1992年3月のメッセージ

メッセージ、一致への呼びかけ

1992年3月27日 ノート58

(メッセージ、一致への呼びかけ)

私のヴァスーラ、書きなさい。

親愛なる友人たち、仲間たち、兄弟たちよ、私の愛ほど大きな愛はどこにも見いだせない。私の愛をどうしてしまったのか? 兄弟たちよ、愛と謙遜という私の心の掟に従って一致しなさい。あなたたちが一致させようと考えている事柄は、地上のことであって、一致はもたらさない。それは無力で、差し出すものは何もない。だが、あなたたちの多くは思い込みの奴隷となっている。互いに身を低くして和解し合い、私が愛するように愛し合わなければ、離れたままであろう。私の子どもたちよ、私はこの復活節も、またもや同じ痛みを経験しなければならないのか1

あなたたちの多くは、口の利けない人が話し、足萎えが歩き、目の見えない人に視力が戻るのを見てきた、それでもなお、口先だけで私を称えつづける。私はかつて言ったと同じことをまことに言う、「聖霊を冒瀆する者は赦されない」と2。あなたたちは聖霊を迫害し、自分自身の心をかたくなにさせている。ところで、罪に心が誘われ、かたくなになってしまうと、どのような悪徳も自分の目には見えなくなる3。こうして自分自身もあわれみに欠けるようになり、自らも裁かれ、あわれみのない裁きを身に受けてしまう。

私は上から皆を、あなたたち一人ひとりを見ている。言っておく、自らの利益と栄えのために働きつづける者は、すでに私の心を失っている。彼らの思いはサタンと同じで、彼ら4の確信は私の確信とは異なっている。地上の権力を追いかけて、敵意と競争心に思いがのめり込み、自己中心と傲慢によってすでに非とされた。こうした地上的事柄は、用いるだけで滅びに至る! 彼らはめったに祈らない。今日のあなたたちは偽りの教師たち5、堂々と怖れなく私の前に立ち、嘘に基づいたサタンの知識をれきする者たちに囲まれている。彼らは私の復活6を受け入れず、私の神性を否定する。この偽りの教師たちが滅びを免れるように祈りなさい! そしてあなたたち一人ひとりに言っておく。

「光の中にいると言いながら、

兄弟を憎む人は、

まだ闇の中にいるのです」7

闇の状態にいながら私の誉れになっていると信じる人は、あなたの両親8を最初に誘惑した者に信をおいている。

──あなたたちにはしるしを送ってきた、だが、代弁者たちを通して語る私の声を自分たちの声で覆い消し、このしるしを信じようとはしない。じきに闇が訪れ、多くの人は死を味わうだろう。真理でなく偽りに基礎を置いてしまったあなたたちの目を開いて癒そうと、私はしるしによって訪れた、だが真理を述べ伝え、あなたたちが「主」と呼ぶ者が語っていると教えても、そっぽを向いてサタンに耳を貸し、その道具となってしまう。

そうだ、あなたたちは悪魔の方を選んだ。それゆえ私の不思議を理解しないように、私の言葉も悟らない。私の霊の語り口を聞きわける勘を失ってしまったために、何を言っても頼んでも理解しない。

私はあなたの救いを渇き求めている、私の王国を分かち合えたらと渇き求めている。あなたたちの分裂は罪である。そして唇をもって、兄弟たちだけでなく、その一番の指導者9の信用を傷つける者は、誰であろうと自分を正しい者と言うことはできない。

義、あわれみ、ヘり下った心で神と歩むこと! 私の掟のほかの部分も疎かにせず、これらを実践すべきだった。そしてあなたたち、分裂を喜び、玉座と私において誓う者たちよ、私はそこに座し、かつてと同じように言う。

「あなたたちは白壁の墓のように外面は立派だが、

内側は死体とあらゆる腐敗に満ちている」

あなたたちが滅びを逃れられるとどうして信じられるのか? あなたたちは私を喜ばせてはいない。あなたたちの暮らす砂漠には死体が散乱している。互いに分裂し合うという罪、それは

小羊

に対して犯した罪であり、この分裂の罪ゆえに、私の体は日々殺害されている。あなたたちが自分たちの掟に従って無理矢理十字架の刑に引いていくその小羊とは、私である。あなたたちが傷つけ痛めているのは私のからだ、

私はその生けにえである

分からないか? 自分が悪魔たちと通じているのが分からないのか? 誰と食卓を共にしているか分からないのか? あなたを食卓で囲むのが悪魔たちだけだというのに、それを見ている私がどうして喜べるだろう? 分裂を喜ぶ限り、あなたたちはサタンの支配下にいる。そしてサタンは分裂を喜ぶ者たちに、偽りをもって間断なく油を注ぎ続ける。あなたたちは互いに、一致を求めるこのメッセージを承認すべきかどうか、それぞれ慎重に様子をうかがう、しかし私の体がその分裂ゆえに、この復活祭も再び耐え難い苦しみを味わっていようが、それには関心を示さない10

私がその者だと信じなさい、自分の思いの奴隷とはならないように、日の残っているうちに私のもとに来なさい、間もなく闇がこの世を覆ってしまう。私はあなたたち11に会って、話したいと望み、そうした。

私の一致のメッセージを伝える促しを与えたのは、あなたたちを一致させるためだった。しかし自分たちの思いの奴隷になっている者にとって、英知の神秘に分け入るのはなんと難しいか! 霊が富んでいる者たちにとって、私の王国に入るのはなんと難しいか! 言っておく。

先にいた者たちの多くが後になり、

後にいた者たちが先になる。

私の子よ、自らを奉献し私の天国となりなさい、私がともにいる。

イクトゥス

1992年3月 

1992年3月1日 ノート58

(サタンは今朝、私を簡単に殺せたはずです。イコンや聖具がのっているガラス戸棚にはたきをかけている時、それが倒れかかってきて、低い戸棚もこわしました。大きな尖ったガラスの破片が周り中に散乱し、部屋の外の玄関ホールにまで飛び散りました。終わったあとはじっと立ちすくみ、血がどこから流れているかしら、と思いました。でも何ともなかったのです。かすり傷一つ負っていませんでした。普通だったら、腹の部分から足元まで、ずたずたにされていたでしょう)

(しばらくして)

私のヴァスーラ、一歩ずつ導かせなさい。小さいままでいなさい、花よ、そして救い主に倚りかかっていなさい。

愛している、子よ。サタンはあなたに手をかけ不具にしようと、必死になっている1

偽りの非難をあびせようと、人を用いるだけでなく、怒りのあまり、自然界の法則さえ歯向かわせている。しかし私はあなたの熱心な番人であり避難所、そこで恐れないように、たえず、あなたに目をかけている。いつでも私の聖心の中に隠れなさい。さあ、これからも救いを願って、魂たちを追い求めよう。

地上のあらゆる場所に、まこと愛する者よ、あなたを連れて行く、そして私が通り過ぎたなら、道すがら最も妙なる香りを残してゆく。魂から魂へとミルラの香りをひろめ、心をうっとりさせよう。あなたの救い主を悦ばせなさい、花よ、そしていっそう用いるのを許してほしい。あなたを傷めたり自由を奪ったりはしない。その心を、私の愛の虜にさせておきなさい、そして私にうんざりしないでほしい。私は、この宝を授けたあなたの愛する仲間、

私の愛という賜物を、
あなたに授けた。

私は私の力と忍耐を与える。花よ、あなたの上には私の霊がとどまり、道を案内し、私の教えを思い出させよう、そこで寛大に時間を捧げ、地上を芽吹かせなさい。私をいつも敬うように。あなたの唯一の愛ではないか? 私は王の王ではないか? ともに全力を尽くして働きなさい、そうするならあなたの想いに反し、その努力はおおむね無駄とはならない。私の権威によってそれらは神性をおび、的を射る。あなたの言葉には効果がないと誘惑者が耳もとでささやいても、言っておく、私の子よ、耳をかしてはならない。これからも皆に私の心を注ぎ出し、天から倦まずに降って来ては、あらゆる好みに合わせて、飢えた者を養いつづける。これからも私の聖心を顕わし、皆に抱くいたわりを示していこう、私を食べ飲む者は誰であろうと変容し、

あなたの神、私のうちに、真のいのちを生きるようになる。

私のほうに向くなら誰であろうと、救われる。私のほうを一瞬見向くだけで、あなたを変容させよう。

— 娘よ、目立たず、無のままでいなさい。その力なさと弱々しさがあなたを隠すままにしておきなさい、私の溢れるほどの豊かさと威力が、今や一層ひろがっていくために。種子まきはまだ終わっていない、だが間もなく、私の声は世界中にこだましよう。娘よ、あなたは私にとってまこと貴い、涙を流すほどに愛おしい、皆を涙流すほどに愛おしんでいる。それゆえ恵みうるおう唇をもって、天から平和のメッセージを皆に運んできた。永遠の昔からあなた方を愛し、祝福してきた。そして揺りかごの時代から、見守り擁護していた。皆がみじめさにおおわれ、目がすっかり見えなくなったのを知っている。私を探し求めるなら、光をまことに与える。再びいのちを得、すべて聖なるものを慕い求めるようにさせる、それゆえ、娘よ、私の聖性と完全さを求めつづけなさい。私を祝福し、ほめ讃えなさい。私が種子まくときにまいて、それも惜しげなく、連れて行った場所で種子をまきなさい。じきにあなたは、この時代の敷居を越えて永遠の平和に入っていく、その間私が耐えているすべてを忍びなさい。あなたは独りではない。屈せず努めなさい、私の子よ、誰がともにいて祝福しているかを忘れないように。

愛があなたを愛している。

イクトゥス