それは敵意に満ちた世界に語りかける愛
1990年9月12日 ノート45
イエス様?
私である。あなたに平和、花よ。世界のすべての地域のために、私のメッセージを書き記しなさい。
あなたたちに平和。私の心の子どもたち、回心するように呼びかけるために、天が私の恵みによって毎日開かれていることを悟りなさい……私の言葉を思い出させ……私の掟に従うように教え導くために。
平和と愛をあなたたちにもたらすために、天はその扉を、世界のいくつかの場所で毎日のように開いている。知恵は栄光に満ちて、あなたたち皆のただ中にある玉座に降っている、見えない人びとの目を開き、聞こえない人びとの耳を開き、この砂漠に散らばる死者をよみがえらせるために。そうだ、知恵はずる賢い魂には自身を現さない。貧しく素朴な人びとにだけ指示を与え、すべての業を彼らに注ぎ出す。なぜなら、まさにこの魂たちは、主である私を畏れることを知っており、私の言葉を大切にするからだ。知恵をはるばるあなたの戸口まで連れて来る以上の賜物があるだろうか? 知恵があなたに微笑む以上の喜びがあるだろうか? 知恵が歌う新しい愛の歌を聞く以上の歓喜があるだろうか? だから喜びなさい、被造物よ! まさにあなた方の戸口に私がいるのだから……
この喜びはあなたたちの時代のために取ってあったものだ、世代よ、サタンが彼の全帝国と共に、その世界的権威によって、私の教会とすべての国民の間で権力を頂点にまで増大させているこの時代のために。あなたたちは日ごとにますますはっきりしてくるこの偽預言者の足音を、あらゆる場所で聞いている。彼らは私の教会と、私の掟に従うすべての人に対して戦いを挑もうと完全武装している。
私の霊が与えるこの天からのマナを、愛する子どもたち、あなたの時代のために取っておいた。それは荒れ野と不義の時代のために取っておいた、この隠されたマナ1である。それは貧しい人々、飢えた人々の食物である。そして約束しよう、彼らは好きなだけ食べるであろう、そして私の新しい名をこの人びとに授ける。それは私が天から注いでいる天の食物、それはあなたたちの内的な砂漠を満たす私の聖霊の降り注ぎ。それは敵意に満ちた世界に語りかける愛。鍵のかかったすべての扉を叩いている愛。私の敵が築き上げ、私たちを隔てている壁の向こう側から呼んでいる愛。愛を返してくれるようにと……微笑みと……後悔と……ため息を返してほしいと、物乞いのように懇願している愛。それは私、
聖心。
あなたたちの心の中で消えかかったこの炎を生き返らせ、慈しみと愛の焼き尽くす炎へと変えようと、私は再びやって来た。あなた方、人類に私の心の宝を惜しげなく降り注ぎ……闇と死の陰で暮らす人びとに光をもたらそうと、降って来た。
あなたたちの牢獄の扉を粉々に打ち砕き、罪の鎖を私の炎で溶かすためにやって来た。
あなたたちを捕われの身から解放し、邪悪さを取り除き、放蕩を終わらせるためにやって来た。あなたを救うつもりだ、世代よ、たとえはるばる砂漠まで引きずって行き、そこであなたの不毛さを見せ、あなたの全身がどれほど闇に覆われているかを示して語りかけねばならないとしても。あなたを救うためにはそのようにする。ああ、被造物よ! あなたたちのためにしないことがあるだろうか……私の霊があなたたちの上にあり、いつまでも永遠に留まるであろう。そこで心を開き、あなたたちを私の恵みで満たすのを許しなさい。
さあ、私から力を引き出し、あなたの根を私のうちで強めなさい、あなたたちの根がもろいなら、艱難の日にはどうするつもりか? 風に揺さぶられ、激しい嵐によって引きちぎられ、あなたの枝は薄いガラスのように折れてしまうだろう。そう、生き残ることはできない。だから私のもとに来て、しおれてしまわないように、私の豊かさの中でよく成長しなさい。ありのままでやって来なさい。聖人になるまで待たないように。ありのままで来るなら、必ずあなたの罪をゆるし、魂を清めよう。
そして私の聖なる名においてあなたたちに私の神性をまとわせ、私たちの霊的結婚のために準備させる。主である私は、私の栄光のうちにあなたをめとり、世代よ、あなたを完全に私のものとするつもりだ。道を見つけさせ、回り道からは遠ざかるように案内しよう。永遠に、いつまでも私のものとなるように、あなたたちを準備しよう。
今日、私は愛といつくしみによって、はるばる天から身を屈めている。だが同時に、私の小羊たちと羊たちの中のある者は散らされ、ある者は道に迷い、ある者は小羊の皮をかぶった狼にむさぼり食われてしまったのを見て、私の魂は悲しみ、深い悲嘆に暮れている。そこで私の訪れに驚かないように、私と顔と顔を合わせて出会うときまで、日が過ぎるごとに私をもっと理解するであろう。
私を彼らの神として認めない者たちを皆一掃するために、私は燃え盛る炎として訪れよう、そして言っておく。時は迫っている、時間は飛び去り、私の栄光の日が間もなく訪れる。「さて、この訪れはどこに来るのか?」、「この約束はどこにあるのか?」と言う者たちの一人になってはならない。──私の訪れは間近であり、私の約束は成就されつつある。私の母とすべての聖人たちの祈りによって、あなたたちの待つ時間は短くされるでろう。だから、愛する者たち、待っている間に和解し、聖なる生活を送っていなさい、あなたたちが平和でいるのを私が見いだすように。
非常に間もなく、私は愛として訪れる。すべてはもうすぐ終わる、こうしてある日、誰もが皆私に答えねばならず、申し開きをしなければならなくなる。そこで邪悪な者たち、罪人たちには何が起こるのか? そして私に背き続ける者たちには何が起こるのか? 私は忠実であり真実な者、私の約束は果たされる、遅れることはない。
偽預言者とその一味の足音が、この地上に大きく響けば響くほど、私は一層、私自身の足音をあなたたちに聞こえるようにし、彼らが餌としてあなたたちの道に置いて行く毒の痕跡を、私の血で拭い去っていく。この反逆者とその一味は、今は栄えている。大祭司の衣の中に隠れ、小羊として隠れ、真理として隠れ、多くの人々をだまし、彼ら皆を死へと導いている。
私はもはや、たとえによって話してはいない。単刀直入に語っている。聖書で予告された時代、私の敵どもが、私に属さず、私ではない称号を授けるその時代が来た。それは偽キリスト、いのちを持たない像、偽りの神。偶像、偽りのエキュメニズムの下に巧妙に隠された、私の聖心の奥深くに刺さり、多くの血が流れる原因となっている槍の刃である……剣によって、彼らはあなたたちに、自分たちの汚れた食物を食べるように強いるであろう。ある日は合理主義を一杯、またある日は自然主義を一杯といったように。真理と私の言葉、知恵と私の十字架の言葉をまねて。だが、天から彼らの上に火が下り、彼とその一味を焼き尽くす。これは確実であり、実現する。
このすべてを告げているのは、愛する者たち、この偽りの教師と人間的教理に注意するようにあなたたちに警告するためであり、来るべきこの艱難の日々に、燃え盛る私の聖心が、あなたたちを追い続けることを知らせるためだ。物乞いが施しを願うように、私も、暗闇が訪れる前に、あなたたちの心を勝ち取りたいと願う。
あなたたちの額に私の愛のため息をしるし、一人ひとりを祝福する。私、イエス・キリスト、神の愛する子、救い主が、私の心からの平和を残していく。あなたたちを限りなく愛している、一つになりなさい。