教会による権威筋の承認と印刷許可

*2021年1月に認可が更新されています

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FelixToppo

フェリクス・トッポ司教

 

神のうちのまこと のいのち:神との対話

わたくしは『神のうちのまこと のいのち』の書を全て読み、その内容について黙想しました。この書物に書かれているものは、ヴァスーラ・リデンを通した聖三位との、そして聖母、天使たちと人間との神聖な対話であることをわたくしは真実に確信しています。信仰においても道徳においても、教会の正統的な教えの権威に対して反するものは一切見つかりませんでした。この本を読みその内容を黙想することは、全ての人に霊的な利益をもたらすものです。わたくしはこの書物をすべてのキリスト者に推奨します。

2005年11月24日
ゴルムリにて

フェリックス・トッポ S.J., DD
インド、ジャムシェドプル司教

イアヌッツィ神父による解説

J.L. イアヌッツィ神父 Ph.B, STB, STL, STD 神父の経歴はこちら

本日2017年5月13日、私は『神のうちのまこと のいのち』の出版物に収められているヴァスーラ・リデンへの神の預言的啓示について、現在のカトリック教会の立場について述べたい。現在のこの立場は以下の五点に要約される。

1)『神のうちのまこと のいのち』の啓示は、教導権による出版許可(Imprimatur)と権威筋の承認(Nihil Obstat)──公式な教会による承認の証明を享受している。

2)教会の出版許可と権威筋の承認は教導権の行使である。

3)教会は、キリスト信徒が宗教的な受諾をもって、とくに教皇と一致した司教によって行使される教会の教導権を順守することを求める1ものである。

4)教皇と一致し、教導権を行使する2司教の教えによって、『神のうちのまこと のいのち』の預言的啓示に対して認可の証明(権威筋の承認と出版許可、2005年11月28日に発布、2021年1月に更新)が授与され、それは今日も有効に存続する。

5)教導権による『神のうちのまこと のいのち』の預言的啓示への出版許可と権威筋の承認の授与により、キリスト信徒は、自分たちでこれらのメッセージを判断したり、公に非難したりすることを禁じられる3。むしろ、すべてキリスト信徒は「彼らの司教の信仰と道徳に関する判断に同意し」、「心からの宗教的な受諾をもって」その判断と教導権に「忠実に従う」ゆえに、『神のうちのまこと のいのち』の預言的啓示は、この宗教的な受諾をキリスト信徒から導き出すものである。


  1. Catechism of the Catholic Church, art. 892, Vatican City 1994.
  2. 第二バチカン公会議、教会憲章25。
  3. Cardinal P. Lambertini, De servorum dei beatificatione et canonizatione, III, chapter 53, n.15, Aldima, Prato 1840. 4 Op. cit., 第2バチカン公会議、教会憲章25。