ノート110のメッセージ

私の神学は真理と神の愛に基づいている

2004年4月9日 ノート110

聖金曜日

私のヴァスーラ、私はあなたの心の伴侶である。ほら? 私は輝く川のそばへと、私に伴われていない限り誰も足を踏み入れることが許されない栄光の小道へとあなたを連れてきている……私が永久にあなたと共にいることを知っているだろうか? 私のヴァスーラ、私の声を聞き、私を見るにふさわしいとされる者は誰もいない。それでも私は、私の意志と、私が『私である』という者であることを示すために、私の心をあなたにあらわにした。私はあなたの期待を裏切ったことはない、そして、あなたが自分の状態を自覚してくれていることをうれしく思う。そうでなければ、あなたは私の心を失っていただろう。私が望むものは愛だけだ。愛のための愛。私の魂に祝福された者よ、あなたへの私の霊的な贈り物は、あなたがいつでも私を呼ぶことができ、私はあなたに答えるということだ。私の言葉を表現するのにあなたでは不十分だと思うときでさえ、私はあなたのために話そう。

私のヴァスーラ、私は、最高の観想に到達するため、私に到達するために、ビザンチン講話の教えをあなたたちに伝えてきた……曖昧さや堅苦しい形式は私の教え方ではない、私の神学は真理と神の愛に基づいている──これが私の神学である。創造主はあなたの足元を見ておられる、そして恵みの状態で、あなたが私と共に歩むことを許す。

この崇高なしょうは、今は多くの者がその価値を認めないが、いつの日か宇宙を満たすだろうと彼らは固く信じている……さあ、ヴァスーラ、私が十字架上でどのようにあなたの代価を払ったか覚えているか? あなたを愚かなまでに愛している。永遠の昔から、あなたを生み出し、あなたの花婿である私と一緒に私の十字架を分かち合ってほしいと望んでいたあなたを。先のことを心配してはならない。私があなたたちを私のそばに置き、あなたたちの神である私と神聖な対話を交わしていることを喜びなさい。ic

私はビザンチン的な説教をした

2004年2月5日 ノート110

娘よ、私はこの世代に私の栄光を現すために、光の衣服であなたを包んだ。私は風をも使者として使い、燃え立つ炎をもしもべとして使うと読まなかったか? 私の王宮でわずか一日過ごすだけで、私の血がほんの数滴彼らの上に落ちるだけで、あるいは私のほんの一べつを受け、聖油による祝福を受けるだけで、彼らは覚悟ができ、岩ほどにも強くなって、出て行って世界に私の言葉を宣べ伝える。彼らの足を速めるために、天国の聖なる者の一団が彼らに付き添う。行くべき道を急ぐときには、私自らが彼らを導く。ああ、ヴァスーラ、私は復活であり生命である。書くという形であなたに与えたものはすべて、まばゆく輝く泉であり、体と頭、魂と心を清め、ヤニとすすを取り除く。私、キリストは、あなたの全存在を闇から光へと変容させる力を持っている。

この18年間、私は聖霊の力を通して、心の中であなたに話しかけてきた。神秘的啓示と教えを含んだ私のあわれみのしょうは、あなたのためであると同時に、この萎縮した時代のためでもある。それは父からの、私からの、そして聖霊からの贈り物だ。私たちは哲学者のようには話してこなかった、友人のように話してきた。このメッセージの中であなたに明かした宝、それは私自身である…… 私の娘よ、あなたへのこの呼びかけの最初に私は頼んだ、急いであなたの兄弟姉妹のところに走っていき、私の栄光とあわれみを現すこの神聖な宝を彼らと分かち合うようにと。誰であれ、どんな宗教に属していようと、あらゆる人々を呼び集め、眠りから目覚めさせるようにと頼んだ。ある人々は、あなたが見てきたように、大いなる熱意をもって私に応えてくれた。禁欲的な生活を実践しようとした者さえいる。しかし、他の人々は私を理解できず、理由もなく私を拒絶し、周囲の人々にまで影響を及ぼした。私のヴァスーラ、私はあなたにビザンチン的な説教もした。しかし、私を礼拝すると言い、自らを東方正教徒と称する者たちが、私の掌中に入って私を認めることを進んで自分から奪ってしまった。そして私の祝福や私の恵みを激しく拒絶した…… 彼らはすべてを知っていると主張するが、何も分かっていない……

私との出会いは、光を通して私自身を現しているとき、一つの驚異である。神に不可能なことは何もない。そこで、東の教会の兄弟であるあなた1に尋ねたい。

──私は、神として、私の神秘を望むままに人間に打ち明けてはいけないか? ──神はあなたの時代に、神聖な光の光線を通して自身を人間に現してはいけないか?

──あなたは真の宗教は正教に帰すると考えているようだが、そうだとすれば、これまで正教会が、聖神゜2の光を通して神が人間に教授する可能性を否定したことがあるか?

──教えてくれないか、わが友よ。あなたの言う神秘的な生き方の頂点とは何か? それは私、ハリストスとの親密で個人的な出会いではないのか?

──人間は自分の力で私の知恵3を悟ることができるか? いいや、もちろんできない。目に見えないものすべてを見えるようにし、明らかにする十字架の光を通さなければ、私の知恵を悟ることはできない。あなたたちをあがなうこの道具からの目を通してのみ、人はその意味のすべてを理解することができる。

──では、私を知り、理解するとは何か? また、神と人間との結びつきとは何か?

──私はハリストスとして、心から恵みを求めている人々に、私の恵みを豊かに授けてはいけないか?

──あなたは日々多くの仕事に追われている、しかし、あなたには私の心の中に避難してほしいと心から願っている、あなたの神である私のうちで休息しなさい……

──私は、神として、これほどまでに悪化しているあなたの時代に、私の悲嘆を人間に、また気に入った者に表して、私の心配事を分かち合ってはいけないか?

──思い違いをして「ただの人間が聖神゜の宝を手に入れることは不可能だ!」と言ってはならない。私を裁くとは、あなたは何者か? 私を挑発するとは、このちりに過ぎない者は何者か? 疑う余地なく、終わりには誰もが裁かれ、自分のしたことのすべて、しなかったことのすべてについて答えなければならない。

──あなたは私について綿密に調べ上げたようだが、これまでに一度でも私を味わったことがあるか? ダビデが味わったように4

──あなたが私を所有しているというのは本当か? しかし、あなたは私の語りかけを認めていない。

──こう言えるようになりなさい、「私は神を所有することを学んだ、私の父となられたお方が、ご自身について私に知らせてくださったのだ、それにもかかわらず、神はご自身の超越性を失われたことは一度もなかった! 万物を含有がんゆうされる神が、私をも所有してくださり、そして今、私が無であることによって、私のうちのすべてのものが、神の聖なるご意志に従うものとなるようにと命じられた……」。このように言ったなら、友よ、教えなさい、あなたのうちに私を発見するとはどのようなものか? 花婿のヴェールを持ち上げて私の神性を発見するとはどのようなものか? それから、私の聖神にその光をもってあなたの中に入り込むようにさせ、あなたの魂を大聖堂カテドラルへと変えるようにさせなさい!

──私が火をもって訪れなければ、人は地上にいる間に、言語に絶する最も純粋な徳である受苦不能性にまで到達することができるだろうか?

──もし実際に私がある町5を通り過ぎたのなら、気づかれぬまま見過ごされるだろうか? あるいは、私が通り過ぎたことによって、町全体が燃え上がらないだろうか?

──私は人に知らせることなく私の民を導き、啓示を与えることができると、以前に読まなかったか?

──花婿がこの時代にやって来て、神の心に燃える愛の炎に魂たちを近づけようとするのは悪か? また魂たちが私、彼らの神とともに統治することを可能とするために、彼らを私のうちに覆い隠そうとするのは悪か? 私はまことに尋ねる、あなたは聖書を使って何をしてきたのか? 聖書は私を映し出すものではないか? そうであるなら、聖書を知っていると言うあなたが、このわざにおける私を認めないとはどういうことか? それほどたやすく真理を否定するとはどういうことか?

──霊的に死んでいる魂が、生きることなしに聖書を理解し、それを実行に移すことができるだろうか? もし人が私の姿を映し出す聖書や私の言葉を理解したならば、「聖書と教会の教父たちの言葉があれば、私にはもう十分だ……」などと言ったりはしないだろう。

この恵みの時に、私は自身をあわれみとして示している。何か新しいもの、聖書や教会の伝統に反するものを付け加えようと訪れたのではない、新しい教会を立ち上げようと訪れたのでもない。私の被造物を新しくし、死んでいた種子を私のうちのいのちへとよみがえらせるために私はやって来た。私自身の血で買い取った私の教会を美しく飾り、豊かにし、神の光で満たすために来た。私は教会を一致させるためにあわれみを持ってやって来た。すべては私の王笏の下にあるということを知りなさい。

ic

この光の中に生きる者は光の一部となる

2003年12月15日 ノート110

いつでも自由に私のところに来なさい、愛する者よ。彼1は向こう見ずにも火をあおっている。ずっと無関心で見ていられただろうか? 彼のやり方は私に対する反逆である…… さあ、私に時間を与えなさい、娘よ、私の利益に気を配り、私に栄光を与えなさい。私を愛し、私の光の中に留まりなさい! 私たちはそばにいてあなたを聖化し、祝福する。私たちはそばにおり、共にいてあなたを導く。

私は光である、この光の中に生きる者は光の一部となる…… 私のうちにはわずかな闇の痕跡も無く、どんな影も無い。私の一部を形成している恵みもまた光である。誰かがしつこく私を傷つけ、その者に注がれる恵みが減っていくと、与えられる光も減り、次第に消失する…… しかし、人が私の恵みの中に留まるならば、私の光の中に留まることになり、この光はその人の霊的なものの実在性や豊かさへの知識を広げる。なぜなら、この光の中で強い変化が起こり、それがこの人を高みへと引き上げ、あなたの神である私の深部へと導き、魂を進歩させ、この人を活気づけ、まるで火の中で燃えさかる藁のように燃え立たせるからだ。このようなやり方で、私は人を聖性の高みにまで上昇させる。しかし、恵みから脱落する人びとは私の視界からもはずれてしまう、それは何という転落だろうか! 彼らは暗闇の奥底、闇のヴェールの中に落ちてしまう……

あなたたちは皆、私の光の一部をなし、一つの炎となる権利を与えられている。恵みが光と同じであるように、徳もまた光の中にあるからだ。私のうちに、私の光のうちに住まう人びとは、私との親密な関係を通して恵みと徳を獲得する。これら2はあなたを活気づけ、光とし、敬神へと成長させ、真に私に似たものとし、あなたを一人の神3へと変容させる。そして私の栄光を放つように、あなたの精神と魂と心を変容させる。あなたのうちに、高貴さそのもの4、私の王国、私の王座が存在するようになるからだ。あなたを見て誰もが私に気づくだろう、あなたではなく。私たちは完全に一つになるだろう。あなたが自己を消し去ることによって、私の光、私の恵み、私の徳が獲得され、あなたの中に流れ込み、魂がそのような段階にまで浸されると、あなたの精神は私の神性を知るようになる。以前に一度説明したとおり、花嫁は婚姻の寝所に足を踏み入れたとき、はじめて花婿のヴェールを持ち上げることを許され、ヴェールの後ろに隠されていた花婿の神性を発見する。それゆえ、私が恵みによってあなたの魂を私の光の深淵にまで引き寄せるとき、私の聖なる顔を見るためにあなたを謙らせたとき、その光景は畏るべきものとなるだろう。

恵みと私の光から脱落すると、そのような闇を魂の中に作り出し、善悪を識別する力を失わせる。そしてそれがさらに恵みに対する障害となり、導かれない限り5、この魂はずっと闇の中に留まり続けるだろう。恵みと光をもう一度取り戻すために、この魂は以後、絶え間なく戦い続けなければならない。困難な霊的上昇ではあるが、不可能ではない。ヴァスーラ、私の教会の利益のために、私とあなたで今後もこうして働いていこう。私の魂は、周囲にいるすべての人々6のために痛む。あなたの仕事を私と共にしよう。あなたが無であることを喜んでいる。覚えておきなさい。私は無限のあわれみの海である。「私はある」があなたと共にいる。ic

私の名のもとに調和をもって働きなさい

2003年10月30日 ノート110

「神のうちのまことのいのち」のローマでの集会のために

私の平和をあなたたち皆に与える。私の霊に祝された者たち、私の名のもとに調和をもって働きなさい。私はあなたたちの味方であり、あなたたちのそばにいる。あなたの働きに反対する人は誰であれ、私の計画に反対している。もう迷ってはならない、目を見開いて喜びなさい! あなたは私のうちに真に生きるように連れて来られたのだから、私の利益を追求しなければならない。私に頼りなさい、そうするなら私の光をあなたたちの間にあまねく送ろう。あなたの主である私にふさわしくありなさい。善い行いを決して止めないように。私を信頼しなさい、そうするならあなたは生きる。ひとつでありなさい。

イクトゥス

(しばらくして)

私、あなたをよみがえらせた主イエスは言う。

──あなたたちのどの働きも成果を生み、私の名のもとに行われた活動が実り多いものとなるように。

──自惚れて私の意志よりも高く立ち上がり、あなたを容赦なく非難する迫害者たちには、その頭上に自らの罪が降りかかるように。平和でいなさい。

私の-聖心の-ヴァスーラ、私はあなたと共にいる……ic

恐るべき神秘

2003年5月31日 ノート110

私のヴァスーラ、あなたの魂に平和。これから言う言葉を受け止め、心と精神に深く刻みなさい。私はここにいる1! 自分に目を向けなさい……書くように。

私の言葉を伝えてもらうためにあなたに語りかけた。それがあなたに命じたことだった。あの時、私はこの貴重な宝をあなたの手の中に置いた。私は統治する者、決定を下し忠告するのはこの私。それゆえ、どの被造物も私のところに来て、いつ私の土地を耕すべきかどうか命じることはできない。どの被造物も、私自身の手であなたたちを牧するべきかどうか、私に助言したり忠告するべきではない。あなたたちの誰一人として、私に指図してはならない。もし私が豊富な食物で私の司祭たちを新たにし、私の善いものでこの時代を満たして回復させる必要があると感じたなら、私は自由にそのようにする。死者からの忠告は必要ない。霊的でない者とは、私の霊を少しも受け入れない人であると書かれている。その者にとってはすべてが馬鹿げたことに見える。それはそのような者の理解を越えている、なぜなら、聖霊の助けによってのみ理解できるものだからだ。

あなたを訪れた日、私はあなたを罪から清めた。「私の日」の以前、私の園に目を向けると、荒れ地が見えた。あなたのことは何でも知っていた。あなたの行いをひとつ残らず丹念に調べ上げた、すべては私の書物に記録されている。あなたの日々は、最初の日が生じる以前ですら記録され、測られていた。私の現存の前に立っていたのは、果てしない荒れ地だった。私は言った。「燃えさかる炎をもって彼女を訪れよう。そして私の名を称えるように、石のように冷たいこの心を取り除き、代わりに肉の心を与えよう。それが済んだら、私の霊を伴って彼女に入り込もう、彼女は私のおんちょう2のもとに生きるようになる。この恩寵は彼女に剛毅、堅忍、忍耐の霊、私をおそれ敬い、私の愛の掟を遵守する霊を与える。知識の霊を授け、霊を識別するために魂の目を開く。それから、聖別した者たちを引きずり込む砂漠へと彼女を引きずっていき、完膚無きまでに打ち壊そう。そこでは、自分の犯した数々の罪と私に対して行った侮辱ゆえに、自分自身を嫌悪するよう、その悪行を記憶に呼び起こさせる。創造主であり父である私に無関心であったことを深く後悔させよう。私が彼女のありのままの姿を暴くその日、彼女はついに地面になぎ倒されるだろう」。そして私はあわれみ深く、大いなる優しさをもってあなたを引き上げ抱擁した。この驚くべき出来事を目撃した私の天使たちと聖人たちは言った。

「何という驚異! 天と地と存在するもの全ての主人であられるお方が、悲惨さを今征服された。つい最近まで荒廃していたこの乾いた土地は今や、主がその者の内にお休みになり、その内にご計画を立てられるのにふさわしいものとなった。主はおんあわれみのうちに、破壊されたものを再建し、植え直される。全能の神に栄光と賛美。おお、被造物よ、喜びなさい、私たちの主であられる王がお望みを語られ、ご自分の道具を通して、その高貴なテーマをあなたたちに語られるゆえに。このすべてはあなたたち皆に惜しみなく与えられる……」

私は救われ、私の人間性が神の現存のうちに再び輝きを取り戻したゆえに
神は祝されますように。
心から神に感謝します。
私の神を永遠に祝福します。
主の王宮を歩くことをお許しいただいたゆえに
私の口は絶え間なく主を賛美します……
あなたを観想するために祝福された者は
あなたの内にいてあなたを愛する以外
他のものに引きつけられたり、欲したりすることはありません。
ただ泉のほとりにいるだけでは
もはや私は満足できません。
泉の中へと引き寄せられて
あなたの水源に浸していただく時にだけ満たされるでしょう。

私は万能の妙薬、全宇宙の源、あらゆる世代にとって、私は永遠にいつまでも……

 恐るべき神秘である。

しかし私はあなたたちの父であり、あなたたちは私の骨の骨、肉の肉、あなたたちの内で私は喜ぶ……常に始まりを思い出し、私の教えをすべて安全に保たなければならない、あなたたちの神、私に関する知識を増すことができるように。このしょうによって、誰もが英知から学び、私の言葉を照らす聖霊の光のもとに聖書を理解することができるだろう、救いは私の子イエス・キリストへの信仰を通してのみ得られるからだ。そう、ヴァシリキ3、私がいかに砂漠を豊かな雨の地に、不毛の国々を湧き出る泉に変えるかを、ここであなたと他の皆に思い起こさせる。

私はあなたたちの心の泉、世代よ、危機の際にはどんな時でも、慰めと希望を与えようといつもそばにいる。自分たちのことを振り返ってみなさい、あなたたちの内に私が花咲くのを許してくれた者たちよ。覚えているか? かつてはあなたたちも、消えゆく暗闇の影のようだった。以前の態度のままでいたなら、あなたに私自身を顕すことはなかった。健全な感覚を持ち、私の現存に道を空けた者たち、真の自由を得るとは私の聖霊を受け入れることだと理解した者たちは祝されよ。私の業はすべてが崇高で威厳に満ちている。ああ、私の目は常に、私の言葉に含まれるすべてを黙想し、その意味を熟考する者たちの上に注がれている。彼らは幸福と自らの存在の意味を見出し、天国4をはるばる地上まで、心の中に引き寄せるだろう。それはこう書かれている。

「主をおそれる人は、これを行う。律法に精通している者は、知恵を悟る5」。そう! あなたも私の聖霊に出会うことができ、所有することができる。そして聖霊もあなたを純潔の花嫁のごとく迎え入れるだろう。そして共に婚礼の寝所で、あなたに神聖なる神の計画を言い渡す。あなたへのあふれんばかりの愛のうちに、理解のパンを食べるように、英知の水を飲むようにと差し出す。このようにして、聖霊はその不滅の光輝のうちにあなたを永遠の輝きで包むだろう。人類の恋人は、あなたたちがどのようにして神に仕え、三位一体の神を愛するかを示そう。私たちは神的な優しさであなたたちを満たし、抱擁のうちに、あなたたちを私たちに結びつける。明確さと精緻さをもって、あなたたちのために命の道を引き直そう。

来て、声を上げて感謝を献げなさい、集会で私を称え、いつでも私の指示を受けられるように準備しておきなさい。

はい、主よ! 何と申しましょう?
あなたの支配は、主よ、今や私の耳に心地よい賛歌であり
あなたの律法は愛の頌歌です。あなたが私を訪れてくださいましたから……

私の神と一致し会話をするのは
この世の楽しみをすべて合わせたものにも勝ります。

あなたの愛に満たされた私は
あなたの光を分かちあうことをお許しくださった聖なるみ名を称えます。

あなたが私に吹き込んで下さった一服の知識は
私の魂を圧倒します
あなたの掟は忠実さを要約したもの。

あなたは、あなたの中で液体のように溶けてしまいたいという
たった一つの望みに燃える炎で私を包まれました。
優しく語ろうと口を開かれるその時
あなたのみ言葉が明らかにされるにつれ
私の魂だけではなく
周り中に光を与えます。
忠実さこそがその核心だからです……

私はたびたび横たわったまま目を覚まし
夜通し自分自身に問いかけます。

──あなたの被造物の何と多くが、あなたを信じるのを止め、これほどまでの大棄教に陥ってしまったのでしょう?

──棄教者たちのおりなす光景には落胆させられます。彼らの多くがあなたに付きまとい、その神聖な愛を抑圧し、あなたを「ちゃちな虚像」と呼んでいます。

──彼らはそれぞれに異常な価値観を考え出し、恥知らずな言葉を世界中に宣言しています。あなたの掟に盾突き、弱く迷っている者たちに落とし穴をしかけ、地球全体を崩壊の危険にさらしているのです。

「けれども、神ご自身が彼らの家を善きもので満たされる6」。

──最初の頃、私はあなたの火で苦しまねばなりませんでした、私は砂漠の中で、そして他の多くの方法によって萎みました……。近頃、世界中で信仰が失われ、あなたのみことばが情け容赦なく何度も何度も十字架にかけられていることに、今もなお苦しみ悲しんでいます。

──彼らはあたかも宝物でも見つけたかのように、自分たちの不信仰さを誇らしげに晒しています。しかし実際には、彼らが見つけたものはヤニとすすで、その真っ黒な手で世界中を汚そうとしているのです。

──悪が至るところに広がってしまいました……そこであなたは大いなる慈しみによって、放蕩息子の一人を呼び出されました。彼らの一人を呼び出し、徹底的にふるいにかけると、出て行って悪と戦い、世界を覆うヤニを自身の素手できれいにするために、彼を預言の霊で聖別されました。

──取るに足りない、つまらない者かもしれませんが、聖霊の御力が彼の力です。ただ神に従い、御父のみ旨を行うよう心がけ、迫害する者たちには目もくれません。

──勇敢に戦い、教会を守るように任命された戦士として、彼は怖れずに出て行き、神は偉大な方、もっとも偉大な方と宣言し……神の御国を宣言します。

──悪が住まうようになってしまった人々の心を活気づけ、明るくし、腐敗を洗い流すために、あなたは彼にみことばをお与えになりました。しかし、彼が得るものは「無気力」、「拒絶」そして「荒廃」だけです。私は眠れず、自問自答します。

──「なぜ、ヤハウェはこれほど多くの被造物から御顔を覆い隠されるのでしょう?

──なぜ、この学者たちが御顔を拝見し観想することをお許しにならないのでしょう?

──なぜ彼らを黙らせないのでしょう?

ヤハウェはすべての魂の隠された秘密もじっと見つめておられることで知られています。彼らにも救いの望みはあるのでしょうか? それとも彼らは皆地獄の火で滅ぼされてしまうのでしょうか?

あなたの特別なお恵みによって、何とかして彼らもあなたと和平を築き、和解することはできないでしょうか? 彼らもいつか正気に戻り、あなたの言葉を生けるみことばとして喜んで受け入れるでしょうか?

このような棄教者が増え続けています、彼らは権力の座についているため何も恐れません。今日、もし彼らが公然とあなたを拒絶すると、私の神よ、彼らは自分に似た者たちから称賛を浴び、その地位も名声も高まるのです。

それなのに、あなたに従う者たちは公衆の面前で彼らにおとしめられ、あざ笑われます。まるでハエのように振り払われるのです。

彼らは自信と誇りをもって言います。

『あなたたちの主は何処だ? 主の栄光は何処にある? 偉大なる主の家は一体どうなっているのか? そもそも家なんてものはあったのか?』」

そこまでにしなさい、あなたの質問に答えよう! 確かにそうだ、私は不信仰を喜んではいない、しかしあなたの質問に答える前に、まずは私に質問させてほしい。

言ってごらん、太陽よりも輝くものは何か? 教えてほしい、議論が激するのを静めるものは何か? 口を慎むよう見張るのは誰か? 私がどのようにしてすべてを支配しているかわかるか? 人の善い所と悪い所がわかる者は誰かいるか? どうやって見分けるのか? 自分に問いかけ、答えてみなさい……

太陽より輝くものは聖霊です。聖霊がどの心も元気づけてくださいます……

そのとおり。最高権力の座にあって、最も公正、正義において他に勝り、迫害する者はいない。聖霊は棄教者を一人ひとり、無から生命へと導くことができる。他者の犠牲と償いの行いと、私の聖なる者たちが献げる祈りによって、聖霊は彼らを回復させることができる。分かるか、私のヴァスーラ、人間のあわれみには限界があり、私ほどに与えることはできない。しかし私のあわれみは命あるすべてのものに及ぶ。私は戒め、正し、教え、彼らを優しく群れへと連れ戻す。

議論が激するのを静めるのは、優しい言葉なのでしょうか?

そうだ。愛を込めて発せられた言葉は、状況全体を変えることができる。戦争すら止めることができる。氷を溶かし、嵐を静め、火を消すこともできる。聖書にはこう書かれている。「反抗する者を優しく教え導かねばなりません。神は彼らを悔い改めさせ、真理を認識させてくださるかもしれないのです。こうして彼らは、悪魔に生け捕りにされてその意のままになっていても、いつか目覚めてその罠から逃れるようになるでしょう7……」

それゆえ、親切な言葉は金一片にも勝る価値がある。

確か、あなたは私たちを調べるため、そばに守護の天使を置いてくださったように思います。言葉では言い表せない方法で私たちの懇願を表してくださる方を。

そう、私はあなたたちに聖霊の約束を与えたと書かれている。聖霊はあらゆる弱い者を助けるために来て、人間の擁護者として、人が負うべき義務を思い起こさせる。聖霊は御父である私にこう言って懇願する。「どうか彼を地獄への転落から解放してください、この者の命のために罪のあがな8を見つけましたから」。それゆえこの者は免れる、永遠の火に落ちることから免れるのだ。私は9その者が光に向かって人生を送ることを許す10。すると彼は私を称え、栄光を帰すようになるだろう。悔い改める者たちには戻ることを許す。まるで瞳孔を護るように、私は人間の寛大さを大切にする……

あなたの他の質問に対する答えですが、お父様、私には分かりません。あなたがどのようにして全てを支配しておられるのか、私にはわからないのです。永遠にわからないでしょう……

あなたが恵みによって洞察力を与えてくださらない限り、人間がどんな考えを持つのかさえわかりません。あなたがどのようにしてお知りになるのかもわかりません。あなたは恐るべき神秘、畏敬の念を抱かせるお方、この愛の讃歌の著者、啓示の創造者、地球全体を救う計画の立案者であられます。

私はみじめさのうちに、地上の人々に向かって叫びます、目をあなたに上げるようにと。あなたの救いの力を愛するすべての人々に、「神は偉大!」と言うことに絶えず心を向けるようにと。

あなたの愛のために傷を負った私は、あなたの意のままにお使いになるための補助役の奴隷であり続けます。全人類があなたの聖霊によって刷新されますよう、日夜願い、待ちわびています……

私はこの時代をあわれんできた、それがあなたを呼び、私の言葉を書き記せるように強めてきた理由だ。このようにして、誰もが私の言葉を読むことができ、私の言葉から恩恵を受けるだろう。私の父性あふれる愛、善性、全世界へのあわれみを公に宣言して欲しかった。そして真に悔い改める者に私がどれほどあわれみをかけるかを。さあ、次はあなたの質問に答えよう。

私は遍在する、そしてあなたが言うとおり、確かに私は恐るべき神秘である。しかしこの神秘を受け入れない者たちがいる。だが、存在するものすべての起源、知識の源である聖霊は、全人類に賜物を分け与えようとしている。言語を絶するその光を通して、彼ら11にしるしと教えを授けて。あなたたちが私の言葉を思い出すように。神である私は人間の最も深い部分を見ることができ、絶え間なく心を観察し、話を聞いていると書かれている。実に、私の霊は宇宙全体に満ちあふれ、万物をまとめている。人間が心に何を抱いているか知っている。覚えているか、私の光はあまりに純粋なため、地上、天国、全宇宙のすべてに充満し浸透している12…… 私はすべての人間を知っており、ひとことの不満のつぶやきですら聞き逃すことはない……

聖霊は恵みを通して信仰を与える者、被造物全体を統合する力。私の霊が人に降り、理解の光を与え、啓示によって隠された神秘を明らかにしない限り、人が自力で神に到達できると信じても空しい。また神秘なるもの、理解しがたいものを把握しようとしても無駄である。聖霊によらなければ、単なる臆測でしかない。周りの窮状を目の当たりにしてきただろう、人殺し、犯罪に手を染めた者たち13、浪費家たち、そのような者たちを。

あなたに答えよう。奴隷は、主に呼ばれた時に主の自由民となり、主に呼ばれた自由民はキリストの奴隷となる。しかし、今日私に反逆する者たちは、反乱のさ中に悪魔の奴隷となり、反逆の霊を持っているために、彼らの神である私に敵意を抱いている。あなたは尋ねる、「なぜ、ヤハウェはこれほど多くの人々から顔を覆い隠されるのか」と。私は常に罪から顔を覆い隠してきた。私は不純14で邪悪なものとは共に居合わせることができない。私に宣戦布告している学者たちに関してだが、それは、彼らが自分たちよりも上位に立つ者を容認しないからだ。彼らは高慢さで膨れ上がって言う。

「私は神の玉座に座している」。15

そして寝そべりながら、高潔な者が通りかかるのを待ち受け、こてんぱんに叩きのめし、自分たちの生き方に対立するものを踏みつぶす。あなたは尋ねた、私のヴァスーラ、こうした者たちにも救いはあるのかと。私は慈悲を示すことに喜びを感じる。犯した罪の数がどれほど多くても、恵みの方がはるかに大きい。私の誠実さを理解させ、彼らの罪をゆるすことができることを理解させることができる。私はこの世を公正に裁き、真の判決を国々に宣告すると書かれている。

ああ! あなたが思いやってくださる人間とは
いったい何でしょう?
その上、あなたは私たちを神に似たものとして創造されたのです。
すべての人間があなたを褒め称え
あなたの救いの手を喜びますように。

今日、私は慈悲という賜物をあなたたちに与えている。私の言葉を中傷するのはまったくあなたたちのためにならない、時代よ。私はあなたたちの日々におり、天から皆を見下ろしている。気づかなかったのか? あなたたちはまるで、水が漏れて空っぽの水槽のようになってしまった。多くが私を捨て、天はこの反逆にがくぜんとしている。あなたの誕生の時、私はその心を生ける水の泉で満たした。あなたたちの心を私の現存で満たした。今やあなたたちは、ひび割れた水槽のように干上がり、空っぽになってしまった。そこで私が介入せずにいられるだろうか? 私は、ヴァスーラ、私の被造物を刷新する。これはこの刷新の始まりなのだ。

これが墓群の間を行く私の通り道。この広大な墓地の中、私の行く道は、彼らの内に燃える私の愛の炎によって、この墓群を壮麗な大聖堂カテドラルへと変える! 彼らの内にある私の現存の輝きは荘厳なものとなるだろう。墓の中の虚無、墓穴の暗闇から、あなたたちの中を行く私の道は、太陽のようにまぶしく輝く。死の影と悪の闇は、私の輝かしい現存によって霞のように消え失せるだろう。私の呼びかけは数限りなく、あなたたちの時代の聖霊の恵みはこれまでにないほど明白だ。

人殺しどもは言いたいことを言い、好きなように主張するがいい。だが私は彼らの上を行き、彼らの発言と主張を越えていく。全人類の上に注がれる聖霊の恵みによって輝く使徒たちと聖人たちを立ち上げているからだ。彼らに情けも思いやりもかけない敵どもが発する強烈な不協和音にもかかわらず、私はこの者たちに堅忍の霊を与え、高い聖性に到達させるべく私自身が教えを授ける。あまりにも勇敢な霊のため、彼らが存在するだけで地獄の基盤が揺らぐほどだ。なぜなら、彼らは私の子イエス・キリストの荘厳な輝きを身にまとい、その言葉はもろの剣のようだからだ。彼らは誰の心をも明るく照らすだろう、善人も悪人も共に、人々の心を温め、散らばった死体のすべてを私の言葉で活気づけるために。彼らの手からは永遠の祝福が流れ出て、多くの人々を罪に縛り付け、囚われの身としてきたこの世の受難から解放するだろう。そして「神のうちのまことのいのち」の頌歌は私の集会で歌われる、子よ、すべての者を参与による神々へと変えるために。彼らは数えきれないほど多くの文章を読み上げる、なぜなら、私の言葉はあなたたちを無から神々16へと高める緻密な講義であり、あなたたちを修徳的な霊性と実践において高い段階へと導くものだからだ。どんな人間でも到達することができ、手に入れることができる超自然的な生き方へと。

主である私は、私の被造物を愛しており、滅びて欲しくはない!

私の心の絶え間ない喜び、私のヴァスーラ、あなたに託した使徒的働きゆえに、私の祝福の炎をもっと受けなさい。私の手を離さないように。心配はいらない! あなたの魂を新たにするために私の霊を授けた。愛があなたのそばにいる。

alpha-omega

(このメッセージは完結するまでに数ヶ月を要しました)