1991年のメッセージ

私の聖霊

1991年10月5日 ノート55

お父さま、かつて、この貧しい魂の記憶を甦らせて下さる以前は、どなたが私をお造りになったか忘れていました。次の瞬間、記憶を取り戻させてくださいました。天に目を上げるようにとあなたは促され、その時ひとすじの光が射し、焼き尽くす火のように、あなたの霊が私の上に留まられました。まことの光、尽きざる宝、あなたは畏れを呼び覚ます方、そして唖然とするほど偉大でいらっしゃる! あなたに感謝し、賛美しないでおられましょうか。いともお優しいお父さま、あなたの霊を私の惨めな魂に休ませ、あなたの霊と私とを一つにしてくださいますとは?

あなたに平和。私はあなたの永還の父、ヤハウェ、英知をもって教えた者。惨めなあなたに近づいて癒やした聖なる者。あなたが寝ている時に語りかけ、その後目から鱗が落ちるとあなたは光を見た。娘よ、私を恐れないように、ただ私を拒み、背くときだけは恐れよと教えた。私の面前に安心して留まることを教え、一人ひとりに抱く無限の美しさと父親の愛情を示し、私自らがあなたの罪を根こそぎにし、私に与えられたその場所に私の恵みを植えた。火がついたように跳び上がったが、あなたの魂に行なっていることを続け、そこに同居するすべての敵を放り出さなければならなかった。私の嫉妬深い愛によって、豊かな果実に植え換え、こうして私はあなたの食卓の仲間、悦びとなった! さあ聞きなさい、私の娘よ、私自身の者、書いて、私の子たちにこう伝えなさい。

心の底からあなたたちを呼ぶ! 聞く耳を持つ者は幸い。私の預言者たちがいなかったなら、私の子の到来を預言していた私のことが分かっただろうか? 真理によって私の愛のうちに生きているというなら、どうしてあなたたちのこの時代は、先祖たちがしたと同じように、私の預言者たちを切り捨て 迫害するのか? 無隈の慈しみにより、私自身の民のために一つの都市が再建されている。この新たな都市は、あなたがいつまでも迫害する者たちの血の上に再建されるのか? 今までより一層今日あなたたちを新たにしようと、私の聖霊を送っている、しかし後どれだけ長く、この時代は私の聖霊を拒みつづけるのか? 言いなさい、体は心を持たずに生きることができるか? 聖霊は教会である私の体の心であると知りなさい。私の聖霊は教会の息吹、あなたの神、私に対する熱意の源だと知りなさい。私の聖霊は貧しい者を養う、口に甘い天のマンナです。私の聖霊に心を開く者は幸い、その人は川のほとりに植えられ、季節ごとに新たな果実を実らせる木のよう、そしてその葉は決してしおれることなく、薬用となる、水晶のように透明な小川、私の聖霊に心を開く者は幸い、私の霊はその心に川となって流れ、新たにする、この川が流れるところはどこでも、いのちが溢れ、歓びが湧き上がる!

読まなかったか:私の玉座から、そして子羊のもとからいのちの川が溢れ出し 街の中央を流れて行くと? 聖霊は悪意ある魂からは逃げて行くが、無邪気な、そして貧しく素朴な者たちには 自らの姿を現す。大きな歓びをもって私の聖霊は、この魂たちを包み、その聖なる仲間 道案内となり、彼らが歩むとき、その行く手は邪魔されないだろう、走っても、つまずかず、死にいたる毒を飲むとしても、害を受けずに済む。行く手で悪魔の軍団に遇ったとしても、傷を受けることはない。聖霊は永還の愛の深淵から吐き出されて、私の呼吸の甘美さをこの者たちに教えよう。私の聖霊は 無邪気な者を選び、ふさわしくその相手となれるように、愛と平和の契りを結ぶ。私の聖霊は、この者たちを抱き上げて運んで行く、そして花婿が花嫁を抱いて敷居を渡るように、祭壇の壁の陰にこの者たちを担いで行く、そこには途方もない富と神秘が横たわり、その神秘は、どの目にも今まで見たことがないものだろう。また花婿が花嫁を宝石で飾るように、この者たちを玉座と笏を楽しむための王の知識によっで飾る。ああ、私の聖霊があなたのためにしないことがあろうか!

私の聖霊はあなたの人生に情熱を与えるもの、光彩を放つ王冠、私の日から発せられる美の冠、生ける者の輝かしい栄光、あなたたち被造物に与えられている 密かなる啓示です。聖霊は私の集会の説教に味を添え あなたの時代を成就するもの 心に炎を燃え上がらせ、そして悟らせる。聖霊は私に対するあなたの賛美の調べ、その心に、私が誰であるかを現し、霊に私があなたのアッバだと悟らせ、あなたが本当に私の子であると明かす、私の種子よ、心の清い者は幸い、私を見るだろうから。あなたも悦びに包まれて私の声を聞くことができるように、歓びつつ感謝し、心を開いて私の聖霊を受けなさい! 心を開くなら、私の栄光を見るだろう、そして慰めが必要な幼な子のように、あなたを私の聖霊は慰める、その愛はどのような人間の愛も及ばない

天と地の創造主、私は言う、聖霊は花嫁の配偶者、その花嫁とはあなたたちを救い あがない、その血潮によって自由と、罪のゆるしが得られた幼な子を抱いたお方です。聖霊は閉ざされた園のようなその方を見出した、その御方は最も稀な徳の本質を持ち、封印された泉、女性の中でも最も美しい人、そしてただ一人、非の打ちどころない方であるために、清らかさに覆われている。私の霊はこの方に臨み、その影で覆い 神の母、人類すべての母、また天の元后となすことで私に栄光を与えた1。聖霊の富はこのようなもの、私は今、今日、あなたたち皆に私の聖霊を降り注いでいる。私、全能者であるヤハウェは言う:

あなたたち皆に抱く大きな愛によって、あなたたちを救おうと、この無償の賜を皆に与えている。愛と忠実さが今降る、私、ヤハウェは天からかがんであなたたち皆を抱擁する、私の救いの手は天から差し伸べられている。与えてある掟に添う用意があるだろうか? 魂をすすんでゆだねてくれるか? あなたたちの惨めさに、私が心動かさず、祈りに答えていないとは言わないでほしい。あなたたちの国を炎がなめ尽くし、人びとを火がのみ込み、地上の住人たちが死という辱めを味わうとしても、全てはあなたたちの大きな棄教による。聖霊に背を向けてしまったからです、その霊は祝福であなたたちを覆い、心と体を踊り上がらせ あなたたちの神、私に歓びの歌をうたわせただろうに、しかしあなたたちは宿なしとなり、乞食で父無子になるほうを選び、今や死の陰で干からびつつある。どんなにあなたたちを哀れむか、ああ、この世代よ! あとどれほど私を拒みつづけるのか?

私の愛は地上を満たし、私の使節たちの日には私からの呼びかけがれている、そして私の悲しみは大きく、その正義が今溢れ出そうとしていても まだ思い直し、あなたたちの与える忠誠の誓いを受け入れることができる。みことばを真剣に受けとめてくれるなら、私の子が流した血潮と、その生けにえによってあなたたちをゆるす用意がある、まもなく、もう非常にまもなく、聖霊があなたたちの上に大いなる力で吹きつけ、その音は地上の四辺にまで鳴り響き、すべての住人たちにとって警告となる。その時ただちに 私の聖霊の息吹の音に答え、地上の人は皆地面に顔を打ち伏し、全能、至高者である、私 主に礼拝を献げるだろう、そして終わりの日に人びとは、子羊の玉座の前に低くかがみ、玉座からの祝福を受ける、さて今、あなたたちを創造し、形造った私は問いかける、あなたたちの悔い改めの叫びを聞かせてもらえるだろうか?

私は不和の神ではなく、平和の神

1991年9月30日 ノート54

あなたの愛とご慈悲ゆえに
み名を感謝します。
迫害者、偽りの証人や、
悪口に囲まれていますが、
あなたは私を生かし、
立たせてくださいます。
私の食卓を満たし、
限りなく母親のように、
手ずから私を養ってくださいます。
ああ、主よ、私をあわれんで下さい。
ときどき耐えられないほど多くの困難に出会います。
そしてあなたがおそばでなかったなら、
私は駄目になっていたでしょう!
私は兄弟たちの間に完全な平和を望んでいます。

あなたに平和があるようにと言う! 立ち上がり、私のしもべ1を呼びなさい! 私は争いではなく、平和の神、そしてあなたに私の心を与えた。誰も騙されてはならない。遺恨にいつまでもこだわり過ぎるなら、私の心も、寛大に与えた恵みもすべてを取り上げよう。私の僕が愛をもって協力し、この罪にこだわるのをやめなければ、私の好意をすべて取り上げよう。分裂させる者を真似た態度を決して取ってはならない。

私は、非常に壊れやすい、一致という宝を与えようとしている。この宝を守るようにしなさい。

イエス様?

私である。

私に満たされた小さな者よ、あなたなら私を見捨てない。私は今もこれからも、いつまでも傍らにいる。私を決して祝さない者たちに代わって、私を祝福しなさい。怖れずに、疑うことなく、私を顕わしなさい、そうするなら地獄はもはや支配できない。私を優しく撫で、そう、顔をのぞき込んで、言いなさい、「イエス、愛しています、あなたは私のいのち、微笑み、希望、歓び、私のすべて。祝福をお受けください」。

来なさい、私の心に憩い、私もあなたの心に憩わせてほしい。

聖ミカエルの祝日

1991年9月29日 ノート54

(聖ミカエルの祝日)

(聖ミカエル)

あなたを愛しています、神の子よ。私に信頼しなさい。

(主)

私の心の中で憩いなさい、主である私は、あなたを祝福する。来なさい、私の心はあなたの休息の地。

常に死を賭して真理を擁護しなさい 一致への鍵は愛と謙遜

1991年9月23日 ノート54

一日中、ため息ばかりついています。
ヤハウェ、愛しいお方、
お示し下さった愛を忘れることができません。—決して。
—あなたのご親切は、私のヤハウェ、愛しいお方、
一生覚えているでしょう。
来る日も来る日もあなたへの愛に焦がれ、
あなたを傷つけるこの世には、
もう付き合いきれません。
私自身があなたを傷つける最初の者だと分かっていますし……
私の魂はあなたのすべての不思議を世に宣言し、
丘々の頂上までこの足で駆け上がり、
世界に向かって叫びたいのです。

「あなたの創り主があなたの夫となられる!
そのみ名は万軍の主。
そう、捨てられて、苦悩する妻を呼ぶように
ヤハウェはあなたを呼ばれる。
若い時の妻を見放せようかと
あなたの神は言われる1。」
それでも畏れるべき方、ああ、私のヤハウェよ、私のアッバ、愛しいお方。

私の魂はあなたの家を切望し、思い焦がれているのです。
今の私の願いは、あなたと共にいること。
そこでどうして私の霊が悲しんでいるかを尋ねないで下さい。
私のため息はあなたに隠されたものでなく、ため息の理由もすべてご存知ですから。
私の魂はお待ちしています、私のヤハウェよ、
来て、私を虜にしてください。
おいで下さり、私を焼き尽くしてください。

ヴァスーラ…… 隠れないでほしい、私の子よ2 …… エジプトの娘よ、私は多くの国民を試す者としてあなたを任命した、あなたは私にとって尊い者。誤解しないでほしい、あなたを必要とはしない、この仕事に欠かせないわけでもない。しかし無に過ぎないあなたを選んだのは、私の誉れとなり、あなたを清めるためだ。その上、私のものはすべて、あなたと分かち合いたいからだ。私のメッセージを宣言するのを恐れないでよい、私の聖霊があなたを私の言葉で満たし、あなたは堂々と私の言葉を宣言しよう、そこで、私が送る人びとのもとに行きなさい。あなたを見捨てない、人が住まわなくもさせない、私の聖霊が道を案内し、助言者となる。私は収穫の刈り入れを始めたばかりだ…… 私と一緒に刈り入れなさい…..、あなたはこの収穫の種を蒔いてはいない。私があなたのうちにすべての種まきをした、そして今やあたり一面に、それをまきたい。もう収穫の準備が整ったゆえ、私と刈り取ることだけを頼んでいる、私の娘よ。犠牲として援助の手をのべなさい。多くを求めてはいない……

……何が見えるか、娘よ?

苦しみで喘いでおられる御子の聖なるお顔が。そのお顔は聖骸布のようです。

あなたの時間とエネルギーをわずかでも犠牲にする理由が、これだけでも十分あるのではないか? もう一度見なさい、娘よ……今度は何が見えるか、ヴァスーラ?

やわらかな赤い雲が空をおおっているようです、私たちの上を霞のように漂いながら次第に空を埋めていきます、ゆっくりですが、確かな足取りで。

書きなさい。「それは闇と暗黒の日、雲と濃霧の日である。強大で数多い民が山々に広がる曙の光のように襲ってくる。このようなことは、かつて起こったことがなく、これから後も、代々再び起こることはない。」3。そう、その日は迫っている……、何が今度は見えるか、ヴァスーラ?

生きた人間の松明が。

私がまさに創造した魂たちを、注意深く見なさい…… この者たちは決して私の準備した部屋に到達しない。サタンの権力下にあって、私の王国もその栄光も分かち合うことがない。彼らは破滅に向かっている…..言いなさい、私の愛、私の栄光と王国を与えようとしなかった魂があるだろうか?

──いいえ、主よ。

しかし彼らは私を愛さないと決め込んで、サタンに進んで従った。自分の自由意志で、私たちの一致の絆を断ち切った。今再び見なさい、ヴァスーラ、何が見えるか?

ああ、主よ、白い小さな岩に腰掛けておられる婦人です。その後ろ姿が見えます。黒い服をお召しで、頭も黒い長いスカーフで覆っておられ、悲嘆にくれたご様子です。ご心痛のあまり腰をかがめ、膝の上に顔を隠しておられます。──この方に近づいていく自分が見え、婦人は顔を上げられます、そして私も涙が溢れてきました。イエスの御母、私たちのお母様。お顔は青ざめ、目に涙をいっぱい溜めていらっしゃいます。私をご覧になると、左手をのばされ、私の腕を取られました。

私は悲しみの婦人、みじめさに馴染み深く、希望をあなたたちに回復する者です。蛇の頭をかかとで砕くのは、私です。私の眼はこの日々休む間なく、涙を流しています、私のすべての子どもたちゆえに、眼を泣きはらしているのです。

ヴァスーラ、私の娘よ、神に対して耳を塞がないで下さい、私のたっての願いに耳を塞がないで下さい。私の涙する声をあなたは聞いたのです。私はあなたのために執り成してきました、そしてこれからもずっとそうしましょう。主がご自分にあなたを繋がれる時は、愛ゆえにそうなさり、あなたの心にご自分の心を注ぎ出すためです。今日4は、ご自分に代わってあなたに、杯を渡されます、飲むのを拒まないで下さい、躊躇してもなりません。あなたたちの街路は、無実の血に汚され、私たちの心は辛く、それゆえ涙を流しています、そしてあなたにも、主はご自分の杯を分かち合われるのです。反逆が兄弟同志の一致を妨げ、不誠実な心が神の杯を満たしてゆくのです。彼らは、私の息子の体をねじ曲げ、引き裂き、手足を切断し、身動きできなくしました。あなたたちは皆、イエスを通して、唯一の霊のうちに、御父に至るそれぞれの道があることを、忘れないで下さい、けれどあなたたちは私の息子の名のもとに、分裂したままです。一致と平安を語りながら、それを実践する者には罠を仕掛けます。神は欺かれず、あなたたちの議論に納得もなさいません。神の国は口先だけの言葉ではありません、神の国は、心のうちなる愛、平安、一致と信仰。それは心の中で一つに結ばれた主の教会なのです。一致の鍵とは……愛と謙虚さ。

イエスが分裂をあなたたちに勧めたことはありません、ご自分の教会の分裂を望まれてはいませんでした、私の子どもたちが心と声を一つにして、私の息子の初代教会を心の中で再び築くようにと懇願します。初代教会と申しましたが、その教会は、愛、質素、謙遜と、信仰の上に築かれていたからです。新しい建物につくり直すようにとは申していません、心の中の建物をつくり直すようにと言っているのです、心の中にある古いレンガ、不一致のレンガ、不寛容、不忠実、許しの拒み、愛の欠如を打ち壊し、和解によって私の息子の教会を建て直してください。それには熱烈な心の貧しさと、溢れるほど豊かな寛大さがいります、そしてかがむ必要を理解するまでは、一致できないでしょう。

──そこで、私のヴァスーラ、私が先ほど祈っていたように、ともに祈りなさい。一緒にいます、私の子よ、すぐそばに。愛のお望みに応えなさい、イエスは決してお見捨てにはなりません、愛をもってイエスに一致なさい、ただ一つの目的で。

イエスの誉れとなるために。

さて、娘よ5、私とともに刈り入れをやめてはならない理由が分かったか?

祈りつづけなさい。そして迫害する者たちを祝福しなさい。あなたの時は、まだ来ていない、私の鳩よ。あなたを優しく扱う、そしていっそう私に愛されよう。力を越えたことを理解しようとは思わないように。私が鎌をとって働く時は、鎌をとって働きなさい。足を遅らせないで、私の歩調に合わせなさい。私が遅れる時は、あなたも遅らせなさい。合図を与えたなら話をし、あなたを見つめた時は黙っていなさい。真理は常に、死んでも守りなさい。ときおり傷つこうが、魂を清く素直にしておくに十分なだけ、それを許す。いつでも傍らにいることを覚えておきなさい。私が刈り取る時に、あなたも刈り入れなさい。私が忍耐深いように、忍耐を持ちなさい。どこまでも謙虚に控えていなさい。私の傍らで働くようにと、私の利益6を任せた、そして他の者たちもこの仕事の奉仕に加わるように任命した

—ヴァスーラ、私の子よ、あと少ししたら、ほんの少しで、魂は私のもとに飛んで来よう、そこであなたが言うような悲しみを感じている理由はない、頭を上げさえするなら、誰が部屋をはるばる訪れ、誰が食卓をともにし、誰が牧しているかが見えてこよう。罪の赦しを私に求めなさい、そうするなら私の平安を受け、歓びが再び戻って来る。間もなく全勢力で私の聖霊を送り、こうしてあなたたちを牧し、まことの囲いに皆を連れ戻して

あなたたちの神、私のうちの真のいのち

を生きるようにさせると、私の子どもたちには、伝えなさい

alpha-omega

地のもといは揺れ動く

1991年9月11日 ノート53

(10年前の同じ日に予告されていたアメリカ同時多発テロ事件)

主よ、私は天を臨み、天のことを探し求めます。平和を感じて歓びが湧くよう、み顔を探し求めます。観想の祈りができますように、み顔を探し求めます。

そして私としては、私の目で今日の世界を見おろし、国々の間をたずね歩き、魂を次々と調べては、温かみ、寛大さと、愛が少しでもないかと、探し求めている、だが極めてわずかな人しか、私の好意に浴していない。ほんのわずかしか、わざわざ聖なる生き方をしようとは思っていない。しかし日々は過ぎ去り、大いなる裁きの日まで時間は数えられている。私の町々1は娼婦の町になってしまった! 無惨にも! 悪魔たちの要塞と化し! 中は、虫に喰われて、腐り果て! 毒蛇とサソリの隠れ家になっている! 私の清めの火をこれら反逆の徒に、どうして吹きかけないでおられよう?

(イエスは突然声の調子が変わられ、数秒間をあけて、私を畏怖させるような重々しい調子でこう言われました)

──地上は震えおののこう──

そして塔のようにそそり立つ悪は、どれも崩れて塵の山となり、罪咎のほこりの中に埋もれよう! 天上では、天が揺さぶられ、地の基も揺れ動く! 御父のみ手が冬に下されないように祈りなさい。

島々、海と大陸は雷鳴と炎を伴い、思いがけない時に私の訪れを受ける。私の最後の予告の言葉を注意して聴き、まだ時のあるうちに耳を澄ましなさい。私たち2のメッセージを読み、天が語っている時は、もうこれ以上軽蔑して耳を貸さないままではいないように、声を低くするなら、私たちの声が聞こえてこよう

判断を下す前によく考えなさい。聖霊の御わざを批判する前に、さらによく考えなさい。聖霊をあなどり、おおやけに冒涜する者は誰も容赦しない。義によって黄泉の国に落とされよう。

私の聖なる顔を探し求めて皆天をあおぎ、観想しなさい! 目を天に上げるなら滅びない。

悔い改めなさい! そして御父に思いとどまっていただくよう願いなさい。間もなく、あとわずかしたら、天は開いて審判者をあなたたちに示そう。

沈黙は祈りに次ぐ最大の武器 ロシアは私の名を公に掲げる

1991年8月30日 ノート53

私の主、私のいのちよ。

私である。沈黙は祈りに次ぐ最大の武器だ。──間もなく、私の敵を踏みつぶそう。

ヴァスーラ、聞きなさい。あなたの聖なる者が、ロシアを高貴な国とするべくよみがえらせている。ロシアは、伴侶の腕の中で完全なものとなるだろう。私、主が彼女を完全にする。私の子よ、私の手を彼女の冷たい心の上に置き、暖めていると言わなかったか1? そして花嫁が目を開き、自分の夫が横に立っているのを見た日、私の手が彼女に行ったことを理解し、その後、ロシア、私の花嫁は、私の名を公に掲げるであろう。彼女の中から、誤謬の霊はすべて退散しよう。このすべてが起こる前に知らせたのは、あなたを導いているのが、全能の神、私であることを信じるためだ。聞きなさい。私は私の計画を隠さない。たとえ人が私の計画を隠すように誘惑されたとしても、私は、それらが起こる前に、私自身の手で覆いをすべて取り除く。聖なる者が警告を与えてきた。私はあなたたちの誰も脅しはしなかった。

──私の体2のただ中に、天から光が射し、地のおもてを変え、兄弟の間に、平和をもたらそう3。これこそが殉教者─聖人たちの祈り、犠牲、償い、不屈と、信仰の報いである。

──あなたが不屈の信仰を保つなら、大いなる苦難の時が来ても恐れないように。地上を変えるには、この時が来なければならないからだ。こうしてファティマで言われてきたすべては成就しよう。

──御父は皆を愛され、誰も裁かれない。すでに刈り取る者が作業を始めている、御父の御業は皆を驚かせるだろう

──そしてあなたは、私の子よ、私のメッセージを振り返りなさい、私、主が、あなた方のために多くの不思議を行い、来るべき時代には、さらに多くの不思議を行う4とは言わなかったか?

私の予告がこうして実現しているのが分かるか? そしてこう言っておく。あなたへの私の訪れと共に、天が押し寄せると言っておく。私の火が地上に投じられ、その犯罪を焼き尽くす。私は手をゆるめない。私の聖なる名は日々汚され、儀式はさげすまれている。これは聖書で言われた言葉を成就するためだ。

(書きなさい。) 「その時大地震が起こり、町の十分の一が倒れた。この地震で、七千人5が死んだ。生き残った人々は、恐れおののいて、天の神に栄光を帰した6」。もう時間がほとんど残されていない。まだ時のあるうちに、隣人をゆるしなさい。償いをし、断食しなさい。友人たちの間に問題の種をまく罪人であったなら、悔い改めなさい。私の聖なる名において、私のもとに戻って来なさい。あなたは自分の意志の主人ではあるが、私の計画の主ではない、急いで明け渡すようにと、強く勧める。

サタンは飽きもせず、手下の腕利きをあなたたちに送っている。だから今までよりいっそう警戒していなさい。その支配は終焉に近づいている。そのため、できるだけ多くの魂をさらっていこうとして、最後にたった一度だけ、地上に向けて嘔吐するであろう。それゆえ、あなたたちには、不屈の精神と信仰が要求されている。サタンが地上に嘔吐するのを避け、あるいはやめさせることさえできるのだから。

勇気を、娘よ、頭をもち上げ、私にすがりついていなさい。助け続けよう。

 イクトゥス

限りなく慈悲深い主よ、
「自分の好きな方へ行く」と言う人を
あなたのもとに立ち帰らせてください。

そして「自分の好きな方に行く」と
教皇に向かって言うキリスト者も
教皇に立ち帰り、従いますように。

人間的な誇りの視線が低くされ、
その横柄さも謙虚な姿勢へと変えられますように。
アーメン。

私の家を建て直しなさい──あなたのうちに統治するための玉座を置こう

1991年5月3日 ノート51

主よ、
私を聖霊にすっかり浸してください。
敵に対して隙がないよう、
聖霊をもって私を占領しに来てください。
魂の内奥に聖霊がとどまられ、魂をうるおわせ、
この世のものでない富で満たしてくださいますように。
神は祝されますように。

『私はある』がともにいる。私の平和を受けなさい。私はあなたの部屋に降って来て、好意を示した。あなたはその時私を知らなかったが、見たか? 私の教えはあなたを引き上げ、私の心の中に引き入れて、今日、その荒れ果てた土は肥沃になった。私の鳩よ、あなたを喜んでいる、私の小さな者よ、私はあなたのうちに生きている。私の頭を休ませる台よ、あなたのうちに私は憩っている。今や私の誉れとなって、私の家を建て直しなさい。天におられる御父を王として敬い、その栄光を称えなさい。

ああ、私の娘よ、私は愛を受けていないために口が乾いている。あなたの愛で私の傷を覆い、棘を抜いて私を慰めなさい。たえず心から私を賛美しなさい。私に話しかけ、明日まで待たないように。私を悦ばせ、小さなままでいなさい。その小さな手を用いるのを、私のヴァスーラ、許してほしい。時間を献げてくれるなら、私の泉から飲みたいだけ飲ませ、与えようとする宝は計り知れない。その壮観なさまは、どの人の思いも及ばない。主である私は、あなたのうちに統治するための玉座を置こう。私の心の情熱に従って行くのを、承諾してくれたので、自らにそれを許す、今や私は、私の領地にいて、あなたにたいして全き権威を握っている。

しばしば私を賛美し、祝福しなさい。愛がともにいる。

イクトゥス

カナダのために

1991年4月23日 ノート51

(聖ゲオルギオスの日)

(カナダのために)

私の大いなる愛のしるしを残そうと、あなたの国を訪れた。あなたの王である私は、和解を求め、わずかでも愛をくれるようにと、物乞いのように、ぼろをまとい、素足でやって来た。私の果てしないあわれみゆえに、あなたたちが私の大きな愛を味わうことができるように、あなたたちを無気力と暗闇から救い出そうと、はるばるあなたたちへと身をかがめている。

私の教会の内なる力は聖霊

1991年4月15日 ノート52

主よ、聖霊を伴って私たちのもとに力強く訪れてください。それは、優しいお父さま、あなたが御子に栄光を与え、御子があなたに栄光をお与えになったように、聖なる真理の霊が御子に栄光を与える時が来たからです。ただ紙に刷られた文字でないみことばには、いのちがあり活力があることを、世に証明してください。あなたの聖なる霊が「父の心を子に向かわせ、子の心を父に向かわせ」てくださいますように1

あなたに平和。ヴァスーラ、聖書は決して偽らない。来たるべき終わりの日には、宗教の外観を装いながらもその内なる力を拒むようになる、と書かれてある2。ああ! まこと愛する者よ、私が戻って来た時に信仰は残っているだろうか?……

──私の教会の内なる力はその中で生き生きと躍動しておられる聖霊。体の中に心臓があるように、教会である私の体にとって心臓となっている。

──私の教会の内なる力はその賜と恵みを自由に与え、分配する聖霊、教会はその恩恵を受けている。

──私の教会の内なる力は聖霊、みことばを思い出させる方、新しい啓示はないが、同じ霊による同じ教えを現される。

──私の教会の内なる力は聖霊、あなたたちを変容させ、引き上げ、私自身の真の生き写しに変える。

──私の教会の内なる力は聖霊、あなたたちを元気づけ、清め、その霊を火の柱に変える炎です。熱した愛の溶鉱炉、光の生けるたいまつ、みことばを恐れなく宣言し、至高者の証人となり、天のことしか探し求めないように諭す。

──私の教会の内なる力は聖霊、あなたを生かすいのち、そして呼吸、あなたたちの霊に私を望ませ、父よアッバ、と呼ばせる。

もし、私の子よ、私を拒むなら、そして聖霊の賜を押さえつけてしまうなら、私に対してどんな奉仕を行ったり献げたりできようか? 宗教の外観を保ちながら、虚しい議論で私の神聖な側面を制限して、その内なる力を拒む亡骸なぎがらとはなってしまわないように。聖霊を熱心に愛する生活を送り、子として私のもとにやって来る人びとを止めないでほしい。この人びとを私の聖霊との婚姻に招くのは私。聖となる秘訣は、あなたの神、私を熱心に愛すること。そしてあなたのうちに住む私の霊が道を案内し、天のことを教えなければ、自分の力では何もできない。

まことに言う、私を畏れる者は私の懲らしめを受け入れる。だからもう眠ってしまわないように、目を覚まし、注意している時が来た。耳を開き、私の霊が語ることを聞く時が来た。それを無視してしまわないように。今は誤って賢人の真似をし、聖霊の息吹を遣いやって、教会の中でこれを元気づける力を押さえつけてしまう時でない。慎重でありたいのか? では目を開けなさい。慎重でありたいのか? では頭でなく心と耳を開くように、友よ。慎重な人は霊の忠告を決して軽蔑しない。高慢な人だけが畏れについて何も知らない。主への畏れは知恵のはじまり。慎重でありたいのか? 不幸なあなたを救おうと、手を必死に差し伸べる真理を探し求めなさい! 惨めで罪深いあなたに身をかがめ、その墓から引き上げ、もう一度息を吹き込もうとしている者が誰であるかを見るように!

さあ! 私を誤解しないでほしい。あなたを強制してはいない、それに自由を侵そうとも思わない! あなたの時代をあわれんでいるのです。私の言おうとすることはすでに言い尽くされたと言わないでほしい。自分たちの制約をどうして私にも当てはめるのか?

私はみことばを思いださせる者、そう、教会の内なる力。そして自由に新たな前兆を送り、新鮮で不思議なわざを行う。

私は自由にあなたの時代を引き上げ、私の聖心の豊かさから癒やしの油を注ぐ。望む時に、望む者の上に。今や荒廃して横たわる私の教会を造り上げている、そう、新しく建て直しているのです。だから、時代よ、裁きの日にあなたと対面した時、こうは言わせないでほしい。あなたは私が造り上げようとしている時に打ち壊し、私を迫害する一人だったと。今慈しみはあなたの戸口にあり、苦難の日々に戸を叩いている。自分たちが聖であるというのか? 私を礼拝し、聖である証しを立てなさい! あなたが改心させて私のもとに連れて来る魂たちを示し、自分たちが聖である証しを立てなさい、それは私の王国が語られる言葉によらず、宗教の外観にもよらず、私の聖霊を通して、私だけが与えることのできる内なる力によるものだからです。それを探し求めるなら。私の存在と、あなたたち一人ひとりに抱いている愛を感じなさい。私、イエス・キリストは現存する、そして私の聖心の深みよりあなたたち皆を祝福し、額に愛の溜息を残す。一致しなさい。教会は生き返るだろう。

十二福の教え

1991年4月14日 ノート51

「主をたたえよ。主は驚くべきいつくしみの御業を示してくださいました。」1

あなたに平和があるように。さあ、言いなさい、教え子よ。私を霊的指導者として持つことができてうれしいか?

はい、主よ、それ以上です。あなたの口伝えで直接、それに他の多くの人たちからも、多くのことを学んでいます!

書く用意ができたか?

お仕えする用意ができました、私の神よ、
私を整え、あなたの御声だけを
聞くことができますように
私の耳を開いてください。

では聞きなさい。

──平和のために働く人たちは幸いである、彼らは私の平和のうちに栄え、永遠に私の光を放つであろう。

──あわれみ深い人たちは幸いである、彼らは裁きの日にあわれみを見るであろう。

──私の杯を分かち合う寛大な魂は幸いである、彼らは私の救いを受け継ぐ者たちと呼ばれるであろう。

──私と婚姻を結ぶ者は幸いである、彼らは花婿として私が感じている喜びと同じ喜びを、私と顔を合わせる時に感じるであろう。

──私自身が与えた唯一の真理以外のどんな証しも受け入れなかったあなたたちは幸い。あなたたちに言う。来なさい! 来て私の王国に入り、私の持つすべてを分かち合いなさい。

──私の聖なる名のもとに自分たちを分けへだてすることなく、謙遜と愛をもって一致を示す者たちは幸いである。彼らは神の聖所の柱、そして土台と呼ばれるであろう。

──見ないで信じるあなたたちは幸いである、御父からいただいた恩寵ゆえに喜びなさい、そしてこの恵みをまだ受けていない者たちのために祈りなさい。

──鞭打たれ、恥ずかしめられ、私と共に十字架に釘付けられることを受け入れ、私の体の傷痕を身に負う者たちは幸いである。あなたの天の住まいは開かれ、彼らはあなた方を受け入れようと、天の住まいは開かれ、大きな報いがあろう。

──私の名を聖とする者たちは幸いである、彼らが私の名によって呼び求めるなら、私は耳を傾ける。

──私をたたえ、崇める小さな者たちは幸いである、彼らのうちに私は偉大なことを行う。

──私の掟を守り、聖書に書かれた一句たりとも変えない忠実な者たちは幸いである。天の国は彼らのものである。

──私のために、飢えた狼どもに獲物のように追われる私の小羊たちよ、あなたたちは幸いである。あなたたちに言っておく、その苦しみはどれも無駄ではない。御父がこのすべてを見ておられ、すべての人の行いを考慮される。私の聖霊を迫害した者たちは、ソドムとゴモラ以上に厳しい扱いを受けるであろう。

だから目覚めていなさい、誰も私の訪れの日も時間も知らないからである。あなたたちの王は間もなくやって来る。あなたたちが長い間待ち望んでいた者が突然やって来る。だから勇気を持ちなさい、愛する者たちよ。確かに、悪魔の煙が私の聖所に侵入したが、永遠に続く煙があるだろうか? 私の聖霊の息吹をもってこの煙を散らし、吹き払う、下からのいかなる権威も、いかなる力も邪魔することはできない。

私は地上に火をもたらし、国々を次から次へと清めるために訪れる。祝福を受けなさい。

イクトゥス