トリノ ─ 日曜日

1989年10月8日 ノート37

(トリノ ─ 日曜日)

(聖骸布のバジリカを訪問しました。イエスに祈って対話した後、外に出ましたが、途方もない歓びを胸のうちに感じました。主の大いなる愛、これまでずっと知らずにいた主の愛を示してくださったことを賛美しました。ちょうどその時、強い香の香りに包まれ、主からのしるしに私の歓びは倍加したのです。

聖ドミニコ教会まで歩いて行きました。そこは二年前に従妹が脇扉の上に、中へ入るようにと招く聖母のご出現を見た教会で、私たちは当時知りませんでしたが、その日はロザリオの聖母の祝日だつたのです。――御ミサにはまだ時間があり、椅子に座ってイエスを礼拝していました。フランス語で話しかけていましたので、気がついて英語で申し上げました。「どうしてフランス語でお話ししていたのでしょう? 英語でお話ししましょう」そうしたら間髪入れずにイエスは仰しゃいます、

「心から話してくれるほうがいい」

と。そして香の香りを降り注がれました)