1992年のメッセージ

皆が復活祭を同じ日に祝うように全員一致で裁決し、皆で布告を発してくれるのはいつの日か?

1992年12月21日 ノート64

(一致祈祷週間に、ロサンジェルス市とサクラメント市で読み上げるために)

私の聖心の娘よ、書いてもらいたい。天から発する私の声を聞きなさい。

私の和解平和一致の言葉は聞かれず、尊ばれもしなかった。私は一度語ったが、もう一度語ることはない。

新たに付け加えることは何もない。

主よ、どうやら簡単ではないようです……1

一月には、今度こそあなたの声をとどろかせてほしい2! 今まで以上に、さらにとどろかせてほしい! あなたは私に代わって語る。全世界に聞かせなさい。日々はもう数えられている、時間はあまりは残されていない、そして人類を包んでいた恵みは突然、不意に取り去られると……来る年も来る年も天から注がれていた私のあわれみと善意が、いかに大きなものであったかを世界が悟ることができるように、これが起こる。……

一致のために働く者たちには、空を見上げるように言いなさい。空が地球からどんなに離れているかを見たか? 彼らの心はそれほど互いから遠く離れている。それほどまでに隔たっている3皆が復活祭を同じ日に祝うように全員一致で裁決し、皆で布告を発してくれるのはいつの日か

彼らの立派な言葉を聞くのには疲れた。彼らにとってはふさわしく雄弁なのかもしれないが、私の耳にはドラの音のように聞こえる。空の空だからだ。私は彼らに話しかけようと訪れた、第一に案ずる思いから、そしてあわれみから、だが今日に至るまで、私の声を聞こうと自分の声を低くした者は誰もいない。

私に仕えていると言いながら、私の王国が一致と安定を見いだすのを妨げるあなたたちは悲しいかな! だが、私の王国を一つにするのはあなたたちではない…… あなたたちは何も理解せず、これからも理解しないのだから…… 私が天から呼びかけたにもかかわらず、私の心の深みを理解しないのであれば、どうやって私の心が望んでいることを解き明かし、私の聖心の富を把握することができるのか?

私はたとえによって話すことはせず、秘密裏にも話してこなかった。分かりやすい言葉で話しかけてきた。彼らに話すために4、当局者たちを一堂に集め、彼らを公式に非難した、だが彼らは私の心の促しに気づいたであろうか? 彼らの務めは正式な声明を出すことだった。私は権威者たちを厳しくとがめた5。あの日6私が訪れたのは、彼らを責めるためではなく、彼らの灯火を満たすために油を差し出すためだった。私の教会にこれ以上害が及ばないように。彼らのうち何人が、手を天に差し伸べ、私を呼び求めたか? 私の聖血が、二度も7水のように流されているのを、彼らは知っているだろうか?

──今回は私のうめきが、彼らの耳にも届くように…… 私の右の手が植えた木はまず二つに、それから三つに引き裂かれ、その後は干からびてしまった。私が植えた健やかなぶどうの木は8どこか? ……

かつてぶどうの木があった。季節ごとにぶどうの実が実るのを私は待っていた。それは谷間や山々を覆い、海の向こうにまで枝を広げていた。なぜなら、それは私自身の所有地、嗣業の地に根を張っていたのだから。私はその枝を地上の隅々まで届かせ、その実で世界を満たした。ところが彼らは、世話をする代わりにそれをおざなりにし、刺や茨が周囲に増え、枝や若い芽を次々と締めつけていくにまかせた。私の右の手が植えたあの選びの木はいまや地面に倒れ、その実が持っていた美や輝きは、腐った果実のように地に落ちてしまった。

それゆえ、誇らしげに胸を張ることはない、尊大な目つきをするのもやめなさい、あなたの過ちが増え、あなたの行いがあなた自身の頭に跳ね返ってこないように。私はあなたの灯火に油を満たそうとやって来た、あなたの灯火に火を点し、あなたが向かっている先が見えるように、それを今用いなさい。明かりを点して用いるのを今度怠るなら、誰であろうと、取り上げられて他の者に渡される。この者たちは次の言葉を唱えて祈りなさい。

 ああ主よ、

 私たちの間に立っておられる御方、

 私たちを導いてください。

 ぶどうの木の真ん中にあなたの王座を据え、

 私たちに命じてください。

 ああ、聖なる者の聖なる主よ、

 私たちを清めてください。

 あなたの家とぶどうの木を、完全なまま保つことができますように。

 愛深く介入し、あなたの右の手で栽培された木を守ってください。

 私たちはあなたの期待に背きました、ですが知っています、

 信じ、信頼します、

 あなたが門を大きく開いて、ぶどうの木にいのちの川を注がれ、

 そこからもう一度枝が芽吹き、

 実をつけて最良のぶどうとなり、

 これまで以上に堂々としたものになると。

 なぜならいのちの与え主である聖霊が

 それを覆ってくださるからです。

 アーメン。

そしてあなたは、私のヴァスーラ、苦しみを通して忍耐を学ぶだろう。忍耐は堅忍を、堅忍は希望をもたらすと聞かなかったか? そしてこの希望の上に、私の王国は打ち立てられる。今やあなたのすべてが私の誉れとなるように。

私の聖霊があなたの上に、私の印を押した。だから恐れることはない。牧師、司祭、教師、司教や枢機卿たちが、牧者の呼びかけに気づくであろう。私は彼らの精神を新しく造り替え、古い自己は砕かれる。そして完全に理解するだろう、真理のもつ善性と聖性のうちに、私の被造物全体を変容させるために、私が戻る途上にあることを。

alpha-omega

来なさい、私の娘よ、私の大切な者よ。「私はある」が共にいる。

警告

1992年12月13日 ノート63

天におられる私たちの父よ、
み名が聖とされますように ……
最も小さな者にも愛を示される御父よ、
あなたの被造物をあわれんで下さい!
あなたは無償の賜として、
自由をお与え下さった、好きに用いるようにと。
けれどその自由を私たちは自分たちに歯向かわせてしまいました。
赤子の手にある剃刀の刃のように、
死ぬまで自分たちを傷つけている ……
ああ、来てください!
聖なるみ名に私たちの注意を向けてください、
そうでないと、ずたずたに自分たちを切り刻んでしまいます!
悲嘆のなかから、全能の神よ、呼び求めます、
私たちを救ってくださいますでしょうか、
それとも私の願いから顔を背けておしまいですか?

娘よ、あなたに私のメッセージを託した、そして悔い改めを叫び、この荒野を整えるために、世界の国から国へ派遣している。実に、群衆があなたの周りに集まる。「私である」が語っているとの噂を聞いて、国から国へとあなたの話題は広まる。彼らは互いに言う、「神が何を語っておられるか聞きに行こう」。何千人とやって来てあなたの前に座り、言葉を聞くが、誰がそれによって行動するか? この人びとにとって、あなたは楽の音に含わせて美しく歌う愛の歌のようだ。あなたの言葉は魅了する、しかし、私のメッセージを行動に移す者はどれだけいるのか? 次の言葉を理解しただろうか、和解、平和、愛と一致を?

硫黄と呑み込む炎が現実に迫るとき──そしてそれは今あなたたちに追っている──彼らの間に、私が預言者を送っていたと知るだろう。

私の掟は初めから与えてあった。心を尽くし、精神を尽くし、魂を尽くして主なる私を愛するように願って。今日はあなたに頼みたい、その魂に触れさせてくれるようにと、心が私を賛美し、死も生も、天の使いも、主君も、今あるもの、これから来ようとするものもすべて、どんな力も、高みも深みも、どんな被造物も、あなたと私の間の愛を裂くものは何もないと、賛美して言えるように。

私はあなたの砦。私の愛があなたたちの最も小さい者にも啓示されていることを知るように。この世の見方に従って救いを求めてはならない、世があなたにいのちを与えることはできないと知ったのだから。まもなく私と子羊の玉座はそのふさわしい場につき、あなたの魂は、人知を超える私の光によって新たにされる、父である私が、あなたの魂の記憶を甦らせ、あなたの心が「アッバ──父よ」と歌うようにさせるだろうから! 言っておく、あなたはこの世の者でない、ではどうして未だに、繰り返し繰り返し騙されるのか?

──地の基(もとい)が据えられて以来あなたを名指しで呼んできた、しかし、平和を、普遍的な平和を提案すると、あなたたちのほとんどは戦争に組した。それでも、私の霊を今注ぎ出し、あなたたちの真の基礎を、そして皆が私の種子であることを思い出させている。しかし私の種子は今日、死んだ言葉で一杯だ。私はあなたを最初に抱いた聖なる者。あなたを最初に見つめたこの目を、いつまで避けているのか? そしてあなたの魂はいつまで、私の悲嘆にくれた呼びかけを拒みつづけるのか? 多くは、その魂の最も深い部分で、荒廃をもたらす忌まわしいものをまだ大事にあやしている。アダムとエバを騙したと同じように、毒へびが繰り返し騙しているのが見えないか?

サタンはあなたと天の父、私を繋ぐ、天から与えられた絆をすべて断ち切るよう、巧妙に繰り返し勧めている。あなたが孤児であると信じこませようとして、魂を催眠術にかけたように麻痺させ、そうやってあなたとあなた神、私との間に溝をつくった。サタンはあなたを私から切り離し、あなたの中にいのちの川が流れ込むへその緒を切りたいと望んでいる。

時代よ、あなたはまだ私に味方すると心を決めていない。いつ私に立ち帰る決心をするのか? 燃えさかる火、硫黄と呑み尽くす炎の渦中 この時代の敷居を越えたたいのか? 私の栄光と、日々悪霊が差し出す虚しい紛(まが)い物とを あなたの魂はどうして交換してしまうのか? 私に日ごとの糧を求めなさい、そうすれば与える! 毒ヘビの言うことを、皆どうして喜んで聞こうとするか? あなた私もサタンは嘘の大もとだと知っているのに、どうして耳をかすのか? 私、あなたの創り主は、父であって、あなたを呼び戻している。私の悲嘆にくれた呼びかけを信じなさい。あなたの魂は反逆者と親しいつきあいを続けるのか、それともあなたの王座から降りて来て、悔い改めてくれるだろうか? あなた次第だ。もう時はあまり残されていない。

私は偽教師、偽預言者に警戒するよう注意をよび醒ます。この者たちはあなたの魂に荒廃を引き入れ、聖書の解釈を誤らせ、あなたの基礎と由来を思い出させる聖霊は共にいて下さりはしないと言う。この者たちはすでにあなたの魂の中に荒廃を作り出し、あなたと父である私との間に広大な溝を掘ってしまった。この者たちがあなたたちを間違ったほうへ導き、この荒廃を広げ、私があなたたちを孤児として置き去りにしたなどと信じさせないように。この偽預言者たちは私の子、イエスを嘘つきに、私の聖書を空に等しいシンバルの響きにしてしまった。みことばを口開いた墓のようにしてしまった。

そこで聖霊が降ってあなたたちのうちに奇跡や不思議を行うことはないと教える偽教師たちに、警戒していなさい。あなたたちの基礎について、他のどの時代にもまして、この時代に思い起こさせている私の聖霊を非難する人びとに警戒しなさい。外見は宗教を装っているが、その内的力、うちなる力である私の聖霊を拒む人びとを警戒しなさい。そして真理を証しして中傷を受け、落胆しているならば、あなたの聖母に目を向けるように。あなたの霊を慰め 勇気を与えて下さる。

もしこの世が深い傷を負わせたなら、あなたの御母のほうを向くように、母性的愛と優しさで傷を手当てして下さるだろう。私の愛する息子の世話をなさったように、あなたの聖なる母はあなたの世話もなさる。あなたが惨めで悲嘆にくれるさ中、この方は飛んで来てその御心に抱きかかえて下さる、あなたの救い主を宿されたその御心に。天の聖なる御母は、私を愛するように教え、地上の私の王国をひろめるすべをお教えになろう。

そこで愛があなたの人生の原則となるように。愛を心に根づかせなさい。あなたの父である私と、きずなを結ばせてほしい。魂に触れさせてもらいたい。来て私の開いた腕の中に身を投げ入れなさい。あなたを創った手に抱かれるほどの 大きな喜びがあろうか? 私の口に耳を近づけなさい、あなたの鼻から息を:すなわちいのちを吹き込んだ口に、私は地上を征服するように、あなたを塵の中から生き返らせた。そのとき以来あなたに触れ、みことばを聞くように求めた。来なさい、心を正さなければならない、その魂に染みとなっている不正な行いを放棄し、心を込めて、

私の名を称えなさい。

alpha-omega

彼女(ロシア)を引き上げて、多くの国々の頭とする

1992年10月25日 ノート63

(ローマ)

祭壇よ! あなたの上にみことばを置く、聞いて書きなさい。

あなたは私の幕屋の中にいる、そこで私の意思を行えるよう、毎日あなた自身を明け渡しなさい。穏やかに、喜びのこころで。あなたは私にとってまこと尊い、私の子よ。

──ヴァスーラ、私の鳩よ、教育の師なる英知は、今までと同様これからも教えつつ、あなたの務めを知らせて下さろう。私は姉妹ロシアを愛するようにと、あなたを通して訴える。私の心ともども、あなたを彼女のもとに送り返す、ロシアは私にとって特別に愛おしい。実に今日のロシアは、種子をまくばかりの広々とした畑。その土はどの種子をも受け入れよう。私はそこにまかれるべき啓示を、私の霊によって与えた。まさに私自身の礎以外は、誰にも基をすえるのを許さない。

私、神が、私の誉れとなるようにロシアを計画し、彼女を通してその暗やみからは、光が輝きだす。その光は、私の栄光の知識をあなたの世代の心に照らし出そう。彼女に与えた家に、私は霊を注ぎ出し、私の名を尊ぶために、私の聖さを彼女のうちに現す。

小さな預言者たち1を通してかつて語ったのは、彼女のことだった、言っておく。以前の輝きをすべて倍にして、彼女に与えよう、彼女は心こめて私につき従い、私の聖なる顔を再び仰ぎ求めるであろうから。彼女を小馬鹿にする者はいなくなる。私が彼女を引き上げ、多くの国々の頭2とするがゆえ。彼女の貧しさのうちに、私は私の王国を立て直す。ああ、ヴァスーラ! 今に見ているがよい!

alpha-omega

あなた(ロシア)を救い出し、多くの国々の頭とする 地球は間もなく揺すられ、地響きと共に空は消えゆく

1992年9月9日 ノート61

(私たちの聖母)

あなたに平和がありますように。

ロシアの私の子どもたちに、私自身が彼らを霊的に養成すると伝えてください。私は彼らの母です。私は黙示録の婦人です。ロシア、私の娘よ、忍耐しなさい。死臭がこれ以上広がることはありません、本当に、あなたの苦しみは間もなく終わろうとしています。主がそのあわれみによって、これほど長い年月あなたを覆っていたとむらい布をはずしてくださるからです。あなたの目は、ロシアよ、間もなくあなたの王、光輝に包まれた救い主を見るでしょう。この御方は、忠実さと真実という名で知られています。あなたの王は再臨の途上にあられます。ロシアよ、主の言われることを聞きなさい。

(今度は主が話されます)

遠く離れている者たちも、やって来て悔い改めるであろう。彼らは私の教会を建て直す、そして私としては、一人ひとりの心を聖別しよう。ロシアは、私に焼き尽くされたいという熱望に震えつつ、目を覚ますだろう。私はあなたを救い出し、多くの国々のかしらとする1

他の国の人々は、あなたの美しさを見て気を失うだろう。あなたの右手は私の手の中に置かれる。あなたを他の誰よりも高く引き上げ、あなたのうちに私の望みを行う。あなたの造り主は、喜びと大きな歓喜をもって、あなたの美しさを、私の民2、私の天使たちと諸聖人の前に見せつけよう。すると諸天は公けにその喜びを表す。天空は私の栄光を地の四隅にまで宣言する。

ロシアよ……あなたは死んでいた、そして私は、失った子をいたむ父親のように、悲嘆を表すために荒布をまとった。今度は、あなたを通して私の栄光を現すために、多くの国々の間からあなたを選んだ。

間もなく、あなたの聖母がサタンの座を地に打ち倒し、大蛇の頭を踏み砕く。子どもたちが失われることも、未亡人になることももうない。竜は自身の宿命の手に引き渡され、世は平和の一時期を迎える。全人類の母は終わりには勝利し、あなたの神である主は、あらゆる国、あらゆる心とあらゆる民族において勝利する3

alpha-omega

(しばらくして)

私の娘よ、世は私の聖性への敬意に欠け、日ごとに私を怒らせている。私が与えた自由を乱用し、自分自身を破壊している。この時代は、私の目には見苦しい汚点として映る。彼らは悪に悪で返す、それゆえ私はこの世代を容赦しない。私が警告しなかったとは誰にも言うことはできない、私に忍耐がなかったとは誰にも言うことはできない。

間もなく地球は揺れ動き、地響きと共に空は消え失せ、誰もが完全な暗闇の中に残される。破壊的な力によって、地球の諸要素、山々と島々は燃え上がり、摩滅する。あらゆる草の葉が燃え上がり、あなたたちは無防備なまま、私の前に立ちつくすだろう、時代よ。あなたたちの口には、私に向かって悔い改めの叫びを上げる力が備わっている。だがあなたたちは、家もないまま、罪のうちに間違いを犯し、砂漠で暮らすほうを好む。

主よ、あなたの聖心の深いお苦しみを感じます。あなたはむしろ、兄弟姉妹たちを気の毒に思いなさい、とおっしゃっています。そうは思いますが、聖心は引き裂かれ、あなたのお悲しみも、深く感じています。あなたは恵みを与えて、誰でも御目にふさわしいものとすることがおできになります。あなたの御意志を喜んで果たせるようにすることがおできになります。おっしゃった通り、私は小さな者たちの中でも一番小さな者ですが、恵みをいただいてこの使命を果たしています。ですから他の方々にも勿論、そのようにおできになるのではないでしょうか? 私は無償の賜物、恵みをいただいたのです。ですから他の方々にも、同じようにされないことなどあるでしょうか?

私の英知にうかがいを立てるとは、ヴァスーラ、あなたは大胆だ4

多分大胆でしょう、けれど、あなたの御心がどう感じておられるか分かっているからです。私たちを罰するのも、卑しめるのも、あなたを喜ばせはしません。

地上から発するすべては、地上に返って行く5。この時代の罪は永劫を貫き、私の心も貫いている。私の日が訪れる前に、できる限り多くの者たちに私のしるしをつける時間が、まだ残っているように。私のヴァスーラ、祈り、執り成しなさい、この日々は、善人にとっても悪人にとっても辛いものであろうから。

alpha-omega

聖霊に対する冒瀆は誰であろうとゆるされない

1992年9月7日 ノート61

忠実さがあなたのおことばの本質、
おことばは完璧そのものです。
私たちの人生は御手の中にあり、
それでいて私たちには自由があります。
それはあなたからの贈物です。
けれど、私たちは与えられた自由をどう用いているでしょう?
自分自身に危害を加えるために用い、
魂を破壊させる武器にしています。
私たちは聖霊の介入を必要としています、
たえず源から溢れでる川の水が
今の私たちの上に降り注がれますように。

ああ、ヴァスーラ……この時代の道はやがてまっすぐにされ、人びとは忠節と完全さを教わる。今に見ているがよい……あなたにいのちがあり、体に息のある限り、あなたを牧する。私の満ち溢れる知恵をこれからも教えていこう。転ばないように護る。至高者なる私はあなたに好意を示した。喜びなさい、魂よ、喜びなさい! 今や聴いて理解するように、魂にとって私の聖霊に対する冒瀆以上の毒はない。聖霊に対する冒瀆は誰であろうとゆるされない。そこで聖霊を冒瀆していないか、絶えず注意していなさい。それゆえ私の英知はこう言っている。棄教して、無気力から奮い立たせようとこの日々降って来ている真理の聖霊を拒んでしまわないように警戒していなさい。私が地上で過ごした日々、彼らは理由なく私を憎んだ。だが十字架上で私は彼らを赦して下さるようにと御父に願った。今日私の恵みの聖霊を世が拒んで蔑み、悪魔的だ、愚かだと言うなら、私の日が訪れた時この者たちは、自分たちが悔い改めていなかったのを知るだろう、かつて私の聖霊を分かち与えられていたあなた方は、もはや恵みを失い、二度と新たにはされない。心から悔い改める気にならないまま私が訪れ、まだ悔い改めていないのを見いだすなら、どうして新たにできよう、その心が石のように固く、乾き切って、実を持たないなら……1

あなたたちを切り落とし、火にくべなければならなくなる。

そこで真実こめて言っておく。心を開きなさい、そして聖霊は望むどこへでも吹いていかれ、私の使者のうちにも息吹を自由に送っておられることを理解しなさい。彼らを実によって見分けなさい、そして頭脳の奴隷とはなってしまわないように。蔑み、嫉妬、執拗な批判、裁きや中傷は、真理の霊に反すると、どの魂も知るように。試されないよう、眠らずに祈っていなさい。今日私は、こう言っておく、唇が罪を犯す原因となるなら、それがあなたを貶め、魂を苦しみもだえさせる2よりは、唇を断食しなさい3

隣人を自分のように愛さなければならない。あなたは今こう言うだろう、この掟はすでに与えられていると。そう、確かにそうだ。しかしあなたはそれを守っているか? 私の聖霊に来ていただきあなたの上にとどまるように求めて、祈りなさい!

ヴァスーラ、私の聖なる名をたえず口にのぼらせ、心にとどめなさい。私はあなたの教師、そして好意をよせている。私を慰め、その心を私の天国とさせなさい。私が誰であるかを悟るように、歓びをもって祈るなら親しく交わろう。私を讃えなさい、そうするなら不滅の光であなたをおおう。私を祝福し、私の心を満足させなさい、私自身があなたのもとを訪れ、抱きかかえて敷居をまたぎ、私の家の中まで連れていく。そう、花婿が花嫁を抱き上げ敷居をまたいでいくように、私も大きないたわりと愛のうちに、そっとあなたを抱きかかえ、私の栄光の玉座を示す。

いまだ耳にしていないことを教え、ほかの何百万人を救うために、私は上から私の聖霊を送り、あなたの上に宿らせた。そばにいなさい、甘美な弟子よ、とも連れの旅はまだ終わっていない。私の残りの子どもたちにも、聖なるものごとへの知識を教え与えるには、まだかなりの道のりがある。

聖なる私の名を讃えるために、あなたを多くの国たみに遣わし、私の知識をあなたの上に書きとどめる。私が望むように話す恵みを与えよう。今や心から歓喜し、述べ伝えたものを大切にしなさい。決して私を見捨てないように。私を愛し、私から吸収しなさい。

私は愛。

イクトゥス

私の友、私の小さな友よ

1992年8月6日 ノート61

ギリシャ、ロードス島。(テレビで証しするようにという申し込みがありました。)

私の友、私の小さな友よ、ためらわないように。私のメッセージを知らせ、自信を持ちなさい。『私はある』が共にいる。私の聖心の宝を探し求め、私の香りをひろめなさい。私の心は愛の深淵、私の平和をもち、私の愛を受けなさい、私を尊び、私の誉れとなりなさい。

イクトゥス

私はあなたの一番の友人、最愛の聖なる同志

1992年7月10日 ノート60

「彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた14万4千人の者たちのほかは、覚えることができなかった1。」

主よ?

私である。話しているのは私、そこで疑わないように。私の聖心のヴァスーラ、今日の午後のために数行書かせてほしい。

親愛なる友人たちよ、新しい愛の賛歌をあなたたちに歌い、私の忠実な愛をあなたたち皆に思い出させようと、私は天からはるばる降って来た。

私はあなたの一番の友人、

最愛の聖なる同志である。

私はずっとあなたのそばにいた、そしてしばしば無視されたが、私の現存を感じさせるためにそばにとどまっていた。あなたが私に歯向かおうとするたびに、主である私は、あわれみに満たされ、右手をつかんであなたを私の心に引き入れ、私の無限の愛を示した。私の魂に祝された者よ! あなたは独りではない。あなたを慰め、瞳を守る者のようにあなたを守るために、私がいつもそばに付いている。「私の周囲を包むのは暗闇だけだ」とは言わないように、私がそばにいて、この暗闇からあなたを導き出す。「来てください、主よ!」と言うだけでよい、私はあなたのもとに飛んでくる、私の子よ。

私は昼も夜も、あなたの明け渡しを待っている、先延ばしにしてはならない。あなた自身をすっかり明け渡しなさい、そうするなら、私の光のうちにとどまることができる。私を愛しているなら、あなたにとって一番よいと思うことを、私にさせてくれるだろう。怖れなくてよい、あなたの心を私に献げなさい、それを私の聖心のうちに置いて焼き尽くそう。あなたが言うように私を愛しているなら、国々に向かって私の愛の賛歌を歌いなさい。私の誉れとなって、それぞれの魂たちの中に新しい命を呼び覚ますために。

あなたに私の心を与えた、今度はあなたも心を献げてくれるか? 愛があなたのそばにいる、そしてあなたの額に私の愛のため息を残して、あなたたちと家族を祝福する。一つでありなさい。

イクトゥス

(私たちの聖母。)

私はあなたたちを慰めるためにそばにいます、けれどあなたたちの母である私も、あなたたちの慰めが必要なのです。私の心配はとても大きいからです。私の子どもたちの多くが、いと高き方に歯向かっています。あなた方の祈りが必要なのです。私の意向のために祈りを献げてください

ヴァスーラ、神の子どもたちとして生きるように、彼らに伝えてください。

これは私の戦いです

1992年7月2日 ノート60

(私たちの聖母)

キリストがもうすぐおいでになります。あなたは労苦していますが、私の子よ、御子の栄光のために献げる何であろうと、それはあなたを聖化し、彼の誉れとなります。神は御子のからだ、教会のために、ご自分をあなたに顕すご計画でした。

娘よ、覚えておきなさい、イエスは決して、決してお見捨てにはなりません。あなたの受けているメッセージを私に委ねたのを覚えていますか? あなたの母として、私は与えられたものを護っています、そして今日も昨日と同じように、御子のメッセージを急いで広めていきましょう。

サタンの言葉は致命的に聞こえ、どの国民に対しても勝ち誇り、その勝利は栄えあるものに見えます、けれど、ヴァスーラ、間もなく私がサタンを征服します、これは私の戦いですから

娘よ、私はあなたの慰めとなって、使命を続けられるように十分な力をあげましょう。

(今度は主が話されます)

私を喜ばせ、送っているすべての場所で私のことばを知らせなさい、しっかりと立つように。

私の心に倚りかかり、愛されていると感じなさい。私たちの二つの心に自分自身と家族を奉献するようにと、私の子どもたちに伝えなさい。私のものとして刻印できるよう、あなたたち自身を奉献しなさい。聞いてほしい、はっきり言っておくが、いまだかつてなかったような苦渋の時が訪れる。地上はすでにこの時期のきざしを見ている、しっかりと立ち、騙されてしまわないように。

多くの人が私の声を聞いていると言い、そのメッセージを宣言している、しかし私も、あなたの母もそれらのメッセージを与えてはいない。この日々の私のわざを、偽りをもって破壊しようとする。聞こえる人の耳は用心深くなり、気が早い人の心は騙されてしまう。(多くの人があなたを騙そうとする、ヴァスーラ、私、イエスから送られたと言って、しかし彼らは偽預言者である)多くの偽キリストが立ち上がると覚えておきなさい、ある者たちは大きなしるしを行い、正しい人をさえ感銘させよう。今や、重ねて忠告を与えた。

娘よ? これからもこのわざをあなたのうちに行いつづけてもよいか? 疑惑に陥らないように祈りなさい。あなたに道を開く、怖れないでよい、私の愛は永遠。

受刑者たちへのメッセージ

1992年5月6日 ノート59

「彼は棚をめぐらして逃げ道をふさぎ、
重い鎖で私を縛りつける1。」
ところが、あなたは思いやり深く、
彼らの部屋までやって来られ、牧してくださいます。

(世界中のすべての受刑者たちへのメッセージ)

あなたに平和。私は主、あなたの贖い主である。驚かないように、あなたたちに話しかけているのは、一人ひとりの心に住まう私の聖霊である。

あなたへの愛は推し量れないほど、天国に入るまでは、十分理解できないであろう、私がこの暗闇の時代に、天の玉座からはるばる降って来たのは、何が起きており、私が何をしているかを、あなたたちにも理解させるためだ。私は約束を果たすと保証するために来ている。小さな子どもたちよ、あなたたち皆への私の愛と忠実さを保証するために訪れた。私の再臨は間近に迫っている。

はっきり言っておく、私の言葉を守る人は、誰も死を見ないであろう。そして躊躇している者よ、これ以上は疑わずに、信じなさい。──聖書の教えが理解できなかったとしても、心配しなくてよい、今日やって来て、心と心を向き合わせ、私に打ち明けなさい。子どもの嘆きを聞いて、心のひだを痛めずにいる父親がいるだろうか? 私は永遠の父、永遠の愛をもって愛する者、自分の所有地を分かち合い 嗣ぐようにと招く父親のように、私も、私の王国を嗣ぐようにと、あなたに呼びかけている。

ああ……これらの私の言葉が、あなたの心に刻まれ、それを受け入れてくれるなら……まこと小さな子どもたちよ、私がこう言うのを聞いたであろう。私は行くが、実は間もなく、あなたと一緒になる。まことに言っておくが、間もなく私は、あなたと一緒になる。

父の家には部屋が多くあると言ってきた。あなたたち一人ひとりのための部屋がある。この部屋に入り、魂に平安と安息を与えなさい、私と和解し、この部屋に入りなさい。

サタンは今日、その憎しみのすべてを地上に嘔吐している。怒りにまかせて国々を引き裂き、打ち倒す。サタンは破壊し、次々に災難をもたらすが、大いなる力によって、壊したもののすべてを私の手で建て直そう。あなたへの愛の賛歌の中に書き記したすべては、私の言葉を思い出させるものに過ぎない。あなたの記憶を呼び覚まし、私の心を手に持って、愛が欠けているゆえに私は渇いていると言うために。私は誰も恨んではいない。あなたたちは皆私の種であり、私はあなたたちの永遠の父であり、伴侶である。

あなたたちの心の中をよく知っている、だが、私はあなたたちの行いを非難しに来たのではない。今日ここにいるのは、どれほどの思いやりといたわりが与えられているかを示すため。私の心の中にはいまだに槍の刃が残っている、そして茨の冠が私の心を囲んでいる、天の柱はこの光景に打ち震え、天使たちは皆、苦悶のために顔を覆い隠す。まさに月が光を失った。あなたたちの神は、人間の邪悪さと悪意のために、一時間ごとに十字架につけられている。私はあなたたちを贖うために、自らの血によって一つの道を示した、たとえあなたがこの正しい道から足を踏み外したとしても、言っておく。私は今、あなたのところへはるばるやって来た、あなたの手を取って、この正しい道にあなたたちの足取りを引き戻すために。あなたの意志を献げなさい。自分自身を明け渡し、あなたが私の道を塞いで築いてしまった塀、私とあなたが出逢うのを妨げているその塀を、私が打ち壊すのを許してほしい。

私の小さな友人たちよ、あなたの聖なる者には、言いたいことがまだたくさんあるが、今は負担が大き過ぎるだろう。ただ一つだけ付け加えておこう。あなたのもとに、その小さな部屋まで、私がはるばる降って来たとすれば、それはただあなたへの愛が大きいからである。

私を呼びなさい、聞いている。額に愛のため息を残して、あなたを祝福する。

メッセージ、一致への呼びかけ

1992年3月27日 ノート58

(メッセージ、一致への呼びかけ)

私のヴァスーラ、書きなさい。

親愛なる友人たち、仲間たち、兄弟たちよ、私の愛ほど大きな愛はどこにも見いだせない。私の愛をどうしてしまったのか? 兄弟たちよ、愛と謙遜という私の心の掟に従って一致しなさい。あなたたちが一致させようと考えている事柄は、地上のことであって、一致はもたらさない。それは無力で、差し出すものは何もない。だが、あなたたちの多くは思い込みの奴隷となっている。互いに身を低くして和解し合い、私が愛するように愛し合わなければ、離れたままであろう。私の子どもたちよ、私はこの復活節も、またもや同じ痛みを経験しなければならないのか1

あなたたちの多くは、口の利けない人が話し、足萎えが歩き、目の見えない人に視力が戻るのを見てきた、それでもなお、口先だけで私を称えつづける。私はかつて言ったと同じことをまことに言う、「聖霊を冒瀆する者は赦されない」と2。あなたたちは聖霊を迫害し、自分自身の心をかたくなにさせている。ところで、罪に心が誘われ、かたくなになってしまうと、どのような悪徳も自分の目には見えなくなる3。こうして自分自身もあわれみに欠けるようになり、自らも裁かれ、あわれみのない裁きを身に受けてしまう。

私は上から皆を、あなたたち一人ひとりを見ている。言っておく、自らの利益と栄えのために働きつづける者は、すでに私の心を失っている。彼らの思いはサタンと同じで、彼ら4の確信は私の確信とは異なっている。地上の権力を追いかけて、敵意と競争心に思いがのめり込み、自己中心と傲慢によってすでに非とされた。こうした地上的事柄は、用いるだけで滅びに至る! 彼らはめったに祈らない。今日のあなたたちは偽りの教師たち5、堂々と怖れなく私の前に立ち、嘘に基づいたサタンの知識をれきする者たちに囲まれている。彼らは私の復活6を受け入れず、私の神性を否定する。この偽りの教師たちが滅びを免れるように祈りなさい! そしてあなたたち一人ひとりに言っておく。

「光の中にいると言いながら、

兄弟を憎む人は、

まだ闇の中にいるのです」7

闇の状態にいながら私の誉れになっていると信じる人は、あなたの両親8を最初に誘惑した者に信をおいている。

──あなたたちにはしるしを送ってきた、だが、代弁者たちを通して語る私の声を自分たちの声で覆い消し、このしるしを信じようとはしない。じきに闇が訪れ、多くの人は死を味わうだろう。真理でなく偽りに基礎を置いてしまったあなたたちの目を開いて癒そうと、私はしるしによって訪れた、だが真理を述べ伝え、あなたたちが「主」と呼ぶ者が語っていると教えても、そっぽを向いてサタンに耳を貸し、その道具となってしまう。

そうだ、あなたたちは悪魔の方を選んだ。それゆえ私の不思議を理解しないように、私の言葉も悟らない。私の霊の語り口を聞きわける勘を失ってしまったために、何を言っても頼んでも理解しない。

私はあなたの救いを渇き求めている、私の王国を分かち合えたらと渇き求めている。あなたたちの分裂は罪である。そして唇をもって、兄弟たちだけでなく、その一番の指導者9の信用を傷つける者は、誰であろうと自分を正しい者と言うことはできない。

義、あわれみ、ヘり下った心で神と歩むこと! 私の掟のほかの部分も疎かにせず、これらを実践すべきだった。そしてあなたたち、分裂を喜び、玉座と私において誓う者たちよ、私はそこに座し、かつてと同じように言う。

「あなたたちは白壁の墓のように外面は立派だが、

内側は死体とあらゆる腐敗に満ちている」

あなたたちが滅びを逃れられるとどうして信じられるのか? あなたたちは私を喜ばせてはいない。あなたたちの暮らす砂漠には死体が散乱している。互いに分裂し合うという罪、それは

小羊

に対して犯した罪であり、この分裂の罪ゆえに、私の体は日々殺害されている。あなたたちが自分たちの掟に従って無理矢理十字架の刑に引いていくその小羊とは、私である。あなたたちが傷つけ痛めているのは私のからだ、

私はその生けにえである

分からないか? 自分が悪魔たちと通じているのが分からないのか? 誰と食卓を共にしているか分からないのか? あなたを食卓で囲むのが悪魔たちだけだというのに、それを見ている私がどうして喜べるだろう? 分裂を喜ぶ限り、あなたたちはサタンの支配下にいる。そしてサタンは分裂を喜ぶ者たちに、偽りをもって間断なく油を注ぎ続ける。あなたたちは互いに、一致を求めるこのメッセージを承認すべきかどうか、それぞれ慎重に様子をうかがう、しかし私の体がその分裂ゆえに、この復活祭も再び耐え難い苦しみを味わっていようが、それには関心を示さない10

私がその者だと信じなさい、自分の思いの奴隷とはならないように、日の残っているうちに私のもとに来なさい、間もなく闇がこの世を覆ってしまう。私はあなたたち11に会って、話したいと望み、そうした。

私の一致のメッセージを伝える促しを与えたのは、あなたたちを一致させるためだった。しかし自分たちの思いの奴隷になっている者にとって、英知の神秘に分け入るのはなんと難しいか! 霊が富んでいる者たちにとって、私の王国に入るのはなんと難しいか! 言っておく。

先にいた者たちの多くが後になり、

後にいた者たちが先になる。

私の子よ、自らを奉献し私の天国となりなさい、私がともにいる。

イクトゥス