1990年9月のメッセージ

ヴィジョン

1990年9月3日 in ノート45

(ある司祭に会いに行きました。ある修道会の会員ですが、私はその修道会の修道服がどのようなものかを知っています。戸が開いてその司祭の方を見ると、私は驚きました。派手な、仮装舞踏会のような衣装を身につけた方が目の前に立っていたのです! サテンのような薄紫色の長い服を着ており、幅の広い長袖の内側は淡いオリーブ色で、腰には金と銀の派手な帯を締めています。首からは太い金の鎖を下げていて、十字架はつけていませんでした。古代の王様のように見えました。始めのうちは、この方が特別なために、皆がこのように着飾らせたのかと思いました。するとこの方が挨拶をされたので、お顔を拝見し、服装のことは忘れました。同じ修道会の(……)神父も一緒でしたが、彼は反応を示しませんでした。すべては普通なのかしらと思い、あまり考えずにそのままにしておきましたが、この出来事の一週間前に主が言われたメッセージをその時思い出したのです。「主である私は、獣に従う者たちのビジョンを与えよう」。そして、主の教会の中で獣に従う者たちは、大祭司のように金銀を身にまとって着飾っているともおっしゃいました。彼らは多くの人々、選ばれた人々さえも欺くと。その日の午後、私は普通の司祭ではなく、「王」のように着飾った方を見たのです。)

ヴァスーラ、私の体の刺をすべて指し示すと告げてあった、1こんなことをする者を自分たちの間から除外すべきではなかったのか。2

それは敵意に満ちた世界に語りかける愛

1990年9月12日 in ノート45

イエス様?

私である。あなたに平和、花よ。世界のすべての地域のために、私のメッセージを書き記しなさい。

あなたたちに平和。私の心の子どもたち、回心するように呼びかけるために、天が私の恵みによって毎日開かれていることを悟りなさい……私の言葉を思い出させ……私の掟に従うように教え導くために。

平和と愛をあなたたちにもたらすために、天はその扉を、世界のいくつかの場所で毎日のように開いている。知恵は栄光に満ちて、あなたたち皆のただ中にある玉座に降っている、見えない人びとの目を開き、聞こえない人びとの耳を開き、この砂漠に散らばる死者をよみがえらせるために。そうだ、知恵はずる賢い魂には自身を現さない。貧しく素朴な人びとにだけ指示を与え、すべての業を彼らに注ぎ出す。なぜなら、まさにこの魂たちは、主である私を畏れることを知っており、私の言葉を大切にするからだ。知恵をはるばるあなたの戸口まで連れて来る以上の賜物があるだろうか? 知恵があなたに微笑む以上の喜びがあるだろうか? 知恵が歌う新しい愛の歌を聞く以上の歓喜があるだろうか? だから喜びなさい、被造物よ! まさにあなた方の戸口に私がいるのだから……

この喜びはあなたたちの時代のために取ってあったものだ、世代よ、サタンが彼の全帝国と共に、その世界的権威によって、私の教会とすべての国民の間で権力を頂点にまで増大させているこの時代のために。あなたたちは日ごとにますますはっきりしてくるこの偽預言者の足音を、あらゆる場所で聞いている。彼らは私の教会と、私の掟に従うすべての人に対して戦いを挑もうと完全武装している。

私の霊が与えるこの天からのマナを、愛する子どもたち、あなたの時代のために取っておいた。それは荒れ野と不義の時代のために取っておいた、この隠されたマナ1である。それは貧しい人々、飢えた人々の食物である。そして約束しよう、彼らは好きなだけ食べるであろう、そして私の新しい名をこの人びとに授ける。それは私が天から注いでいる天の食物、それはあなたたちの内的な砂漠を満たす私の聖霊の降り注ぎ。それは敵意に満ちた世界に語りかける愛。鍵のかかったすべての扉を叩いている愛。私の敵が築き上げ、私たちを隔てている壁の向こう側から呼んでいる愛。愛を返してくれるようにと……微笑みと……後悔と……ため息を返してほしいと、物乞いのように懇願している愛。それは私

みこころ

あなたたちの心の中で消えかかったこの炎を生き返らせ、慈しみと愛の焼き尽くす炎へと変えようと、私は再びやって来た。あなた方、人類に私の心の宝を惜しげなく降り注ぎ……闇と死の陰で暮らす人びとに光をもたらそうと、降って来た。

あなたたちの牢獄の扉を粉々に打ち砕き、罪の鎖を私の炎で溶かすためにやって来た。

あなたたちを捕われの身から解放し、邪悪さを取り除き、ほうとうを終わらせるためにやって来た。あなたを救うつもりだ、世代よ、たとえはるばる砂漠まで引きずって行き、そこであなたの不毛さを見せ、あなたの全身がどれほど闇に覆われているかを示して語りかけねばならないとしても。あなたを救うためにはそのようにする。ああ、被造物よ! あなたたちのためにしないことがあるだろうか……私の霊があなたたちの上にあり、いつまでも永遠に留まるであろう。そこで心を開き、あなたたちを私の恵みで満たすのを許しなさい。

さあ、私から力を引き出し、あなたの根を私のうちで強めなさい、あなたたちの根がもろいなら、艱難の日にはどうするつもりか? 風に揺さぶられ、激しい嵐によって引きちぎられ、あなたの枝は薄いガラスのように折れてしまうだろう。そう、生き残ることはできない。だから私のもとに来て、しおれてしまわないように、私の豊かさの中でよく成長しなさい。ありのままでやって来なさい。聖人になるまで待たないように。ありのままで来るなら、必ずあなたの罪をゆるし、魂を清めよう。

そして私の聖なる名においてあなたたちに私の神性をまとわせ、私たちの霊的結婚のために準備させる。主である私は、私の栄光のうちにあなたをめとり、世代よ、あなたを完全に私のものとするつもりだ。道を見つけさせ、回り道からは遠ざかるように案内しよう。永遠に、いつまでも私のものとなるように、あなたたちを準備しよう。

今日、私は愛といつくしみによって、はるばる天から身を屈めている。だが同時に、私の小羊たちと羊たちの中のある者は散らされ、ある者は道に迷い、ある者は小羊の皮をかぶった狼にむさぼり食われてしまったのを見て、私の魂は悲しみ、深い悲嘆に暮れている。そこで私の訪れに驚かないように、私と顔と顔を合わせて出会うときまで、日が過ぎるごとに私をもっと理解するであろう。

私を彼らの神として認めない者たちを皆一掃するために、私は燃え盛る炎として訪れよう、そして言っておく。時は迫っている、時間は飛び去り、私の栄光の日が間もなく訪れる。「さて、この訪れはどこに来るのか?」、「この約束はどこにあるのか?」と言う者たちの一人になってはならない。──私の訪れは間近であり、私の約束は成就されつつある。私の母とすべての聖人たちの祈りによって、あなたたちの待つ時間は短くされるでろう。だから、愛する者たち、待っている間に和解し、聖なる生活を送っていなさい、あなたたちが平和でいるのを私が見いだすように。

非常に間もなく、私は愛として訪れる。すべてはもうすぐ終わる、こうしてある日、誰もが皆私に答えねばならず、申し開きをしなければならなくなる。そこで邪悪な者たち、罪人たちには何が起こるのか? そして私に背き続ける者たちには何が起こるのか? 私は忠実であり真実な者、私の約束は果たされる、遅れることはない。

偽預言者とその一味の足音が、この地上に大きく響けば響くほど、私は一層、私自身の足音をあなたたちに聞こえるようにし、彼らが餌としてあなたたちの道に置いて行く毒の痕跡を、私の血で拭い去っていく。この反逆者とその一味は、今は栄えている。大祭司の衣の中に隠れ、小羊として隠れ、真理として隠れ、多くの人々をだまし、彼ら皆を死へと導いている。

私はもはや、たとえによって話してはいない。単刀直入に語っている。聖書で予告された時代、私の敵どもが、私に属さず、私ではない称号を授けるその時代が来た。それは偽キリスト、いのちを持たない像、偽りの神。偶像、偽りのエキュメニズムの下に巧妙に隠された、私の聖心の奥深くに刺さり、多くの血が流れる原因となっている槍の刃である……剣によって、彼らはあなたたちに、自分たちの汚れた食物を食べるように強いるであろう。ある日は合理主義を一杯、またある日は自然主義を一杯といったように。真理と私の言葉、知恵と私の十字架の言葉をまねて。だが、天から彼らの上に火が下り、彼とその一味を焼き尽くす。これは確実であり、実現する。

このすべてを告げているのは、愛する者たち、この偽りの教師と人間的教理に注意するようにあなたたちに警告するためであり、来るべきこの艱難の日々に、燃え盛る私の聖心が、あなたたちを追い続けることを知らせるためだ。物乞いが施しを願うように、私も、暗闇が訪れる前に、あなたたちの心を勝ち取りたいと願う。

あなたたちの額に私の愛のため息をしるし、一人ひとりを祝福する。私、イエス・キリスト、神の愛する子、救い主が、私の心からの平和を残していく。あなたたちを限りなく愛している、一つになりなさい。

イクトゥス

神はすべての人の救いをお望みです

1990年9月25日 in ノート46

(聖母から私たち皆へのメッセージ。)

あなたたちに平和がありますように、愛する子どもたちよ。主は一人ひとりの心をご存じであることを、あなたたちに思い出させるのを許してください。主はあなたたちの心を探し求めておられます。清い心で主のもとを訪れるなら、主は教えてくださいます。主はあなたの魂を慰め、ご自分の道、そして真理へと導いてくださるでしょう。まだ揺れ動いている人々には、お願いです、どうか分別に対して心を閉ざさないで下さい。主のもとに戻りなさい、そうすれば主もあなたのところに戻って来てくださいます。天からの喜びがあなたたちの間に降り、光が皆のただ中に輝き出るでしょう。この光を受け入れる準備をしなさい、主とお会いする用意をしなさい。

──今日、誰の手が清いでしょう? 自分の心が清いと、誰が本当に言えるでしょう? 誰の心が、主と全く調和しているでしょうか? 愛する者たち! 私自身の者たち! 私の子どもたちよ……主への道はあなた方のただ中にあり、生きている人々の地に見つかります。だから、聖所に向かって手を上げなさい、そうすれば、主は天から手を差し伸べて、あなたたちを引き上げてくださいます。主に向かって手を上げなさい、主はあわれみに満ちて、あなたたちへと身を屈めてくださいます。遅れることなく、主のもとにいらっしゃい。あなたの目を天に上げ、あなたの神である主以外の誰にも目を注がないでください、あなたの救い主である主だけを喜びとしなさい。探し求めなさい、贖い主である主だけを探し求めなさい。歌いなさい、聖なる方にだけ歌いなさい。

主は優しさとあわれみそのもの、怒るにおそく、いつくしみ深い方ではありませんか? ──イエスは家つくりが捨てて、隅の親石となった石です。まことにあなたたちに告げます、神の国はあなた方の中にあり、主の聖霊が今、あなたたちを生き返らせるために、甘美な風を国々の上に吹かせておられます。ですからあなたたちの国々と婚姻を結ばれる聖霊の婚礼を見にいらっしゃい。あなたたちの上にこれほど明らかに注がれている聖霊を拒んではなりません。隅の親石となった石を捨てた「家つくり」のようであってはなりません。

神はすべての人の救いをお望みです、そして今この本の預言を聞くすべての人にはっきりと警告します。

〝霊〟を押さえつけてはなりません

棄教のただ中にあり、棄教の頂点に達したあなたたちの上に今吹いている〝霊〟を。後になって、裁きの日にこう言わないように。「私は聞いていない、知らなかった」と。神と顔と顔を合わせてお会いする時に「私は気づきませんでした……」と言うことができないように、イエスと私は、それが起こる前に、これらのことを明かしています。──…… 傲慢な者たちの砦は倒され……悪魔はそのふところから追い出されるでしょう。

──あなたたちが祝福されますように。私の言葉を聞いてくれたあなたたち皆は祝福されますように。私はあなたたちが愛する母、皆を愛するテオトコス1 です。