1992年のメッセージ

ギリシャの司祭たちへのメッセージ

1992年2月18日 in ノート58

主よ、私の目をあなたからそらさないようにしてください、
私が再び棄教に陥らないように。
あなたの足台のそばで礼拝させてください。
ああ、主よ、今すぐあなたの御力を、皆に示してください。
私たちの罪を吹き払う嵐を、皆の間に起こしてください。
私たちを生き返らせる清めの火(聖霊)を送ってください。
闇の中、この危険に満ちた砂漠を乗り越えるのは困難です。

マラナタ! 来てください!

平和を、愛する者よ、おびえてはいけない。

私は意を決した。地上を私の清めの火で襲う、そして私の計画を予見されたよりも早く実行に移そう。待つ時間はもうすぐ終わる。あなたについては、私の子よ、愚にもつかない行為におびえてはいけない。私の方に目を向け、私に寄りかかりなさい、私はあなたの力である。

──見よ! あなたの司祭たち1のために祈りなさい、彼らが私に顔を向け、私から、機知、平和と、愛を引き出すように。彼らの多くが腐敗している、しかも急速に。花咲こうとしている私の花々2を台無しにしようとする者たちのために祈りなさい。あなたの司祭たち3の間に、まだ生きている者がわずかながらいるのは、私が流した涙のおかげだと彼らに伝えなさい。彼らの信仰を私の涙でうるおし、この残りの者たちが生きつづけるよう、苦悶のうちに涙している。私の教会は朽ちた木のように粉々に崩れている、だが、彼らから聞こえてくるのはこのような声だけだ。

かんばつだろうか?」

彼らは敬虔さを軽蔑し、私の聖霊の業を厳しく告発し、非難するために口を開くのを許す! 闇に用いた時間が、礼拝の時間を無に帰してしまった。さらに悪いことに、厚かましくも、教会の遺産を見せびらかすために独占してしまった。

私、彼らの主は、彼らの前に立って尋ねよう。「私の教会の最も小さい部分を通して、私の子どもたちに今日与えている慰めを、なぜあざけるのか?」

──諸天は間もなく消え去る、だがあなたはいまだに目覚めず、深い眠りに陥っている。私は盗人のように、いつ来るかを告げることなしに訪れよう4

私は目に涙を浮かべて、今尋ねている、教えてほしい。私の群れはどうなったのか? 私の緑の牧場はどこにあるのか? 私の息子や娘たちが、なぜ捕らわれの身になってしまったのか? 今日の若者たちはどこへ行ってしまったのか? あなたに与えた香りが、悪臭に変わってしまったのはなぜか? ──私はあなたのために涙している──その高慢すぎるあなたの態度に涙している…… 私の教会はあなたの高慢すぎる態度のために、ぽっかりと口を開いた墓のようになってしまった。だがあなたも征服されるだろう。私の火がいまや迫っている。あなたをその栄光の座から引きおろす…… そして「何が起こったのか?」とあなたが尋ねるとき、私はこう答えよう。「私の王国はあなたから取り上げられ、今度はふさわしい実をもたらす民に与えられた5」と。いのちを与えるのは霊である、あなたたちは私の聖霊を十分敬意を払ってきたか? それではどうして聖霊を迫害し、怒らせているのか?

私の言っていることを自分でよく判断してみなさい。あなたの若者たちが母なる教会を離れ、二流の哲学を追うのはなぜか? あなたは私の聖霊をしばしばよく思い出し、伝えられた伝統を立派に守っている。しかし、愛なしに語り、自分の熱心さに目がくらんでいる! その熱意のあまり、私の神秘に対する洞察を見失っている! 読まなかったか。「恵みによって選ばれた者が残っています。恵みによるのであるとすれば、行いによるのではありません。もし、そうであれば、恵みはもはや恵みではなくなります!」6。私は皆を愛している、しかし苦しんでもいる、あなたが聖霊の賜物に異を唱えているために。あなたは人間の権威に異を唱えているのではない、神である私に対してそうしているのだ。

最後に一つ、思い出してもらいたい。いつの日か、あなたが私と対面する時、あなたにまかせた魂たちの面倒をどうみたかを報告してもらう。あなたたちは今日も、私を偽り者にしている、それはみことばを思い出させるお方、

私の聖霊

について皆にした私の証しを、今や信じていないがゆえ。心を洗い清めなさい、そうするならあなたの上に天が輝きでる。私は上からあなたを見守ってきた、伝統の町よ、初代教会の掟を正確に守っているあなたを、しかし今日は虚飾に目眩み、私の掟のより重要なことがら— あわれみ! 愛! 謙遜! そして

赦しの精神

をほとんどかえりみないでいる……私の悲しみは深く、より大きな霊の賜物をあなたが探し求める日を、うちで呻きつつ待っている。霊的なことがらが霊感なく説教されるのを、私は見あきた。その深さと、今日私の霊の与えているより重要なことがらを理解したなら、霊の賜物も受け入れたであろうに、しかしあなたは自分自身を誇りに感じ、それはたえず私を傷つける、何千もの魂たちを、あなたにあずけた、彼らを教え、そっと助けをかし、私の心に引き入れるために、そして私のいたわり、私の愛と彼らへの私の大いなる渇きを思い出させるようにと、しかしあなたは未熟な判断を彼らに下し、負いきれない荷を負わせながら、あなた自身それを持ち上げようと指一本上げない! 私は日々に躓きの石だったが、今日の私の聖霊は、多くの聖職者たちにとってもまた、

— 躓きの石 —

となっている。

──主の目は、言っておくが、正しく徳ある者たちだけに向けられているのではない、私の目はみじめな者、ふさわしくないとあなた方の呼ぶ者たちにも注がれている。天の星は間もなく地に落ち、天の力が揺さぶられよう、それでもなおあなた方は気づかないでいよう。この地表はもうすぐ消えてなくなり、新しい天と新しい地が訪れる、それでもなおあなた方は私の聖霊から逃げていよう、だが、今日にも自らの身を低くし、心から自分たちを罪人、ふさわしくない者と認めるなら、あなたの国たみの上に漂っている無気力の霊を取り除こう! あなた方は自分たちを金持ちだと言っている、ではその富を見せなさい。「飢饉」という言葉しかあなたの国からひびいてこない。「飢饉」という言葉が、体中に書かれている。豊かだと言うなら、栄えあるあなたの牧場はどこか? 腐敗しかけた死体に、私はどうしてつまづくのか? あなたの弁明が聞こえてこないのはなぜか?

──私の聖霊は今や、その限りない慈悲ゆえに降(くだ)ってこられ、皆を養い、私の天来のマンナであなたの霊を満たして下さる。私は牧者として、迷子の羊を探しに訪れ、永遠の愛をこめて傷あとを介抱し、弱い者疲れた者たち、そしてあなたがもはや牧していない者たちを支える。私の子どもたちを、私は慰めよう。そこでこの慈悲の日々に、私の行く手を遮ったり妨害はしないでほしい。私の霊についてあなたが教えていることを、自ら否定しないように。私の日が訪れる前にこのすべてを述べた。「神よ、ここです! 悔い改めに来ました! あなたの恵みの霊を辱めるのはやめます、でないと、厳しく罰せられるのが分かっていますから。」という声は聞こえてこようか。私が語っているのは、あなたを救うためであり

深く愛しているがゆえに、あなたを咎めている。

イクトゥス

ヴァスーラ、あなたの司祭たちが、本当の謙遜を私から学ぶように祈りなさい。

1992年3月 

1992年3月1日 in ノート58

(サタンは今朝、私を簡単に殺せたはずです。イコンや聖具がのっているガラス戸棚にはたきをかけている時、それが倒れかかってきて、低い戸棚もこわしました。大きな尖ったガラスの破片が周り中に散乱し、部屋の外の玄関ホールにまで飛び散りました。終わったあとはじっと立ちすくみ、血がどこから流れているかしら、と思いました。でも何ともなかったのです。かすり傷一つ負っていませんでした。普通だったら、腹の部分から足元まで、ずたずたにされていたでしょう)

(しばらくして)

私のヴァスーラ、一歩ずつ導かせなさい。小さいままでいなさい、花よ、そして救い主に倚りかかっていなさい。

愛している、子よ。サタンはあなたに手をかけ不具にしようと、必死になっている1

偽りの非難をあびせようと、人を用いるだけでなく、怒りのあまり、自然界の法則さえ歯向かわせている。しかし私はあなたの熱心な番人であり避難所、そこで恐れないように、たえず、あなたに目をかけている。いつでも私の聖心の中に隠れなさい。さあ、これからも救いを願って、魂たちを追い求めよう。

地上のあらゆる場所に、まこと愛する者よ、あなたを連れて行く、そして私が通り過ぎたなら、道すがら最も妙なる香りを残してゆく。魂から魂へとミルラの香りをひろめ、心をうっとりさせよう。あなたの救い主を悦ばせなさい、花よ、そしていっそう用いるのを許してほしい。あなたを傷めたり自由を奪ったりはしない。その心を、私の愛の虜にさせておきなさい、そして私にうんざりしないでほしい。私は、この宝を授けたあなたの愛する仲間、

私の愛という賜物を、
あなたに授けた。

私は私の力と忍耐を与える。花よ、あなたの上には私の霊がとどまり、道を案内し、私の教えを思い出させよう、そこで寛大に時間を捧げ、地上を芽吹かせなさい。私をいつも敬うように。あなたの唯一の愛ではないか? 私は王の王ではないか? ともに全力を尽くして働きなさい、そうするならあなたの想いに反し、その努力はおおむね無駄とはならない。私の権威によってそれらは神性をおび、的を射る。あなたの言葉には効果がないと誘惑者が耳もとでささやいても、言っておく、私の子よ、耳をかしてはならない。これからも皆に私の心を注ぎ出し、天から倦まずに降って来ては、あらゆる好みに合わせて、飢えた者を養いつづける。これからも私の聖心を顕わし、皆に抱くいたわりを示していこう、私を食べ飲む者は誰であろうと変容し、

あなたの神、私のうちに、真のいのちを生きるようになる。

私のほうに向くなら誰であろうと、救われる。私のほうを一瞬見向くだけで、あなたを変容させよう。

— 娘よ、目立たず、無のままでいなさい。その力なさと弱々しさがあなたを隠すままにしておきなさい、私の溢れるほどの豊かさと威力が、今や一層ひろがっていくために。種子まきはまだ終わっていない、だが間もなく、私の声は世界中にこだましよう。娘よ、あなたは私にとってまこと貴い、涙を流すほどに愛おしい、皆を涙流すほどに愛おしんでいる。それゆえ恵みうるおう唇をもって、天から平和のメッセージを皆に運んできた。永遠の昔からあなた方を愛し、祝福してきた。そして揺りかごの時代から、見守り擁護していた。皆がみじめさにおおわれ、目がすっかり見えなくなったのを知っている。私を探し求めるなら、光をまことに与える。再びいのちを得、すべて聖なるものを慕い求めるようにさせる、それゆえ、娘よ、私の聖性と完全さを求めつづけなさい。私を祝福し、ほめ讃えなさい。私が種子まくときにまいて、それも惜しげなく、連れて行った場所で種子をまきなさい。じきにあなたは、この時代の敷居を越えて永遠の平和に入っていく、その間私が耐えているすべてを忍びなさい。あなたは独りではない。屈せず努めなさい、私の子よ、誰がともにいて祝福しているかを忘れないように。

愛があなたを愛している。

イクトゥス

メッセージ、一致への呼びかけ

1992年3月27日 in ノート58

(メッセージ、一致への呼びかけ)

私のヴァスーラ、書きなさい。

親愛なる友人たち、仲間たち、兄弟たちよ、私の愛ほど大きな愛はどこにも見いだせない。私の愛をどうしてしまったのか? 兄弟たちよ、愛と謙遜という私の心の掟に従って一致しなさい。あなたたちが一致させようと考えている事柄は、地上のことであって、一致はもたらさない。それは無力で、差し出すものは何もない。だが、あなたたちの多くは思い込みの奴隷となっている。互いに身を低くして和解し合い、私が愛するように愛し合わなければ、離れたままであろう。私の子どもたちよ、私はこの復活節も、またもや同じ痛みを経験しなければならないのか1

あなたたちの多くは、口の利けない人が話し、足萎えが歩き、目の見えない人に視力が戻るのを見てきた、それでもなお、口先だけで私を称えつづける。私はかつて言ったと同じことをまことに言う、「聖霊を冒瀆する者は赦されない」と2。あなたたちは聖霊を迫害し、自分自身の心をかたくなにさせている。ところで、罪に心が誘われ、かたくなになってしまうと、どのような悪徳も自分の目には見えなくなる3。こうして自分自身もあわれみに欠けるようになり、自らも裁かれ、あわれみのない裁きを身に受けてしまう。

私は上から皆を、あなたたち一人ひとりを見ている。言っておく、自らの利益と栄えのために働きつづける者は、すでに私の心を失っている。彼らの思いはサタンと同じで、彼ら4の確信は私の確信とは異なっている。地上の権力を追いかけて、敵意と競争心に思いがのめり込み、自己中心と傲慢によってすでに非とされた。こうした地上的事柄は、用いるだけで滅びに至る! 彼らはめったに祈らない。今日のあなたたちは偽りの教師たち5、堂々と怖れなく私の前に立ち、嘘に基づいたサタンの知識をれきする者たちに囲まれている。彼らは私の復活6を受け入れず、私の神性を否定する。この偽りの教師たちが滅びを免れるように祈りなさい! そしてあなたたち一人ひとりに言っておく。

「光の中にいると言いながら、

兄弟を憎む人は、

まだ闇の中にいるのです」7

闇の状態にいながら私の誉れになっていると信じる人は、あなたの両親8を最初に誘惑した者に信をおいている。

──あなたたちにはしるしを送ってきた、だが、代弁者たちを通して語る私の声を自分たちの声で覆い消し、このしるしを信じようとはしない。じきに闇が訪れ、多くの人は死を味わうだろう。真理でなく偽りに基礎を置いてしまったあなたたちの目を開いて癒そうと、私はしるしによって訪れた、だが真理を述べ伝え、あなたたちが「主」と呼ぶ者が語っていると教えても、そっぽを向いてサタンに耳を貸し、その道具となってしまう。

そうだ、あなたたちは悪魔の方を選んだ。それゆえ私の不思議を理解しないように、私の言葉も悟らない。私の霊の語り口を聞きわける勘を失ってしまったために、何を言っても頼んでも理解しない。

私はあなたの救いを渇き求めている、私の王国を分かち合えたらと渇き求めている。あなたたちの分裂は罪である。そして唇をもって、兄弟たちだけでなく、その一番の指導者9の信用を傷つける者は、誰であろうと自分を正しい者と言うことはできない。

義、あわれみ、ヘり下った心で神と歩むこと! 私の掟のほかの部分も疎かにせず、これらを実践すべきだった。そしてあなたたち、分裂を喜び、玉座と私において誓う者たちよ、私はそこに座し、かつてと同じように言う。

「あなたたちは白壁の墓のように外面は立派だが、

内側は死体とあらゆる腐敗に満ちている」

あなたたちが滅びを逃れられるとどうして信じられるのか? あなたたちは私を喜ばせてはいない。あなたたちの暮らす砂漠には死体が散乱している。互いに分裂し合うという罪、それは

小羊

に対して犯した罪であり、この分裂の罪ゆえに、私の体は日々殺害されている。あなたたちが自分たちの掟に従って無理矢理十字架の刑に引いていくその小羊とは、私である。あなたたちが傷つけ痛めているのは私のからだ、

私はその生けにえである

分からないか? 自分が悪魔たちと通じているのが分からないのか? 誰と食卓を共にしているか分からないのか? あなたを食卓で囲むのが悪魔たちだけだというのに、それを見ている私がどうして喜べるだろう? 分裂を喜ぶ限り、あなたたちはサタンの支配下にいる。そしてサタンは分裂を喜ぶ者たちに、偽りをもって間断なく油を注ぎ続ける。あなたたちは互いに、一致を求めるこのメッセージを承認すべきかどうか、それぞれ慎重に様子をうかがう、しかし私の体がその分裂ゆえに、この復活祭も再び耐え難い苦しみを味わっていようが、それには関心を示さない10

私がその者だと信じなさい、自分の思いの奴隷とはならないように、日の残っているうちに私のもとに来なさい、間もなく闇がこの世を覆ってしまう。私はあなたたち11に会って、話したいと望み、そうした。

私の一致のメッセージを伝える促しを与えたのは、あなたたちを一致させるためだった。しかし自分たちの思いの奴隷になっている者にとって、英知の神秘に分け入るのはなんと難しいか! 霊が富んでいる者たちにとって、私の王国に入るのはなんと難しいか! 言っておく。

先にいた者たちの多くが後になり、

後にいた者たちが先になる。

私の子よ、自らを奉献し私の天国となりなさい、私がともにいる。

イクトゥス

受刑者たちへのメッセージ

1992年5月6日 in ノート59

「彼は棚をめぐらして逃げ道をふさぎ、
重い鎖で私を縛りつける3。」
ところが、あなたは思いやり深く、
彼らの部屋までやって来られ、牧してくださいます。

(世界中のすべての受刑者たちへのメッセージ)

あなたに平和。私は主、あなたの贖い主である。驚かないように、あなたたちに話しかけているのは、一人ひとりの心に住まう私の聖霊である。

あなたへの愛は推し量れないほど、天国に入るまでは、十分理解できないであろう、私がこの暗闇の時代に、天の玉座からはるばる降って来たのは、何が起きており、私が何をしているかを、あなたたちにも理解させるためだ。私は約束を果たすと保証するために来ている。小さな子どもたちよ、あなたたち皆への私の愛と忠実さを保証するために訪れた。私の再臨は間近に迫っている。

はっきり言っておく、私の言葉を守る人は、誰も死を見ないであろう。そして躊躇している者よ、これ以上は疑わずに、信じなさい。──聖書の教えが理解できなかったとしても、心配しなくてよい、今日やって来て、心と心を向き合わせ、私に打ち明けなさい。子どもの嘆きを聞いて、心のひだを痛めずにいる父親がいるだろうか? 私は永遠の父、永遠の愛をもって愛する者、自分の所有地を分かち合い 嗣ぐようにと招く父親のように、私も、私の王国を嗣ぐようにと、あなたに呼びかけている。

ああ……これらの私の言葉が、あなたの心に刻まれ、それを受け入れてくれるなら……まこと小さな子どもたちよ、私がこう言うのを聞いたであろう。私は行くが、実は間もなく、あなたと一緒になる。まことに言っておくが、間もなく私は、あなたと一緒になる。

父の家には部屋が多くあると言ってきた。あなたたち一人ひとりのための部屋がある。この部屋に入り、魂に平安と安息を与えなさい、私と和解し、この部屋に入りなさい。

サタンは今日、その憎しみのすべてを地上に嘔吐している。怒りにまかせて国々を引き裂き、打ち倒す。サタンは破壊し、次々に災難をもたらすが、大いなる力によって、壊したもののすべてを私の手で建て直そう。あなたへの愛の賛歌の中に書き記したすべては、私の言葉を思い出させるものに過ぎない。あなたの記憶を呼び覚まし、私の心を手に持って、愛が欠けているゆえに私は渇いていると言うために。私は誰も恨んではいない。あなたたちは皆私の種であり、私はあなたたちの永遠の父であり、伴侶である。

あなたたちの心の中をよく知っている、だが、私はあなたたちの行いを非難しに来たのではない。今日ここにいるのは、どれほどの思いやりといたわりが与えられているかを示すため。私の心の中にはいまだに槍の刃が残っている、そして茨の冠が私の心を囲んでいる、天の柱はこの光景に打ち震え、天使たちは皆、苦悶のために顔を覆い隠す。まさに月が光を失った。あなたたちの神は、人間の邪悪さと悪意のために、一時間ごとに十字架につけられている。私はあなたたちを贖うために、自らの血によって一つの道を示した、たとえあなたがこの正しい道から足を踏み外したとしても、言っておく。私は今、あなたのところへはるばるやって来た、あなたの手を取って、この正しい道にあなたたちの足取りを引き戻すために。あなたの意志を献げなさい。自分自身を明け渡し、あなたが私の道を塞いで築いてしまった塀、私とあなたが出逢うのを妨げているその塀を、私が打ち壊すのを許してほしい。

私の小さな友人たちよ、あなたの聖なる者には、言いたいことがまだたくさんあるが、今は負担が大き過ぎるだろう。ただ一つだけ付け加えておこう。あなたのもとに、その小さな部屋まで、私がはるばる降って来たとすれば、それはただあなたへの愛が大きいからである。

私を呼びなさい、聞いている。額に愛のため息を残して、あなたを祝福する。

これは私の戦いです

1992年7月2日 in ノート60

(私たちの聖母)

キリストがもうすぐおいでになります。あなたは労苦していますが、私の子よ、御子の栄光のために献げる何であろうと、それはあなたを聖化し、彼の誉れとなります。神は御子のからだ、教会のために、ご自分をあなたに顕すご計画でした。

娘よ、覚えておきなさい、イエスは決して、決してお見捨てにはなりません。あなたの受けているメッセージを私に委ねたのを覚えていますか? あなたの母として、私は与えられたものを護っています、そして今日も昨日と同じように、御子のメッセージを急いで広めていきましょう。

サタンの言葉は致命的に聞こえ、どの国民に対しても勝ち誇り、その勝利は栄えあるものに見えます、けれど、ヴァスーラ、間もなく私がサタンを征服します、これは私の戦いですから

娘よ、私はあなたの慰めとなって、使命を続けられるように十分な力をあげましょう。

(今度は主が話されます)

私を喜ばせ、送っているすべての場所で私のことばを知らせなさい、しっかりと立つように。

私の心に倚りかかり、愛されていると感じなさい。私たちの二つの心に自分自身と家族を奉献するようにと、私の子どもたちに伝えなさい。私のものとして刻印できるよう、あなたたち自身を奉献しなさい。聞いてほしい、はっきり言っておくが、いまだかつてなかったような苦渋の時が訪れる。地上はすでにこの時期のきざしを見ている、しっかりと立ち、騙されてしまわないように。

多くの人が私の声を聞いていると言い、そのメッセージを宣言している、しかし私も、あなたの母もそれらのメッセージを与えてはいない。この日々の私のわざを、偽りをもって破壊しようとする。聞こえる人の耳は用心深くなり、気が早い人の心は騙されてしまう。(多くの人があなたを騙そうとする、ヴァスーラ、私、イエスから送られたと言って、しかし彼らは偽預言者である)多くの偽キリストが立ち上がると覚えておきなさい、ある者たちは大きなしるしを行い、正しい人をさえ感銘させよう。今や、重ねて忠告を与えた。

娘よ? これからもこのわざをあなたのうちに行いつづけてもよいか? 疑惑に陥らないように祈りなさい。あなたに道を開く、怖れないでよい、私の愛は永遠。

私はあなたの一番の友人、最愛の聖なる同志

1992年7月10日 in ノート60

「彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた14万4千人の者たちのほかは、覚えることができなかった8。」

主よ?

私である。話しているのは私、そこで疑わないように。私の聖心のヴァスーラ、今日の午後のために数行書かせてほしい。

親愛なる友人たちよ、新しい愛の賛歌をあなたたちに歌い、私の忠実な愛をあなたたち皆に思い出させようと、私は天からはるばる降って来た。

私はあなたの一番の友人、

最愛の聖なる同志である。

私はずっとあなたのそばにいた、そしてしばしば無視されたが、私の現存を感じさせるためにそばにとどまっていた。あなたが私に歯向かおうとするたびに、主である私は、あわれみに満たされ、右手をつかんであなたを私の心に引き入れ、私の無限の愛を示した。私の魂に祝された者よ! あなたは独りではない。あなたを慰め、瞳を守る者のようにあなたを守るために、私がいつもそばに付いている。「私の周囲を包むのは暗闇だけだ」とは言わないように、私がそばにいて、この暗闇からあなたを導き出す。「来てください、主よ!」と言うだけでよい、私はあなたのもとに飛んでくる、私の子よ。

私は昼も夜も、あなたの明け渡しを待っている、先延ばしにしてはならない。あなた自身をすっかり明け渡しなさい、そうするなら、私の光のうちにとどまることができる。私を愛しているなら、あなたにとって一番よいと思うことを、私にさせてくれるだろう。怖れなくてよい、あなたの心を私に献げなさい、それを私の聖心のうちに置いて焼き尽くそう。あなたが言うように私を愛しているなら、国々に向かって私の愛の賛歌を歌いなさい。私の誉れとなって、それぞれの魂たちの中に新しい命を呼び覚ますために。

あなたに私の心を与えた、今度はあなたも心を献げてくれるか? 愛があなたのそばにいる、そしてあなたの額に私の愛のため息を残して、あなたたちと家族を祝福する。一つでありなさい。

イクトゥス

(私たちの聖母。)

私はあなたたちを慰めるためにそばにいます、けれどあなたたちの母である私も、あなたたちの慰めが必要なのです。私の心配はとても大きいからです。私の子どもたちの多くが、いと高き方に歯向かっています。あなた方の祈りが必要なのです。私の意向のために祈りを献げてください

ヴァスーラ、神の子どもたちとして生きるように、彼らに伝えてください。

私の友、私の小さな友よ

1992年8月6日 in ノート61

ギリシャ、ロードス島。(テレビで証しするようにという申し込みがありました。)

私の友、私の小さな友よ、ためらわないように。私のメッセージを知らせ、自信を持ちなさい。『私はある』が共にいる。私の聖心の宝を探し求め、私の香りをひろめなさい。私の心は愛の深淵、私の平和をもち、私の愛を受けなさい、私を尊び、私の誉れとなりなさい。

イクトゥス

聖霊に対する冒瀆は誰であろうとゆるされない

1992年9月7日 in ノート61

忠実さがあなたのおことばの本質、
おことばは完璧そのものです。
私たちの人生は御手の中にあり、
それでいて私たちには自由があります。
それはあなたからの贈物です。
けれど、私たちは与えられた自由をどう用いているでしょう?
自分自身に危害を加えるために用い、
魂を破壊させる武器にしています。
私たちは聖霊の介入を必要としています、
たえず源から溢れでる川の水が
今の私たちの上に降り注がれますように。

ああ、ヴァスーラ……この時代の道はやがてまっすぐにされ、人びとは忠節と完全さを教わる。今に見ているがよい……あなたにいのちがあり、体に息のある限り、あなたを牧する。私の満ち溢れる知恵をこれからも教えていこう。転ばないように護る。至高者なる私はあなたに好意を示した。喜びなさい、魂よ、喜びなさい! 今や聴いて理解するように、魂にとって私の聖霊に対する冒瀆以上の毒はない。聖霊に対する冒瀆は誰であろうとゆるされない。そこで聖霊を冒瀆していないか、絶えず注意していなさい。それゆえ私の英知はこう言っている。棄教して、無気力から奮い立たせようとこの日々降って来ている真理の聖霊を拒んでしまわないように警戒していなさい。私が地上で過ごした日々、彼らは理由なく私を憎んだ。だが十字架上で私は彼らを赦して下さるようにと御父に願った。今日私の恵みの聖霊を世が拒んで蔑み、悪魔的だ、愚かだと言うなら、私の日が訪れた時この者たちは、自分たちが悔い改めていなかったのを知るだろう、かつて私の聖霊を分かち与えられていたあなた方は、もはや恵みを失い、二度と新たにはされない。心から悔い改める気にならないまま私が訪れ、まだ悔い改めていないのを見いだすなら、どうして新たにできよう、その心が石のように固く、乾き切って、実を持たないなら……1

あなたたちを切り落とし、火にくべなければならなくなる。

そこで真実こめて言っておく。心を開きなさい、そして聖霊は望むどこへでも吹いていかれ、私の使者のうちにも息吹を自由に送っておられることを理解しなさい。彼らを実によって見分けなさい、そして頭脳の奴隷とはなってしまわないように。蔑み、嫉妬、執拗な批判、裁きや中傷は、真理の霊に反すると、どの魂も知るように。試されないよう、眠らずに祈っていなさい。今日私は、こう言っておく、唇が罪を犯す原因となるなら、それがあなたを貶め、魂を苦しみもだえさせる2よりは、唇を断食しなさい3

隣人を自分のように愛さなければならない。あなたは今こう言うだろう、この掟はすでに与えられていると。そう、確かにそうだ。しかしあなたはそれを守っているか? 私の聖霊に来ていただきあなたの上にとどまるように求めて、祈りなさい!

ヴァスーラ、私の聖なる名をたえず口にのぼらせ、心にとどめなさい。私はあなたの教師、そして好意をよせている。私を慰め、その心を私の天国とさせなさい。私が誰であるかを悟るように、歓びをもって祈るなら親しく交わろう。私を讃えなさい、そうするなら不滅の光であなたをおおう。私を祝福し、私の心を満足させなさい、私自身があなたのもとを訪れ、抱きかかえて敷居をまたぎ、私の家の中まで連れていく。そう、花婿が花嫁を抱き上げ敷居をまたいでいくように、私も大きないたわりと愛のうちに、そっとあなたを抱きかかえ、私の栄光の玉座を示す。

いまだ耳にしていないことを教え、ほかの何百万人を救うために、私は上から私の聖霊を送り、あなたの上に宿らせた。そばにいなさい、甘美な弟子よ、とも連れの旅はまだ終わっていない。私の残りの子どもたちにも、聖なるものごとへの知識を教え与えるには、まだかなりの道のりがある。

聖なる私の名を讃えるために、あなたを多くの国たみに遣わし、私の知識をあなたの上に書きとどめる。私が望むように話す恵みを与えよう。今や心から歓喜し、述べ伝えたものを大切にしなさい。決して私を見捨てないように。私を愛し、私から吸収しなさい。

私は愛。

イクトゥス

あなた(ロシア)を救い出し、多くの国々の頭とする 地球は間もなく揺すられ、地響きと共に空は消えゆく

1992年9月9日 in ノート61

(私たちの聖母)

あなたに平和がありますように。

ロシアの私の子どもたちに、私自身が彼らを霊的に養成すると伝えてください。私は彼らの母です。私は黙示録の婦人です。ロシア、私の娘よ、忍耐しなさい。死臭がこれ以上広がることはありません、本当に、あなたの苦しみは間もなく終わろうとしています。主がそのあわれみによって、これほど長い年月あなたを覆っていたとむらい布をはずしてくださるからです。あなたの目は、ロシアよ、間もなくあなたの王、光輝に包まれた救い主を見るでしょう。この御方は、忠実さと真実という名で知られています。あなたの王は再臨の途上にあられます。ロシアよ、主の言われることを聞きなさい。

(今度は主が話されます)

遠く離れている者たちも、やって来て悔い改めるであろう。彼らは私の教会を建て直す、そして私としては、一人ひとりの心を聖別しよう。ロシアは、私に焼き尽くされたいという熱望に震えつつ、目を覚ますだろう。私はあなたを救い出し、多くの国々のかしらとする1

他の国の人々は、あなたの美しさを見て気を失うだろう。あなたの右手は私の手の中に置かれる。あなたを他の誰よりも高く引き上げ、あなたのうちに私の望みを行う。あなたの造り主は、喜びと大きな歓喜をもって、あなたの美しさを、私の民2、私の天使たちと諸聖人の前に見せつけよう。すると諸天は公けにその喜びを表す。天空は私の栄光を地の四隅にまで宣言する。

ロシアよ……あなたは死んでいた、そして私は、失った子をいたむ父親のように、悲嘆を表すために荒布をまとった。今度は、あなたを通して私の栄光を現すために、多くの国々の間からあなたを選んだ。

間もなく、あなたの聖母がサタンの座を地に打ち倒し、大蛇の頭を踏み砕く。子どもたちが失われることも、未亡人になることももうない。竜は自身の宿命の手に引き渡され、世は平和の一時期を迎える。全人類の母は終わりには勝利し、あなたの神である主は、あらゆる国、あらゆる心とあらゆる民族において勝利する9

alpha-omega

(しばらくして)

私の娘よ、世は私の聖性への敬意に欠け、日ごとに私を怒らせている。私が与えた自由を乱用し、自分自身を破壊している。この時代は、私の目には見苦しい汚点として映る。彼らは悪に悪で返す、それゆえ私はこの世代を容赦しない。私が警告しなかったとは誰にも言うことはできない、私に忍耐がなかったとは誰にも言うことはできない。

間もなく地球は揺れ動き、地響きと共に空は消え失せ、誰もが完全な暗闇の中に残される。破壊的な力によって、地球の諸要素、山々と島々は燃え上がり、摩滅する。あらゆる草の葉が燃え上がり、あなたたちは無防備なまま、私の前に立ちつくすだろう、時代よ。あなたたちの口には、私に向かって悔い改めの叫びを上げる力が備わっている。だがあなたたちは、家もないまま、罪のうちに間違いを犯し、砂漠で暮らすほうを好む。

主よ、あなたの聖心の深いお苦しみを感じます。あなたはむしろ、兄弟姉妹たちを気の毒に思いなさい、とおっしゃっています。そうは思いますが、聖心は引き裂かれ、あなたのお悲しみも、深く感じています。あなたは恵みを与えて、誰でも御目にふさわしいものとすることがおできになります。あなたの御意志を喜んで果たせるようにすることがおできになります。おっしゃった通り、私は小さな者たちの中でも一番小さな者ですが、恵みをいただいてこの使命を果たしています。ですから他の方々にも勿論、そのようにおできになるのではないでしょうか? 私は無償の賜物、恵みをいただいたのです。ですから他の方々にも、同じようにされないことなどあるでしょうか?

私の英知にうかがいを立てるとは、ヴァスーラ、あなたは大胆だ10

多分大胆でしょう、けれど、あなたの御心がどう感じておられるか分かっているからです。私たちを罰するのも、卑しめるのも、あなたを喜ばせはしません。

地上から発するすべては、地上に返って行く11。この時代の罪は永劫を貫き、私の心も貫いている。私の日が訪れる前に、できる限り多くの者たちに私のしるしをつける時間が、まだ残っているように。私のヴァスーラ、祈り、執り成しなさい、この日々は、善人にとっても悪人にとっても辛いものであろうから。

alpha-omega

家の主人がベルゼブルと言われるのなら、その家族の者はもっとひどく言われることだろう

1992年9月11日 in ノート62

あなたに平安。娘よ、今日は次のことを願う。

──もっと長時間、断食するように。

──必要なときは休み、ロザリオを夜中まで、取っておかないように!

──もっとしばしば告解しなさい。はいと言いながら、やらないのはよくない。「主に喜んでいただけるように努力します」と言うほうがよい! あなたの王は、あなたの能力、深いみじめさと、驚くべき弱さに気づいている。教え子よ、あなたの師は、自らの光を拒まない、むしろあなたが成長し、師の足取りをたどるに十分な、光を与える、そして師を待ち受けていたのと同じことが教え子を、待ち受けていよう。こう言ったであろう、「弟子は師にまさるものではなく、僕は主人にまさるものではない。弟子は師のように、僕は主人のようになれば、それで十分である。家の主人がベルゼブルと言われるのなら、その家族の者はもっとひどく言われることだろう。」(マタイ福音書10・24、25)

私自身の身内が私のことを狂っていると信じたくらいだから10、ただの友達なら何とでも言うのではないか?

さあ、私の十字架を抱擁し、あなたの師に学びなさい。あなたが祈るのを聞くたびに、私の魂は歓喜する。