私の羊飼いの本当に多くは、その偽りの教えと誤謬に惑わされている。正しい道を外れ、さまよい、与えた聖なる掟を放棄して、私からのではない伝統に従おうとしている。この偽りの教師、偽預言者たちについて、私は警告を与えてきた。終わりの日に、私の神殿の中心にはバビロンが打ち立てられ、聖所を盗人の巣窟、悪魔たちの溜まり場に変えてしまうとあなたたちに警告した! ああ、娘よ! そこはあらゆる卑しい霊が住み支配する、秘密結社の支部と化してしまう。

私のこだまとしてあなたを選んだ、行って聞いたことを宣言しなさい。すでに預言されている棄教のもとに皆が生きていることを、知らせなさい。羊飼いたちに、目を開いて、私の苦しみの声を聞くように伝えなさい、まもなく毒を食べ、飲まされるだろうから。あなたの共同体を集め、徹夜の祈りと断食に準備させなさい。サタンはすべての人を試練にかけるつもりだ。あなたたち皆を散らし、分裂させにやって来る。聖所にある玉座に近づき、私の血を売り、永遠の秘跡を退けるつもりで1

私の者たち、相続者、あなたたちに向かって叫ぶ:祭壇の司祭、奉仕者たち、毎日私を聖変化で挙げている者たち、決して私を手放し、売り渡さないように2

天使たちの嘆き声がすでに聞こえ、来るべきことに対して天は恐れおののいている、悪魔たちでさえあっけにとられて青ざめた顔だ、礼拝されている何ものよりもはるかに偉大だと自負する敵は、まもなく私の神殿の玉座に自分を据える。私が選んだ者3、反逆が爆発して起こるのを抑さえている者を捕らえようと、輪縄を手にして彼のほうに向かっている。彼は分別があり勇敢だ、そのいのちは生けにえとして注ぎ出されている4

変わることない伝統のメッセージをしっかりと把握している彼を、私は祝福する、しかし私の血を売り渡す者たちの口から、偽りの教えを説きひろめ、あなたたち皆を破滅させようとするサタンは、彼を沈黙させたがっている。今は、被造物の破減という卑しい目的を掲げる、サタンの時。叫びなさい、娘よ、国から国へと荒廃させてゆく、その日は近い、私の心は打ちひしがれている。愛は死を恐れなかった、あなたたち友人、羊飼いたちも恐れないでほしい、私について来なさい。あなたたちの務めは死にいたるまで、みことばと教会を護ることです。

こう言わないように、「まず行って仲間に挨拶させてほしい」と。私は言う:「ひとたび羊飼いの杖を握ったなら、振り返る者は誰も私また私の王国にふさわしくない」カルワリオまでずっと血塗られた私の足跡をたどりなさい。娘よ、祝された者よ、あなたの慰め主は、あなたが主を慰め、手を使わせてくれたことを喜んでいる。ああ、ヴァシリキ5、この血の涙は、罪と邪悪のために毎日流されている6

時代よ! ああ時代よ! あなたの神をどうして見捨てたか?

(ここで、キリストは私のほうを向いて仰しゃいました)

私の天使、私に形造られた者よ、今手を放し、私を傷つけないでほしい。あなたに石を投げ、あるいは泥の中を引きずり、拳

を上げて悪さをする者もあろう、しかし彼らを恐れてはならない。侮辱を次々と積み重ね、災難を次々と負わせると、あなたは言う。私は言っておく、あなたのために褒美を次々と、ここ天国に積み重ねているだけだと。そして私からはあなたの額に祝福を次々と贈っている、だから恐れずに私のメッセージを宣言しなさい、証言しなさい、私の天使、あなたの受ける傷によって、多くの魂を裁かないでおく。私の友人の家であなたが受ける傷に対し、十分な報いを与えよう。あなたを私の受難の生け贄として選んだ、一致を据える祭壇として、そう、これ以上のことを求め得ようか? まだ与えていない何かが、他にあろうか? あなたには英知が与えられ、世間の鞭を耐えるために、私の霊が共にある、そして、ああ、私に飢え渇き、恋い焦がれるという、掛け替えのない賜を与えた、そこで、ともに歩み、彼らの忘れ去った神は彼らを忘れたことがないと伝えるために、あなたを用いて国から国へと遣わすことを許してもらいたい。主の心は慈悲

であると、皆に思い出させなさい。そう、私の心は優しく、偉ぶらないことを知らせなさい。私の名はイエス。ic

あなたたちの心はまだ私たちから遠く離れています

1993年4月26日 ノート66

聖母が話されます。

愛する子どもたちよ、あなたたちの心はまだ私たち1から遠く離れています。メッセージに言いあらわされている事柄や言葉の意味をまだ理解していないからです。平和、愛と一致の意味がまだ分かっていません。もし把握していたなら、あなたたちの国ぐには今日炎に包まれてはいないでしょう。私たちのメッセージを理解していたなら、イエスの次のお言葉が分かって実行していたでしょう。「あなたたちの間で大いなる者となりたいなら、僕となり、あなたたちの間で第一となりたいなら、奴隷とならなければならない」。ちょうどイエスが仕えられるためでなく、仕え、ご自分のいのちを多くの人のあがないとして与えるために来られたように、天の王国はすべての人のためだと分かってください。それで皆の目に見え、皆がそこに入れるとは限りません。そこであなたたちでなくほかの人びとに与えられても驚かないように。

神は今や皆のもとに来ておられますが、あなたたちの多くはそれを信じようとしません。それゆえ皆の間には平和がないのです。始めに来た者たちと同様、後から来た者たちも神は自由に選んでその栄光で富ませてくださいます。好きなようになさる権利を神はお持ちでしょう? イエスは言われました、風はどこへでも好きなほうに吹いていくと。心の平和を祈りなさい。地上で過ごす最後の日かのように生きなさい。

私の出現が終わってからも大艱難の日々に、私たちの教えやメッセージを、思い起こせるように世話します。もうあまり長くは出現していないでしょう、神の卓越した現存の栄光が突如としてあなたたちの間に来られるからです。

そのために皆は唯一の同じ囲い、イエス・キリストの囲いとその神秘に招かれています。神の栄光は予想より早くあなたたち皆に現されるでしょう。

分かろうとしてください、私たちの愛は地上の一人ひとりに注がれているのです、そこできつい言葉を互いに交わさないように、愛する子どもたちよ、あなたが裁く人びとに神は裁きを返されますでしょうから。火の洗礼の訪れですが、燃えさかる火のうちに主は来られます。そして地上から悪徳をうち滅ぼし腐敗の中に沈むこの世の悪をすべて根こそぎ焼き尽くされますでしょう。

これからも神の国を示し、私たちのメッセージは回心を促すものだと世界中に行って宣言しなさい。私、聖母が、あなたを祝福します。

教会は生き返ります

1993年4月23日 ノート66

聖母より

あなたを祝福します、私の子よ。クリストス・アネスティ!

アリトス・アネスティ1!!

教会は生き返ります! 勇気を! サタンは通り道に障害物を置くこともあるでしょう、けれど私がそばにいて、取り除きます。神について行くと決心したなら、すべてを置いてつき従うべきです。行うすべては無駄になりません。ヴァスーラ、行く手には洗礼が待っていますが、何と大きな洗礼でしょう! イエスは地上に火の洗礼を授けられます。その時まで、私はくり返し出現するでしょう。そこで今は悔い改めの時、今は和解の時です。言っておきます、愛する子どもたち、今日神があなたたちに求めておられるのは、生き方を変え、聖なる生活を送るという犠牲です。神はどの魂にも悔い改めを求めておられます。あまりに自分が悲惨で、神にはゆるしていただけない、もう至高者の思いやりはいただけないと言ってはなりません。神はあなたたちすべてのもとに来られます、最もみじめな者のもとにも。神に立ち帰りなさい、神も戻ってこられます。来て、そのみ心をあなたの住まいとなさい、神もあなたの心をご自分の住まいとなさいますから。神の国を見るには熱心な祈りが必要だと、皆が知るように。ご自分が地上を治める時が迫っています。思い起こすように、あなたが心を入れかえるのを、神は望んでおられるのです。罪を認めるのを恐れないように。ゆるしの秘跡を生活の中で生かしてください。私の子どもたち、皆を祝福します。

裏切りと不信が教会をますます覆っている

1993年4月20日 ノート66

ヴァスーラ、私の子よ、私はヤハウェ……愛している、娘よ。私の誉れとなるように、これからも海外へと送る。私に愛され、護られ、道を案内されていると感じてほしい。聞きなさい、時間は私にとって何物でもなく、意味がない。そこで私と顔を会わせる準備が出来ているように1

私の心のうちには大きな悲しみがある、裏切りと不信が教会をますます覆っているからだ。私の子の代理者と食事を共にする者たちの間から、このような言葉が聞こえてくる、「何て退屈な人か!」と。しかし、以前にも言ったように、彼らはあなたの時代のカイン、私の十戒について述べた中で話している者たち。香を手にして私を探し求めているふりをするが、その霊は私の霊を探してはいない。言っておく、彼らは私の名を聖としていない、そう、そうだ、私の大いなる愛を認識しなかった。私を日ごとにあなどり、霊的でないその会話によって私を挑発し、私の代弁者たちをあざ笑い、私の憤りを増幅する。ああ! 彼らが玉座から降りて来て悔い改めないなら、永遠の漆黒の闇に向かう流れ星のように、舞いながら落ちて行くであろう! あなたも一緒に、私の日の訪れを前にして彼らのために祈りなさい……娘よ、祝福を与える。望む時に呼びかけなさい、決して失望はさせない……

alpha-omega