守護の天使との遭遇(4)
私の天使とサタンとの戦い
昼間の拷問だけでは不十分だとばかりに、サタンは夜にもやって来ました。私を眠らせてくれないのです。うとうとしかける度に、私を窒息させようとしました。
するとある日、まるで何も起きなかったかのように、全てが止みました。サタンは攻撃を放棄し、平和な数日間を過ごしました。この経験によって私はすっかり弱ってしまいましたが、これまで以上に、私の天使に頼るようになっていました。
私にとって守護の天使が全てとなりはじめ、天使は私の生活の全てを満たしてくれました。いわば、天使に必死にしがみついていたのです。私たちの守護の天使がどのように私たちを守り、愛し、世話をし、保護し、私たちのために叫び、祈り、私たちと一緒に苦しみ、私たちと全てを分かち合ってくれるかを悟りました。天使は喜びも悲しみも分かち合ってくれるのです。
恐ろしいことに、悪魔は、神が私に対して何を準備されているかを察して戻ってきました。
初めは、悪魔は確かに私をだますことに成功し、彼が神について言ったことを私は信じました。悪魔が私の無知に乗じて、誤った神のイメージを吹き込んだからです。神は恐ろしい審判者であられ、被造物に対して不寛容で、私たちの
私はもう誰が誰なのか、識別できないようになってしまいました。それが天使なのか、天使を装う悪魔なのか。相談する人もおらず、助言を求める相手もいません。完全に一人ぼっちだったのです。心配をかけたくなかったので、夫にはこのことは話しませんでした。サタンはいまや優勢と見て、さらにきつく締めつけ始めました。邪悪なしるしを見せて私を混乱させるのです。さらに悪いことに、守護の天使が私を守ることがますます困難になるように、日を追うごとにさらに多くの悪魔を連れて来て、私を侵略しようとしたのです。
ある時、神は悪魔が命令するのを立ち聞きできるようにしてくださいました。悪魔は手下の堕天使たちに、「私を攻撃して麻痺させろ」と命令していました。この堕天使たちは私をとり囲み、あざけり、嘘をつき、あらゆる侮蔑的な名前で私を呼びました。「ピア」(徳が高い)というあだ名を私に付けたこともあります。ただし、嘲笑するためにです。このすべてが起こるのを神はお許しでした。なぜなら、これも私の霊魂を清めるための一つの方法だったからです。