1999年4月のメッセージ

私の願いとは私自身をもっとあなたに与えること

1999年4月25日 ノート98

あなたは、私の神よ、
常に徳のある者たちに味方することで知られています。

そこで私の目に光を与え、
あなたのうちで心が歓べるようにしてください、
人類の恋人よ。

主よ、あなたは、全き荘厳のうちに
天空をはるばる私の部屋までたわませ
降って来られました。
玉座を後にして。

神は今やご自分の都に入城された、そこに住まわれる限り、都は倒れない……1

私の心も魂も王に養っていただきました。

(天使たちにお答えしたのです)

そうです!2 王はあなたのみじめさに動かされ、好意を注がれた、ご自分の王笏を脇に置いて、あなたのために自ら詩を歌い、祝福された。さあ―神の不思議を思いめぐらせなさい……

ああ……私の心はみ前に溶けてしまったかのようです。
神の優しさをどうして忘れられましょう?
その素晴らしいご親切をどうして忘れられましょう?

3はあなたの味方。私の選びし者の上に眼差しを注ぐ。あなたはいまだミルラを滴らせ、私の心より萌え出でた者たちの一人ゆえ、祝福した。その全身に、「あなたの主なる神はあなたにも等しい熱い愛を求める」という言垂第』刻印して。そう、私だけがあなたを私の荘厳でまといいのちに欠かせない光を与え得る。私だけが、神性をもって私の聖なる肖りをあなたの魂に印せる。私、あなたの神こそあなたを全き者として引き上げ私と共に旅路を歩ませることが出来る。私のもとに来て私の聖なる顔を見入るがよいあなたが私に結ばれ私のうちにあって、共に嗣業を受け継ぐ者だと十全に理解するよう……あなたをさらに多く与えてくれるのを許し、こうして王‐の‐娘4よ、私をさらに多く受け取りなさい。

私の願いとは私自身をもっとあなたに与えること、あなたもまたいっそうあなた自身を私に与えられるように。こうして私はすでに私のものである全てを手に入れることになる。あなたのうちに注がれる私の神聖な愛を通して、魂が変容されあなたは神性をおびるゆえ、御父は裁きの日に私と同一視して下さるだろう。

このあまりに悲惨な時代、罪が主人となって毒のように注がれている世代よ、愛と慈悲の主である、私は、あなたを癒そうと、解毒剤、すなわち私の聖霊を豊かに降り注いでいる。聖別されたメッセージを通して私の心の宝庫より、私は慈悲を豊かに降り注ぐ。私は思寵の神聖な源泉。

間の中を旅する人の行き着く先は間。光の中を旅する道を選ぶ人は旅の果てに光を見いだす。私は世の光。光に従う者は誰も間の中を歩まず、いのちの光を放つ。私はいのち……

世代よ、どうして、どうしてサタンの薄暗い領域で、その悪企みにあなたの意志を従わせて魂を苦しめるのか?私は道であり、真理であり、いのち、そして私を通してこそ天国に入れる。

もし弱いと言うなら、私のもとに来て力を引き出しなさいそうすればあなたもいつの日か賛美して歌えるだろう。

「三位一体のわが神が、心のうちを照らして下さった。

生ける神が、ふさわしくはない私を、霊的に甦らせ、

モーセを雲が包み込んだように、

私も聖なる英知に由来する神秘の教えに包まれています。

そして太陽がその光で被造界を満たすように、

主なるわが神は私をみ教えで満たし

聖なる愛を奔流のように注ぎ込まれました。

主は聖なる英知をもってふたたび教え導き知力を与え、

その栄光を理解させてご自分が被造界全ての神なる花婿だと分からせてくださいました。

その浴れるほど豊かな愛をもってわが魂を

み心の寝所に引き入れ神的な一致が成し遂げられたのです。

それからわが愛するお方は身を起こし、

荘厳な愛を燃え立たせたお方が、自分の宝を示されました。

そして愛するお方の宝をすべて保管してあるこの寝所で、私は見いだしたのです ̈

――神を知り理解する宝。

――親密さという宝。

――歓びと慰めの宝。

――徳の小道という宝。

――聖霊という宝。

――聖なる知恵という宝、それは人にとって尽きざる宝。

――神なるお方との甘美な語らいという宝。

そうです、人類の恋人が、自分の愛で私を富ませその尽きざる宝で心を満たしてくださいました」

愛に駆られて、私は私の王笏を脇におき、この悲惨な時代にあわれみを垂れた。愛に駆られてあなたの不毛の上に、世代よ、限りない慈悲を展開し、愛に導かれて私ははるばる身を屈めあなたの不完全を覆い隠すよう私の尊い血で覆った。

今度は、私のヴァスーラ、御母と語らうように……

神なる御父の右手に永久に在し、栄光のうちに治めておられるあなたの救い主、イエス・キリストの貫かれた脇腹、御足と御手を、私の子よ、思い起こしなさい。イエスと私は魂を救おうとたえず執り成しています。私の汚れなき心もこの世代のために慈悲を求めて御父に懇願します。神の義の杯をいや増す、私の子たちの多くになされた不正5を今私はふたたび嘆いています。この悪をぬぐい去るには、たくさんの贖いと祈りのわざが必要なのです。御父にこう言って叫びなさい

「御父よ、彼らをお赦し下さい、自分たちが何をしているのか分かっていないのです」

それから来て私の高貴な心に隠れなさい。あなたはそこに平和を見いだしますが、同時に私が目にしているものに心動かされつつ、存在の内奥にいだく苦悶と悲しみも味わい感じるでしょう。サタンに発し、一瞬の途切れもなく、休みなく流れ出す悪が私には見えるのです。

この一切をやめさせるには、あなた方皆の償いのわざと絶え問ない祈りを必要とします……悔い改めがないなら悪はいや増すでしょう。

思寵を送ってあなた方の心を刷新するよう、神はこの日々に私を皆に遣わしておられます。私の母性的な愛もあなた方皆にとっては恵みなのです。善良でいなさい。

まことふさわしくはありませんが、ああ天の御母よ私たち皆に神の恩寵をお与え下さい、私たちの罪とはかの人の罪を神が赦して下さるよう真心こめてお願いできますように。

神の親密な友情という計り知れない宝と、ご自分の心を私たち皆に差し出す神、

その神のお側にいるという神聖で最も高貴な宝をいただけますように。

アーメン。

あなたを祝福します。そして石を投げるすべての人びとを赦しなさい6。あなたに綺麗でいてほしいのです7、そして神のなさり方をたえず求めるように。