私は天国への扉

2019年9月30日 ノート121

あなたに与えられた私の平和が、あなたと、そして私の名を呼び求める一人ひとりに行き渡るように……

娘よ、教えられたことがすべて、あなたの中で生き続けるようにしなさい、これが始めからあなたに教えていたことだ…… 聖霊、いのちの与え主が、あなたたち一人ひとりに賜物を供給し、一人ひとりがそれぞれの恵みの割り当てに与る。あなたたちの中には、聖霊の恵みに留まる者もいれば、私から遠ざかり、神のうちなる生き方から遠ざかり、私から遠く離れてしまった者もいる。彼らは私の十字架に出逢うと、それにおびえてしまう。私の十字架と私自身は互いに結びついていて、切り離すことができないと教えなかったか?

今日、これらの魂たちは死んでいる。だが彼らが死に直面し、裁かれる時まで、罪の中に生きるにまかせておくには、私はあまりにも繊細すぎ、優しすぎる。私の愛は、彼ら全員に到達するために、違う方法を見つけるように私を強いる。なぜなら彼らは皆、生きて私の栄光を分かち合うために生まれてきたからだ。父と私は、あなたたち皆をそれほどまでに大きな愛で愛している、気が狂いそうなほどに! 私たちをあなたたちから遠ざけておくことができない愛、私たちを共に結び付ける愛。愛ゆえに私は肉となった、あなたたちの間で生きるために、そしてあなたたちの間に留まるために1。私の愛の大きさゆえに、私は進んで受難を耐え忍んだ、私の被造物を解放し、あなたたち皆をあがなうために。

そこで今日はあなたに求める、娘よ、喜びに満ち、幸せでありなさい! 内からも外からも輝くように。 δόξασε με κάθε στιγμή, κάθε λεπτό, κάθε ώρα, σε όλα, και σε όλες τις περιπτώσεις…2

全てのために、そしてあらゆるもののために私を祝福しなさい…… 私の足跡をたどり、私と完全に一つとなるように。あなたの人生にいつも私を迎え入れ、私をあなたの人生に参加させてほしい。私の手となり、私の足となり、私の体全体となりなさい! あなたは尋ねるだろう、「どうやってですか? どういう意味でしょうか? 私のような惨めな、一粒の塵に過ぎない、取るに足りない小さな被造物が、どうやってあなたの御手、御足、御体となれるのでしょうか?」と。おや、あなたの意志を私に献げてくれたのを忘れてしまったのか? あなたの意志の全てを、こうしてあなた自身に死に、あなた自身のためにはもはや何も残っていないということを3? もし、最も小さく惨めなあなたにもこれほど多くが与えられるのであれば、私をいつも愛してくれた他の者たちに、私はもっと

多くを与えないだろうか? もし神化4に到達したいのなら、神性のうちにあって目には見えない者、神である私が求めるのは、あなたの意思を私に献げ、あなた自身に死ぬことである、こうして、あなた自身のためには何も残しておかないようにするために、何も! そうするなら、私が主権と力をもって、あなたを私の一部となるように高めよう。あなたの全てが私の一部となるように、あなたを囲い、完全に包み込もう。罪によって汚れてしまった全てが、私の光のうちに、あなたの変容のうちに、美しく光を放ち、神的で、全く輝かしいものとなるように、あなたを完全にしよう。このようにしてあなたは天国に入る。

私は天国への扉。

不活発で理性主義的なままでいてはならない、これらはあなたを実用主義的な存在5へと変え、霊的に盲目にしてしまうからだ。霊的な盲目さは死をもたらし、私の言語を理解するのを妨げる。

言っておく、あなた自身の暗闇、あなたの自己の中にいまだに埋もれたままでいるなら、どんな希望があなたに残されているだろうか? 私が差し出しているものを奪い取られたまま、死んだ体、死骸のように不活発に留まっていてはならない! あなたを私から遠ざけておく全てのものから距離をおくように努めなさい。抵抗という障壁、理性主義の障壁を打ち破り、歓喜して、このいんうつさと私への怖れを捨て去りなさい!

限りない愛について今まで聞いたことがあるか? 宇宙の中心から発されて行き渡り、そこから宇宙の他の部分全体にまで広がる愛について? 私の愛はあらゆる存在を超える。私はあらゆる存在を超越する、私は宇宙全体とあらゆる心の中に光り輝く啓示であり、あなたたちがまさに観想の高みへと到達するのを可能とする。

私の愛はあなたの魂、あなたの精神、あなたの知性を統合し、天からしたたる朝露のように、あなたの心に染み込む。輝く露の滴の一粒一粒が、あなたたちの体と魂の欠乏の一つひとつを癒やす薬となる。私の光の中に浸されると、あなたの体と魂は無感覚を獲得し、神性を身につける。これまであなたに入念に説明してきたように6、あなたがひとたび許してくれたなら、被造物の花婿である私が、ついにあなたの心の中に足を踏み入れる。そしてあなたは、わずかなためらいもなく、私の炎のように燃える抱擁の中に結び付けられたいとひたすら願うようになる。あなたの神である私の、炎のような抱擁に身を任せることによって、あなたにも火が付けられると知りながら。あなたは炎に包み込まれる、生命、つまり私へと導く炎に。生命へと入ると、あなたの存在全体は目も眩むほど白く光り、輝いて、きらめく光とサファイヤのベールによって照らされる。そしてあなたの体の全ての部分が、私のうちに消えていき、この変容の瞬間、さらに美しくなっていく。私の指からミルラを注ぎ出して、あなたたちの頭からつま先に至るまで聖別する。

あなたは自分が周囲の環境の外にいて、大衆を超越し、世の騒音を超越し、人間が建設したあらゆるものを超越し、あらゆる人間的、肉体的なものを超越したところにいることに気付き、そしてついに私を見るであろう…… この言語に絶する瞬間、私を見ることに高揚したまま、あなたの存在全体が震えおののき、あなたはあえて目を上げて、私の目をじっと見つめる。あなたを形造った目、あなたが私からはぐれてしまった時に涙を流した目、あなたが惨めであった時にあわれんだ目、あなたを決して視界から外すことなく、あなたの最愛の者、あなたがずっと属していた者のところに連れ戻すために、行方を追い続けた目を。あなたは、あなたへの私の無限の愛を把握するであろう、哀れな、小さな被造物たち! この目は愛の大洋である…… 感動に打ち震えながら、私の愛の深さを悟り、あなたの心は傷つく、あなたの神の美しさを発見して、それは決して癒えることのない傷跡となる。神の光輝、神の恐ろしいほどの魅力を発見して。あなたは栄光にきらめく唯一の神をじっと見つめ、生命の与え主を発見し、あなたたちのために、あなたたちをあがない、あなたたちを救い、自身の栄光を分け与えようと自身の血を流した、主の主を発見する… あなたの花婿、あなたの最愛の者が、黄金の糸をもって、あなたをもっと近くに引き寄せ続ける。こうしてあなたは、もう二度とこのお方と離れることはなくなる。私たちは一つになる。あなたの魂は私と一つに結ばれ、神である私はあなたと結ばれる。

魂よ! 私の娘よ、私を切望したことが、私に飢え渇いたことが、私への観想のうちに、あなたを神との婚約、神秘的結婚へと導いた。神的な愛へと…… そして深い闇はあなたの魂から既に消えうせ、肉的な喜びはもはや過去のものとなり、過去に残されたまま、塵や灰のように見なされる。なぜならあなたの前に、月よりも美しく、太陽よりも明るい、目に見える栄光が立っているのだから。

あなたが生まれた日から、あなたを神的な合一のうちに私のものとし、婚姻の神秘的合一へと導き、あなたを不滅の輝く婚姻のベールで覆いたいという燃えるような熱望を持って、あなたを追跡してきた。あの時7花婿としてあなたを訪れ、あなたをめとり、私の花嫁としたように…… そしてあなた、あなたも、共にいて自分を導いているのが誰であるかを、あの時完全に理解していたなら、歓喜したであろう。

覚えているだろうか、私はそれから、あなたを私の母の部屋に連れて行った。あなたを完全にするための部屋に。私はついにあなたの人生に足を踏み入れ、私へと到達し、私の忠実な花嫁でい続けるという困難な道筋をたどりたいというあなたの願望に火を付けた。今度は、あなたがどんな犠牲を払うとしてもだ。私の類いまれな美を発見し、私たちの神的合一が魂を世から引き離す無感覚をもたらすことを発見して、あなたの魂は私の教えを守り、あなたの唇は私への賛美を口にするであろう。深い眠りからあなたを目覚めさせるために私が戻ってきた後、あなたは私の比類なき美を見て、世を後にし、世に背を向けるであろう。神の優しさをもつ、私の抱擁で十分に満足するために。

ああ、全ての魂のために、しないことがあろうか!

あなたと共にいられて、十分に喜んでいます! その抱擁の中に私が立ち入るのを許すほどに、あなたは身を屈めてくださり、私はその中で情け深い愛に包まれて安心し、自分は家にいると、自分たちは家族だと感じました。まるであなたをずっと知っていたかのように、親密に感じ、あなたはいつもそこにおられたように感じました!

怖じ気づいてはいけない!

怖じ気づいているだけではありません、感じていることを言い表すのに言葉が不足しています… 自分が感じていること、自分が本当に言いたいことを表現することができません…

あなたを理解し、あなたの心に何が書かれているのか知るために、私は言葉を必要としない。あなたの心を読めばそれで十分である!

もし今大胆になることができたら、こう言いたいです。あなたの聖なる御顔をもっと観想したいと望みます、顔と顔を合わせてあなたを見たいと……

いつかそうなるであろう…… だが、自分の暗闇の中で、私を純粋な光として見る者は祝されよ、私を見てさえいないのに信じた者はさらに祝されよ。花嫁衣装として私を着るように招かれた者は祝されよ、彼らは光を見るであろう。そして私の十字架に絶え間なく、疲れることなく続いた者は祝されよ、彼らは楽園へと引き上げられ、光の中に生きるであろう。

私の神的な光はあらゆる魂、あらゆる存在を結び付ける、私に似せるためにマスカラを塗りたくる者もいるが、私の光は彼らよりもはるかに強く、最も暗い隅、最も暗い穴をも貫き通し、彼らを癒やす…… 私の知恵の訪れを受けた者は、私の意志を理解するように照らされる。彼の精神、彼の思考、彼の態度、私に到達しようとする彼の努力と、彼の行動は、私に栄光を与えるであろう。心の中に私から与えられた啓示がなければ、賢者たちの知恵では、私からの、天に由来する知恵を獲得するには十分ではないことを、彼らは理解するであろう。

子どもであり続けなさい、ヴァスーラ、そして小さいままでいなさい、なぜなら、そのようにしてあなたを私の聖心に隠しておくのだから。愛があなたを愛している! ic

  1. 聖体のうちに。
  2. イエスがギリシャ語で私にこう語られるのを聞きました。「毎瞬間ごと、毎分ごと、毎時間ごとに、全てにおいて、どんな状況にあっても、私を褒めたたえなさい」。
  3. 同時にこう聞こえました。「あなたのためにはもはや何も残されない」。
  4. deification。神格化とも訳される(訳注)。
  5. 同時にこう聞こえました。「論理的な存在」。
  6. 聖三位一体の頌歌と花婿の頌歌というテーマの中で。
  7. 私が10歳くらいの時、主が私の花婿になられ、私が主の横にいて結婚するという夢を見ました。私たちが歩く道筋で、人々は長いシュロの枝を振りながら歓喜していました。すると主は、主の御母が大きな喜びをもって私を待っておられた部屋へと連れて行かれました。御母は私を迎え入れ、御子のために、私の花嫁衣装を調整し、私の髪を整えられたのです。