1990年10月のメッセージ

悪魔はあなたを憎んでいる

1990年10月30日 ノート47

ヴァスーラ、小さく取るに足りない被造物よ、あなたが私の心から何本刺を抜き取ってくれたか知っているか?

いいえ、主よ。

私が休むのに十分、休まるに十分なほどだ、私の子よ。あなたを創造した目的の一つは、私が休むためでもあった。形造ったあなたは塵と灰に過ぎないが、私に深い憩いを与えてくれる、私を受け入れなさい、肩にのせた私の十字架を受け入れなさい、今度は私をありがたく思ってほしい。

子よ、私の唇を見て、注意深く耳を澄ましなさい。信じるように、私を信じて、信頼しなさい。あなたが途方もなく弱い者であり、私なしにはその小さな指を上げることすらできないと知っている。だからこそあなたを選んだ、私の力を世に現すために弱さを選んだ、私にはその状態のままであなたを選んだ理由がある。私を信頼し、私から力を引き出しなさい。

悪魔がどれほどあなたを憎んでいるかを思い出させよう、今日はその爪痕を感じたであろうから。そう、放っておいたなら八つ裂きにされていた、しかしあなたは私の神聖な保護のもとにある。悪魔は選ばれた他の魂たちも、毎分ごとに狙っている。こう言っておく。無にひとしいがゆえ、貧しいがゆえ、私の小さく、取るに足りない者よ、あなたはサタンの絵柄をむなしくし、刺繍を一針一針ほどいている。あなたが私に選ばれた者と知った時、サタンには虫けらと呼ばれた。そう、サタンの絵柄を虫けらのように食い荒らしなさい。見たであろう? 私は虫けらでさえ、私の業のために用いることができる……そう、サタンの絵柄を虫けらのように喰いあげなさい、サタンの憎しみを感じるのをあなたに許した、サタンがあなたを憎むのは、私を愛するあなたの愛のため、御父ご自身があなたを愛しておられるためだ。これはサタンを想像以上に怒らせている。

私に対する信仰を失わない人は幸い。つまらない者のままに留まり、こうして私の魂を悦ばせ、私を歓びで満たしなさい。

あなたが無であることを通して、私の偉大さを現した

1990年10月24日 ノート47

私の心はあなたの偉大さに仕えたいと願っています。でも私は貧しくみじめな者で、あなたなしには指を持ち上げることすらできません。

確かにそうだ、私が側に立っていなかったなら、あなたは全く立っていられないであろう。魂よ! 私の光に包まれた今、私の金言に従う用意があるか?

あなたの金言に、従う用意があります。

では来て、私のマントを分かち合いなさい、道を案内させてくれるなら、私の聖心の秘密を明かしつづけよう、天の深みにあるものをこれからもくり広げよう、あなたを見捨てることはない、魂よ……貧しく乏しいまま、私の糧を熱心に求めなさい。そう、私の糧に飢え渇き、それを望むように。飢え渇きもなく、私の糧を探し求めない富んだ者たちのようであってほしくない。私の心の富を求めなさい。あなたが無であることを通して、私の偉大さを現した。あなたのみじめさを通して、私のあわれみを、か弱さを通して、私の力を示した。私は今や、私の心の燃える望みの熱烈な炎を世に示した。今度は愛を返してくれることだけを望んでいる。

娘よ? まことに言う、あなたの神、私に仕えたいと願っている者よ、真理を証ししようと口を開くたびに、祝福を与えよう。私について話すたびに、うちなる火を点す、祈り求めるなら、求めた以上を与える。私の言葉をくり返せるように、たえず私の指示を思い出させよう。私があなたを離れることはない、私は全き─忠実な者として知られている。そうだ、私のヴァスーラ、あなたを訪ねて連れて行くまで、使わせてもらいたい。

祝された者よ!1私の形見! 花よ、ふさわしい心でやって来なさい、そして私に信頼しなさい。足に口づけしてくれるか? 来なさい、師の手を取って、ついて来なさい。

私の杯を取ってそこから飲みなさい

1990年10月23日 ノート47

主よ、私を超え、私の貧しい知識を超える不思議に日々出会っています。この方法で毎日お会いできるのは、私の思いをはるかに越えたことです!

あなたに平和、私にどれほどの喜びをくれているかに気づきなさい、小さな者よ。

今、天上であなたとご一緒にいられたらとどんなに願っているか、ご存じですか?

私の子よ、分かっている、しかし待たなければならない、使命をまず果たしなさい。それがあなたが今することだ。与えたすべてによって、この不毛の地を潤しなさい。土地に滋養を与えなさい。気も狂わんばかりにあなたを愛している、私の愛の大きさを決して疑わないように。あなたは独りではない、決して、どこへ行こうとついて行く、私はあなたの聖なる仲間である。

不毛の地を、肥沃な園に変える泉よ!
生ける水の泉よ!
川となって流れ、私たちにいのちを与えてください……
あなたの杯を分かち合うのをお許し下さい。

では、私の杯を取ってそこから飲みなさい。苦く、気を失いそうなら、来て、私に倚りかかりなさい、来て私のうちに憩いなさい。ヴァスーラ、私の所領よ、あなたの王である私は、あなたを愛の虜にした。守衛が門を護るようにあなたを護ろう。あなたをめとり、私の愛という賜物を与えたがゆえ、この所有地には誰も侵入させない。行ってそこに憩えるよう、今や私の所有地を園に変えた。あなたのうちで息をし、あなたのうちで、私の業を達成させてほしい。素直になって、あなたの主である王を受け入れなさい。私の名は愛、さあ、私に手ずから養わせなさい1

終わりまであなたを養おう。

イクトゥス

夜陰の恐怖はじきに去る

1990年10月17日 ノート47

イエス、本の中では、それが起こる前に沢山のことを知らせてくださいました、起こったなら信じるようにと。姉妹ロシアをどのように復活させ、その無神論をいかに終わらせるかも教えて下さっていました。そうしましたら、ご覧ください! 赤の広場の聖バジリオ教会があなたに門を開いたのです! そして姉妹の私はその日、これを祝って彼女のもとに飛んで行きました! ところが頼に平手打ちをくらったのです …… 愛するあなたの僕、私の兄弟に打たれて。── あなたの僕は祝福を拒んでこう言いました、私が兄弟のカトリックのもとで聖体拝領をしている、と。み前で私はなにか恥ずかしいことをしたのでしょうか、主よ? これだけの打撃でしたらまだしも、さらにこう言われました、「これは破門を意味しますよ!」。こうしたことの起こる前に主はしるしを下さっていました、その直前にあなたの悲しみを味わい、日の中は枯木よりも乾いた感じがして、唇はかさかさになりましたから。

いつまでキリスト教徒は分裂したままなのでしょう?
おいで下さい、私たちの心を正してください、
もとのように無垢な心となれますよう、おいで下さい。
暗やみに夜明けをもたらしてください。
打たれて辱めを受ける機会をいただき、
あなたに感謝します、主よ、
そして、傷を受けても皆と一緒に並んで、
この方のもとに戻って行き、手に持った十字架に接吻し、
私を打った手にも口づけする勇気をお与えくださいましたのを感謝します。

ヴァスーラ、あなたの痛みは私のものと比べたなら何でもない …… 私の娘よ、剣を抜かれたとしても落胆しないように。和解の希望がある。間もなく、大いなる奇跡をもってあなたを圧倒しよう1、もう間もなく、主である私は、私の花嫁に非の打ちどころないえある若さをまとわせる。こうして兄弟の間は平和の誓いをもって封印されよう。明けの明星のように私の教会は高く昇る。禁止は解かれ …… 実をたわわにつけたオリープの木のように、私の前に優雅な若枝を張って、しっかりと立とう、その花は栄光と輝きの実をもたらす …… ただ一つの群れ、ただ一つの牧者となろう …… 私は復活 …… 娘よ2? あなたの望みをむなしくはさせない、恐れなくてよい。夜陰の恐怖はじきに去る。

思い出すように、あなたの横には私がいる。彼らの不正な処置に長く目を留めておくことはしない、怒りによって義の炎を燃え上がらせないよう、私の慈悲にとって代わらせよう。私はあなたの病いをすべて癒やしている、そして穴底から皆をあがなうために、あらゆる毒の跡を、私の血をもってぬぐい去っている。

私は愛、そしてその愛は限りない優しさをもって、打つ者、嘲る者、不正な者たちにゆるしを与えている。こうして私の聖なる思いやりをもって、私の心のうちに皆を引き上げよう。落胆しないように、ヴァスーラ、私の娘よ、まだ和解と刷新の希望がある …… 希望はまだある3 …… 体を殺しても魂は殺すことのできない者どもを恐れることはない。体も魂もともに地獄で滅ぼすことのできる者を恐れなさい4

兄弟たちを訪れて平和を届け、私の愛と慈悲を思い出させよう。こうして彼らも私を真似る者となろう。

──そんなに急いで行かなくてもいいだろう5 …… 来なさい、教会は生き返る、教会は生き返る、いまに見ているがよい。

イクトゥス