ヨキエル神父様の講話[4]

ヨキエル神父様の講話[4]

2017.3.28 於上石神井イエズス会修道院

四旬節は改心、悔い改めをする時です。神様は「愛と正義と平和」を望まれています。私たち はこのために祈るように呼ばれています。ゆるしの秘跡について、以前に告解したことでも、 聖霊に教えられ、照らされると、その罪がどれほどひどいものであったかわかるようになり ます。神の目で罪を見ることができるようになると、神のあわれみの大きさがわかるように なります。神は私たちが大罪を犯しても改心するよう望んでいます。

ある考えは、潜在意識から、神から、天使から、そして悪魔から来ます。悪魔は大変巧妙なので、気を付けないといけません。私たちは生ぬるい、怠け者です。一番大切なこと、「心をつくして神を愛し、隣人を自分のように愛する」ことができるように、祈りましょう。神は私たちが神を信じ、愛し、神と親しくなることを望まれています。すべての人にそうな って欲しいのです。神に感謝しないことも、大きな罪です。

深く祈るように、深く感謝するように、真剣に何をしなければならないでしょうか? 十字架の前で、三段階に祈ることをお勧めします。「自分の罪を理解しますように。深い改心が出来ますように。無秩序、メチャクチャを直せますように。神を第一とし、世俗的なことから離れられますように。聖人になれますように。」1.聖母マリアに頼みましょう。(アヴェ・マリアの祈り等) 2.イエス様に頼みましょう。(アニマ・クリスティの祈りなど) 3.御父に頼みましょう。(イエス様とマリア様と共に)

神様は私たちから完全な愛、親しい愛が欲しいです。間違った謙遜でなく、大きな愛で応えましょう。何をしたら良いですか? 1.祈り 2.断食(節制) 3.貧しい人を助ける(施し)。 イエスのみ心の中には沢山の宝があります。「あわれみ」と「親しみ」。心から「主よ愛しています」と毎日言いましょう。神様は何年間も待っています。根気よく待っています。 時々、私たちに気づいて欲しいと叩きます。その時、「忙しい」と言って断らないで下さい。 断るなら、神様を傷つけます。今も私たちの罪で、私たちの冷たさで神様を傷つけます。

「愛の言葉」「愛の考え」「愛の行い」によって、神様の傷を癒すことが出来ます。神様は皆が、死ぬ前にイエス様と一致して欲しいと望んでいます。心の清い人は神を見るのです。私たちは仕事中でも、一秒も離れることなく、神と親しくなることを求めましょう。聖人のようになれるように、聖人になれるように望みましょう。求め、求め、求めましょう。祈りましょう。