ノート58のメッセージ

メッセージ、一致への呼びかけ

1992年3月27日 ノート58

(メッセージ、一致への呼びかけ)

私のヴァスーラ、書きなさい。

親愛なる友人たち、仲間たち、兄弟たちよ、私の愛ほど大きな愛はどこにも見いだせない。私の愛をどうしてしまったのか? 兄弟たちよ、愛と謙遜という私の心の掟に従って一致しなさい。あなたたちが一致させようと考えている事柄は、地上のことであって、一致はもたらさない。それは無力で、差し出すものは何もない。だが、あなたたちの多くは思い込みの奴隷となっている。互いに身を低くして和解し合い、私が愛するように愛し合わなければ、離れたままであろう。私の子どもたちよ、私はこの復活節も、またもや同じ痛みを経験しなければならないのか1

あなたたちの多くは、口の利けない人が話し、足萎えが歩き、目の見えない人に視力が戻るのを見てきた、それでもなお、口先だけで私を称えつづける。私はかつて言ったと同じことをまことに言う、「聖霊を冒瀆する者は赦されない」と2。あなたたちは聖霊を迫害し、自分自身の心をかたくなにさせている。ところで、罪に心が誘われ、かたくなになってしまうと、どのような悪徳も自分の目には見えなくなる3。こうして自分自身もあわれみに欠けるようになり、自らも裁かれ、あわれみのない裁きを身に受けてしまう。

私は上から皆を、あなたたち一人ひとりを見ている。言っておく、自らの利益と栄えのために働きつづける者は、すでに私の心を失っている。彼らの思いはサタンと同じで、彼ら4の確信は私の確信とは異なっている。地上の権力を追いかけて、敵意と競争心に思いがのめり込み、自己中心と傲慢によってすでに非とされた。こうした地上的事柄は、用いるだけで滅びに至る! 彼らはめったに祈らない。今日のあなたたちは偽りの教師たち5、堂々と怖れなく私の前に立ち、嘘に基づいたサタンの知識をれきする者たちに囲まれている。彼らは私の復活6を受け入れず、私の神性を否定する。この偽りの教師たちが滅びを免れるように祈りなさい! そしてあなたたち一人ひとりに言っておく。

「光の中にいると言いながら、

兄弟を憎む人は、

まだ闇の中にいるのです」7

闇の状態にいながら私の誉れになっていると信じる人は、あなたの両親8を最初に誘惑した者に信をおいている。

──あなたたちにはしるしを送ってきた、だが、代弁者たちを通して語る私の声を自分たちの声で覆い消し、このしるしを信じようとはしない。じきに闇が訪れ、多くの人は死を味わうだろう。真理でなく偽りに基礎を置いてしまったあなたたちの目を開いて癒そうと、私はしるしによって訪れた、だが真理を述べ伝え、あなたたちが「主」と呼ぶ者が語っていると教えても、そっぽを向いてサタンに耳を貸し、その道具となってしまう。

そうだ、あなたたちは悪魔の方を選んだ。それゆえ私の不思議を理解しないように、私の言葉も悟らない。私の霊の語り口を聞きわける勘を失ってしまったために、何を言っても頼んでも理解しない。

私はあなたの救いを渇き求めている、私の王国を分かち合えたらと渇き求めている。あなたたちの分裂は罪である。そして唇をもって、兄弟たちだけでなく、その一番の指導者9の信用を傷つける者は、誰であろうと自分を正しい者と言うことはできない。

義、あわれみ、ヘり下った心で神と歩むこと! 私の掟のほかの部分も疎かにせず、これらを実践すべきだった。そしてあなたたち、分裂を喜び、玉座と私において誓う者たちよ、私はそこに座し、かつてと同じように言う。

「あなたたちは白壁の墓のように外面は立派だが、

内側は死体とあらゆる腐敗に満ちている」

あなたたちが滅びを逃れられるとどうして信じられるのか? あなたたちは私を喜ばせてはいない。あなたたちの暮らす砂漠には死体が散乱している。互いに分裂し合うという罪、それは

小羊

に対して犯した罪であり、この分裂の罪ゆえに、私の体は日々殺害されている。あなたたちが自分たちの掟に従って無理矢理十字架の刑に引いていくその小羊とは、私である。あなたたちが傷つけ痛めているのは私のからだ、

私はその生けにえである

分からないか? 自分が悪魔たちと通じているのが分からないのか? 誰と食卓を共にしているか分からないのか? あなたを食卓で囲むのが悪魔たちだけだというのに、それを見ている私がどうして喜べるだろう? 分裂を喜ぶ限り、あなたたちはサタンの支配下にいる。そしてサタンは分裂を喜ぶ者たちに、偽りをもって間断なく油を注ぎ続ける。あなたたちは互いに、一致を求めるこのメッセージを承認すべきかどうか、それぞれ慎重に様子をうかがう、しかし私の体がその分裂ゆえに、この復活祭も再び耐え難い苦しみを味わっていようが、それには関心を示さない10

私がその者だと信じなさい、自分の思いの奴隷とはならないように、日の残っているうちに私のもとに来なさい、間もなく闇がこの世を覆ってしまう。私はあなたたち11に会って、話したいと望み、そうした。

私の一致のメッセージを伝える促しを与えたのは、あなたたちを一致させるためだった。しかし自分たちの思いの奴隷になっている者にとって、英知の神秘に分け入るのはなんと難しいか! 霊が富んでいる者たちにとって、私の王国に入るのはなんと難しいか! 言っておく。

先にいた者たちの多くが後になり、

後にいた者たちが先になる。

私の子よ、自らを奉献し私の天国となりなさい、私がともにいる。

イクトゥス

1992年3月 

1992年3月1日 ノート58

(サタンは今朝、私を簡単に殺せたはずです。イコンや聖具がのっているガラス戸棚にはたきをかけている時、それが倒れかかってきて、低い戸棚もこわしました。大きな尖ったガラスの破片が周り中に散乱し、部屋の外の玄関ホールにまで飛び散りました。終わったあとはじっと立ちすくみ、血がどこから流れているかしら、と思いました。でも何ともなかったのです。かすり傷一つ負っていませんでした。普通だったら、腹の部分から足元まで、ずたずたにされていたでしょう)

(しばらくして)

私のヴァスーラ、一歩ずつ導かせなさい。小さいままでいなさい、花よ、そして救い主に倚りかかっていなさい。

愛している、子よ。サタンはあなたに手をかけ不具にしようと、必死になっている1

偽りの非難をあびせようと、人を用いるだけでなく、怒りのあまり、自然界の法則さえ歯向かわせている。しかし私はあなたの熱心な番人であり避難所、そこで恐れないように、たえず、あなたに目をかけている。いつでも私の聖心の中に隠れなさい。さあ、これからも救いを願って、魂たちを追い求めよう。

地上のあらゆる場所に、まこと愛する者よ、あなたを連れて行く、そして私が通り過ぎたなら、道すがら最も妙なる香りを残してゆく。魂から魂へとミルラの香りをひろめ、心をうっとりさせよう。あなたの救い主を悦ばせなさい、花よ、そしていっそう用いるのを許してほしい。あなたを傷めたり自由を奪ったりはしない。その心を、私の愛の虜にさせておきなさい、そして私にうんざりしないでほしい。私は、この宝を授けたあなたの愛する仲間、

私の愛という賜物を、
あなたに授けた。

私は私の力と忍耐を与える。花よ、あなたの上には私の霊がとどまり、道を案内し、私の教えを思い出させよう、そこで寛大に時間を捧げ、地上を芽吹かせなさい。私をいつも敬うように。あなたの唯一の愛ではないか? 私は王の王ではないか? ともに全力を尽くして働きなさい、そうするならあなたの想いに反し、その努力はおおむね無駄とはならない。私の権威によってそれらは神性をおび、的を射る。あなたの言葉には効果がないと誘惑者が耳もとでささやいても、言っておく、私の子よ、耳をかしてはならない。これからも皆に私の心を注ぎ出し、天から倦まずに降って来ては、あらゆる好みに合わせて、飢えた者を養いつづける。これからも私の聖心を顕わし、皆に抱くいたわりを示していこう、私を食べ飲む者は誰であろうと変容し、

あなたの神、私のうちに、真のいのちを生きるようになる。

私のほうに向くなら誰であろうと、救われる。私のほうを一瞬見向くだけで、あなたを変容させよう。

— 娘よ、目立たず、無のままでいなさい。その力なさと弱々しさがあなたを隠すままにしておきなさい、私の溢れるほどの豊かさと威力が、今や一層ひろがっていくために。種子まきはまだ終わっていない、だが間もなく、私の声は世界中にこだましよう。娘よ、あなたは私にとってまこと貴い、涙を流すほどに愛おしい、皆を涙流すほどに愛おしんでいる。それゆえ恵みうるおう唇をもって、天から平和のメッセージを皆に運んできた。永遠の昔からあなた方を愛し、祝福してきた。そして揺りかごの時代から、見守り擁護していた。皆がみじめさにおおわれ、目がすっかり見えなくなったのを知っている。私を探し求めるなら、光をまことに与える。再びいのちを得、すべて聖なるものを慕い求めるようにさせる、それゆえ、娘よ、私の聖性と完全さを求めつづけなさい。私を祝福し、ほめ讃えなさい。私が種子まくときにまいて、それも惜しげなく、連れて行った場所で種子をまきなさい。じきにあなたは、この時代の敷居を越えて永遠の平和に入っていく、その間私が耐えているすべてを忍びなさい。あなたは独りではない。屈せず努めなさい、私の子よ、誰がともにいて祝福しているかを忘れないように。

愛があなたを愛している。

イクトゥス

ギリシャの司祭たちへのメッセージ

1992年2月18日 ノート58

主よ、私の目をあなたからそらさないようにしてください、
私が再び棄教に陥らないように。
あなたの足台のそばで礼拝させてください。
ああ、主よ、今すぐあなたの御力を、皆に示してください。
私たちの罪を吹き払う嵐を、皆の間に起こしてください。
私たちを生き返らせる清めの火(聖霊)を送ってください。
闇の中、この危険に満ちた砂漠を乗り越えるのは困難です。

マラナタ! 来てください!

平和を、愛する者よ、おびえてはいけない。

私は意を決した。地上を私の清めの火で襲う、そして私の計画を予見されたよりも早く実行に移そう。待つ時間はもうすぐ終わる。あなたについては、私の子よ、愚にもつかない行為におびえてはいけない。私の方に目を向け、私に寄りかかりなさい、私はあなたの力である。

──見よ! あなたの司祭たち1のために祈りなさい、彼らが私に顔を向け、私から、機知、平和と、愛を引き出すように。彼らの多くが腐敗している、しかも急速に。花咲こうとしている私の花々2を台無しにしようとする者たちのために祈りなさい。あなたの司祭たち3の間に、まだ生きている者がわずかながらいるのは、私が流した涙のおかげだと彼らに伝えなさい。彼らの信仰を私の涙でうるおし、この残りの者たちが生きつづけるよう、苦悶のうちに涙している。私の教会は朽ちた木のように粉々に崩れている、だが、彼らから聞こえてくるのはこのような声だけだ。

かんばつだろうか?」

彼らは敬虔さを軽蔑し、私の聖霊の業を厳しく告発し、非難するために口を開くのを許す! 闇に用いた時間が、礼拝の時間を無に帰してしまった。さらに悪いことに、厚かましくも、教会の遺産を見せびらかすために独占してしまった。

私、彼らの主は、彼らの前に立って尋ねよう。「私の教会の最も小さい部分を通して、私の子どもたちに今日与えている慰めを、なぜあざけるのか?」

──諸天は間もなく消え去る、だがあなたはいまだに目覚めず、深い眠りに陥っている。私は盗人のように、いつ来るかを告げることなしに訪れよう4

私は目に涙を浮かべて、今尋ねている、教えてほしい。私の群れはどうなったのか? 私の緑の牧場はどこにあるのか? 私の息子や娘たちが、なぜ捕らわれの身になってしまったのか? 今日の若者たちはどこへ行ってしまったのか? あなたに与えた香りが、悪臭に変わってしまったのはなぜか? ──私はあなたのために涙している──その高慢すぎるあなたの態度に涙している…… 私の教会はあなたの高慢すぎる態度のために、ぽっかりと口を開いた墓のようになってしまった。だがあなたも征服されるだろう。私の火がいまや迫っている。あなたをその栄光の座から引きおろす…… そして「何が起こったのか?」とあなたが尋ねるとき、私はこう答えよう。「私の王国はあなたから取り上げられ、今度はふさわしい実をもたらす民に与えられた5」と。いのちを与えるのは霊である、あなたたちは私の聖霊を十分敬意を払ってきたか? それではどうして聖霊を迫害し、怒らせているのか?

私の言っていることを自分でよく判断してみなさい。あなたの若者たちが母なる教会を離れ、二流の哲学を追うのはなぜか? あなたは私の聖霊をしばしばよく思い出し、伝えられた伝統を立派に守っている。しかし、愛なしに語り、自分の熱心さに目がくらんでいる! その熱意のあまり、私の神秘に対する洞察を見失っている! 読まなかったか。「恵みによって選ばれた者が残っています。恵みによるのであるとすれば、行いによるのではありません。もし、そうであれば、恵みはもはや恵みではなくなります!」6。私は皆を愛している、しかし苦しんでもいる、あなたが聖霊の賜物に異を唱えているために。あなたは人間の権威に異を唱えているのではない、神である私に対してそうしているのだ。

最後に一つ、思い出してもらいたい。いつの日か、あなたが私と対面する時、あなたにまかせた魂たちの面倒をどうみたかを報告してもらう。あなたたちは今日も、私を偽り者にしている、それはみことばを思い出させるお方、

私の聖霊

について皆にした私の証しを、今や信じていないがゆえ。心を洗い清めなさい、そうするならあなたの上に天が輝きでる。私は上からあなたを見守ってきた、伝統の町よ、初代教会の掟を正確に守っているあなたを、しかし今日は虚飾に目眩み、私の掟のより重要なことがら— あわれみ! 愛! 謙遜! そして

赦しの精神

をほとんどかえりみないでいる……私の悲しみは深く、より大きな霊の賜物をあなたが探し求める日を、うちで呻きつつ待っている。霊的なことがらが霊感なく説教されるのを、私は見あきた。その深さと、今日私の霊の与えているより重要なことがらを理解したなら、霊の賜物も受け入れたであろうに、しかしあなたは自分自身を誇りに感じ、それはたえず私を傷つける、何千もの魂たちを、あなたにあずけた、彼らを教え、そっと助けをかし、私の心に引き入れるために、そして私のいたわり、私の愛と彼らへの私の大いなる渇きを思い出させるようにと、しかしあなたは未熟な判断を彼らに下し、負いきれない荷を負わせながら、あなた自身それを持ち上げようと指一本上げない! 私は日々に躓きの石だったが、今日の私の聖霊は、多くの聖職者たちにとってもまた、

— 躓きの石 —

となっている。

──主の目は、言っておくが、正しく徳ある者たちだけに向けられているのではない、私の目はみじめな者、ふさわしくないとあなた方の呼ぶ者たちにも注がれている。天の星は間もなく地に落ち、天の力が揺さぶられよう、それでもなおあなた方は気づかないでいよう。この地表はもうすぐ消えてなくなり、新しい天と新しい地が訪れる、それでもなおあなた方は私の聖霊から逃げていよう、だが、今日にも自らの身を低くし、心から自分たちを罪人、ふさわしくない者と認めるなら、あなたの国たみの上に漂っている無気力の霊を取り除こう! あなた方は自分たちを金持ちだと言っている、ではその富を見せなさい。「飢饉」という言葉しかあなたの国からひびいてこない。「飢饉」という言葉が、体中に書かれている。豊かだと言うなら、栄えあるあなたの牧場はどこか? 腐敗しかけた死体に、私はどうしてつまづくのか? あなたの弁明が聞こえてこないのはなぜか?

──私の聖霊は今や、その限りない慈悲ゆえに降(くだ)ってこられ、皆を養い、私の天来のマンナであなたの霊を満たして下さる。私は牧者として、迷子の羊を探しに訪れ、永遠の愛をこめて傷あとを介抱し、弱い者疲れた者たち、そしてあなたがもはや牧していない者たちを支える。私の子どもたちを、私は慰めよう。そこでこの慈悲の日々に、私の行く手を遮ったり妨害はしないでほしい。私の霊についてあなたが教えていることを、自ら否定しないように。私の日が訪れる前にこのすべてを述べた。「神よ、ここです! 悔い改めに来ました! あなたの恵みの霊を辱めるのはやめます、でないと、厳しく罰せられるのが分かっていますから。」という声は聞こえてこようか。私が語っているのは、あなたを救うためであり

深く愛しているがゆえに、あなたを咎めている。

イクトゥス

ヴァスーラ、あなたの司祭たちが、本当の謙遜を私から学ぶように祈りなさい。