あなたたちの不忠実を癒やしたい
1996年7月15日 in ノート84
わが神よ、英知が望んでおられる通りに
話す恵みをお与え下さい。
英知の道案内をお与え下さい、
兄弟姉妹たちにも惜しみなく、
み国の富を愛深く伝えていけますように。
私の娘よ、あなたの父が話している。ヤハウェが私の名である。
──あなたの心が、私の聖性と私の王国の富を現わすために、知恵と理解の言葉を話したいと焦がれているゆえ、願いを聞き遂げよう、民が群れなして私の声を聴き、私を知るようになって、父なる私を理解するように。そう、私が彼らの父だと知らせなさい、そしてあなた方は皆、私の愛によって生まれたのだと。
私のヤハウェは偉大、
この上なくほめ讃えるべき方、
そうです! 主の栄光だけを求めて、言葉を語る知恵を
この唇にお与え下さい、
私の心が、健全な道理をわきまえ
私の思いが主の甘美な語りかけを吸収しますように
そうするなら、天に届くほど高潔な
あなたの愛が、御父よ、
知らない者たちにも知られ、
こうしてこの人びとも、歓びたたえつつ
永久にいつまでも、み前を歩んでいきますでしょう!
私を喜ばせようとだけ願って、私のほうを向く誰であろうと、心から、そう、心から、私の好意を与える……善なる私の肖りを現そう、彼らはこうして、私とともに旅路を終える。私がどのようにして、天の聖なる高みから、知恵の担い手なる私の聖霊を急ぎ遣わしているかに気づいたか? 皆にとって近寄りがたく、達しがたい2と思えた方を、私は私の善なる意思によって、馳せくだるように促そう。
「救い出しに来てください!」と懇願する者たちがいる。
「来て私たちを強めてください、御父よ!」と私の被造界からは叫び声がする。
「天より、あなたの聖なる霊を早く送ってください!」と他の者たちが渇いて叫ぶ。あるいは、
「起きてください! 救ってください!」と言う者もいる。
こうした叫びを聞いて私は言った、「私の被造界の上に、香のような薫り3を吹きかけよう。歴史上かつてなかったほど、私の芳香を一面にただよわせる。読まなかったか4、「私は川からひかれた堀割のようであり、園にひかれた水路のようである。私は言った。<私の果樹園に水をまき、花園を潤す> 見よ。私の堀割りは川となり、川は海となった。また、私は教えを暁のように輝かせ、その光を遥か遠くまで照り輝かそう。そして教訓を預言のように注ぎ出し、これを来るべきすべての世代に残そう」そして私の民は言うであろう、「見よ! 雲のように、御父が進んでこられるのを、見よ! 御父が祝福をもって聖霊を降り注いでおられるのを5。」
あなたたちの不忠実を癒やしたい、棄教を癒やして、皆に清い心を与える、そうするならもう恥じ入って私を避けないでもよくなる。あなた方の多くは仰天して立ちすくみ、当惑して呆然とする、ほかの者たちは疑いを心に宿す、私の霊の力強い現存に、顔を石よりも硬くする者たちも出てくる。だが私は、私の独り子の約束を成就しているに過ぎない……
そして人びとが「雲のように、巣に向かう鳩のように、飛び行く者たちはだれか?6」と尋ねるなら、こう答えて言いなさい、「この人たちは、雲のうちに自由を見いだした息子や娘たち。その父に、<お父さん>と呼びかけた者たちです。神の聖所をふたたび飾る使命があるのです。今は聖霊の豊かさに養われて。御父が祝された民。そうです! 聖霊、いのちの与え主が、彼らの輝きとなり、これからもみ霊の富によって、養われていくでしょう……」私の民にこう伝えるのです……
来なさい。