ノート86のメッセージ

どの司祭も私に倣って生きなさい 東と西の家

1996年11月27日 ノート86

あなたに平和。すべて善きものは私に由来するとよく言ってくれた。神のみが善であって、どの被造物にも私の全善が供給されている、私は決して欠かすことなく満たす。私のふところは豊かで、気前よい。

ヴァスーラ、私に接ぎ木された元気のよい使者よ、私の聖霊に満たされ、恐れないように。言っておく、世を恐れないように、この世は棄教によって不信に渡されたが、私は死せる人と生ける人、両方の主であって、死せる人が生き返るのを目指している。私の教会の刷新を目指し、この任務をあなたに与えた。あなたの手だてと能力をこえた任務だが、共にいるものが誰かを忘れないように。私が共にいる、私は強さであり力である。今日まで成し遂げられたすべてがあなたに由来するとは、いまや誰にも言えない。無でしかない者に誰も期待はしない、一切のわざが私によってなされるよう、私は無学な子どもを選んだ。そこで、私の名によって出て行きなさい、人類にとって癒やしの膏薬である私のメッセージを宣べ伝えに、出て行きなさい。時おりは流れに反対されようが、失望してはいけない。私につかまっていなさい。試練が来てもしっかりと立っていなさい。棄教との戦いでは、まだ一度も一人では戦ってはいない、私が共にいることを覚えておくように……それに、私自身の者たちのことは分かっている。

私の家の者たちが誠実さに欠け、復活祭の日取りを一致させようと、私の霊のうちに働かないのを見ていて、私の心は憂えが絶えない。御父が彼らの心を変えてくださるよう、この者たちのために祈ってほしい。私の聖霊によってひとたび目が開かれたなら、悔い改めて、真理を見る妨げとなった自分たちの誤りに気づき、真理から彼らを引き離しているこの傲慢の霊が立ち退き、正気を取り戻すよう、彼らのために祈ってほしい。「彼らが真に私の弟子だと、その愛によって、今やすべての人に知られよう」と私が言えるように、彼らのために祈ってほしい。愛は信仰を弁別するしるしだが、いまだ今日、サタンとその悪魔たちは、愛の欠如という鎖で彼らをつないだままにしている。互いにこう言い合えるのは、どうしたことか。「私は福音を世界中に告げ知らせた。教会一致のために労苦したので、あと残るは、主なるわが神が、永遠の昔よりそなえてくださっている正義の冠を受けるばかりだ……」今日までもその務めを、怠っているというのに?

どの司祭も私に倣って生きなさい。犠牲と誠実をもって私たちを喜ばせたアベルのように、私に倣おうとする者たちについて話しているのではない、むしろカイン、エサウやユダ、そして律法学者やファリサイ人のような人たちに言っている。この者たちのことを話している、その態度は、私の聖なるやり方に矛盾するがゆえ。彼らゆえに、分裂の杯、私に押しつけられた杯を飲みつづけなければならないのか? 今まではあなたたち1に圧力2をかけてはこなかった、復活祭の日取りを一致させるようにと懇願してきたが、あなたたちには私の霊の言葉が聞こえていない。御父の忍耐を、あなたたちは挑発している。このたびも復活祭の日取りを一致させるようにと頼んだ、そうするなら私の霊はあなたたちの上に恵みをもって輝き、私の家に一致をもたらそう。私は今日話しかけているが、このメッセージにある私の言葉を、あなたたちは評価しない。いつの日かはそうするが、もう遅すぎよう…

ああ! 一致のために働く一人だけでも、たった一人だけでも、自分の情念や恐れに負けず、復活祭の日取りを、進んで一致させてくれるなら、神なる私はその人をほめたたえよう。──しかし東の家で見られるのは、苛立ち、頑なさや恐れ、兄弟でいながら敵対する者たち。東の家よ、あなたは私が伝えた通りに、しかも私の初代教会が行ったように、伝統をよく守ってきた、だが、あなたを救い、救いが切実に必要な人びとを救えるほどには、私の聖霊が養うのを許していない……

私の初穂3と、私の使者たちを苦しめ、ご自分の道へと導いた恵みの聖霊ともども、彼らを拒んでいる。そして私の聖所からは追放しつづける、私も当時大祭司から同じく扱われたように……その間私の群は散らされ、日々魂が失われていく。そこで言う、来なさい、私の霊の賜を熱心に求めなさい、そして私の家を不毛のままにはしておいてはならない。心を開くなら、私の家は私の霊の賜によって益するであろう……

そしてあなたは、西の家よ、私の霊に照らされ、体がらくに呼吸するには、二つの肺が必要であり、私の体は一つの肺では不完全だと悟った。私の甦りの霊があなたたちを一つに結ぶように祈りなさい。だがその前に、私はどれほど苦しまなければならないか4!、私の掟はこの世に踏みにじられて拒まれ、サタンは私が制定したものを破壊したがっている、私、小羊があなたたちに残したもの、私の教会の崩壊をねらって。それは混乱と無秩序の中に置かれ、私の体は反逆の霊に引き裂かれている。合理主義、そして自然主義的精神が私の体に居座り、聖体のうちなる私の法を、まるで神に由来しないかのように踏みにじっている! 私の教会の上に相容れない精神がただよう、だがそう長くはない……そこで西の家よ、あなたに懇願する、初代教会のように復活祭の日取りを一致させ、進んで悪霊の仮面をはぎ取りなさい。皆の間で大いなる者となりたいなら、僕とならなければならない、そしてあなたたちのうち最初の者となりたいなら、皆の奴隷となる必要がある。私の初代教会は幼子のように、無垢で愛に満ちていた、私の聖霊の腕に抱かれていたがゆえ、そのとき、こう言うのが聞こえた、「私はもう子どもではない、一人で歩ける」と。そしてそれ以来、私の聖霊の抱擁から踏み出して、自分の好むほうへ足どりを慣らせていった……

ああ、御父の子どもよ! 私の実よ! 私の聖霊の都市、そして花嫁よ、あなたの香りは去ってしまった……そこで幼子のように、私のもとに戻ってきなさい。そうするなら私の恵みがあなたの上にとどまり三たび聖なる私の霊はあなたの道案内、そして灯火となろう。そのためには、霊がまことに貧しく、溢れるほど愛深くならなければならない。ああ……しかし幼子は霊が貧しく、寛大でもある、彼らのうちには英知が住まわり、道も案内しておられるがゆえ。

ゆりの花のようでありなさい

1996年11月1日 ノート86

私の救い主よ、
あなたの愛と不思議ゆえ、聖なるみ名に感謝を献げます。

けれどごらん下さい、時々勇気がくじけてしまいます、
そしてみじめさの中、私自身の罪悪感のために、
ものごとが吹きすさび、大嵐となって
高波のように押し寄せてくるのを感じます。
そして「ああ、どうしよう?」と叫ぶのです。
こうして、波がふたたび静まるまで、
私の魂は平安を味わえません……

恐れないでよい、私を喜ばせようと努力しなさい。この方法であなたとともにいるのを止めないでほしい、ただあなたと私だけで……

私の巡礼者、私の心の巡礼者となり、いつまでも私の心のうちにとどまっていなさい。あなたの魂は私の聖心の悦びを味わうと私が保障する。これからも私の唇をもって養い、私の心は愛し慰めつづける。あなたのたどるどの一歩も、救い主である私と一緒にたどるのである。

この方法で私と共にいるのが今は嬉しいか、私の心の娘よ?

主よ、今日までも、この長年あなたと会話をしてきたあとも、いまだに私を選ばれたことが不可解で、目もくらむようです! 私はここで、不名誉な一人の死体に過ぎなかったのに、この私を訪ねてこられたのはどなたでしょう? 無敵なるお方、いと高き方でした! そのあなたが今度は、あなたと共にいて嬉しいかとお尋ねなのですか?

そうだ、娘よ 1……

この一切に、私はふさわしくありません。
そしていただいた賜物にふさわしい思いは、何も言い表せません、
あなたご自身がその賜物です。
あなたは私の歓び、平安、芳香、ほほえみ、笑い、
私の悦び、私のいのち、
私の呼吸、私の目の光、
あなたは私の父、母、子であり、友人、
あなたは私の主、そして私の神です!
私の魂の輝きよ、
こうしてあなたと比べられる人は誰もいません、
そこで私は、はい、と申し上げます、
ご一緒だと、死ぬほど嬉しいのです!

そう! 私を愛し、何よりも誰よりも私を望みなさい。私が一緒なら、あらゆる善いものがやって来よう。私の友、そして妹 2よ、もう一つ聞いてもよいか?

はい、私の主よ。

ヴァスーラ、私の掟はあなたの悦びとなっているか?

ああ、そうです! あなたの掟はあなたご自身、あなたの全存在、そしてすべてです。あなたの掟は、私の救い主よ、私にとって命です。

私の霊があなたの口を通して語るのを聞いた。これもあなたを、私の悦びとしている、私の愛をもって、私のもとにどう魂を引き上げるかを、人は知るように……さて、よく耳を澄まし、ヴァスーラ、この最後の質問に心から答えなさい。やがて私は勝利する、だがそれまでの間、サタンのあらゆる勝利を忍び、それに耐えなければならない。サタンが一人の魂を破滅へと導いてしまう度に、その成功を私は「勝利」と呼ぶ。あなたへの質問とはこうだ、「神である私を悦ばせ、ゆりのようであってくれるか?」

単なるゆりの花に何ができましょう? 3

ゆりの花は明日を思い煩わない。それぞれの一日が十分な心配をかかえている。あなたがどんなに心配したところで、自分で何かを変えられるだろうか? 私のそなえた計画に従って歩み、もっぱら信頼していなさい! では、ゆりのようでありたいか?

主が喜ばれるのでしたら、はい。

私の腕の中で、あなた自身を忘れてほしい。一緒に私の十字架を取り上げることができるよう、自らに死んで、自分自身を放棄しなさい。私の十字架にあなた自身をつけ、こうしてともに、私とあなたで、救霊のために十字架を分かち合う。私は私の十字架を通して勝利した、そしてこのたびもサタンの企てには勝利する。私と一つになって、あなた自身を私が運ぶのを許しなさい。

私、イエスが、祝福を与える。 ic

ゆりの花のようでありなさい

1996年11月1日 ノート86

私の救い主よ、あなたの愛と不思議ゆえ、
聖なるみ名に感謝を献げます。

けれどごらんください、時々勇気がくじけてしまいます、
そしてみじめさの中、私自身の罪深さでみじめなゆえ、
ものごとが吹きすさび、大嵐となって、
高波のように押し寄せてくるのを感じます。
そして「ああ、どうしよう?」と叫ぶのです。
こうして、波がふたたび静まるまで、魂は平和を味わえません……

恐れないでよい、私を喜ばせようと努力しなさい。こうした方法でも共にいるのを止めないでほしい、ただあなたと私だけで……

私の巡礼者、私の心の巡礼者となり、いつまでも私の心のうちにとどまっていなさい。私の聖心の悦びを魂は味わうと、私が保障する。これからも私の唇をもって養い、私の心は愛し慰めつづける。あなたのたどる一歩一歩は、救い主である私と一緒にたどるのだ。

この仕方でともにいるのが、今や嬉しいか、私の心の娘よ?

主よ、今日までも、この長年あなたと会話をしてきたあとも、いまだに私を選ばれたことが不可解で、目もくらむようです! 私はこうして、不名誉な死骸でしたが、どなたがこの私を訪ねてこられたでしょう? 無敵なるお方、至高者でした! あなたは今、私がともにいて嬉しいかとお尋ねなのですか?

そうです、娘よ1……

この一切に 私はふさわしくありません。
そしていただいた賜物にふさわしい思いは、何も言い表せません、
あなたご自身が、その賜。
あなたは私の歓び、平安、芳香、ほほえみ、笑い、
私の悦びと、いのち、
呼吸と、目の光、
あなたは私のお父さま、お母さま、子ども、友達、
あなたは私の主、そして私の神!
魂の輝きよ、
こうしてあなたと比べ得る者は誰もいません、そこで
はい、と申し上げます、ご一緒だと、死ぬほど嬉しいのです!

そう! 私を愛し、何よりも誰よりも私を望みなさい。私が一緒なら、あらゆる善いものがやって来よう。私の友、そして姉妹2 よ、もう一つ聞いてもよいか?

はい、私の主よ。

ヴァスーラ、私の掟は、あなたの喜びとなっているか?

ああ、そうです!
あなたの掟は、あなたご自身、
あなたの全存在、そしてすべてです。
あなたの掟は、私の救い主よ、私にとっては、いのちです。

私の霊が、その口を通して語るのを聞いた、それゆえに、あなたも私の喜びである、私の愛によって、どうやって私のもとに魂を引き上げるかを人々に知らせなさい……

さあ、ヴァスーラ、聞きなさい、この最後の質問に心から答えなさい。やがて私は勝利する、だがそれまでの間、私はサタンの勝利の全てを忍び、耐えなければならない。サタンが一人の魂を破滅に追いやるたびに、それを私は「勝利」と呼んでいる。あなたへの質問とは、「あなたの神、私を喜ばせ、ゆりのようであってくれるか?」

ただのゆりの花に、何ができるでしょう?3

ゆりの花は明日を思い煩わない。それぞれの日が十分な心配をかかえている。どんなに心配したところで、あなたが自分で何かを変えられるだろうか? 私があなたのためにそなえた計画に従って歩み、全く私に信頼しなさい! では、ゆりのようでありたいか?

主が喜ばれるのでしたら、はい。

私の腕の中で、あなた自身を忘れてほしい。一緒に私の十字架を取り上げることができるよう、自らに死んで、自分自身を放棄しなさい。私の十字架にあなた自身をつけ、こうしてともに、私とあなたで、救霊のために十字架を分かち合う。私は私の十字架を通して勝利した、そしてこのたびもサタンの企てには勝利する。私と一つになって、あなた自身を私が運ぶのを許しなさい。

私、イエスが、祝福を与える。ic

私の聖体の制定に、これからも忠実でありなさい

1996年10月22日 ノート86

私の主、
私の魂の見張り役、
心の守護者、私の霊の救いよ、
おいでくださり、あなたでないもの一切を根元まで焼き払って下さい。
死んでいたものが生き返るように、私の中をお通り下さい。

寛容、義と高潔の主権者よ、
あなたの娘、私にお話し下さい!

私の教会の娘よ、教会に従順なら、私を失望させることはない … しばしばゆるしの秘跡を受け、自分を罪人と認めなさい、そうするなら、毒蛇、偽りの父はあなたを騙せない … 悔い改めのうちに、あなたはふさわしい果実、愛の実を常に実らせるだろう、こうして私の愛のうちに成長していきなさい … さあ来て、私のメッセージを書くように。

私は厳粛に言う、進んで野獣の足もとに身を投じ、彼を礼拝し、世の彼の王国を受け入れる者は、地獄の火に落とされる。この魂たちのために祈ってほしい、娘よ、あなたと同じように、彼らも私にとってはかけがえのない者たちなのだから。分かるか、娘よ、あなたの敵であろうと、彼らが救い出されるように祈らなければならない。この世と親しむなら、彼らの神、私を敵に回すことに彼らは気づいていない、それゆえ彼らは私の掟、教えや伝統を好まない …

私が霊に導かれて、荒野で悪魔の誘惑を受け、非常に高い山から、悪魔に世界中の王国を示され、彼を拝むならすべてを与えると言われたとき、こう答えた。 「サタンよ、退け! <あなたの神、主を拝み、ただ主のみに仕えよ>と聖書に書き記されている。」

今日、私は深く憂えるが、あらゆる国々の膨大な数の人々が、野獣を拝むように引き寄せられ、その王国と富を受け入れたため、野獣は彼らの支配者、神ともなった。彼らは地上の商人となってしまった。そうだ! 彼らはこの世の果実に心を置いている。サタンにだまされて、誤りを助長し、自らの罪に取り憑かれては、自由主義1やその類いを押し進め、私の教会の真理と伝統を退ける。偽りが真理を退けている …

そこで彼らのために祈ってほしい、娘よ、私は彼らも愛しているのだから。祈りなさい、彼らは悪の力に影響されている。地下の世界に属するこの闇の力は彼らを欺き、その司祭職を妨げている … このような地獄の悪の力は、私の聖職者たちを狙って、真実でないものを信じさせようとする。私の傷の深さを十分に把握しているあなたの、その目から血の涙を滴らせ2、私がどれほど苦しんでいるかを教えた。深く愛する私自身の者たちが、これほどまでにすっかりだまされ、この死に至る毒を受け入れるのを見て、苦しまずにいられようか … それゆえしつこく言っている。彼らのために祈りなさい、そして彼らを正す必要のある兄弟とみなしてほしい。

今日、この死にいたる毒は、私に献げられた魂たちに襲いかかった。これこそが私の聖所に浸透した煙。私の教会法3を破る彼らは、悔い改めないなら、罪に定められよう。今や彼らは、私の言葉に耳を澄ますが、それには従わず、私の体の癌となっている。見た目には、神を汚しているとは誰も想像できないが、その実、不従順によって常に見分けがつく。

──私の教会の、この法4に対する不従順、
──私の教会の代理者への不従順、
──私の教会の伝統に対する不従順、
──私の法全体への不従順。

彼らとその企てを、全世界に対して暴く私の使者たちを執拗に迫害し、自由主義を推し進める者たち。彼らを拒み、私の子羊たちに徳を教え導く私の法の擁護者、私のアベルたち5を迫害している。この者たち6は、聖書にこう書かれている。「この人びとは、女に触れて身を汚さなかった者である。彼らは童貞7なのである。この人たちは、小羊の行くところにはどこでもついて行く。彼らは、神と小羊に献げられる初穂として、人間の中からあがなわれた者である。その口には偽りがなかった。彼らは非の打ちどころのない者である。8

「目覚めた人々は大空の光のように輝き、多くの救いとなった人びとは、とこしえに星と輝く9。」

不従順の実をもたらす者は、私の目には忌み嫌うべき者として映り、私の教会によって与えられた法に従わないそのやり方は非とされる … 悲しいかな、その日には! 悲しいかな、近づく私の日、その日は、大きな悲しみの日となろう。不法な者にとっては恐怖の日である、彼らの主、私を試みたのだから。しかし言っておく、野獣の信奉者たちはその傲慢と権力ともども打ち倒され、所有する一切は塵となって崩れ去る。

民衆にこのたとえ話をしたときに、どうして彼らは耳を傾けなかったか? 悪い小作人のたとえ話を10。聴いていた律法学者や祭司長たちは、直ちに気を損ね、民衆を恐れていなければ、私に手をかけていたであろう。今日でさえも、私のぶどう畑11で彼らに送る者たちを、悪い小作人がしたように取り扱う小作人どもがいる、私の使いたちを正しく扱わないばかりか、私の聖血を進んで売ろうともする12。ああ、なんという悲しみ、娘よ、彼らが私の法に対して熱心な者としてふるまうのを見るのはなんと苦おしいか、しかし私は彼らの心を読み、その中身を知っている。 …

彼らの扉の外に立って戸をたたいているのが誰か、彼らは見たであろうか? しかも、誰を食卓で隣にすわらせ、食事を分かち合っているかを? あの悪の軍団を食事に招いて、肩を並べ、食卓を囲むのを彼らは許した。読まなかったか。「家の造り主が拒んだ石が、隅の親石となった。」それゆえ、お前たち13にはもう一度言っておく、その石につまずいて倒れる日には、粉々となろう。その石につまづく誰であろうと、押しつぶされる。

そしてあなたは、私の教会の娘よ、彼らを通して、悪の勢力と地獄全体が敵対しようと、それはあなたが彼らにとって危険であり、ヨハネの啓示14に関する私のメッセージが自分たちに向けられているのを、彼らが悟ったからだ。そうだ、あなたは、こうしたすべての闇の力にとって災いとなった。そしてサタンは、自然界さえもあなたに歯向かわせる。この強力な敵はあなたの足もとにまで迫ってきた15、だが恐れないように、あなたのうちに住まう私の聖霊ははるかに偉大で、地獄全体を合わせたよりもずっと力あるお方。では、あらゆる国たみを私の言葉で満たすように、出て行きなさい。

思い出してほしい、最愛の魂よ、あなたを育て上げたのは、悪を打ち破り、道中あるいは証しに行く町々で出逢うあらゆる悪霊を、動揺させて打ち負かすため。そこで地獄の勢力が力を結集して、あなたの預言的使命の実践を妨げようとしても驚かないように。彼らを脅かし、その多くを根こそぎにしようとあなたが近づいてきたのを彼らが悟るや、こうした攻撃は必ず起こる。実にあなたは、悪魔にとって災いとなり、最大の憂いとなった、あなたを聖とし、聖なるみことばを運ぶだけではなく、あなたのうちに住まう私の聖霊の力が、彼らを震え上がらせている。聖霊は、私、キリストから、あなたが遣わされたことを世に深く確信させるのだから …

荒廃した私の聖所を立ち上げるのを支援し、この砂漠に植林するためにも、あなたを育て上げた、そこで「lo tedhal」16恐れないように、手に手を取って、成功と勝利のうちにその使命を終えると、すでに約束した。

この強力な敵に立ち向かえるよう、あなたを強い者として形造り、最大限に、みことばと、三たび祝された伝統を宣べ伝えるために、剛毅の霊を与えた。そして私の霊より寛大に天下る力は、語る能力を授けよう。最後まで勇敢に十字架を担えるよう、私の霊があなたの強さとなる。そこでみことばが、あなたを通してこの世のあらゆる王国を襲い、そして刺し貫き、引きずりおろして破壊するように。

そうだ! これからも私の剛毅の霊によってあなたを用い、あの悪の勢力に対抗する。そしてこの戦いであなたは、ときに激しい攻撃を受けて血まみれになろうが、そのときは御母と私が支える。破壊的な非難を、あなたは免れよう。私、キリストが、あなたの前を歩き、私の笏をもって、祈りが必要な裏切り者たちを指し示す。罪びとたち、大いなる者や傲慢な者たち、偽善者、反逆者や高慢な演説家たちを追い求めるようにと、あなたを励まそう。私の十字架を片手に、一方の手にはロザリオを持って、異端を打ち砕き、代わりに真理と忠実を樹立しなさい、これからも方々へ遣わし、その実をもって私の頭を飾らせる。

──17ああ、野獣の奴隷たちよ! 彼が18ゆっくりと、ずるがしこく、お前たちを破滅に導いていくのが分からないのか19? しかし、私の教会を損なおうと謀り、どのような企てをたくらもうと、お前たちは勝利できない、そして勝利しない、やがて私が勝利する。私は国たみにその企てを一部露にした、そして反逆者が姿を現すその日は、「お前20が現れるその日、私はお前の破壊をおよぼす全体像を、国たみの前で露にする。その心の意図を、全世界に明かす …」

行って、私の子どもたちに、私が彼らのいわおであり、決して失望はさせないと思い出させなさい。以前もはっきりと警告したが、これからもたびたび警告していく。常に私と教会の伝統に忠実を尽くしなさい、私の体のうちに私を見いだし、私の聖体の制定に、これからも忠実でありなさい。真理に基づいているがゆえ健全なこの教皇の教えに、これからも忠実でありなさい。私は真理。まことに小さな子どもたちよ、真理からさまよい出ないで、真理のうちにとどまりなさい。真理のうちにとどまるなら、私のうちにとどまっている。

あなたは、私の主よ、眼差しを世の罪深い王国に向け、一つ一つを地の面から掃き消そうとしておられます、けれど、誘惑された人びとは赦されますでしょうか?

悔い改めて自分たちの罪を認め、私の玉座を前に忠実を誓うなら、彼らが叙階された時に私に立てた誓いを思いおこし、心から赦しをあたえよう、来なさい、この魂たちのために祈るのを忘れないよう … 来なさい、迫害のさ中にもしっかりと立っていなさい、天の御父が祝福されている。苦難の中でも支えようと、私がそばにいる。危機に際しては21、私の聖霊が道案内、擁護者となってくださる。そこで、信仰と勇気をもって私のメッセージを宣言しなさい。私は、あなたを愛する優しい神、覚えておくように、慰めは私のうちにある! ic

私は壊されたものを造り直す

1996年9月23日 ノート86

主よ、あなたの栄光を、
最もふさわしくない私に
示されたことを感謝します。

あなたは語られました、主よ、
でも世は耳を澄ましていません。
あらゆるところに、あなたの栄光を、くり広げておられるのに、
世は見て信じるのを拒んでいます。

あとどれだけ、私どもは労苦すればよいのでしょう?
あなたの印を、確かにいただいています、
けれど、世は自分の魂を破壊しようと心に決めているのです。

私は実に、口を開いて語った、自分で確かめてみなさい … しかし世は今日、その造り主を思いにとどめていない、その創造主には心を向かわせない … だがこの世が忠実に欠けていようとも、私は忠実にとどまる。私の霊の力をもって、壊されたものを造り直す。もちろん、三たび聖なる私の霊によってなされる一切は、私たちの誉れとなろう。これからも私は恵みを降り注ぎ、この時代の知者や賢者を当惑させる。私の聖霊の値打ちを十分に知り尽くして、理解する人はいなかった。私の霊は、常に善い目的で、さまざまに働かれる。そこで私の聖霊のみ名によって、熱心に祝福しなさい。私の聖霊と十分に一致するように、あなたの良心をしっかりと捕らえさせ、その行いを私の聖霊に言い表していただくように。あなたの霊を私の霊に浸しなさい、そのためには、自分自身に死ななければならない。謙遜になればなるほど、私の霊はあなたのうちに入りやすくなる。

私たち、共に?  ic