私の主よ、あなたは私の杯
そして私の魂はあなたのうちに喜んでいます。
この砂漠を渡るとき、あなたは横にいて手を取り、
その大きないたわりをもって支えてくださいます。
—「私はあなたゆえに嘲られても我慢し、
顔は屈辱におおわれています。
兄弟は私を失われた者とし、
同じ母の子らは私を異邦人とします。
あなたの神殿に対する熱情が私を食いつくしているのです!」
ヴァスーラ、私の誉れとなるよう、みことばを耳にささやかせなさい。
──私の小羊よ、世の言うことには耳を貸してはならない。そこから良いものは何も出てこない。あなたの父である私に耳を傾けなさい。注意深く聞くなら、あなたは任せた仕事を成し遂げるだろう。私を信頼しなさい、私の子よ。そして助言と、慰めを受けに来なさい。この世が熱に浮かされて立ち上がり、あなたを焦がす時、私のもとに来なさい。私、あなたのアッバのもとに急いで来なさい、火傷をいやそう。私はあなたを最も優しく愛する者だから、いつでも手当てして、元気にさせる。私の聖なる名ゆえに、そして私の愛を証しするがゆえに、世から受けた傷の痛みをいつでも和らげよう。
覚えておきなさい。天の高みでは『私はある』が見守っておられ、あなたの抱える問題をすべて世話しておられる。これも覚えておきなさい。あなたが行っているすべては、あなたの利益や栄光のためでなく、あなたを遣わしたお方の利益と栄光のためであると。
私の真理の霊をあなたの上に輝かせなさい。そうするなら、世が私のまことの肖りを忘れてしまったがゆえ、代わりにあなたが私の真実の顔を世に思い出させ、こうして私の肖りを反射できるようになる。──間もなくあなた方は皆、
神のうちの真に生きる
ことを学ぶようになり、聖三位の私たち三位が皆同意し、唯一同じであるように、あなたたちも私と一つになるであろう。
──私の小さな子どもたち、長くは待たせない。私はすでに再臨の途上にある。それが起きる前にこれを話している。それが起こった時、長年聞こえていたこの声が、私からのものだったと信じられるように。あなたを歓喜させようとこれらのことを話している。私も御母のかかとでサタンの頭が砕かれるこの日を、喜びのうちに待っているのだから。
──聞きなさい。この悪に染まった世代に私の霊を注ぎ出し、魂を誘惑し、皆を完全な真理に立ち帰らせて、
あなたの神である私のうちに完全に生きる
ことができるようにさせよう。しかし勇敢でいなさい、私の日の前にはどうしても火が訪れる。そこで恐れたり、悲しんだりしないように。この火が来なければ、世のおもては変わらないのだから—そしてその訪れとともに、世がいかに間違っていたかを、示そう。神不在を。合理主義、唯物主義、利己心、傲慢、貪欲と、その悪弊を、要するに、この世が礼拝しているあらゆる悪徳を示そう。
私の計画を最初から知らせていなかったとは、誰にも言うことはできない。私の計画をあなたに隠していたとは、誰にも言えない。
私は真理である
そして真理は常に心開き、彼の熱烈な計画をありのままに顕す……真理は常に、あなたが自らを証明する選択肢を与えるであろう。—もし私があなたに語りかけ、今天を開いていなかったなら、言い訳することもできたであろう。しかし、私は昼夜となく呼びかけ、話しかけようと、私の天使たちを送り続けていた。私はみじめな魂たちを、無から興し、熱烈な弟子に仕立て上げ、あなた方の戸を叩いて、私自身の与えた言葉を繰り返させている。そうだ、彼らは自分の言葉として話したのではなく、私が教え導いて与えた知識を、くり返していただけだった。貧しいまま、素足であなたのもとに行き、与えたものに加えたり差し引いたりしないで、来るべきことをありのまま伝えた。彼らの言葉はすべて英知ご自身から受け取ったものだった。──今はっきり言っておく。清めの日が訪れたなら、多くは、自分の家に、私の真理の霊を入れることをせず、その代わりに、死に至る忌むべきもの、毒蛇を迎え入れ、私の敵と食事を共にしていたことを、死ぬほど悲しむであろう。彼らは自分の家に、聖なる者の偽物を迎え入れ、欺く者を崇め、その欺く者は私の聖霊を誤解するように教えた。
私の聖霊、いのちの与え主、
彼らの魂のうちなる力
彼らのうちに活力ある魂を吹き込み、生き生きとした霊を息吹かせたお方を。
──はっきり言っておく。私の火はあなたたちが予想しているよりも早く訪れる。自分たちの罪が見えない者たちも、突然その罪が見えるように。私にはこの日を早める力があり、この時を縮める力もある。この時は多くの魂に悲嘆をもたらし、生まれた時を呪う者も多いからだ。彼らは谷が開いて自分たちを呑み込むか、山が崩れて自分たちを覆い、ハゲタカに素早く襲われることを望み、自分を粉々に打ち砕こうとする。だが、誰もこの時から逃れることはできない。私をまことに愛する者たちは、私のためにもっと尽くさなかったことだけを悔やむ。彼らも清められるであろう。しかし私を拒み、認めなかった者たちは不幸だ。彼らはすでに裁き手がある。その日には、与えられていた真理が裁き手となろう。
──あなたたちは私の代弁者たちの口から、たびたび聞かされていた。
「主の日が迫っている」
と、そして私の再臨は近いと。私を愛するなら、私の聖霊が全勢力で栄光に満ち、あなたの上に臨まれることを知って喜ぶであろう。私を愛するなら、自覚しないままサタンの勢力のもとに暮らす私の子たちすべてのために、祈りつづけるであろう。誰であっても、私があなたたち皆を愛するように私を愛するなら、私の言葉を聴いて、仕え終えるまで忠節を尽くすであろう。
私の小さな子どもたち、あなたたちが私を愛していたら、私が地上にいた時より大きな業を行ったであろう。しかし、いまだに誰も、それ以上のことを行ってはいない、私にたいする信仰があまりに小さく、互いにたいする愛が、いっそうわずかしかないからだ。私が愛するほど私を愛してくれた人は、いまだにない。しかし清めの日には、あなたのうちに私の聖なる顔を顕わし、どんなにわずかしか愛さなかったかを理解しよう。
──あの足音が聞こえるか? 私の足跡だ。私の息遣いをすでに聞いたか? それはあなたの荒野と不毛の地を吹き抜ける私の聖霊の甘美な音色。顔をなでる息吹を感じたか? 恐れなくてよい。鳩が羽ばたくように、私の聖霊があなたの上を羽ばたいて少し触れた。ああ、来なさい! 私のもとに来なさい。そうするならモーセが砂漠で蛇を掲げたように、私もあなたの魂を引き上げ、生き返らせる! 私が天に引き上げられたように、あなたも私のもとに引き上げ、胸に抱こう。
ああ、私のもとに来なさい! 再び渇きを覚えなさい。私の永遠の泉に渇き、あなたの神、私に渇きなさい! ためらわずに飲ませよう。そして私の水はあなたのうちで泉となり、永遠のいのちへと溢れさせよう。私の胸からは、尽きない源となって、行ける水の泉が溢れ出ているのだから。ああ、私のもとに来なさい! 私のパンに再び飢え渇きなさい、そうするなら死ぬことはない! 今日も、昨日と同じように、私は立ち上がって叫ぶ。
「渇きを覚える人は、私のもとに来なさい! 飲みなさい、私を信じる人は! 」
私の忍耐は大きい。そしてあなた方が罪人であり、地上を無辜の血、で汚したのを知っているが、悔い改めて私のもとに来るなら、あなたの罪とその咎を赦そう。私は恵みの深淵。恐がることはない……
私を恐れることはない、無自覚に眠っているのを見い出されたなら、むしろその時を恐れなさい。
──これは父の声である。愛の崇高な源の声。かつて、
「光あれ!」
と言われ、光が生まれた時の声だ。私のもとに来なさい、私の霊を惜しみなく与えよう。十字架のふもとで私の衣服を分かち、くじを引いた兵士のようであってはならない。ヨハネの精神をもって来なさい。愛をもって来なさい。私を慰め、ともに時を過ごしに来なさい。
──世が悲嘆と闇、苦悩の漆黒の暗やみの中、夜しか見出さない時が来る。彼らはうろたえて、私を呼び求めるであろう。しかし私は答えず、その叫びには耳を貸さない。彼らは逆上し、私の啓示、英知と真理を冒瀆する。世界全体は
契約の櫃、私の掟
を見て、悲嘆にのまれるであろう。多くは、その不法ゆえに激しく揺さぶられ、倒れて打ち砕かれる。
──二つに引き裂かれたカーテンのように、天が裂け、いかに無価値な模倣ゆえに私の栄光を捨て去ったかを彼らに見せるなら、彼らは愚かさによって道を逸れたことに気づいて、星が天から落ちるように、落ちてゆくであろう。頂上まで昇りつめ、私と張り合おうとしたことがいかに愚かだったかを! その日が訪れたなら、世には彼らの極悪非道ぶりを、彼らが聖なる者よりむしろ反逆者と親しみ、対話したかを示そう。不屈の精神と信仰、祈りと犠牲が不可欠となり、緊急に必要な時が来た!
私の小さな子どもたち、今は悲しんでいるあなた方は、あとになって喜ぶであろう。さあ、祈りを唱えなさい。
限りなく慈悲深い御父よ
あなたの胸もとまで、私を抱き上げてください、
永遠のいのちの流れから
飲むのをお許し下さい、
こうしてご好意を受けていると知るのです、
ああ、時が襲いかかる前に、
私を救い出しに来てください。
私はあなたに罪を犯しました、
それゆえいやしてください。
御父よ、
あなたの唇は恵みによってしっとりと濡れ、
御心は愛の燃える竈、
御目は焼き尽くす二つの炎。
ああ、御父よ、
あなたは完成された美そのもの、
その荘厳と輝きは
最もまぶしい天使たちの眼さえもくらますほど、
徳と恵み豊かなお方、
時が訪れたなら、私から
御顔を隠さないで下さい。
愛の香油で私を聖別しに来てください、
神よ、私の祈りをお聞き下さい。
私の嘆願する声に耳を傾けてください
私はみ前にした誓いを果たさなければなりません。
永遠の御父よ、
時の流れが私に逆らっていますが、
御腕がすぐそばにあり、
私を引き上げ、この流れから引き出してくださるように
委ねます、
知っています、
信じます。
ああ、聖所を見上げ、契約の櫃を
あなたの栄光のうちに眺めるのをが待ち遠しい!
ああ、私の魂は天を駆けめぐり。
忠実で真実な者
という名を持つ方を眺めたいと
せつに願っています、
そのお方はこの世から
悪を取り除く、
義なるお方。
ああ、おいで下さい、あなたのマントで私を覆ってください
あなたの愛は寛大なことで、知られているからです。
ああ、御父よ! 私は罪深い者ですが
それが当然だとしても、私を払いのけないで下さい、
むしろお助け下さい、日々の糧を賜り、
毒蛇の牙から安全に護ってください。
私をあなたの家の跡継ぎとしてください、
光の子としてください、
私を、至高なる殉教者の
完全な肖りとしてください、
いつまでも永遠に、
あなたの誉れとなれますように。
アーメン。
天はあなたのものである、私の子よ。私のために生きなさい。私のために呼吸しなさい。私を第一に置き、愛しなさい。私の子よ、私のすべてはまことにあなたのもの。あなたの愛と忠節によって、私の家はあなたの家ともなる。
──あなたのアッバである私に依り頼みなさい。私に近づいて、私の聖心の中のあなたの場所に入りなさい。