一日中、ため息ばかりついています。
ヤハウェ、愛しいお方、
お示し下さった愛を忘れることができません。—決して。
—あなたのご親切は、私のヤハウェ、愛しいお方、
一生覚えているでしょう。
来る日も来る日もあなたへの愛に焦がれ、
あなたを傷つけるこの世には、
もう付き合いきれません。
私自身があなたを傷つける最初の者だと分かっていますし……
私の魂はあなたのすべての不思議を世に宣言し、
丘々の頂上までこの足で駆け上がり、
世界に向かって叫びたいのです。
「あなたの創り主があなたの夫となられる!
そのみ名は万軍の主。
そう、捨てられて、苦悩する妻を呼ぶように
ヤハウェはあなたを呼ばれる。
若い時の妻を見放せようかと
あなたの神は言われる。」
それでも畏れるべき方、ああ、私のヤハウェよ、私のアッバ、愛しいお方。
私の魂はあなたの家を切望し、思い焦がれているのです。
今の私の願いは、あなたと共にいること。
そこでどうして私の霊が悲しんでいるかを尋ねないで下さい。
私のため息はあなたに隠されたものでなく、ため息の理由もすべてご存知ですから。
私の魂はお待ちしています、私のヤハウェよ、
来て、私を虜にしてください。
おいで下さり、私を焼き尽くしてください。
ヴァスーラ…… 隠れないでほしい、私の子よ …… エジプトの娘よ、私は多くの国民を試す者としてあなたを任命した、あなたは私にとって尊い者。誤解しないでほしい、あなたを必要とはしない、この仕事に欠かせないわけでもない。しかし無に過ぎないあなたを選んだのは、私の誉れとなり、あなたを清めるためだ。その上、私のものはすべて、あなたと分かち合いたいからだ。私のメッセージを宣言するのを恐れないでよい、私の聖霊があなたを私の言葉で満たし、あなたは堂々と私の言葉を宣言しよう、そこで、私が送る人びとのもとに行きなさい。あなたを見捨てない、人が住まわなくもさせない、私の聖霊が道を案内し、助言者となる。私は収穫の刈り入れを始めたばかりだ…… 私と一緒に刈り入れなさい…..、あなたはこの収穫の種を蒔いてはいない。私があなたのうちにすべての種まきをした、そして今やあたり一面に、それをまきたい。もう収穫の準備が整ったゆえ、私と刈り取ることだけを頼んでいる、私の娘よ。犠牲として援助の手をのべなさい。多くを求めてはいない……
……何が見えるか、娘よ?
苦しみで喘いでおられる御子の聖なるお顔が。そのお顔は聖骸布のようです。
あなたの時間とエネルギーをわずかでも犠牲にする理由が、これだけでも十分あるのではないか? もう一度見なさい、娘よ……今度は何が見えるか、ヴァスーラ?
やわらかな赤い雲が空をおおっているようです、私たちの上を霞のように漂いながら次第に空を埋めていきます、ゆっくりですが、確かな足取りで。
書きなさい。「それは闇と暗黒の日、雲と濃霧の日である。強大で数多い民が山々に広がる曙の光のように襲ってくる。このようなことは、かつて起こったことがなく、これから後も、代々再び起こることはない。」。そう、その日は迫っている……、何が今度は見えるか、ヴァスーラ?
生きた人間の松明が。
私がまさに創造した魂たちを、注意深く見なさい…… この者たちは決して私の準備した部屋に到達しない。サタンの権力下にあって、私の王国もその栄光も分かち合うことがない。彼らは破滅に向かっている…..言いなさい、私の愛、私の栄光と王国を与えようとしなかった魂があるだろうか?
──いいえ、主よ。
しかし彼らは私を愛さないと決め込んで、サタンに進んで従った。自分の自由意志で、私たちの一致の絆を断ち切った。今再び見なさい、ヴァスーラ、何が見えるか?
ああ、主よ、白い小さな岩に腰掛けておられる婦人です。その後ろ姿が見えます。黒い服をお召しで、頭も黒い長いスカーフで覆っておられ、悲嘆にくれたご様子です。ご心痛のあまり腰をかがめ、膝の上に顔を隠しておられます。──この方に近づいていく自分が見え、婦人は顔を上げられます、そして私も涙が溢れてきました。イエスの御母、私たちのお母様。お顔は青ざめ、目に涙をいっぱい溜めていらっしゃいます。私をご覧になると、左手をのばされ、私の腕を取られました。
私は悲しみの婦人、みじめさに馴染み深く、希望をあなたたちに回復する者です。蛇の頭をかかとで砕くのは、私です。私の眼はこの日々休む間なく、涙を流しています、私のすべての子どもたちゆえに、眼を泣きはらしているのです。
ヴァスーラ、私の娘よ、神に対して耳を塞がないで下さい、私のたっての願いに耳を塞がないで下さい。私の涙する声をあなたは聞いたのです。私はあなたのために執り成してきました、そしてこれからもずっとそうしましょう。主がご自分にあなたを繋がれる時は、愛ゆえにそうなさり、あなたの心にご自分の心を注ぎ出すためです。今日は、ご自分に代わってあなたに、杯を渡されます、飲むのを拒まないで下さい、躊躇してもなりません。あなたたちの街路は、無実の血に汚され、私たちの心は辛く、それゆえ涙を流しています、そしてあなたにも、主はご自分の杯を分かち合われるのです。反逆が兄弟同志の一致を妨げ、不誠実な心が神の杯を満たしてゆくのです。彼らは、私の息子の体をねじ曲げ、引き裂き、手足を切断し、身動きできなくしました。あなたたちは皆、イエスを通して、唯一の霊のうちに、御父に至るそれぞれの道があることを、忘れないで下さい、けれどあなたたちは私の息子の名のもとに、分裂したままです。一致と平安を語りながら、それを実践する者には罠を仕掛けます。神は欺かれず、あなたたちの議論に納得もなさいません。神の国は口先だけの言葉ではありません、神の国は、心のうちなる愛、平安、一致と信仰。それは心の中で一つに結ばれた主の教会なのです。一致の鍵とは……愛と謙虚さ。
イエスが分裂をあなたたちに勧めたことはありません、ご自分の教会の分裂を望まれてはいませんでした、私の子どもたちが心と声を一つにして、私の息子の初代教会を心の中で再び築くようにと懇願します。初代教会と申しましたが、その教会は、愛、質素、謙遜と、信仰の上に築かれていたからです。新しい建物につくり直すようにとは申していません、心の中の建物をつくり直すようにと言っているのです、心の中にある古いレンガ、不一致のレンガ、不寛容、不忠実、許しの拒み、愛の欠如を打ち壊し、和解によって私の息子の教会を建て直してください。それには熱烈な心の貧しさと、溢れるほど豊かな寛大さがいります、そしてかがむ必要を理解するまでは、一致できないでしょう。
──そこで、私のヴァスーラ、私が先ほど祈っていたように、ともに祈りなさい。一緒にいます、私の子よ、すぐそばに。愛のお望みに応えなさい、イエスは決してお見捨てにはなりません、愛をもってイエスに一致なさい、ただ一つの目的で。
イエスの誉れとなるために。
さて、娘よ、私とともに刈り入れをやめてはならない理由が分かったか?
祈りつづけなさい。そして迫害する者たちを祝福しなさい。あなたの時は、まだ来ていない、私の鳩よ。あなたを優しく扱う、そしていっそう私に愛されよう。力を越えたことを理解しようとは思わないように。私が鎌をとって働く時は、鎌をとって働きなさい。足を遅らせないで、私の歩調に合わせなさい。私が遅れる時は、あなたも遅らせなさい。合図を与えたなら話をし、あなたを見つめた時は黙っていなさい。真理は常に、死んでも守りなさい。ときおり傷つこうが、魂を清く素直にしておくに十分なだけ、それを許す。いつでも傍らにいることを覚えておきなさい。私が刈り取る時に、あなたも刈り入れなさい。私が忍耐深いように、忍耐を持ちなさい。どこまでも謙虚に控えていなさい。私の傍らで働くようにと、私の利益を任せた、そして他の者たちもこの仕事の奉仕に加わるように任命した
—ヴァスーラ、私の子よ、あと少ししたら、ほんの少しで、魂は私のもとに飛んで来よう、そこであなたが言うような悲しみを感じている理由はない、頭を上げさえするなら、誰が部屋をはるばる訪れ、誰が食卓をともにし、誰が牧しているかが見えてこよう。罪の赦しを私に求めなさい、そうするなら私の平安を受け、歓びが再び戻って来る。間もなく全勢力で私の聖霊を送り、こうしてあなたたちを牧し、まことの囲いに皆を連れ戻して
あなたたちの神、私のうちの真のいのち
を生きるようにさせると、私の子どもたちには、伝えなさい