ロザリオの力──神は普通とは違った方法で私たちの祈りを聞かれる

「神のうちの真のいのち」マガジン31号、2016年3月刊行の記事より

ことの起こりは2015年6月のことでした。ミネソタ在住のジョン・キャンベル氏は、ナイジェリアの男性から、ロザリオや十字架、聖像を送ってほしいという手書きの手紙を受け取りました。ナイジェリアに知り合いはいなかったので、キャンベル氏は困惑し、どうすればよいかジョン・アバートン神父に相談しました。そして、今のところは何もしないでおこうという助言を得ました。

ナイジェリアの人々がどうやって自分の連絡先を知ったのかといぶかしんでいたキャンベル氏は、2000年に発行された「神のうちの真のいのち」のメッセージの古い小冊子、『私の聖心はあなたの天国である My Sacred Heart is your Heaven』の中に、連絡先として自分の住所が記載されていたことを発見しました。一方キャンベル氏は、バチカンのウェブサイトで、聖堂でイエスからのメッセージを受け取ったナイジェリアのオリバー・ダシェ・ドエメ司教に関する記事を読んでいました。

 
イエスは司教に、キリスト者たちを救うためにロザリオを祈るように伝えたのです1。ドエメ司教はちょうど、2015年10月のローマでの「神のうちの真のいのち」の巡礼にも参加しており、そこでその体験について詳しく話しました。

キャンベル氏はこれらの出来事から洞察を得て、近所のメアリー・マザー教会に所属する友人に連絡を取り、ロザリオをたくさん集めてもらうように頼みました。最終的に、ミネアポリスのカズンズ司教から、1400本のロザリオがドエメ司教に寄贈されました。ドエメ司教は2015年、8月15日の聖母被昇天祭にこれを信徒たちに配りました。こうして、最初のナイジェリア人男性の願いは聞き遂げられることになったのです。

  1. 訳注:イスラム過激派であるボコ・ハラムは、ナイジェリアのキリスト者たちを襲撃し、虐殺、誘拐などのテロを繰り返していました。ボコ・ハラムが迫っていることを察知したドエメ司教が聖堂で、24時間顕示されていた聖体の前で、信徒たちを守ってくださるように祈っていると、イエスが出現されました。イエスは剣を持っておられ、それを司教に渡しました。するとその剣がロザリオに変わったのです。そして声が聞こえました。「ボコ・ハラムは去る! ボコ・ハラムは去る! ボコ・ハラムは去る!」そこで司教は全信徒にロザリオを祈るように求めた結果、ボコ・ハラムは撤退していきました。