ノート111のメッセージ

彼らは見えない目で聖書を読む

2005年9月23日 ノート111

人間に対するあなたの愛は全く愚かなほどで、罪に汚れた私たちに対するあなたの深い慈悲は説明がつきません。あなたの善良さを完全に理解したと誰が言えるでしょうか? それはまるで、触れることのできない霧や光を手につかみたいと望むかのようです……

最初にあなたが私の魂に、私の本当の姿、重い皮膚病を患い、茂みに隠れる者だった姿を明らかにした時、あなたは私を非難せず、むしろ私の友情を懇願しておられました。あなたは私の悲惨さを正当化しようとしてこう言われました。

「側にいて教えてくれる人が誰もいなかったからか?」1

私のみじめさがあなたのあわれみを引き寄せたのです。貧しさにあえぎ、裸だった私の魂が、あなたの同情とゆるしを引きつけました。聖なる御方、救われたいという私の願いが、あなたの心を二つに引き裂き、あなたは言われました。

「私の花がこのような姿でいるのを見るのは耐えられない!」

あなたのあわれみ深い言葉が、朝露のように私の裸の魂の上に降り注ぎました。

「あなたもそう望むなら、あなたを悔い改めへと導き、私のうちの永遠の命へと導こう……」

これがあなたが私の耳元でささやかれた言葉です。こうしてすべてが始まりました……

そしてあなたは私の意志のために自分の意志を放棄し、これがあなたを救った……誰であっても、私にではなく世にいかりを下ろすなら、私を見つけることは永遠にできない……自分の意志と世の情念を放棄し、私を所有するようになりなさい。私を所有することによって、私たちは永遠に続く平和の同盟を結ぶ。私のヴァスーラ、私はあなたに現れ、あなたを癒やした。

王国へと導くサファイアの上を歩くことをあなたに許した。私の報復がこの世に下る前に、すべての人を私のもとに呼んでいる。その日々は近づいている、もはやこの棄教を容認する2ことはできないのだから。大地が揺れ動くとき、これはこの邪悪な世代に降りかかるものの始まりに過ぎないと知るように。あなたたちを復活させるために、私はこの広大な墓地に降り立ち、墓の間を歩いた。墓に開くように呼びかけると、開いた。──私の息子たちと娘たちをよみがえらせ、彼らを新たにしたのは、私の愛の賜物だった。彼らを復活させたいという願望に燃え上がり、この願望が私を墓の中へと投げ入れた。あなたたちが気づかないうちに、私は死者たちを墓から引き上げ、抱きしめた。「これはあなたへの私の変わることのない贈り物である。敬虔であり続ける者たちは、褒美として私の祝福を得るであろう。さあ、行って、夜明けに私の愛を告げ知らせなさい……」

娘よ、私は誰にも私の掟や私の現存を押し付けたことはない。私はこの無秩序に秩序をもたらそうと、注意を喚起するためにやって来た。だが、目に見える私のしるしと不思議のすべてにもかかわらず、繰り返される私の呼びかけにもかかわらず、私の聖霊によって全人類に与えられた明白な恵みと賜物にもかかわらず、あなたたちへの私のしょうのすべてにもかかわらず、世代よ、私のあわれみ深い申し出にもかかわらず、私が受けた反応は無関心、迫害、不信仰であり、あざける者や、私の悔い改めへの呼びかけを意図的に拒絶する者もいた。私の祝福に唾を吐きかけて。呪いの言葉で肥え太り、私が彼らの目の前で行った復活を軽蔑をもって受け取るか、良くても無視する。彼らは見えない目で聖書を読む。

娘よ、私は彼らの罪のためにこの地上に降りかかる災難を前もって警告していた。災難と破滅が現実となったが、彼らはこのすべては自然ではなく自分たちが引き寄せているということを信じず、いまだにためらっている……地球が揺れ動き、地軸からはずれ3、島々は元の場所から動くと言ったとき、誰も私を信じなかった。誰も耳を傾けなかった。彼らは私の忠告を聞き入れなかった。彼らは私の警告をすべて突っぱねた。この世代の邪悪さと棄教のために、宇宙すらも危機に瀕していると私が今日告げようとしても、彼らはまだ信じないだろう。私が創造した大地が割れて、ばらばらに引き裂かれるのを見るとき、この頑なな魂たちは恐怖に襲われるだろう。私の火がこの世界にもたらす破壊に比べれば、大洪水4など大したものではないだろう。大地のはらわたから火が吐き出され、液体の火で満たされた裂け目からは川が流れ出す、火の川が噴き出し、あらゆる都市に広がり、大地を燃え上がらせるだろう。あなたたちが私の使節たちに与えていた呪いの言葉が、すべてあなたたちの頭上に降り掛かる。私のヴァスーラ、私の祝福をあなたに加えよう、彼5があなたに与えることを拒んだ祝福を。ic

私を喜ばせようと探し求めなさい、これこそ私が切望するもの

2005年4月26日 ノート111

復活祭──2005年の聖火曜日

私である。私が望むものは、忠実さと愛だけである。私の言葉を保護しなさい。

主よ! 私の心にひそかに傷を負わせた御方を見つめ、観想する力が、どうしてまだ私に残っているでしょうか? 主イエスよ、私が神学や、知識、または聖なる知恵を学び、習得するために汗を流してこなかったことをあなたはご存じです。私はあなたから来る知恵に欠けていました。聖なるすべてのものに欠けていましたし、徳の高さで知られたこともありません、むしろその反対でした。ところが、これほどひどい状態でも、あなたは私を疲れさせないように、ご自分の翼で私を運んでくださいました。あなたの声を聞き、あなたを見、あなたと会話するという限りない恵みを私に与えてくださいました。──そして、王よ、助言者、万物の主よ、私たちは共に空を舞い、あなたの天の王宮に、そしてあなたのうちの霊的生活へと私を連れて行ってくださったのです!

あなたの王国は無償で私のところに来ました……いのちへと上昇する道です。あなたは人の心を試すことで知られています。ですから私の心を試してください、私は聖人のような行いは一つもしていないと知っているからです。私はまだ自分の欠点を取り除けていないように感じており、むしろ欠点が大きくなっているような印象を持っています。あなたの戒めに関しては、いくつかの戒めを破った疑いがあります。

いのちの道とは、諭しに従うことです──私はあなたへの約束を守ったでしょうか? 私の誓いをそもそも果たしたでしょうか? それも疑問です。それなのに、あなたは私と共にいてくださいます。私のすべての失敗にもかかわらず、あなたの光が今もなお私を包み込み、喜びに満ちたあなたの現存と、私を見つめるあなたのまなざしで私を魅了します。

あなたは、誰もあなたには値しないという印象を与えられます、地上には私の他に誰も残っておらず、私があなたの唯一の愛であるかのような──特別扱いされて! 聖書はこう言っています1。「主の灯は人間の吸い込む息。腹の隅々まで探る」。あなたの正しい判断を必要としています、私に欠けているところ、私が失敗したところを助言していただくために。あわれみ深い神、私たちのいのちの守りよ、罪人の私をあわれんでください。

私の霊と愛の中で成長するように、あなたを私に接ぎ木した。ヴァスーラ、愛はすべてにまさる。それは他のすべての徳を活気づける。見なさい、全てに対する私の主権が、私を全てに対して寛大にさせる。あなたたちは皆、ふさわしくない罪人かもしれないが、私は大いなる寛容さをもって皆を治める。これは、あなたたちが他者にどのように接するべきかを教えるためである。裁くときには、私の優しさを思い起こすようにと、裁かれるときには、あわれみを求めるようにと。そうだ、あなたが私と共にいるのにふさわしいことを証明するために、私は確かにあなたを試す。だから、あなたの望みを空しくしてはならない。私があなたたち皆に望んでいることは、完全な者になることだ。私を喜ばせようと探し求めなさい、これこそ私が切望するものなのだから。そうするなら、いと高き者である私があなたたちの面倒を見る。荒れ狂う海2を恐れないように。私の栄光は東から見られるであろう。

教会は、あなたの時代に攻撃されていることに気づく。西側世界は棄教してしまった。悪魔は彼らに相対主義、世俗主義、自由主義、物質主義と、生命に対する敬意の完全な欠如を助長するように勧めている。そのような悪は、私の教会、私の戒め、私の教え、私の掟、そして生命のすべての価値を破壊しようとする悪魔からもたらされる。私の教会がこのような混乱に陥っているのは、その分裂のためであり、私の教会が弱くなっているとすれば、それは高位聖職者の分裂の失敗のためだ。彼らの霊は、悔い改めと和解への私の呼びかけに無反応である。彼らのこれ見よがしの高慢の霊は、謙遜と柔和の霊に置き換えられなければならない。彼らの偏見の霊は公平の霊に、恐れの霊は信頼の霊に、強情の霊は寛大の霊に置き換えられなければならない。彼らには和解してもらう必要がある。教会は統合される必要がある、一致は彼らのすべての誤りを宣言し、それら3の進歩を妨げるだろう。この棄教者たちによって私の教会に浸透することを余儀なくされている誤りを。真の霊的指導者が、私の教会でこれまで以上に必要とされている。説教者たちに、私の教会で私の好みに合った説教をさせなさい。誰も、霊的でないものを正すことを自制する者であってはならない。彼らは私を喜ばせてはいないのだから。生気がなく、霊的でない説教を聞くとき、私の悲しみは大きい。今日、私は何を言えばよいのか? 彼らを祝福すればよいのか? 彼らの霊は死んだ言葉で満たされているというのに、祝福すればよいのか? 彼らの霊がまだ過去の良心の呵責を持っているというのに、祝福すればよいのか? 一致しなさい、それが私の命令であり、それは常に全教会に対するものであった。平和のうちに生きなさい、4そうするなら、地上に平和が訪れるであろう。私はあなたたちのうちに私の意志を示した。私はあなたたちに、私が告げたことをすべて実行する義務を課している。私の力と私の権威を疑わないように。私はあなたたちに苦難を経験させているが、それが私の力と私の権威を妨げることはない。人に栄誉を与える前に、いつも私に栄誉を与えなさい。私があなたに忠実であるように、私の子よ、私に誠実であり、忠実であり続けなさい。私、イエス、神の子、救い主があなたを祝福する。ic

しばらくして

主よ?

私である。あなたの師の言葉を聞きなさい。そうだ、愛をもってすべてを耐え忍びなさい。娘よ、望むときに私を呼びなさい。ある人々はこの業を認めるだろうが、他の人々は認めないだろう。私の力強い現存を常に意識しなさい。私の手にすべてを委ね、信仰と信頼を持ちなさい。私の言葉は何一つ無駄にならない。さあ、私とあなたで、共に。私の栄光のためにあなたを使わせなさい。そして私が『私はある』という者であることを覚えておきなさい。

壊れやすい被造物よ、私の清めの火によって、また聖霊による刷新によってあなたたちを救ったのは、私の忠実な愛の他には何の理由もなかった……私がこの啓示の著者であることを忘れないように。私の信仰の神秘は大きい。あなたたちへの私の愛は絶大である。決して疑ってはならない。この愛の賛歌の弁護者であり、著者は私の聖霊である。ああ、ヴァスーラ、私を呼びなさい。そうだ! 私の渇きを満たし、あなたの私への愛を強めなさい。いつも私の杯を受け入れなさい。私たち、共に? ic

夜明けは東から来る

2004年8月20日 ノート111

ヴァスーラ、私に注意を向け、よく聞きなさい。聞いた言葉を全て書きなさい……

夜明けは東から来る。私の言葉はささやくのではなく、力強く宣言しなさい。この種の啓示が隠されたままでいることはない。隣人愛があなたの主な関心事であるべきだ。あなたの口を私の言葉で満たし、私の香りを吐き出して、宇宙に芳香を放ちなさい。それゆえ、他の人々も利益を得て喜ぶことができるように、彼らにも私を明らかにしなさい。証言しなさい、かたくなな心や狭い心に落胆させられてはならない。私が地上にいた時にも、そのような人々がいた!

私は復活であり、命である。私が通り過ぎるところはどこにでも、命と永遠の光をもたらす。私の道を行く者は誰であっても、私が保護する。だが、私の通り道に立ち向かってくる者は災いだ、審判の日、私は彼らの不信仰を罰するだろう! ヴァスーラ、私は回心したすべての心から、私の没薬とバルサムを集める。それゆえこのことからだけでも、あなたは勇気を持つことができる。私はすでに多くの魂たちを手にしている。だから告げ口には注意を払わず、むしろ私のわざの成果を見なさい。私のわざは、皆にキリスト者の真の生き方を思い出させるためのものだ。この瀕死の世代は自分の尊厳を失っている。権力者たちは皆互いに嘘をつき合い、熱心な者はほとんど残っていない、それでも私は黙っているべきだろうか?

私の果実の上に、私の聖人たちと天使たちからの歓声が聞こえる。そうだ、娘よ、私はあなたを植えるために育てた。悪魔はいつも、自分の同族をかき立て、私のわざと、私が選び、油を注いだ者たちに戦争を仕掛けることで知られてきた。あなたを非難する者たちは、私の掟と福音を歪め、悪を善と呼ぶ者たち。だが私は、私のしゃくを持ってあなたたちのもとに来た。あなたたちが私に倣うように、あなたたちを集め、一致させ、励まし、希望を与え、愛し、癒やすために。私は私の教会を一致させるために来た。私の名によって語るように、あなたに油を注いだ。あなたは洗練された演説者ではないかもしれないが、このようにして私の教会を飾り、一致へと導くために、知識によってあなたを飾った。

あなた自身の民1に証しするよう、あなたを常に繰り返し遣わしたが、彼らは私に耳を傾けず、注意を払わなかった。彼らのために執りなしなさい……

ヴァスーラ、あなたがはかり知れない恵みによって花婿の覆いを上げ、その神性を発見することを許されて以来、私の覆いを取り除いて以来ずっと、あなたが私の意志に従うとき、あなたの顔は私の輝きを映し出すのである。聖書によれば、真理において私を発見しようとするすべての魂は、まず悔い改めなければならない。さもないと、私に向き直らない限り、彼らの心に掛かった覆いは取り去られずに残る。私の言葉に覆いが掛かっているとするなら、それは、滅びの道をたどる人々に対して覆われているのだ。心を鈍らせた者は、常に暗闇の中にとどまり、神を知る光を得ることも、私の栄光を見ることもできない。万物を包み込み、悔い改めて祈る者たちの覆いを取り除く“霊”の光とは、自由である。 “霊”は、心からの祈りを通して表される誠実さに引きつけられ、あなたの助言者、あなたの友、あなたの絶え間ない祈りとなられる。この絶え間ない祈りを私はとても大切にしている、なぜならそれは心から出るものであり、一日を通してあなたが行うすべてのことを含んでいるからだ。

初め2に言ったように、あなたの心を東方に向けなさい、そこから光が昇り、すべてが花咲く園の形を取る。私の心は初めから東方に向けられていた。私の呼びかけを通して世界を清めようとしたが、世界はまだその堕落の腐敗の中にとどまっている。私はたゆまず呼びかけたが、この世代は耳を傾けず、私が彼らを汚れから浄化するのを許さなかった。私は東方が私に献げる犠牲を受け入れる。彼らは大いなる熱意と寛大さをもって私に栄誉を与えているのだから。銀の糸のように、あなたの足跡は手本として残され、世界中の人々がそれをたどることができるようになる。このようにして、アロンの祝福が私の民に影響を与えたように、東方もまた、永遠の神として私を認めるように、世界の他の人々に影響を与えるだろう。

私の教会では何も失われてはいない。むしろ、人々が心の中で私の教会の現存を失ったのだ。今日の世界は、その極度の堕落にあって、誤りで満たされているのみならず、私の神性と私の掟を著しく挑発している。どうすれば彼らの中に私の教会を認めることができるだろうか? 私は、ヴァスーラ、この世代に残るわずかな命をよみがえらせるために、このやり方でやって来た。あらゆる知恵と洞察において、私がいかに無限の恩寵のうちにあるかを示すために来た。彼らが見ることができるように、そして彼らの心の目が照らされるように、その光を通して、あなたたちの時代における私のこの地上の通過が、あなたたち全員のためにどんな希望を抱いているかを見ることができるように祈りなさい! 私のヴァスーラ、「神と和解する」とはどういうことかを彼らに教えなさい。私の家族3の一員となるとはどういうことかを教えなさい。あなたに関しては、自分を私から遠ざけてはならない。私のうちにとどまり、私に献げられた香の香りのようでありなさい。私はあなたたち皆への私の愛の大きさのしるしとして、この世代にあなたを与えた。

言ってみなさい、私の偉大さを測ることが誰にできるだろうか? 私は代々にわたって、私の力強い手、私の輝きと、私の栄光を、心の貧しい者たちに示す。あなたたちの間を歩み、あなたたちの間にいるために、私は栄光の高みから昇る。私の声を聞いた諸国民は幸い! 私の愛の行いを認めた人々は幸い! 渇いた地に降りまかれ牧場に降る雨のように、私を歓迎した諸国民は幸い! これらの全ての者たちが私のうちに祝福されるように。私の名はイエス・キリスト、私は確かに常に奇跡を行う。こう言ってあなたを祝福する、ヴァシリキ、あなたこそ私が世のまさに目の前で行った奇跡なのだから。──私を愛しなさい、私の子よ、あなたの愛によって、私に無関心を示し、私の掟とともに私を憎むすべての魂と、絶えず私の心を悲しませ、怒らせるすべての者のために、償いなさい! 私の平和と祝福を受けなさい。ic

知識の鍵とは何か?

2004年3月2日 ノート111

神は、完全な神秘的一致へと導くために、御自身の者たちに油を注いでおられます。ところが、私の神よ、あなたがこれほど多くの御業と奇跡を、人の心を上回る業を成し遂げられておられるのに、地上が燃え上がらないのはどうしてでしょう?

神は輝きと栄光をまとい、御自身の光に満ちあふれて、私たちのもとに来られました。そして威厳に燃え、大天使の一団を従えて、私たちを見つめておられます。神は私たちに語りかけるために、このような栄光に満ちた方法で降ってこられます──壮大な光景のうちに。

神が御口を開かれるやいなや、一筋のまばゆい光がその聖なる御顔をいっそう輝かせます。そして、情熱の炎をもって私たちに手を差し伸べられます。私たちに遺産を受け継がせることによって、神が行使されるその力を思い出させるために。同時に、私たち全員に、神との言語に絶する結びつきの中で完全さを達成するように呼びかけておられます。

それなのに、ああ、言い知れぬ美、王の威厳よ、闇に葬られた不忠実な人々の声が私の耳を突き刺すのです!

だが、その不忠実さにもかかわらず、彼らには私のあわれみのまなざしが注がれている。

そうです、あなたを怒らせ、虚栄やその類のものにしがみつく人々をあわれんでください。彼らは滅びの穴に深く陥っているのです。

「不忠実な者たちよ! お前たちは神の意志を冒涜した、お前たちの霊的な実りは混乱である!

来て自分の生涯を要約し、その先に何が待ち受けているかを見てみよ。魂の腐敗と完全な死だ……罪とは死である!」

主よ、私はもう19年間、あなたの言葉を書き綴ってきました。あなたは私の惨めさを知りながら、この高貴な愛のしょう、この復活のしょうによって、私の神を私に託されました。それ以来、私は苦しめる人たちに、ほとんど生きたまま飲み込まれました。理由もなく中傷され、罵られました。

だが、私はあなたに保護を与え、祝福で報いた……詩編と雅歌を私のために混ぜ合わせ、私の心を夢中にさせなさい。このような小さなことが、甘い香りのするいけにえとなる……

以前、あなたとあなたの掟に出会う前、私がさげすんだとき、あなたの裁きを少し感じたことがありました。

ところが、あなたはあわれみによって私のところに来て、私を引き上げてくださいました。私に息を吹き込み、私を完全なものにしてくださいました。ああ、あわれみ深い神よ! あなたの民の目を開いてください。見えない者たちの数は多いのです……

山は海とともにその根底から揺れ動き、岩も私の前ではろうのように熔ける。しかし、私を畏れる者に、私は慈しみを注ぐ……

主よ、あなたを見るとは、実に壮大な光景です。美によって輝き、あなたの御名は地と天を超え、詩のように私の耳に響きます。私の助言者であるあなたを祝福します。眠っている間も、私が嘆願するのはあなたです。

あなたの御言葉が地上の至る所にひらめき、届くところではどこでも死者をよみがえらせます。あなたの主権は永遠の主権。

雲間から歩み出るあなたを見た時、千の宝石があなたを包んでいました。優美に階段を下りる花婿のように、あなたは一歩前に進み、両手を広げて私に語りかけられました。

「あなたを無罪にしたときから、あなたは私の住まいとなった。あなたは今や私の指導の下、私の弟子となる、そして私が、進むべき道を教えよう……

あなたは私の栄誉のために新しい歌を歌う、私の教会に害を加える敵の邪悪な計画を阻止するために。たとえ私から言葉や音が聞こえなくとも、決して恐れてはならない。私はいつもあなたと共にいる……

私があなたの足元を照らす灯火となろう。あなたを攻撃する者たちが雪崩のように襲いかかろうとも、恐れなくてよい。あなたの側に私はいる。勝利し、私の教会を泥の下から引き上げ、私に栄光を帰すために、あなたを私の力で包んだ」。

では主よ、私の神の御声を聞き、花婿のベールを上げて、その甘美さと神性を観想するために、もう一度あなたのケルブを駆って飛び、風の翼に乗って行く1のをお許しください。あなたの愛が私の目の前にあるのですから……

熱意に燃える私の霊が、「主はいつまで御顔を隠しておられるのか?」と自分の心に問い続けることはないでしょう。主が私2を高みへと運ぶのに、いつまで待たせておかれるでしょうか? 私は主の王宮へと昇り、そこで教えと知識を受け、そして許された他の登り道からは、他の高みへと到達し、より大きな理解の光の中で、入り込めない崇高な愛の炎の中に入り込むのです。光御自身の深みに入り込んで?

そこで、私の霊は畏敬の念を抱き、最も美しい、天使の美しさをすべて合わせたよりもはるかに美しい御方をじっと見つめるでしょう。3そこで、私の神はご自身を人間が理解できるようにされます。

神の中で、外の世界は崩壊し、神の家族は統合され、神の骨の骨、神の肉の肉となります。完全さの王笏よ……

私の没薬、私の妹よ、恐れないように、私の言葉を書き記すために、あなたと共にいる。いつでもあなたを助け、あなたを援助するために急いで駆けつけよう。人々があなたに「知識の鍵とは何ですか?」と尋ねるなら、このように答えなさい。「それを知識の光と呼ぶことも、聖霊の恵みと呼ぶこともできます。聖霊は神の神秘と、神御自身についての完全な理解を与えてくださいます。知識の鍵とは、それを使う者を照らす純粋な光のほとばしる輝きであり、神の言葉を最も完璧な方法で表します」と。それはあなたが言ったように、「光御自身の深みに入り込む……」ということである。それゆえ、私の王宮で私と対話し、私の言葉を書き留め、隠された神秘の秘密を明らかにするように召された者であるあなたは喜びなさい。大いに喜びなさい! あなたは私の胸から乳を飲んでいるのだから、喜びなさい。魂と霊の虚弱さを癒す治療法である神の恩寵であなたを養い、私の足跡をたどり、苦難の道、自己否定の道、私の意志への服従の道、そして公平の道を歩ませた。私はあなたの内に宿り、あなたを開花させ、私の胸で乳を飲ませ、変容させて、あなたを私と一つにした。だから不安に思うのはやめなさい。私はあなたと共にいる。

私の天使よ、あなたが無であることから、預言者を立てた。あなたを、あるいは私のメッセージを受け入れない者たちに言っておく、審判の日、私はあなたを非難する者たちよりも、ソドムとゴモラの方により多くのあわれみを示すであろう。もし誰かがあなたのところへ来て、厚かましくもあなたを打とうとするなら、私がこの者を曲がり角で不意打ちにしよう。心の狭い人々は気にしないでよい、彼らは心が狭い、だがおもに、謙遜に欠けている。

あなたを進歩させるために、より偉大な知識と修徳の高みへと導こう。あなたを聖なる道へと導く、あなたが私の栄光を眺めることができるように! あなたを励まし、強めたい。そして、あなたの姿を私の姿に合わせて変えよう……私から生まれた真珠よ、ああ、あなたにしてあげないことがあるだろうか! あなたを祝福する……ic