祝福
2002年1月18日 in ノート109
私の主よ?
私である。あなたに平和。
私はさまざまな方法で、私の全能を現わしてきた。この長い間、私の光も慈悲も拒んだことはない。あなたに求めるのは、私の妹よ、愛だけ。愛には愛を、心には心を。私のモットーとして、これを与えよう。
──これからも一致の小道を精進し、私の口づけがあなたを新たに生き返らせるように。一切の不安や心配から解放され、百合のように、私の野原で咲くことを忘れないように。
──私と分かち合っている一致の小道を進み、私の栄光のために、その小道が今やいっそうひろがっていくように。
──父親のような私の口づけに心を慰められ、私の家への熱意で霊が満たされるように。
──あなたの肢体のどの部分も、私の心のうちに心地よく憩い、強さ、不屈の精神、安寧という内的悦びが得られるように。
──あなたの労働が実り豊かで、私の名によって行う活動が、いのちの源より油注がれたものであるように。
──悲嘆にくれた心にあなたが慰めとなり、疲れ果てた人々に同じように、善良で優しくあるように。
──これからも私を、この世に存在する誰よりも、また何よりも、大切なものとしてほしい、この自己放棄の行為によって、私に人の悪意を見逃させ、この者たちも回心できるように1。
──健全な判断を欠き、あなたを情け容赦なく非難し、与えた私の賜を中傷して、虚栄と傲慢のうちに統治する迫害者たちには、自らの頭上にその罪が降ってくるように。
──私があなたのうちに増し加わるように、そうするなら友人たちはあなたを見て、代わりに私を見いだし、それがあなたを愛する真実の理由となっていく。
──私の聖なる意思をあなたのうちに保ち、それに依り頼んで自らの意思を放棄し、私の意思に従う限り、私はこれからもいっそう、自らをあなたに与えていく。
──神の甘美な源の方を選び、この世に執着させる一切から身を引いたあなたは、祝福されるように。
──あなたの魂が今やいっそう、私の家の栄光にたいする熱意に動かされ、愛の絆で私の家を霊的な一致へと引き寄せるように、そうするなら私の家の上に、神なる私の肖りがより鮮明に刻印され、私の光がふたたびその中に射し込もう。
──あなたが、一致の全きイコンとなり、私のうちなる真のいのちを生きるようにと、誰をも慈悲深く引き寄せるように。この偉大な愛の行為は私の頭に、一致という荘厳な冠を与えてくれる。
──人からのどんな横暴な行為や憎しみも、私たち2 より降る祝福に置きかえられるように。こうした不逞の輩を私は、裁きの日に問いただすだろう。
──心臓のどの筋繊維も私のために生き、私のために働く熱意をあなたに与えるように、こうしてあなたも報酬を求めない奴隷のように、決して報酬を求めず、天の王国のために心と魂を捧げ尽くすことになる。
聞くように、この高貴なわざのためだけに、あなたを創造し、地上に置いた。私の骨からの骨、肉からの肉よ、私との一致にとどまり、一つの霊となっていなさい、そして私の王宮への自由な出入りを確保するように着せたすべての衣装を、黙想しなさい。それは実に、途方もない神秘であり、私の被造物のほとんどの者にとって、あらゆる人間的知識や理解をこえるもの。しかし天の主なる私は、あなたの上に目を据えその手に私の手を置いていた、共に金の薔薇を刺繍し、それにいのち与え、甘美な薫りをひろめて、教会だけでなく、全宇宙をも香らせるようにと。
与えたこの神の恵みに助けられなかったなら、あなたは乞食のままでいた。しかし今は、神の恵みによって、あなたを、すっかり私の心のうちに引きこもらせた! こうして私たちと結び合わせた後、高貴な者にして。あなたは、私たちの崇高な光に満たされ、照らされた、私たちは笏を挙げ、あなたの上に私たちの名を記して、私の家に仕えさせ、私たちの愛の讃歌を全世界に向かってうたわせた。
──あなたの舌が、多忙な書記の筆のように喜んで弁舌をふるい、決して証しするのに疲れてしまわないように、たとえ炎の渦中にいたとしても。
私、イエスが、あなたを祝福する。ic