私の体は傷を負っている
1987年6月21日 ノート13
主よ、なぜこんなに多くの人々が、あなたを忘れてしまったのでしょう?
ああ、ヴァスーラ、私の体は麻痺するほどの傷を負っている。ヴァスーラ、十字架の道行きの一つひとつの留でひざまずき、明かりをともしなさい。
(私は黙ったままでいました……)
ヴァスーラ、私が話した、
主よ、私に何ができるでしょう?
何もできはしない、私にすべてを行わせなさい。
(はい、けれど、誰も知らないのですから、それを行う人は誰もいないでしょう!)
信仰も私から与えられる恵みだ、ヴァスーラ、私への信仰を持ちなさい。
(しばらくして)
今やあなたは私を魅惑してしまわれました、私はこれからどうなるのでしょう?
知りたいか? あなたを私の腕の中から、捕囚の民となってしまった私の被造物たちの中へ投げ入れる! あなたは彼らの中で生きるだろう!
私の神よ! もう私を愛しておられないのですか?
(かなり動揺しました。)
あなたの御腕の中にいるのは本当に素晴らしかったのに、今度は私に出て行ってほしいなんて!
ああ、ヴァスーラ、どうしてそんなことが言えるだろう1!
このひどい悪の中に置かれたあなたを見て、私の心は引き裂かれ、傷ついている。私の子よ、私が神無き人々の間に、あなたをいけにえとして置いていることを理解してほしい。あなたを仮住まいの地に置いておくために、私はつらい思いをしている。娘よ、多くの人々があなたを傷つけようとするだろう、今のところは、あなたが苦しむのを私は何とか耐え忍べる2、だが、彼らがあなたを傷つけるのは容赦しない、決して、容赦しない。
どうなさるおつもりなのですか、主よ?
傍観するつもりはない。
でも、なぜあなたは私を抱きしめ、魅了されてから、私を放り出してしまわれるのですか? それはあんまりです!
(私はほとんど叫んでいました!)
あなたは私のいけにえになると、私は言わなかったか? あなたを用いている。あなたは私の網である。そう、私はこの世にあなたを放っているのだ。あなたは魂たちを私に献げることになる。彼らの救いのために、私が彼らを贖う。それは、あなたの苦しみ無しに実現することはない。悪魔はあなたを憎み、ためらうことなく、あなたを焼き尽くそうとするだろう、だが、彼らはあなたに指一本触れることもできない。私がそれを許さない。
(こう言われて、先日、私たちが乗ったばかりのボートの上で、排気管に触ってしまった時のことを思い出しました。目玉焼きを作るのにも十分なほど熱いパイプに左手を置いて、全体重をかけてしまったのです。痛くて気絶しそうでした。左の手のひら全体にやけどを負い、痛みを和らげるために、左手を海に入れたい衝動にかられましたが、やけどをした皮膚を冷水に浸すと、かえって傷つくのでいけないということを思い出しました。十分間、手はヒリヒリし、真っ赤に腫れ上がったままでした。ところが、三十分後には何もかも消えていたのです。痛みも、やけどもなく、もう片方の手と同じ感覚が戻って、すっかり元通りになっていました。)
子よ、あなたが傷つくのを私が見ることはないだろう。あなたを愛している、そして愛ゆえに、あなたのために私の清めを選ぶことにしよう。あなたにどんな汚れができることも私は許さない、これがどういう意味かを悟りなさい3。
主よ、あなたから来るものは、どんなものでも愛することにします。喜びであれ、苦しみであれ。
愛する者よ、そうだ、心の中に私の天国を築きなさい。子よ、あなたからその言葉を聞いてどんなにうれしいか4!
そう、私を喜ばせると考えて、あなたの意志で選ぶなら、どんな苦しみも私の目には嫌悪すべきものとなる。自分自身を欺くことになるだけだ。そのようなものは悪魔のためであって、私のためではない。償いは、私によって導かれるであろう。
あなたを愛し、あなたに完全に頼ります。
私を愛することによって、私の栄光をたたえることになる、そうだ。
(サタンがこう言っているのが聞こえました。「その瞬間は、俺にとって拷問だ!」 サタンは、神の私に対する愛の中で私が喜々としていることに、そして私の神への愛に耐えられないのです。互いに愛し合っていることに。)
それは、サタンの全身に赤熱する十字架を押し当てるようなものだ。