2020年のメッセージ

主よ、罪人である私をあわれんでください!

2020年3月13日 in ノート122

人々を呼び集め、こう伝えなさい。悔い改め無しには、そしてあなたの祈りに誠実さが無ければ、この害悪はあなたたちが考えているよりも長く続くだろう。あなたの神である私に立ち戻り、悔い改めなさい。誠実な、世界中からの祈りが、あなたの神である私に届くだろう。断食は悪霊たちを取り除く。私はどんな犠牲でも受け取ることができる。あなたの無気力な霊を取り除き、その邪悪なやり方を放棄しなさい、そしてあなたの神である私と和解するように。「主よ、罪人である私をあわれんでください!」という言葉を聞かせてほしい、そうするなら私はあわれみを示そう。そしてあなたたち皆に祝福を雨のように降り注ぐ。来なさい、恐れないように。私は聞いている……  ic

私たちが悔い改めて、神への生ぬるい生き方を変えるなら、神は聞いてくださいます。そして神は寛大にも、平和を与えてくださいます。私たちは世界のために祈ります。神がみ顔を現し、私たちの上に輝いてくださるように求めてください。神が私たちの嘆願をあわれんでくださるよう願いましょう…… また、『神のうちのまことのいのち』のメッセージがすぐに広まり、皆さんが受け取ってくださったように、謙虚に受け止められるように祈るべきです。とくにイタリアのために祈ってください。以前にも説明したことがありますが、イタリアは『神のうちのまことのいのち』のメッセージに対して完全に耳をふさぎ、迫害してきたからです。

あなたたちの心は引き裂かれているかもしれないが、私の心も引き裂かれている

2020年4月12日 in ノート122

主よ!

私である! ああ、ヴァスーラ! 私の子よ、希望のいろを鳴り響かせなさい。あなたたちの心は引き裂かれているかもしれないが、私の心も引き裂かれている1。来て、あなたたちの心を私の前に川のように注ぎ出しなさい、世代よ、そうするなら、あなたたちがやせ衰えることはない! 私はあなたの希望であり、伴侶である。自分の配偶者の面倒を見ない伴侶がいるだろうか? 私はあなたたちが立つ強固で安全な地盤である。

あなたの世代は、限界を超えて私の父を激怒させた。「あなたはどうして、何のの希望2もないまま、私たちを打ち倒されたのですか?」とは尋ねないように。あなたがどれほど多くの罪を犯してきたかを思い出させればよいか? あなたの心から、何度私を放り出してきたかを思い出させればよいか、世代よ? あなた自身がこの害悪を自分の上に引き寄せたのだ。あなたたちを内側から焼き尽くす「火」として私が予告し、警告しておいたこの悪を。聞きなさい、私の他に救い主はいない。私はあなたの神、あなたにもう一度言う。私は悪を行うように勧めたことは決してないと。これを知っているだろう。しかし私は主であり救い主、罪人が痛悔の心で私のもとに来て悔い改め、ゆるしを求めるなら、ゆるし、忘れることで知られている!

ヴァスーラ、私はあわれみ深く悲しみの涙をぬぐい、群れの面倒を見、あなたたちを慰めることで知られている。私は権力ある者をその座から引き降ろし、国々や王国を打ち倒すことで知られている。それでいて、悪や、あなたたちのこれほど多くを打ちのめした抑制不能なやまいを消滅させることが私にできないなどということがあるだろうか? だが、私は悔い改めの叫びを聞く必要がある。祈りと犠牲的な愛は、誰のものであっても、私と御父によって受け入れられる。この世代が私の名を呼び求める日に、私は彼らを苦しみから救い出すであろう。私はこの「嵐」を、ただ一言の力ある言葉によって弱める。私は、子どもたちを救い出すために急いで来ることで知られているのだから。しかしこの世代は、身を屈めて学ぶことができずにいる。いまや彼らは赤熱する炭の上を歩いており、死骸が積み上がっているというのに、私に耳を貸そうとはしない。

世代よ、あなたには非常に多くのしるしを送ってきた、しかしあなたはそれに気付かぬ振りをした。あなたに私のしもべたち、預言者たちを、かなり頻繁に、しつこく送ってきた。悔い改めて、あなたの邪悪なやり方を変え、品行を改めるようにと呼び掛けるために。だがあなたは耳をふさぎ、聞こうとしなかった! あなたの罪はいまや、あなた自身の頭に跳ね返っている。来なさい! あなたの精神を聖性へと結びつけ、あなたの心を私の聖心に結びつけなさい。私があなたを救い出すことができるように。あなたの唯一の希望は私なのだから。そこであなたに「野に出るな、道を行くな」3と言う者は誰もいない。なぜなら、目に見えない敵があなたの行く所どこにでもいるのだから。「私はある」があなたと共にいる。世代よ、私はあなたたち皆の父なのだから。あなたたちは皆、私にとってとても愛おしい、特別に恵まれた者たちである。

世代よ、私の天の園に植えられたぶどうの木のように萌えいで、いのちの川から水を供給され、青葉が生い茂るようにとあなたを創造した。あなたはかつて私の王宮の誇りだった。あなたは干上がるはずではなかった。しかし愚かにも、あなたは私の光、あなたのいのちの源から顔を背けることを選んでしまった。あなたの幹は枯れ果て、葉はしなびて落ち、散ってしまった。私から来た希望は失われ、恵みは過去のものとなった。あなたは足の下に踏みつぶされた。私がかつて世話をし、育てたぶどうの木は、死の影の下に横たわっている。あなたが愚かにも拒絶してしまった者は誰だったのか? これはあなたの罪の結果ではないか? 目を上げて周りを見回しなさい、破壊と廃墟があなたを取り囲んでいる。あなたは死者のように、墓場に住んでいる。これが、あなたが自分の上に引き寄せたものだ、世代よ、この長い間、私を拒絶してきたゆえに。

その目を上げて、私の聖なる顔を見なさい、この視力によってあなたは輝きを増し、あなたの心臓は鼓動を打って膨らむ。私の聖霊が私の天の玉座からあなたへと流れ、あなたをよみがえらせ、あなたをもう一度私の天の園に根付かせる。あなたの曲がりくねった足跡は過去のものとなる。あなたの手は雪のように清浄となる4。あなたの完全さは大洋のように広がり、あなたたちの多くが私の光のもとにやって来る。それゆえ世代よ、「神のあわれみには限界がある」とか「私の罪はゆるされるには多すぎ、大きすぎる」などと言ってはならない。聞きなさい。悔い改めなさい、私の名を呼び求め、罪を退け、あなたの改心を真実のものとしなさい。あなたの改心をなだめの香りのように、私の天の父へと立ち上らせるように。そうするなら、私の父と私はあなたをゆるし、回復させよう。あなたの愛の花冠で私を飾りなさい。私が求めるものは愛だけである。

祈りなさい、ヴァスーラ、誘惑を受けないように、あなたのうちであなたの王を喜ばせなさい…… あなたの神である私に栄光を帰し、あらゆる方法で、私の名の壮麗さをほめ称えなさい。私はいつもあなたのそばにいる、子よ! 来なさい! ic

私の徳の王笏

2020年6月12日 in ノート122

一位の天使が語り、こう言うのを聞きました。

「勇気を! 起き上がりなさい! 主があなたを呼んでおられる!」

私はノートのところに行きました……すると主が語られました。

ああ、来なさい、私の魂に愛された者よ! このやり方で私と会ってほしいというあなたへの私の渇きは、癒えることがない。あなたを見守り、危険から守るために、私の言葉を与えた。子供のような信仰をもって正義のために仕える者は幸い! 私の言葉はたてごとのように、心地よい音色を保ちつつ、楽の音のように鳴り響くだろう。私の喜ばしい言葉は、リズミカルに、天使的な旋律をもって与えられ、響き渡って耳に届き、この世代と、来るべき幾世代にまで到達する。

私のヴァスーラ、天から荒れ地の上に降る朝露のしずくのようであり続けなさい。私の黄金の網となりなさい、苦境に陥った私の息子たちと娘たちを連れ戻すために。私は降りていって彼らを祝福し、彼らの上に手を置く。するとこの荒れ地はもう一度開花する。私はいのちを愛する者、私は人類の恋人、荒れ地となってしまった世がエデンへと変わり、繁栄するのを見たいと切望している!

主よ、あなたは教会は生き返ると言い続けておられます。

そうなる! 私の霊が彼女のうちにあり、すべてのうちにあるのだから。私は約束を守ることで知られている、娘よ、間もなく義が行われるのを見るであろう。教会は生き返る! 聞いて書きなさい。私の家には今なお嵐が襲いかかっているが、存在するもの全ての深みに到達する私の霊が、あなたたちを生き返らせ、私の家を飾り、一致させるという、ただ神性のみに由来する仕事にあなたを任命した。私に仕え、私の家に仕えるために、時間を無駄にしないように。あなたを私の天の王宮、私の天の家で育てた1ことを忘れさせようと、敵が誘惑するのを許してはならない。

筆舌に尽くしがたい神秘的な知識と識別を受けるように、あふれんばかりの愛をもって、あなたを養子とした。だから恐れないように、自信を持ちなさい。聖霊の光を通して、私の教会に関する事柄を識別できるようにあなたを祝福した。私が望むような正しい判断を下すことができるように。私の愛のうたをあなたに託した、あなたの口に私の言葉を、あなたの手に私のわざを置いた。私のわざを敵から守るために、私の目はあなたの手の上に据えられている。これが、あなたの手を私の手の中に置いておき、あなたの口を私の口の上に置いておかなければならない理由だ。目下のところ、ヴァスーラ、私は最後の仕上げを行っており、このわざを完成させつつある。

あなたを鹿じかのように走らせて、国々に送ってきた、与えられた通りに正確に発信できるように、あなたの魂を良いもので満たしてきた。誰もが開花し、百合のように花咲くことができるように。ヴァスーラ! あなたを私の香油と芳香で包んだ、それゆえ私の芳香をあまねく広げなさい。地が天のもっと近くまで、高く上げられるように。彼らの愛する者の現存を、彼らが感じるように。私の愛を感じさせなさい。彼らを眠りから呼び覚まし、彼らの花婿、私と会うようにさせなさい! 私は私の心の婚姻の寝所で、結婚のとこの上に黄金のてんがいを用意し、ミルラと乳香で香りをつけたと彼らに知らせなさい。ああ! 私は彼らをアザミのとげから解放し、私の婚姻の寝所へと導き、それから私の祝宴の広間へと導くと告げなさい! 私が彼らの花婿2であることを彼らに思い出させるように。私の愛のため息のことを、私がどれほど彼らを愛し、恋しく思っているかを知らせなさい!

天使たちに呼ばれ、私に形造られ、私に牧されたあなたを、繊細な手をもって真理へと導いた。私の花嫁よ、あなたは私の婚礼の歌を聴いた。私の愛する息子たちと娘たちの多くを、花婿の神秘的な婚姻の寝所3へと導いた歌を。彼らに私の言葉を誤解させないように、私の言葉は神秘、観想、聖霊の照らし以外の何物でもない。私のみこころの子よ、私の聖霊の炎に輝きながら、道に迷ってしまった私の息子たちと娘たちを連れ戻し続けなさい。私の栄光のために、私が愛によって創造した者たち皆を。この狭い道を私と共に歩きたいと望む者の誰をも、ただ私の徳のおうしゃくだけが優しく導くのだと思い出させなさい。「ここにいます、主よ、あなたのむねに従いたいのです!」と叫ぶ誰であっても。

聖霊があなたたちの中で行うことができる活動のすべてを、彼らに思い出させなさい。分かるか? 聖霊の現存なくしては、あなたの徳は何の役にも立たない。人がまことのいのちである聖霊に、本当に結ばれていなければ、この人は霊的に死んでいる、それでは誰も生きることはできないし、自分は生きていると考えることもできない。聖霊こそが、私、あなたの神のうちの新しいいのちの中で呼吸できるように、あなたを引き上げる者である。理解しなかったか? 私のわざに『神のうちのまことのいのち』という名を与えるとき、それはまた、「私のうちに生きるようにあなたを生まれ変わらせ、生き返らせる聖霊」のことも意味していると?

娘よ、私は初めにこう言わなかったか? 「満たされて、あなたたちは大勢になる」と? 人が恵みによって満たされるなら、彼はもはや自分自身には属さず、聖霊に属する。そこから先は、限界なくあらゆるものを包み込む聖霊があなたの中で呼吸し、あなたの中で行動するであろう。他の魂たちがあなたの独特な変容を目撃することによって、知恵は多くの他の者を真理の豊かさへと連れてくる。あなたが喜んで御父を「お父さん(アッバ)!」と呼び掛けたあの時、造り主があなたの永遠の父であることを啓示されたのは聖霊である。

「キリストが我々のうちに住まわれるように、聖霊の恵みを獲得するにはどうすればいいのだろうか?」と人々は尋ねる。あなたの心が私たち4から遠くさまよい、他の情熱に支配されているなら、たとえそれがごくわずかな情熱だったとしても、あなたは子である私の住みかとなることはできないし、御父にとっても同じである。なぜなら、あなたがいまだに腐敗しやすく、価値のない、消え去っていくものである地上的な傾向を重視するなら、それらは真の祝福にとって妨げとなるからだ。

あなたと同じように、娘よ、私の救いの計画に参加している者たち、そしてあなたに与えた神秘の教えと知識を喜びをもって啓示するために、私が強健な使徒とした者たちは、あなたたちの罪深さを取り除き、徳に置き換えるのは聖霊であることを学ぶ。「私はいのち、永遠のいのちの与え主である」5。「私は万物の中に現存し、かつ万物の外にも存在する。私は全宇宙を満たすことができる」。私は言った。「ただ私の徳のおうしゃくだけが、この狭い道を私と共に歩きたいと望む者の誰をも、優しく導くであろう」。

それゆえ、単純な心で私を探し求めるなら、私の徳のおうしゃくである聖霊に従いなさい。聖霊はすべてのものを一つにまとめ、全てを知り、口にされたすべての言葉を知っている。聖霊は自身をあなたに現すであろう、あなたの味方となり、あなたの最も親密で近しい友人となる。聖霊はあなたを徳で飾るであろう、人間にとって、尽きることのない宝なのだから。私の聖霊の血縁となることで、不滅の生命が見いだされる。聖霊は実に、あらゆる星座を合わせたよりも明るく輝いている。

私のヴァスーラ、この長年ずっとしてきたように、霊的な熱意をもって、ひるむことなく私の名を宣言し、教えを説きなさい。あなたに弟子の舌を与えた、この不明瞭で混乱した世界で、恐れずに語り、人々を鍛錬し、悪を引き裂いて根こそぎにし、壊れたものを築き、修復するために。

人の心を啓発するために、あなたを知恵によって教え導いた。以前に言ったように、私の言葉は神秘であるだけでなく、神聖なものでもある。それゆえ、私の愛の賛歌の中には、汚れたものは何も入り込むことができない。私の愛の賛歌を発見し、私の王国に入った者は幸い。彼らの信仰を通して、あらゆる物事に手が届くようにしたが、信仰は彼らの私への愛より先であった。彼らの愛は私、あなたの神に根付き、時間と共に一本の木のように高く成長し、青く繁る葉と、香り高い花々と果実を実らせた。彼らの魂を照らす聖霊によって与えられた彼らの愛は、その愛が私のうちに根付いている限り、完成し続け、彼らのうちで成長し続けるであろう。

私の惨めさをお忘れにならないでください、私の目を罪からそらしてくださったことを感謝します、私の主よ。

あなたをいつも私の心の中に埋め込んでいた、喜ばしい子よ。私はあなたに寛大だった、あなたのうちに私の光が入ったことで、あなたは癒やされた。私は世の光。私はいのちである、なぜなら、あなたたちの魂を私に結び付け、皆が生きるようにしたのだから。謙遜は、真の変容メタノイアと共に、私を引き付け、夢中にさせる。

主よ、闇の中に住む人々の暗がりにあなたの光を示してください、天から惨めな世界を見下ろしてください、あえて言うなら、死にゆく世界を……

ああ、ヴァスーラ! 私はまったく慈悲深く、私に許しを求める者の誰にも、私の光を与える。あの時二階の広間で行ったように、彼らが座って祈っている間、私の聖霊を彼らに送ろう。そこで私は深く悔いる心で私を捜し求める者には誰にでも、私の聖霊を送ろう!

私の神的な光を獲得するには、どんな地上的な魅力、地上的な野心も慎まなければならない。そうするなら彼らは報いを受け、癒やされるだろう。

そうです、主よ、私たちは、あなたの現存なくしては光に欠けています!

確かにそうだ、人間性とは堕落しやすく、光を欠くものだから。私は全宇宙の妙薬、私の莫大な光はすべてのもの、万物を超越し、存在するどんな魂の闇をも貫く。私を喜んで受け入れる者は私から生まれ、私と似たものとなるように、私の光のうちに変容するだろう。そして多くがその魂のうちに私を見る。多くの人々があなたの上に私を見たように、私の選びの娘よ。私は彼らの衣服ともなるであろう。

あなたが小さくなるほど、私が大きくなり続ける。あなたのうちに神秘的な方法で私自身を現した。神であり、あらゆる霊の上に立つ者として。あなたの心が私の隠れ場所だということを知っていたか?

ああ、それは驚きです、主よ! この惨めな心の中で、何からお隠れになると、誰からお隠れになるというのですか、主よ?

私は世の喧噪から隠れている、彼らの激しい論争や口論を聞くには、私の耳はあまりに敏感過ぎる。彼らの騒音は私の耳にはうるさすぎる、静けさのうちの愛は失われ、そこに平和はほとんどない、私の聖職にある魂たちの間でさえも。自分の気持ちや秘密、心配と悲しみを配偶者と分かち合う伴侶として、あなたと私の痛みを分かち合いたい。それゆえ、あなたのうちに甘美な休息を見いだし、あなたの心のこの隠された小さな隅で、あなたの耳にこの惨めな世界への私の燃え上がる愛をささやきながら、あなたの手を通して書くことができる。あなたと共にこのわざを行いながら、私は慰めを見いだす、休息の時を。あなたを住みかとして選んだ。この静けさのうちに、私は書士として、私の愛の雅歌を書くことができる。この世の喧噪が私の愛の雅歌を発見することを希望しながら。彼らの騒音が私、彼らの花婿、彼らの神聖な恋人への賛美へと形を成すことを切望しながら。そして彼らの激しい論争が沈黙の礼拝へと変わるように……

あなたのうちの私の現存によって、同様に私の威厳のビジョンも与えた。あなたが生まれる以前から、私はあなたに寛大であった、あなたの友人となり、あなたを悔い改めへと連れて来るために、私の聖霊、人類の友人を送った。聖霊はあなたの護衛のよう、あらゆる悪への傾きに対する障壁として働いた。それ以来、霊的でないどんなものも、あなたの舌には味気ないものとなった。私の霊的な雅歌を味わった後では。

ヴァスーラ、安心しなさい、私は何年も再び会うことのない、あるいは二度と戻ってこない、ただの通りすがりのような者ではない。恵みによってあなたをよみがえらせ、恵みによってあなたを訪れ、これからも訪れる。そして恵みによってあなたと共に、あなたのうちに居続ける、永遠に結ばれたままで。恐れるな、胚がへその緒につながっているように、あなたの魂を私のうちに安全に結び付けた。私の教会を活気づけるために、あなたに生命を吹き込み続けよう。私の教会を慰め、勇気と熱心さをもって私のメッセージを広げるために。

あなたの私の家への熱意は多くの者を刺激した、だが私があなたと共にいることに自信を持ちなさい。私の手が絶え間なくあなたの上にある。愛があなたを愛している。ic

私の新しい愛の賛歌

2020年7月9日 in ノート122

来なさい、娘よ、私の平和を受けなさい。聞いて書くように。

あなたに与えた私の新しい愛の賛歌は、この時代のために取っておかれた贈り物である。それはあなたの神、私が歌う婚礼の歌。

くもから射す明けの明星のように絶え間なく、私はあなたたち皆に届こうと、栄光の光をまとって玉座から降りてきた。すべての天使と聖人たちと共に詠唱し、愛する者たちに歌おうと日ごとに唇を開くと、私の口からはまばゆい光線が流れ出て、壮麗な輝きによってこの世の暗闇を包み込む。私の言葉はいのちの言葉であるゆえ、雲と暗闇は消え失せ、私の唇からしたたり落ちる一つひとつの言葉によって霧のように晴れていく。

私のヴァスーラ、私の賛歌は、威厳と、王としての権威をまとい、世界を超越し、彼らを私の婚礼の芳香で満たす。私の甘美さと愛は蜂の巣のしたたりよりも甘い。この長い年月、あなたに私の愛のしるしを示してきたのではなかったか? 私の口の魅惑的な接吻によって、あなたをすっかり包み込んできたのではなかったか? 私の優しい愛のまなざし、あなたの頬を撫でる私の愛撫の甘美さ、あらゆる感覚を超越する甘美さに気付かなかったか? 迷ったりためらったりしてはいけない、あなたの口を開けなさい、そうするなら、知恵の壮麗さを得ることができるように、私の口から、私の言葉によって、あなたを直接養おう。

私の名を昼夜たたえる花嫁1に歌うために、私の唇を開く。私の現存は彼女のうちにあり、彼女が私の喜びを分かち合う天使たちに囲まれ、活力を保つように維持している。荘厳さに満ちた私の現存は、天と地を超越することを知るように、なぜなら、私の名ほどに崇高で荘厳な名は他になく、私の名は地を揺るがし、諸天をも揺るがすのだから。私は私の花嫁に歌う、私が受けるべきものを彼女が献げられるようにするために。そして私は、愛する者へのあふれんばかりの愛をもって、あなたに与えた王宮の賜物が無傷であるように保ち続けよう2。ほら? 私はあなたの日々に、私の心が待ち焦がれている私の花嫁を探し求めて、明るく光り輝く太陽のように昇っている。私の花嫁3と話すのは許されていないだろうか?

そして、あなたの心の戸口に立っているあなたの造り主、花婿を忘れてしまったあなたたち、その暗い墓穴から出てきて、まばゆいばかりの私の栄光の光を見たいとは思わなかったか4? 私のいのちの息を、あなたの中に吹き込んでもらいたくはないか? あなたの面前で、神性のベールのうちに立っているのが誰かを尋ねないように。あなたの心の扉を叩いている、あなたはもう十分に私を待たせてきた。どれほど長く私を待たせるつもりか、私の愛する者よ。心を開いて私を認めなさい、なぜなら私はあなたの王であり、花婿なのだから。この王は、自身の神性のベールの裏に隠された者である。

私の外観は光の姿、荘厳さと栄光と共に、優雅さに満ちている。私の衣は乳香5で甘く香り、薄明かりに揺らめき、金とサファイヤで刺繍され、宝石によってきらめいている。あなたは今まで、ベールの後ろに隠された私の栄光のうちにある私を観想してはくれなかった。もしあなたの心の扉を開けてくれるなら、私のベールは上げられ、私の聖なる顔があなたに現されて、あなたの息を直ちに香へと変えるであろう。他を見ないように、私の愛よ、震えてはいけない、私の圧倒的な現存を恐れないように。むしろあなたの心を私、あなたの花婿に開きなさい、なぜならあなたはいつも私のものであって、他の誰かのものではなかったのだから。分かるか? あなたの心を開き、心の中に入ってくださいと私に求めなさい、そうするなら、聖油によってあなたの心を回復させよう。あなたの魂に光を放ってもらえるように求めなさい、そうするなら、あなたの罪の暗闇を覆い隠す。あなたの魂の荒れ地に自然が繁栄するようにしよう。あなたのみじめさ、あなたの心の冷たさと無能さを拭い去ってくださいと求めなさい、そうするなら、私があなたを慰め、私の光で暖かく包み込む。私の指から流れ出る油6をあなたの心に染み込ませて祝福し、浸して、私の名を塗油することによって聖別し、あなたのみじめさと無気力さを溶かし、私の神性と永遠に置き換えよう。あなたの額への私の神聖な接吻は、あなたは私のものだという印を付ける、それゆえ気を失ってしまわないように。

私は謙遜な者の神なのだから。

それから、あなたの頭は私の肩にもたれ、花嫁を祭壇に連れていく花婿として、私はあなたを私の王宮の祝宴へと連れていく。私の左腕をあなたの腰に回し、あなたを私の抱擁の中にしっかりと抱き留めよう。私の王宮の恩恵を大いに楽しむことができるように。私と共にいるなら、あなたは何にも不足することがない。私が必要なものを提供し、あなたを私の名の栄光と私の神性によって飾ろう、あなたにきんらんを着せよう、あなたの花嫁衣装からはミルラとアロエの香りが漂う。その後、私たちが互いに隣り合い、黄金のてんがいに覆われた婚姻のとこに座っている間に、私は私自身であなたを完全に覆い、あなたの若い日々の罪を拭い去る。

あなたに優しく教えよう

あなたが取るべき正しい道筋を。

私の最も高価な賜物である茨の冠、私の釘と十字架を、あなたたちへの私の愛の大きさを思い出させるものとして届けるために、あなたに預けている。愛する者よ、愛のささやきの中で一致の祈りを教え、私の象牙の琴に合わせて、私の愛と徳の歌、知恵と溶け合わされた私の歌を歌って、あなたを楽しませよう。あなたへの愛に病んでいるのだから。そして私のものであるあなたは、私を愛するようになるほど、私の胸の奥底で完全に中心をなすようになる。

私との親密さはあなたの魂を輝かせ、あなたに私のうちなる高貴な生まれを与えるだろう。夜の闇は光に取って変わらなければならないのだから。私は昼はあなたの避け所となり、夜には星明かりとなる。苦難のうちにあって、私はいつもあなたと共にいる。いつも、そして永遠に、あなたのそばにいよう……7何か私に言うことがあるか、私のヴァスーラ?

ああ! 私が何を言うとしても不十分でしょう、今度は私が、あなたが示してくださった善良さに相応しく歌うことができるように、あなたの言葉を私の口に置いてください。私のような邪悪な魂の中で、どうやってこれほど多くのことを成し遂げることがおできになったのでしょう? 私のみじめさを見るにつけ、私は嘆き悲しみ、泣いています……それにもかかわらず、あなたは鞭打つこともせず、眉を上げることもなく、御目から矢を放たれることもなく、私を優しく牧してくださいました。あなたは優しく語ってくださり、唇からは恵みのうるおいが出て、私を安心させてくださいました。私のみじめさにもかかわらず、私をめとってくださるために、天から、ケルビムに囲まれた天の玉座から、私のいのちの中にまで身を屈めてくださいました。8あなたの輝かしい王笏の品位を落とす危険にも目を留められずに。

そして今度は、新しい賛歌を私の口に置かれました! 賛美の歌、婚礼の歌、愛の歌を、すべての集会に向けて歌うために……彼らの心の戸口の外に立っておられるのが誰であるか、この地球とそこにあるもの全て、世界とそこに住むもの全てが属する栄光の王が誰であるかを、彼らに理解させるために……純粋な香の円柱のように立ち、星々の明かりのもとににかすかに光り、宇宙を芳香で満たすこの方、ご自身の花嫁のために素晴らしい祝宴を用意され、彼女が忘却の地から目覚めるのを沈黙のうちに忍耐強く待ち、彼女を聖別されるお方はどなたであられるでしょう? あなたの現存なくしては、私たちは流れ出ていく水のように、夜闇に消えゆく影のように、広大な宇宙で死にゆく流星のようになったでしょう。あなたはその玉座から、わずかなためらいもなく、天からの鳩のように羽ばたいてこられました。私の上で、私の恐ろしいまでの悲惨さの上に休まれるために9

あなたは私の記憶を忘却の谷から私を目覚めさせ、あなたを認識させてくださいました、私の愛するキリストよ、あなたは私を無の穴底から引き上げてくださいました。ですからあなたにしっかりつかまります、あなたが背を向けて行ってしまわないように、あなたの衣の端につかまります。もう二度とあなたから離れないように、あなたの衣を固く握りしめました。その時、私は愛する方のものであり、私の愛する方は私のものであると分かっていました。主は私を所有されましたが、私も主を所有していました。

あなたの目的が私の目の前で明らかにされ、私は道、真理、いのちを認めました。そこで愛するお方をお待たせし続けることなどできたでしょうか? 香り高い香の円柱のようにまっすぐに立っておられる私の花婿が、私と皆のあがない主であることを認識すると、私の頬は幸福な子供のように喜びに赤く染まり、滴る水のように、小さなさざ波の流れのように響く、喜びの笑い声が飛び出したのです!

愛する者よ、あなたが生まれて以来、私の愛と忠実さを秘密にしたことはない。ヴァスーラ、あなたは生まれる前から私のものだった! 私の目があなたから離れたことはなかった。さらなる私の栄光のため、私の手の中で力強く成長させようと、そしてあなたに持っていた計画を推し進めるために、あなたを神秘的にめとった10。私は自身の計画を成功のうちに成し遂げ、有終の美を飾ることで知られている。私は王としての権威、壮麗さと威光に満ちているのだから。確かに、私は愛する花嫁に賜物を惜しげもなく与える花婿として、あなたの人生の一瞬一瞬において、愛の花冠で飾ってきた。最も高価な賜物である私の十字架、私の釘と私の茨の冠によって。私の報いは筆舌に尽くせないほどなのだから。さあ、元気を取り戻し、あなたの右手を私の右手の中に置きなさい。あなたの花婿である私が、王的な気前の良さをもって、私だけのために、あなたの永遠の家の中である私の心の婚姻の寝所に、あなたを閉じ込めておくのを許しなさい。

ああ、そうだ! 愛に酔いしれてあなたをめとった11、そしてあなた、私の花嫁12に、私の神性を覆うベールを上げて、私の聖なる顔を昼夜、面と向かって観想することを許した。私の輝かしい顔を観想する時、あなたの足は突然ぐらついたが、私の抱擁の中に固く抱き留め、崇高な賜物を与えることによってあなたを強め、励ました。私の神的な神秘を分かち合うようにと差し出した。私の神秘的なワインを飲むようにとあなたに差し出した。私の神秘的なワインに酔い、あなたはもっとくださいと求めた。私は勝ち誇りながら、私の杯を差し出した。私の大きな愛のしるしであり、聖別された花嫁への愛を示す花婿の贈り物である、私の神秘的なパンも同じように差し出すことによって、あなたに心を込めて求愛した。私の心の婚姻の寝所で、あなたは私の骨の骨、肉の肉であることをあなたに証明した。なぜなら、あなたを私の神秘的なパンとワインで養っていたのだから。ああ、ヴァスーラ、永遠の昔から、あなたの贖いのために、これらの贈り物を蓄えてきた。

その時以来、あなたは私を再び生まれ変わらせてくださいました。私はあなたの正義を宣言しました。それぞれの集いのなかで、あなたの愛と忠実さのことも、あなたの優しさのことも、秘密にはしなかったと信じます。

あなたは私の額を神聖な接吻によって封印され、私の舌を速やかに物書く人の筆として13準備させられました。このようにして、あなたは花嫁たちを形造られるのです。あなたは彼女らの頭に愛の花輪を載せ、あなたの象牙の琴の音色に合わせて、あなたの口からの愛の接吻でもてなされます。あなたは彼女らに黄金の錦を着せ、あなたの茨の冠の宝石によって彼女らの頭を飾られます。あなたは彼女らの息を聖別し、彼女らの上に祝福の大雨を降らせられます。あなたの祝福を至る所に運ぶために、あなたは彼女らの羽を、旅する鳩のように、黄金の羽で覆われます。こうして民が喜びに叫び、歌うことができるように。

神よ、あなたは愛すべきお方。あなたは最も美しいお方。あなたのテーマは、信仰であり徳です。あなたの栄光は比べられるものもありません。あなたの道はサファイヤで覆われ、あなたの心の神秘的な部屋へと導きます。あなたはそこで、一人ひとりの花嫁を、神秘的なパンと神秘的なワインによって不滅のものとし、あなたの王国に入るのにふさわしい者とされます、天使たちがあなたの勝利のラッパを吹く中で! そしてあなたは、君主らしいやり方で、花嫁の耳に優しくささやいて励ましておられます。「『私はある』14が今や一日一日、毎日、あなたの花婿である。なぜなら私はあなたと結ばれており、あなたと一つなのだから。私の中にすっかり浸かりなさい、そして私と一つの霊となりなさい、あなたがもはや世に属さないように。今や私はあなたを誘惑し、あなたは私を熱愛しているのだから、私はあなたを所有し、あなたは私を所有するであろう。あなたは今や、愛する者のものであり、あなたが切望するものは私である。私たちの神的な一致の結果として、あなたを神15へと変えよう。」

そうだ、確かに、愛する花嫁よ、私の声を聞いて、私の賛歌の香り高い甘美さを楽しみなさい。私がどれほどあなたの近くにいるかに十分に気付いてくれさえしたなら。私の切なる望みは、あなたを私の心の上の封印のように置くこと。ヴァスーラ、私は今や、あなたをすっかり包み込む甘美なる芳香であり、私に巻き付いたあなたはいのち16の中にいる。あなたは私の王族の家系に属している。私の神秘的なワインをふさわしく飲む者は誰でも、その甘美さに酔いしれ、さらに欲しいという渇きが心の中にこみ上げてくるであろう。そして彼らが私の神秘的なパンを食べる時、彼らの心はえも言われぬ喜びと充足に高鳴るであろう。彼らの魂は、私のそばにあって、私より来る光によって盛装する。そして私の光と一体化した彼らが、その心を和らげるために、私を時折観想することができるように、花嫁のベールを下ろすことを許そう。

今や理解しなさい、愛する者よ、ヴァスーラ、あなたを私自身のために育てた。そして私の救いの計画のために、私のこだまとするために。私と結ばれた魂たちは皆、私の花嫁となることを世に思い出させるために、あざみ野の中の一輪の花としてあなたを置いた。私を見いだす者は誰でも、いのちを見いだす。私は声を張り上げ、私の天使たちと共に声を合わせて、地の果てにまで歌う。砂漠へ、都市へ、墓場へ、世に住むすべての住人たちに向けて。彼らが私を忘れてしまったとしても、私は彼らを忘れたことがないと、彼らが知ることができるように。なぜなら、彼らは私の目にとってあまりにも貴重なのだから。私の賛歌は、砂漠を草木が生い茂る庭へと変え、不毛な高台にはきらきら輝く川が湧き出るであろう。

私は万物を新しくする……17

ああ、私の神聖な賛歌には無数の心臓の鼓動がある、郷愁のため息をもって絶え間なく鼓動し、あらゆる心を呼び覚ますために、私の賛歌の到来を告げることを待ち望んでいる。私がなぜいのちと呼ばれるのかを尋ねないように、あなたの花婿が教えよう。あらゆる光を超越する私は生命である、なぜなら、私なしではあなたは生きることができないか、暗闇の中にいることになるのであり、他の何物も存在18することはできないからだ。これがキリスト、あなたの救い主、あなたに私のあわれみのうちに避難するようにと言う者である。

私のヴァスーラ、私はあなたに私の力を示し、驚くべきわざを行ない、私の花嫁であるあなたを通して、世に私の優しさと私の憐れみを明らかにした。神の知恵をもってあなたの口を満たし続けよう。私に近づくほどに、あなたの花婿が、あなたの母でもある御母と共に、あなたが完徳に達するまで、あなたを手入れし続けていくことが容易となる19。あなたの愛を完全なものにできなければ、私の業は不完全なものとなるであろう。

私の賛歌を通して、私の永遠の愛と忠実さをもう一度、私の花嫁20に現している。山も、丘も、私の王的な賛歌を祝福と共にこだましている。香り高い花々のつぼみは、私の賛歌の音色を聞いて爆発的に花開き、その香りを空高く放ち、私の美しい声に頭を深く垂れる。私は驚くほどの優しさを表し、あなたを目の瞳のように守っている。

そこで来なさい、21いつまでその暗い墓の中に隠れているつもりか? いつまであなたの心の扉を開けてくれるのを待たねばならないのか? 巻物を広げるようにして、いのちの道をあなたに明らかにしよう。あなたを私の甘美さと純潔でくるみ、象牙の塔に似たものとしよう。私はあなたの王家の衣装である。ああ22、ヴァスーラ、私の心に祝された者よ、私が聖別したあなたの唇から、私は語ろう。あなたを通して行動し、私自身のベールで何度もあなたを覆ったように、私の外観をあなたの上に示そう。あなたと語り合い、あなたに知恵から教えることを、決してやめることはない。

見よ! 私は今、私の種であり、私の骨の骨、私の肉の肉であるあなたたち皆を呼んでいる、来て、あなたの花婿の心の親密な喜びを味わうようにと。そうするなら、あなたのうちに神が完全に住まうようになる! さあ、あなたの頭を私の上に休ませなさい、私の鳩よ、そして私にも、あなたの沈黙のうちに休ませてほしい。ic

私はあなたの霊の慰め主

2020年10月19日 in ノート123

見よ、私の子よ、心を悩ませないように、なぜなら私、イエスがいつもあなたのそばにいるのだから。祈りのうちに心を落ち着けなさい、そして祈りによって私に近づき、祈りを私と一致するための手段とするように。愛する花嫁と二人だけの時間を、花婿が喜ばないだろうか? 絶え間ない祈りによって、毎日全時間の祈りを達成することになると覚えておくように。

私はあなたの霊の慰め主。覚えておきなさい、私があなたの師であり、教育者でもあることを決して疑わないように。あなたが学んだことは全て私から来る。私のメッセージを伝えるようにとあなたに求めたが、信じたくない者たちを説得することは求めていない。

もっと祈りなさい、なぜなら、世界にはあまりにも多くの悪があるから。わずかな者しか正しい道を進んでおらず、非常に多くが永遠の破滅に向かう誤った道を歩んでいる。彼らは地に降る雪のように地獄へと落下している、癒やしと祈りを必要としているあの全ての者たちのために祈りなさい。娘よ、私たちは一緒に働く、あなたの手を握っている私の手を決して離さないように。あなたの花婿、私と共に休みなさい。

あなたの霊を慰め、元気づけるために、私の愛の歌を続けていこう。私は愛である。ic

私のベールの後ろには、私の神性がある

2020年11月3日 in ノート123

主よ、私たちを平和で穏やかな観想へと引き入れるために、あなたのことを後世に伝えます。私たちを御心の静けさの中に引き入れてください。私たちの霊はそこで、あなたの聖なる現存を感じ、一致の祈りを教えてくださるあなたの愛のささやきを聞くことができるように引き上げられます。

私たちをあなたのもっと近くに引き寄せてください、言葉によらない観想の祈りへと、それどころか、この世の不確かさを超えたあなたの栄光の高みにまで昇ることができるように、私たちの魂を高く上げ、私の神、あなたの最も深い所にまで入り込むことをお許しください。

ああ! 娘よ、私が望むものはただ一つ、あなたを私のうちに溶かしてしまうこと! 愛でないもの全てを滅ぼし尽くしなさい。愛する者よ、あなたの願いが生き続けるように支えよう、あなたの神、私の中のまさに中心にある知恵の深みに、さらに深く入り込みたいというその願いを。

私たちの目をただあなただけに向かって高く上げるように、あなたは求められました。私たちの霊を地上の物事から引き離し、永遠に続き、すり減ることのない天の物事だけを熱心に探し求めるようにと。あなたはかつて、弟子たちに関して御父に言われました、「彼らがあなたではなく世に属することがないように(ヨハネ17・16)」と。彼らのようになれるように教えてください、私たちが世にではなく、あなただけに属するように、世から引き離してください。

世の他の者たちとの違いを際立たせる光り輝く衣として、私を身につけるなら、あなたはもはや世のものではないことを知らなかったのか? 私を飲み、私を神聖な食物として食したあなたと、私はいつも共にいることを知らなかったのか?

私たちの魂を動揺させるこの世のけんそうや不穏さから離れ、あなたに近づき、あなたの霊によって再び生まれる方法をあなたは教えてこられました。調和のうちに新しく生まれることによって、私たちがあなたのご意思を理解することができるように。今日の世界は、その邪悪さによって終わりなく扇動され続け、当てもなく無秩序な情緒不安と、無慈悲さと、暴力に満ちています。

二人きりになるために、はるか荒野にまで誘い出した者よ、私を恐れないように、私の愛は甘いワインよりも喜ばしく、ナルド1とほのかな芳香によって、あなたに香りをつけることを示そう。そしてあなたの小さな心が「あなたのこうえんを私に吹きかけ、生ける水の泉、命の噴水を私に降り注ぎ、祝福の流れで私を覆ってください!」と叫ぶ時、私は香の円柱のように荘厳に、あなたの前に立とう。

ああ、主よ! ふさわしくない私の魂に、なんという祝福を注がれるのでしょう! あなたはこの長い間、あなたと和解するように私たちに求めてこられました。そして私たちの心の中に一旦平和が築かれ、あなたの心と結ばれるなら、二度とあなたを退けたりしないようにと。あなたのベールの後ろには何が隠されているのでしょうか?

私のベールの後ろには、私の神性がある。謙遜と愛のうちにやって来て、私と和解したいと求める者たちには、私の平和を与える。そして今度は、私の民に平和のメッセージを持っていくように彼らに求める。私によって喜びの油を塗油され、遣わされるこの仲裁人たちは、銀で覆われた鳩の翼によって、国々を越えて飛翔するだろう。私の聖心の親密な歓喜を味わうための救いの助けの宝石を、あらゆる国々の上に雨のように降らせるために。

あなたのほんの一瞥だけで、私たちの魂を喜ばせ、勇気を与えてくださいます。あなたの神的な愛に魅惑されるこの瞬間、あなたをまた失うことへの恐れから、私たちはあなたにしがみつきます。あなたの霊的な世界は私たちのいのち、あなたの王国は私たちの家、それらはこの世の宝を全て合わせたよりも値打ちがあります。あなたは私たちのいのちの尽きない宝、計りしれない富、いのちの木、魂の喜び、高価な真珠、いのちそのものです!

そうだ、教え子よ、あなたは私の言葉を自分の中で生かしてきた、私はあなたに幸福と、まことの無償の愛を与えることができる唯一の者なのだから。私を発見した者は、私を高価な真珠、尽きない宝、いのちの木になぞらえることができる。私の輝きは、私と結ばれ、私と一つとなり、私の光の中に溶け込んだ者を皆覆う。私は世の光なのだから。私はきらめく生ける泉のよう、私の玉座からこの地上に注ぎだしたダイヤの滝の流れに似て、流れる光のようにほとばしり出る。私を飲む者は誰でも、もっと飲みたいと渇くようになる。私を飲む者は、永遠に私のものである、なぜなら、私は彼らのうちにいのちを与える泉のようになるからだ。

ああ! あまりにもたくさんの学ぶべきことがあります! あがない主、そして花婿よ。あなたは私たちに、たとえ短い時間だけでも、あなたと二人きりになり、ひそかにあなたの現存を喜ぶように求められました。私たちを荒れ野の静寂に導いてください、そこであなたは私たちの心に優しく語ってくださるでしょう。あなたと私、私とあなた、二人だけで、星光の下で、ひそかにお互いの現存を喜ぶのです。あなたがかつて、イスラエルについて預言者ホセアに語られた言葉が好きです。「それゆえ、わたしは彼女をいざなって荒れ野に導き、その心に語りかけよう」(ホセア2・16)。

それから、私はこの二人だけのひそかな時間に、父としてのあなたとの親密な関係を抱きしめて、世のけんそうから離れ、この世の混沌から離れます。なぜならこの荒野において、あなたは私の中に、あなた自身への理解と知識を注ぎ込まれるでしょうから。それは、私が世のものであった時に持ち得る、どんな地上の知恵や能力をも超えるものでしょう。あなたを知りもせず、理解もしなかった私の無知は過去のものとなり、忘却の地に葬られるでしょう、もし、あなたが私のために定めてくださったこの道を今や行くとしたら……

あなたは荒れ野で、それ以上のものを得るであろう。あなたは恵みを通して私の生き写しとなる、それは想像できるいかなるものをも超越する、私があなたの心に語りかけると、あなたは私でないものすべてを嫌悪するであろう。そう、この地上を目的もなくうろついている者たち、暗い影のようで、魂を醜く汚すすすのようで、死にも似た者たちを引きつけよう。そして彼らの心に語りかけ、彼らを荒れ野へと引きつける。彼らの魂は私の優しい愛に触れ、私のうちに和らぎ、私に献身するであろう。彼らに不足しているものを授ける、私の敵の敵である信仰を授けよう。私の敵は信仰のまばゆい輝きを見ることに耐えられない。そこから直ちに、この魂は私の言葉だけにしがみつく、そしてこの魂の中で私が増加し、彼女自身は減少する。そのようにして私たちの霊的一致は完全なものとなる。私の心地よい現存がこの魂に示され、私の言葉が魅了する。私が純粋な霊の言葉を語り、彼女を私自身の知識と理解で満たすからだ。魂を育てる私のやり方は優しさによるもので、彼女の心に私の神性の光線を放射する。

私への呼びかけの中で、主よ、あなたは言われました。あなたの光のわずかな現存によって、私の思考と行動を神の知識と理解によって照らすそれらの賜物、私たちに与えたいといつも思っておられる賜物をお与えになると。それらは私が知恵を得て、知識の賜物によって神の友情を勝ち取るために与えられると……

私、イエスはあなたのいのちの泉である。聖霊はあなたを知り、あなたの思考を照らし、あなたを教え導く寛大な証人である。今日私は、愛に満たされ、世に出て行って、すべての民が私を知るように証しする愛の使徒たちを立ち上げている。愛する娘よ、今日、この時代にあなたを育てたのは、あなたが聖霊の現存を楽しみ、聖霊を通して、あなたが話す言葉によって聞く者の心に火をつけるためだ。あなたが口にする言葉には力があり、機知に富むのだから。そこで、すべての魂に荒れ野で叫びを上げさせなさい、タボル山で聖ペトロが「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです」と叫んだように(マルコ9・5、ルカ9・33)……

私の喜びはあなたのうちにあります。あなたの忠実さは世代を超えて続きます。私をあなたの御心のうちに閉じ込めてください。あなたご自身が、私が生まれる以前に、あなたの伝え手となるように私を選ばれたのです。あなたの聖霊が、私が担っている業において注意深く導き、その翼の下に私を守ってくださいますように。そうしてくだされば、私の行いのすべてが、あなたの御目に受け入れられるものとなるでしょう。

命令を下す王であり、あなたの花婿でもある私は、あなたが私に結ばれている限り、あなたのあらゆる行動を成功に導く。私たちはこの長年、共に旅し、私の王国を示してきた。私の民に伝えなさい、私のメッセージを広げるために彼らが行う努力のすべてに、私は最大限報いると。あなたたち皆を愛している! ic

私の現存をあなたから取り上げることは決してない

2020年12月2日 in ノート123

あなたが初めて私を訪れてくださって以来、私の足は真っすぐな道をたどろうとしてきました。それ以来、あなたの足跡をたどろうとしてきました。私の耳を少し開くことで、あなたの教えと美しい愛の賛歌を受けて、愛することを学びました。

私は何が正しいのかを熱心に探し求め、心の底からあなたのご意志を達成したいと憧れました、私の手をあなたにつなぎ止め、あなたにしがみついて、心から愛するあなたを決して離さないと固く心に決めています。あなたの学校は私たちに教えを、あなたの王宮は知恵を悟らせてくださいました。あなたは惜しむことなく知恵を授けてくださいました。私の主であり、王であるあなたに感謝を献げます。

輝かしく荘厳なお方、天と地はあなたのもの、そこに住むすべてのものもあなたのもの、そこにふんだんにあるものはすべてあなたのものです。この終わりの日々に、あなたは人々に平和のメッセージをもたらしておられます。あなたは「最初のものは過ぎ去る」1という聖書の言葉を成就させており、玉座に座って「わたしは万物を新しくする」と言っておられます2。あなたはいと高き御方、全宇宙の偉大な王であられます。あなたの荘厳な権威の前では、私たちがどれほどか弱いものであるかを示してください。私たちはほこりですらありません、私たちは地上で決して永遠に長らえることのない、風の一吹きにすぎないことを思い出させてください! 私たちに正気を取り戻させてください……

私の娘よ、あなたのそばにいる。私の言葉を書き記しなさい。

思い出してほしい、あなたの霊が私を救い主として認めた瞬間を、それは完全な徳であった。あなたは私から生まれ、それ以来、神である私はあなたのうちに喜び、あなたも私のうちに喜んでいる。あなたはいつも私のものであったことを理解させた。あの日3、あなたは私の力を経験し、認識した。あなたの視野の尺度を少しの間大きくし、私の寛大さを意識させ、私が宇宙全体を手のひらに握っていることを意識させた。そして、存在する造られたものがすべて私のうちにあることを。私の力を感じた時、あなたは恐れた。このわずかな瞬間に、私が本当に神であり、生と死を手のひらに握っていることを理解したからだ。だが同時に、私は柔和であり、心優しく、思いやり深い。私はあわれみ深く、あなたたち皆への私の愛には条件がない。

私に信頼を置く人は幸い!

主よ! すべての生けるものが、一つのことを求めるようにしてください。ああ、神よ、あなたの家の中に住み、あなたの優しさを享受し、あなたの知識の王宮に入り、あなたの愛の真の弟子となることを。

誰もが私に敬意を表し、私の聖なる王宮で私を礼拝するようにと呼ぶのを決して止めることはない。そこではあなたたちに教えが授けられ、私のわざのすべてが善いことを教える。確かに、私のわざは偉大であり、過去のすべてが報われ、成果は数え切れない。

あなたの王宮の入り口の階段に立つとは、たとえほんの一瞬だとしても、私たちがここ地上で一生を通して獲得するあらゆるものよりも価値があります。ましてや、あなたの王宮に招かれたなら! ──それなのに、あなたの御声には、愛する御方よ、悲しみの響きがあることに気づきます。私は聞いています、私の主は何と言っておられるのでしょう?

ああ……ヴァスーラ、ヴァスーラ、私の民は今日、死の谷を通過している。地球は平和を失い、棄教のために枯れ果てている。地上から出るものはすべて地上に戻る。死の息吹が地の面を滑り、そこにいる人々の上を滑って行った。時代よ、あなたが私に渇き、私を探して、私の聖なる壮麗さを熱心に求めるように、あなたに与えられるメッセージを通して、私の呼びかけを増やした。私の父の怒りは、爆発して地球が枯れ果てるところにまで達している。地球はそこに住む人々に疲れ果て、この人々も、自分たちの取り分だと考えるものを与えないこの地球に疲れ果てている。彼らが絶望して、山に向かい「我々を覆い隠せ!」丘に向かっては「我々の上に崩れ落ちよ!」4と叫ぶ日は近い。だが今や私の再臨の時は近い、それは非常に差し迫っている。

世代よ、あなたたちはほとんど知らない、間もなく、非常に間もなく、私の光が空に見られるということを。私を見下していた者たちは恐怖に震え上がる、私を愛することをやめなかった者たちからは喜びの歓声が上がる。この人々は皆、私の翼の影を逃れ場とするであろう、私の救いの助けは忠実だからだ。世はこのしるしの後、二度と同じままであることはないであろう。

聖書の中で、あなたは時折私たちを、朝には芽を出して花を咲かせ、夕暮れ前には枯れて死んでしまう草に例えて、私たちの寿命がとても短いことを示しておられます。

もし私の避け所に住んでいるのなら、恐れる必要はない。もしあなたが私の翼の下に逃れ場を見つけたなら、あなたは守られ、無傷のままでいられるであろう。私の名を知っている者は誰でも、私の名を叫ぶ者は誰でも、私が守る、彼らは恐れる必要はない。そして私の王宮へとあなたたちを導こう、そこであなたたちは教えと知恵によって繁栄する。世に私の義と救いの助けを宣言することができるように、あなたたちは青々として新鮮さを保つであろう。あなたは私の巻物となる、私はそこに、決して変わることのない私の戒め、私の掟、私の命令を書き記すことになる。私の最愛の人であるあなたが私の宮廷で休んでいる間、私は象牙の竪琴の音楽と、金の琴の波打つ響きで、あなたに私の愛を告げるであろう。

あなたの賛歌は、あわれみと優しさの賛歌であり、心の清さをもってあなたの家へと進むように教えています。なぜならあなたは正しい裁きを下される王であり、正義を愛する王であられるからです。そして私は、あなたの王宮であなたが与えてくださったこの賜物をもって、このようなやり方であなたと共にいることを喜びます!

私の子よ、あなたの無の中で、私はすべてとなることができる! あなたに欠けているものはすべて、私が満たそう! あなたと共にいることを、私がどれほど喜んでいるかわかるか? 娘よ、私は心の素朴さと愛をもって私を受け入れる心を必要としていた。そしてその中で私が休むことができ、世の喧騒から隠れることができる心を。私は邪悪な心、高慢な心には近づかない、これらに耐えることはできない。私は言葉の雄弁さにも、その話しぶりにも心を動かすことはないが、深く悔いている心を喜ぶ。その邪悪さにもかかわらず、この世代を愛と優しさで覆ってきた。

私の最愛の人よ、私を渇望したい、私の薫り高い光の下にいたいという絶え間ない望みをあなたに注ぎ入れるために、私のいのちの息吹をあなたに吹き込み続けよう。そうすることによって、あなたの番が来たら、花婿を芳香で満たすことができるように。皆に思い出させなさい、主なる神はご自分のものである人々を知っており、彼らが主に近づき、あなたの聖なる住まいである主の御心の中心に入ることをお許しになると。

主よ! 聖地で、あなたが住んでおられた聖なる場所を訪れた時のあなたの言葉を覚えています。私たちの黙想会の終わりに際して、あなたにこのように感謝しました。「主よ、あなたが住んでおられたあなたの家であるここに、私たちを連れてきてくださったことを感謝します」と。すると、これに対してあなたはすぐに反応されました。「私の家? どの家か? 私の家は天国にある、あなたの家もそこにある……」。

祭壇よ! あなたがどこに属しているのか、誰に属しているのか、あなたの最終目的地、あなたの住まいがどこになるのかを、何度でも思い出させるであろう。あなたが存在する理由をたゆまず教えるであろう。私があなたのうちにいのちを与える泉を波立たせる、あなたの神秘の杯であることを、毎日毎日思い出させ続ける。楽園があなたの家である、私の息によって芳香で満たした者たちの家だ。私はかつて、恵みを通して命を与えると言った、なぜなら恵みとは、あなたが神のいのちの中で分かち合うように導く、輝く光のようなものなのだから。私はあなたの時代に、歴史上かつてなかったほどに、これまでにないほど寛大に、私自身を与えている。そしてあなたが自分自身を自発的に私に与えれば与えるほど、あなたはもっと私を受けるだろう。

私は誰のところにも、腰に剣を帯びて来ることはないし、厳格な論述を使って教育することもない。なぜならそれは私の教え方ではないし、あなたたちを聖人や殉教者へと育てる私のやり方でもないからだ。むしろ、あなたたちに与えられる花蜜よりも甘い私の言葉の流れが、あなたたちの心の中で鳴り響くであろう。私の会話は蜂蜜よりも甘美であろう。あなたたちを教育するために、私はもちろん、徳と信仰によって育てる。これが私の魂たちを扱うやり方である! 私を熱心に探している者たちは祝福されよ、彼らの魂を筆舌に尽くしがたい喜びで満たそう、彼らは私の光の輝きの中で、ユリとスイセンの花園のように美しくなるであろう。

主よ、こう書かれています。「いかに幸いなことでしょう、あなたに選ばれ、近づけられ、あなたの庭に宿る人は」。私の魂は、あなたの王宮の敷居をまたぎ、そこで、あなたの現存の中で自分がひざまずいているのを見つけたいと切に願っています。あなたは栄光の王、抵抗できないお方、なぜなら、忠実さと高潔さがあなたの紋章だからです。あなたの外観は、畏敬の念を起こさせるほどの眺めであり、栄光をまとい、その荘厳な祭服は金とサファイヤに覆われています。痛悔の心をもってあなたに近づく魂を照らし、教え導くために、大いなる寛大さをもって統治されるあなたは、今日の私たちの祈りをお聞きになり、来て、罪の森の中で道に迷い、あなたを知ってすらおらず、力なく歩き回るこの魂たちを照らしてくださいます。彼らにあなたのあわれみを豊かに注いでください、額に喜びの油を注ぎ、彼らを聖別してください、彼らをあなたのものにしてください。あなたの荘厳さにまで目を上げ、あなたの聖なる御顔、あなたの恐ろしいほどの美しさを発見することができるように、彼らの冷たい心に火をつけてください!

まことに言うが、もし彼らが心を開いて私を受け入れるなら、私は喜びをもって彼らを受け入れ、彼らを美しくしよう。私は彼らの魂を完成させるであろう。彼らを罪の森から引き離し、私の王宮の入り口へと導こう、そこで彼らは選ぶことができる。私の天使たちがずっと彼らに付き添っているであろう、そして彼らは、光と闇のどちらかを選ばなければならない。もし光を選べば、私の抱擁の中に飛び込むことになり、彼らの魂の中でかつて汚れていたものはすべて洗い流され、赦されるであろう。だが、私の呼びかけと真理に応えなかった者たちは、闇の中に留まる方を好むため、私を軽蔑したままに留まる。私が世に来て、私の光を世に広めたにもかかわらず、人は自分の行いが悪いために、光よりも闇を好むことを示したと書かれている5。確かに、悪事を行う者は皆光を憎み、それを避ける。なぜなら、彼らの行いが露呈することを恐れるからだ。しかし、真理に生きる人は光の中に入って来るので、その人のすることはすべて神にあってなされていることが分かる。

私の主、そして王よ、あなたの言葉は極上の蜂蜜。あらゆる宝石がちりばめられた、あなたの壮麗な衣の残り香は、香木から取られた調香。あなたの現存は輝かしい完璧さ。あなたが唇を開くと、とても純粋な光線がすべてのものを貫き、浸透します。美しさにおいて他に類を見ない御方、誰があなたに抵抗することができるでしょうか? 確かに、あなたの霊は全世界を満たしています。独特で、圧倒的、全能、そしてそれ以上です!

私のなだめの香りとなりなさい、ヴァスーラ、あなたの私への賛美の旋律は甘美、私の傷を癒やす香油、水のほとりのユリのよう、乳香の小枝のよう、私の父より特権を許された者よ、私の祝福を受けなさい。

私を決して見捨てないでください、この神無き時代に、私があなたの聖なる御名を絶え間なく賛美し続けることができるように。信仰の大義を守るために、教会の廃墟や断片を再建するために、私を助けてください。あなたがそばにいなければ、私が無力であることをあなたはご存知です。もっともっと言いたいことがあるのですが、まだ足りません。

賛美の中で私を褒めたたえなさい、最愛の者よ、あなたはこれまで、私のわざのほんの一部しか見ていない、私が望むように従順になりなさい。心を込めて祈り、その祈りを私の耳に届く音楽へと変えなさい。聞きなさい、善いわざは決して忘れられることはない。人類のために祈るとは、血を流すということだ。世が悔い改めようとしないので、人類のためのあなたの祈りは、全世界のための悔い改めと見なされる。私の家を修復し、果実で満たしなさい、彼らがあなたを厳しく扱ったとしても、ユリのようでありなさい、アザミの中のユリのように。私の教えを決して放棄しないように!

私をあなたの翼の下にとどめてください、主よ! 人はどうして、罪の無い人までもが、地上で苦しむのですか?

もし人が地上で苦しむとするなら、それは世界に愛が欠けているからだ……愛が失われている……愛は私の王国への鍵である。もし彼らが私の戒めに従い、私の言葉とその教えに従っていたなら、彼らは苦しむことはなかったであろう。聖霊は狡猾な魂には宿らず、その魂から遠ざかる。もし魂が自尊心で膨れ上がっているなら、どうして聖霊がこれらの魂に宿ることを期待できるだろうか? 人はその自尊心ゆえに堕落する。だが、真実を見つけようと努力する人は皆、私を見いだすであろう。私は聖書の中で、『求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。』6と言ったではないか! だから、自分の目からわたしを見失った者は皆、悔い改めるように! 悔い改めはすべてを正しくし、悔い改めた者は赦しと自由を得て、私の甘美さで満たされる。彼らの心は平和で満たされ、残りの人生において祝福で満たされる。その後、彼らを私の喜びの園に連れて行き、そこで私の愛と筆舌に尽くせないほどの祝福で彼らの魂を満たし、彼らを生かし続けよう。私は私自身を彼らに結び合わせ、彼らは彼ら自身を私に結び合わせる。このようなあわれみのわざが与えられ、彼らは自分自身が私と一体となり、私によって神化されているのを見ることになる。これが彼らの悔い改めの果実となるであろう、完璧な、神秘的婚姻による合一である。

主よ! 私たちが人類のために祈るなら、それは彼らのために私たち自身の血を流しているようなものだとあなたは言われました。なぜならそれは利己心なき愛となるからだと。世は悔い改めるのを拒んでいるのですから、私たちの人類のための祈りは、全世界のための悔い改めと見なしていただけるのでしょうか?

そうだ、娘よ、それは罪の救済であり、赦しへの門である。夜は過ぎ去り、復活が起こるであろう。これが、罪人のために祈るようにと私が頼んできた理由だ、これによって、私のあわれみが彼らの上に訪れる。私の祝福を受け、私の王国に入る機会をどの魂からも奪いたくない。私の愛は決して満たされることがないゆえ、彼らをゆるしたいという望みに燃えている。ヴァスーラ、愛を込めた熱烈な祈りで私を満足させなさい。あなたの祈りを香のように、あるいは愛の旗印のようにしなさい、なぜなら、私はあなたの愛に抵抗することができないのだから。来なさい、疑いがあなたを悩ませることがないように、私は今あなたの部屋にいる、あなたの日々を婚姻の祝祭とするために。私の現存を決してあなたから奪うことはない! 私に寄りかかり、私の言葉を世に向けて伝えなさい、愛があなたを愛している…… ic