1996年のメッセージ

あなたはこのように祝福しなければならない

1996年8月12日 ノート85

どうして人によっては、聖霊の安らぎに入ってからも、ご自分を顕しておられる、聖霊の力が見えながら、それでも受け入れようとしないのでしょう? 私は癒しと賜を請い求め、聖霊をお迎えする言葉だけを祈っています。

(それから聖書を開き、民数記6:22~27を読みました)

「ヤハウェはモーセに仰せになった。アロンとその子らに言いなさい。あなたたちはイスラエルの人びとを祝福して、次のように言いなさい。

『ヤハウェがあなたを祝福し、守って下さいます。

ヤハウェがあなたの上にみ顔を輝かし、顧みて下さいますように。

ヤハウェがあなたにみ顔を向け、平安を与えて下さいます』

彼らが私の名をイスラエルの人びとの上に置くとき、私は彼らを祝福するであろう。1──私を呼び求めるなら誰にでも、祝福の息を吹きかける、そして彼らの上に輝き出で、平安をもたらし、恵みを与える。そのようになる……飲みたいと欲する者は、私のもとに来なさい、そうするなら祝福を注ごう!

来て、自らへりくだって悔い改めなさい

1996年8月4日 ノート85

さあ、雲に乗ってこられる方のために、道を開きましょう、
私たちの祈りが主の階段となりますように。
今、降って来てください、私の主よ、そして私たちと共にいて下さいますように。マラナタ!

私の平和を与える。聞きなさい。三たび聖なる、いのちの与え主、そして霊が貧しい者たちの玉座である私の聖霊が、今日呼びかけておられる。

「来なさい! 私を欲し、正義に渇く者たちは皆、来なさい! 私の富に養われないなら、私の子とはなれない! ああ! あなたたちのなんと多くが、欲望と暗闇の鎖につながれているか! しかし、私のみことばが、全き栄光と主権をもってあなたのうちに住むことができるよう、私の聖霊はあなたに欠けたところを満たすことがおできになる……

過ちを犯した者は、来なさい! 来て、自らへりくだって悔い改めなさい、私の目があなたを喜ぶことができるように。聖なる生き方をしていない者は、来なさい! 私のもとに来て、悔い改めなさい! 新しい心を与えよう。いまだにこの世に執着する者は、私に向かって叫び、あなたの鎖を解くように願いなさい! あなたの魂を攻撃する、これらの歪んだ世の傾きに、どうして自分自身を繋いだままでいるのか? あなたを飾るものは、内的な清さであるべきだ、あなたを飾るものはを誠実さであるべきだ、私の聖霊があなたから身を退いてしまわれないように……

耐え忍ぶ強さを失った者たちは、悲しいかな1。聞かなかったか。「主を畏れる人は、主を喜ばせようと心がける。2」それを知らなかった者は、来なさい、自らへりくだってつき従い、二度と心が離れていかないよう、私のうちにあなたの愛が育つにまかせなさい」

ああ……ヴァスーラ、私の子よ、私に向かってこう唱えてほしい。

「イエス・キリスト、

あなたは私のいのち、

あなたは私の巌、

あなたは私の救い、

あなたは私の射手」

そうするなら、こう答えよう。

私の子よ、

あなたは私のもの、

あなたは私の種子、

あなたは私の歓び、

あなたは私の的、

その的に弓を引き

恵みの上に恵みを注ぐ

ただ一つの目的のために、それはあなたを救うため。

来なさい、覚えておくように、私はいつもともにいる! 私、イエス・キリストが、皆を祝福する!

あなたが平和のうちに生きるように招いた

1996年8月2日 ノート85

愛します、主よ。
あなたは私の神、友人、すべてです、そこで
み名に、ふたたび感謝を献げましょう。
あなたの神秘のすべてに感謝します、
み業の不思議に感謝します、
救いのご計画に感謝します。

私たちの王が成されたことを
皆で祝いましょう!

来なさい、私のヴァスーラ、私の平和を与える……そう、あなたが平和のうちに生きるように招いた。私は人間を私の似姿にかたどり、私の栄光を反射するように造った。知恵と知識の言葉を口にするように、人間を造った。私の聖霊の賜を受け取るように、人間を造った。読んだであろう。「これらすべてのことはあなた方のためであり、それで、恵みはいっそう多くの人びとのもとで増し加わって感謝は満ちあふれ、神の栄光があるようになるのです」

(二コリント4・15)

。ああ、被造物よ、あなたたちを気も狂わんばかりに愛している! 死に瀕していようとも、私がここにいて、日ごとに新たにしよう! そこで、今や私に根をおろしなさい、そして感謝をもって、喜びにあふれるように。天は私の住まいであり、あなたのものでもある。その天から来るものを、慕い求めなさい。愛、信仰と希望に、あなたの土台を据えるように。私の掟と、与えてきた健全な教えを守りなさい。あなたたちは狼の間で暮らしているが、子羊たちよ、私の聖霊がともにいて、面倒を見ておられる。恐れないように、私も共にいる。堅く立ち、恐れないように。御父の眼差しがあなたたちの上に注がれる……聖三位一体である私たちが、終わりまであなたたちを牧する……一つになりなさい!

アーメン

1996年7月17日 ノート85

(聖霊に向かう祈り)

ああ、光よ!
ああ、近よりがたい三たび聖なる光よ。

おいでください! 今すぐ降って来てください、
あなたのことを耳にしたゆえに、あなたを呼び求める人たちだけでなく
全く知らない者たちの上にも、訪れてください!

おいでください! ああ、私たちの体のともしびよ!
来て、あなたを理解したことないすべての人びとを正してください。

あなたをおそれるすべての人びとのもとに、おいで下さい、
隠された宝をあらわしに来てください、
私たちの時代のために、大事にしまっておかれた宝を。

おいでください! 来て、御父と独り子の聖なる面影を顕してください。
来て、あなたご自身を顕してください、聖霊よ!
おいで下さい、私の友よ、
あなたは、私たちの心にまぶしく輝く光、
天の高みからおいで下さり
あなたの力と荘厳さを、まとわせてください。

おいでください、私たちのうちに宿り
あなたの住まいを、祈りの場としてください、
絶え間ない祈りとは、あなたのこと。

あなたを持たない私たちが、いかに裸の身であるかを見てください?
この闇の中に、あなたの光を照らしてください。
あなたは約束されていたお方、
私たちの愛、私たちの光、
そうです! あなたこそ、約束されていたお方!

あなたは、聖書にこう書き記されたお方。
「もはや、夜はない。灯火の明かりも太陽の光もいらない。
神である主が、彼らを照らすからである1

あなたは、私たちの受け継ぐべき嗣業の近い、
み名が聖とされますように。
あなたは値も付けられないほどの貴い真珠。
あなたは魂の輝き、祝宴、そして祭りの祝い、
人生の抗しがたい仲間、
霊が貧しい者たちの玉座、
あなたは、王国の中の王国、帝国の中の帝国、

ああ、魂の訪ね人よ、
私たちを解放しに、来てください!
アーメン。

私の子よ2、祈りはあなたの武器、そして、私は、闇の力からあなたを連れ出して、かつて私のことを、そう思っていた。近よりがたい光、手が届かない宝の中におく。私の栄えある力のうちに、私の子よ、その強さ、やさしさと忍耐を得ることができる。不屈の精神を得ることができる、そして私のうちに、私を通して「アーメン!」と呼びかけ得る、そしてアーメンであり忠実な者、真の証し、神の創造にとって、究極の源なる私は、まことにあなたの声を聞く! 雷鳴のとどろきのように、私は降って、あなたに自由を与え、唯一なる私たちと一致させ、聖なる三位一体の全き充満で満たそう。

火の洗礼があなたを訪れる、被造物よ! それはあらゆるものをふたたび新たにする、待ちに待った洗礼。娘よ、神のみ国を宣言しなさい、そして誰もあなたを妨げないように3……生ける水の泉を求め、あなたを生き返らせる湧き水のように、それを浴びなさい!

希望のうちなる希望よ、いまだ鎖につながれた者たちを、解き放つようにと、本当にお願いできますでしょうか?

求めなさい! 私4のうちには自由が見出せると聞いていなかったか? 言っておく、私を探したことはないながら、幼子のような心を持ちつづけた者たちには、降って来る。私に相談さえしたことない者たちに、私の栄えある力を現し、私を締め出さない場所であれば、訪れる。

──選り分ける時が来た。み国の栄えある富を現すときが。恵みのときが訪れた。それゆえあなた方には再び言う。キリストの体を形造る者たちよ、来て、私の賜物を願い求めなさい、キリストの神秘に十分入っていけるように。そして正しいものごとを探すのをやめた、棄教者たちのようになってはいけない。

──私に呼びかける僕5に「この祈りは私の領分にはない」という者たちよ、あなた方に尋ねよう。「もはや私の声が聞こえなかったのでは? 私が見えなかったのでは? もしや私を理解していないのでは? 今になって私に逆らっていると言わせるのか? 私を知っているとあなたは主張するが、その言動はどれも、私の恵みを否定するもの。

──あなた6に平安。この大棄教の生き残りよ、三たび聖なる私たちの名を称え、親しみこめて賛美を献げなさい」

(ここで聖霊は私の口を開き、神への賛美で満たされました)

途方もなく偉大なお方、
畏怖すべき主に感謝し、賛美を献げます。

見よ! 輝く光を放って、私の目をくらますお方は、
御父ご自身!

ああ、天を壮麗に飾るお方!
み名の偉大さゆえに、私は自由を得ました、
そしてほんのわずかに耳をそばだてると、
あなたの口もとからは、みことばをいただきました。

そして今では、神なるお父さまに、
歓びの歌を、うたっています!
油注がれた方、イエス・キリストよ、私の救い主に、
勝利の叫びをあげます!

私に約束されたお方7
ああ悦びの悦びよ! 私を友とされたあなたが
いとおしい。

そして今や、心から叫びます!
「アーメン! あなたの忠実な愛を告げ知らせ、宣言しようと
私は熱意の炎に包まれています!

み旨を行いましょう、そしてできうる限り多くの人を
唯一なるあなたと一致するように、連れてまいります、
この人びとも、聖なる三位一体の
全き充満に、満たされますように」
アーメン。

しっかりした足取りで私たちの意思を行い、ぐらつかないように。私は、あなたの日々にとって、家造りが拒む石、だが、教会にとって隅の親石となっている。私のうちには自由と愛が見いだせる、それでいながら、あなたの時代は私を拒む、理解していないがゆえ……私には、ほとんど尋ね求めない……見よ、私は豊かな土壌のよう。あなたの種子を私のうちに蒔くなら、その収穫は永遠のいのち、そして楽園があなたの住まいとなる。

今すぐ私のもとに来なさい、そうするならその貧しさを通してあなたを豊かにする。その弱さを通して強くする。そのみじめさを通して、熱意ある忠実な者とする。無なるあなたをもって、聖なる私たち三位一体の生ける祭壇とする。畏敬にうち震えながら私のもとに来なさい、そうするならあなたを、今の時代に、恐れ知らずの勇士として、聖ミカエルとその軍勢8とともにこの時代の大いなる戦いを戦わせる。

──私は、あなたのうちなる絶え間ない祈り、欠けているところを満たす者、貧しく単純な者たちの手には、いつでも届く。来て、私を捕らえなさい……来て、私を所有しなさい、そうするなら、あなたを私の聖性9のうちに形造り、計りがたい賜物を与える。こうしてあなたを私たち10の一部として一致させ、聖所を廃墟から再建しに遣わす。

──砂漠からやってきた者たちよ、私の深い水に足を踏み入れなさい、そうするなら波をかぶって生き返ろう。私をこわがらないように、乾いた土地を、私が海に変えると、私の友よ、聞いていたであろう? 天からは私の賜と好意を、雨降らすがゆえ。私たち聖なる三位一体の現存は、天から激しく雨降らすと同じように、私は私の現存を、人類にあまねく注ぎ出す。

— そのことを黙想しなさい。

私たち、ともに?

はい、いつまでも。

あなたたちの不忠実を癒やしたい

1996年7月15日 ノート84

わが神よ、英知が望んでおられる通りに
話す恵みをお与え下さい。

英知の道案内をお与え下さい、
兄弟姉妹たちにも惜しみなく、
み国の富を愛深く伝えていけますように。

1

私の娘よ、あなたの父が話している。ヤハウェが私の名である。

──あなたの心が、私の聖性と私の王国の富を現わすために、知恵と理解の言葉を話したいと焦がれているゆえ、願いを聞き遂げよう、民が群れなして私の声を聴き、私を知るようになって、父なる私を理解するように。そう、私が彼らの父だと知らせなさい、そしてあなた方は皆、私の愛によって生まれたのだと。

私のヤハウェは偉大、
この上なくほめ讃えるべき方、
そうです! 主の栄光だけを求めて、言葉を語る知恵を
この唇にお与え下さい、
私の心が、健全な道理をわきまえ
私の思いが主の甘美な語りかけを吸収しますように
そうするなら、天に届くほど高潔な
あなたの愛が、御父よ、
知らない者たちにも知られ、
こうしてこの人びとも、歓びたたえつつ
永久にいつまでも、み前を歩んでいきますでしょう!

私を喜ばせようとだけ願って、私のほうを向く誰であろうと、心から、そう、心から、私の好意を与える……善なる私の肖りを現そう、彼らはこうして、私とともに旅路を終える。私がどのようにして、天の聖なる高みから、知恵の担い手なる私の聖霊を急ぎ遣わしているかに気づいたか? 皆にとって近寄りがたく、達しがたい2と思えた方を、私は私の善なる意思によって、馳せくだるように促そう。

「救い出しに来てください!」と懇願する者たちがいる。
「来て私たちを強めてください、御父よ!」と私の被造界からは叫び声がする。

「天より、あなたの聖なる霊を早く送ってください!」と他の者たちが渇いて叫ぶ。あるいは、

「起きてください! 救ってください!」と言う者もいる。

こうした叫びを聞いて私は言った、「私の被造界の上に、香のような薫り3を吹きかけよう。歴史上かつてなかったほど、私の芳香を一面にただよわせる。読まなかったか4、「私は川からひかれた堀割のようであり、園にひかれた水路のようである。私は言った。<私の果樹園に水をまき、花園を潤す> 見よ。私の堀割りは川となり、川は海となった。また、私は教えを暁のように輝かせ、その光を遥か遠くまで照り輝かそう。そして教訓を預言のように注ぎ出し、これを来るべきすべての世代に残そう」そして私の民は言うであろう、「見よ! 雲のように、御父が進んでこられるのを、見よ! 御父が祝福をもって聖霊を降り注いでおられるのを5。」

あなたたちの不忠実を癒やしたい、棄教を癒やして、皆に清い心を与える、そうするならもう恥じ入って私を避けないでもよくなる。あなた方の多くは仰天して立ちすくみ、当惑して呆然とする、ほかの者たちは疑いを心に宿す、私の霊の力強い現存に、顔を石よりも硬くする者たちも出てくる。だが私は、私の独り子の約束を成就しているに過ぎない……

そして人びとが「雲のように、巣に向かう鳩のように、飛び行く者たちはだれか?6」と尋ねるなら、こう答えて言いなさい、「この人たちは、雲のうちに自由を見いだした息子や娘たち。その父に、<お父さん>と呼びかけた者たちです。神の聖所をふたたび飾る使命があるのです。今は聖霊の豊かさに養われて。御父が祝された民。そうです! 聖霊、いのちの与え主が、彼らの輝きとなり、これからもみたまの富によって、養われていくでしょう……」私の民にこう伝えるのです……

来なさい。

alpha-omega

あなたの嘆願は無駄にはなっていない

1996年7月13日 ノート84

主よ、来てください、あなたの家の内なる場所へ。

私の食卓に来てください、主よ、
私たちが隣同士で分かちあうものを祝福していただけますように。

おいでください、主よ、私を囲ってください、
後方も前方も、あなたの聖心のうちに囲ってください。

そしてあなたの光で私を覆ってください、
私のうちにも、まわりにも決して闇がないよう
私の周囲を覆ってください。

おいで下さい、忠実な訪ね人よ、今すぐ、お訪ね下さい。
— ほら? 神が今、訪ねてこられます……

「私はある」が共にいる。私の平和を与える。

あなたの訪ね人が尋ねる、私の美と完成度を超える者があろうか? いや、どこにもいない……私の知恵、助言と理解を超える者もいない。あなたの戸口には、全き訪ね人が立っている。実に、あなたは今、アルファとオメガを食卓に招いた。あなたの住まいの奥の間で、隣り合って食卓を囲むだけではなく、燭台の明かりに、ともしびも点そう。さあ、来て、私に倚りかかり、魂への渇きを癒してほしい。あなたの思いとは裏腹に、その嘆願は無駄にはなっていない。

ああ……私のヴァスーラ、私はあなたの羊飼いでもある、そこで私の聖心に頭をおき、私の心を悦ばすものも受け取ってほしい。こうして今までより一層、兄弟姉妹のために喜んで罪を贖うように……恐れなくてよい、御父の子よ、今まで通り、私が行く手を示そう。

来なさい、私たち、共に? 私、イエス・キリスト、神の独り子、救い主は、私の聖霊によって、残された者たちを聖化する。

alpha-omega

この業におけるメッセージはあなたと共に終わる

1996年7月12日 ノート84

(この「神のうちの真のいのち」の業を引き継いだ、あるいは「跡を継いだ」と「イエス」に言われた、と主張する人の噂を聞いて)。

私のヴァスーラ、このメッセージを「受け継いだ」と主張する者は誰であろうと、サタンに欺かれ、騙されている。そこで目を開き、見張っていなさい! あなたの

後に「神のうちの真のいのち」のメッセージを「引き継いで」受ける人は誰もいない。この業におけるメッセージは、あなたと共に終わる、あなたを私のもとに引き上げた時に。それゆえ、この仕事の「跡継ぎ」だと主張し、何かを付け加えようとする者は、誰であろうと私が遣わしたのではないと知るように。私はこの仕事を祝福し、教会によい実をもたらそう。

イエス・キリストが私の名である。いのちをもたらす生ける者が、今あなたに語りかけている。祝されるように。

あなたの祝された母のもとに馳せなさい

1996年4月3日 ノート83

私のヴァスーラ、この時の終わりの、小さな教え子よ、御母のみ心について、天より一つの教えを授けて筆記させよう……

以前にも述べたように、御母のみ心と私の心は深く一致し、一つとなっている。おとめのうちなるおとめ、最も聖なる者、今や永久に天国におられる私の御母は、天国でも私の母1と呼ばれつづけている。

私、神が、聖霊によって宿り、おとめマリアから生まれるために降って来たとき、 私はわが天国に入った! 一つの天国からもう一つの天国に入り、一つの王座から、もう一つの王座に移った。 母のみ心は、うちにも外にも輝きを放つ、神聖な燭台に光る明かりのようだった。

私はこの楽園に迎え入れられ、誉れを受けた。エワによって失われ2、汚されたものが、乙女マリアの全き従順と謙遜を通して取り戻され、聖化された3。そしてこの女性を通して、私が地上を治めるときがふたたび来よう。地上の私の支配は、一人ひとりの心のうちに築かれる。私の霊はふたたび、あふれるほど豊かに注がれ、今の不毛さは、肥沃な地に変容する。

時の終わりに、私たち二つの心は使徒たちを立ち上げ、彼らは「時の終わりの使徒」と呼ばれるだろう。この者たちは、天の元后と私によって教え導かれ、あらゆる国に出て行き、神のみことばを恐れずに宣べ伝える。敵の激しい攻撃に逢い、血に染まっても打ち負かされず、その舌は、諸刃の剣のように教会の敵を刺し貫き、異端を露わにしよう。この者たちは、私が勇気の霊を授けるがゆえ、たじろがず、恐れを知らないであろう。破壊をもたらす鞭は、彼らに届かない。一つの石も返さずにはおかないで、罪びと、高慢な説教家たち、大物や尊大な者、偽善者や、私の教会を裏切る者たちを追求し、片手には十字架、もう片方の手にはロザリオを持って追い求める。そして私たちは、その傍らに立とう。彼らは異端を打ち砕き、その場に忠実さと真理を打ち立てる。彼らは解毒剤となるだろう、なぜなら、マリアの王的な心4から、つぼみのように、生まれ出るからだ。

この時の終わりの使徒たちは、父なる神に呼びかけ、彼らの父なる神はその霊に呼びかける。彼らは、母なるマリアに呼びかけ、彼らの母は、至高者の証し人となるよう彼らに呼びかける。そして聖霊は、神に心を開かせる熱意の霊を授け、この戦いに備えさせる。その日、悪霊の権威をあらわす尊大な冠は、太陽をまとう女性と、そのすべての子どもたちによって踏みにじられる。サタンとその王国を打ち倒すに十分な力を私から授けられた第二のエワは、ご自分のかかとでその頭を打ち砕こう。この敵意は、天の元后とサタンの間だけではなく、天の元后のみ心のうちに王国を築いた彼女の子どもたちと、悪魔の子どもたち、悪魔のうちに悪魔によって自分たちの王国を立ち上げ、今日の最大の迫害者である、その悪魔の子どもたちとの間にも存在する。こうした迫害者たちの多くは、野獣を礼拝し、この時代の学者や哲学者たちからなる……

私はわが三位一体の聖性をもって、この謙遜なおとめを、その全き徳と恵みのうちに選び、ルシフェルの王国全体に対し、その功徳と恵みをもって、挑戦する女性として、立ち上げた。ルシフェルは、そのみ名を聞くだけで、たえず荒れ狂っては恐れに打ち震える。言っておく、天が地より高いほどに、彼女のみ名は偉大であり、力と荘厳に満ちている。地上に住まうすべての人は元后のみ心を敬いなさい。悪霊は、あなたの時代に、私の聖心と聖人たちの軍勢に対して公けに戦いを挑んでいるが、その悪霊の不意打ちから、天の元后は子どもたちを絶え間なく護っておられる。しかし、間もなく悪霊の王国は打ち倒され、その支配はマリア5の力強いみ手によって根こそぎにされよう。

まことをもって言う、「あなた方の聖母ほど、地においても天においても、天使たちの権威も含め、いっさいの上に、私の力と権威に次ぐ、大いなる権勢と力を与えられた者はいない。そして私は、アルファとオメガ、初めと終わりなる者、今も、かつても、未来にも及ぶもの。知っての通り、私は一人で充足する、しかし童貞マリアのみ心を通して、私の贖いの計画を成し遂げよう。それゆえ彼女のみ心を尊びなさい。み名を耳にしただけで荒れ狂う者たちよ、彼女は私の聖心の歓び、天の王宮の歓びだと分かってほしい。無原罪の御宿り以来、彼女の思いは常に私の思いと一致していた、そして御父のご意思にすっかり服し、絶え間ない祈り、絶え間ない愛の讃歌を献げ、本質的な一致のうちに唯一なる、三位一体の神、私を崇めてきた。

—今日、時の終わりに当たって、私たち二人の心6と、真理を証しする子どもたちに対して、戦いが吹きすさぶ中、言っておく。あなた方の聖母のもとに馳せなさい、聖母は、めんどりが雛を羽の下に隠すように、ご自分のマントの中に、あなた方もかくまって下さる。ああ……しかしなんと多くが、かつてはあったおとめのみ心への信心をすっかり差し止められ、生まれる以前にもう滅んでしまったか!

すべては人間的な教義と合理主義的な規則がもとで、この世的な生き方にそって心も生活も律している。ああ、罪の奴隷よ! 金銭の奴隷! サタンの奴隷よ! 自分たちは死んで腐敗していると見なしなさい!  だが、もう欲望のときは今や終わりかけている。私たち二つの神性な心に献げられ、その心から神性を得たなら、それぞれの心には夜明けの輝き7が支配し、光を放つとは聞いていなかったか? 人類が堕落したときに失ったあの神性を得て……一人の人を通して世に罪が入り、罪は死をもたらしたが、それでも私の贖いの計画は、神の肖りのうちに完成された。第二のエワ、マリアの、共贖者としてのみ心によって打ち立てられ、こうして私、新しいアダムは、彼女の汚れないみ心のうちに、私の楽園を見いだすにいたった。

皆の間からはこのような声が聞こえてこようか、時代よ。

「私の心は、聖心をお運びした聖櫃を愛し尊ぶように、主よ、学んでいく用意が出来ました。たしかに私は、胎内にいたときから道を逸れ、生まれてからも誤っていました。エサウのように母から逃げては私の利益を追い、ほかの人びとを悩ませてはそれを手にしていました。自分自身の力に頼っていたのです。私の心とは逆に、母の心をどう喜ばすかを思いめぐらし、おそばにいて、あふれる恵みを受けていた弟を、私は嫌っていました。ヤコブやその子孫のようではありませんでした。

主よ、今や私の心は、至聖なる聖櫃の聖櫃を愛し、尊ぶ用意が出来ました。そこで本当に執念深い私の霊、カインのように、弟を苦しめ、やがては殺したこの霊に、もはやどんな偽りも入ってはきませんように。彼女の汚れなきみ心に属する人びとを悩ますのはやめます。むしろおとめの中のおとめの方を向いて、もう一人の小さなヤコブとなれますように。そうするなら御母は、その童貞なる汚れなきみ心のうちより、慈悲深くも、私の上に、豊かな恵みを注いで下さり、私の魂は、ひとたび彼女のものとなったなら、その豊かさのうちに喜び満たされ、心は美しい飾りとなれますでしょう。

私の心が、主よ、あなたの聖櫃を眺めたいと願って恋い焦がれ、こうしてあなたの力と権威を、目8の当たりにできますように、そしてご聖櫃の宝庫をうち眺めては、この上なく豊かに喜び満たされますように。もうこれからは、主よ、カインやエサウのように、私の魂が地の下に下るのを許さないで下さい、むしろ私の心を、彼女の至聖なるみ心へと引き上げ、ヤコブと同じように、天国的な祝福を賜って、世継ぎとしていただけますように」9

──来なさい、もはやあなたの思いを、天国的なものごとで満たし、英知が隠し持っておられるものを見抜けるようになりなさい。それには自己卑下と悔い改めがいる。何世代も隠しおかれた神秘は、今や明らかにされよう。救いの希望は、手の届くところにある。

この時の終わりに、平和の元后が、私の天使たちを伴って、地上を通られているのに気づいたであろう? 汚れなきみ心が、みことばをあなた方皆に伝え私の支配を用意しておられるのを? 私が皆を治める備えが出来ているよう、聖母のみ心がご自分の子どもたちを鍛錬し、お心伝えに皆の心を形造っておられるのに気づいたであろう? 聖母が私たちのために、ご自分の宝庫から恵みを取り出しては、み心のうちにあなた方を完成しておられるのを?

私は天と地の元后のみ心のうちに、あらゆる知恵の宝石を与えた、そして彼女はこの宝庫から豊かに恵み与え、あなた方を闇の支配から連れ出して、彼女とともにこの時代の大きな戦いに加わるよう、あなた方を偉大な聖人や使徒、そして大いなる勇士としておられる。

母の愛をもって、天の元后は、あなたが天国を手に入れるよう、自由を得させるあらゆる手段を探される。そしてあなたも、彼女の子どもであり、恵みによって天国の聖人たちと同じ王家に属し、あなたにも、聖人たちの間に玉座を備えてあると気づくよう、教え導いていかれる。

──私の—心—の—悦び10が願われたことで、私にできないものは何もない。初めから御父、私と、聖霊の見方と、違う見方をさせる何ものも、彼女のうちにはなかったがゆえ。私たち11の意思は、彼女の意思と全く一致していた。彼女の望みは私たちの望みでもあった。私は、み心の心、彼女の魂の魂、霊の霊なるがゆえ。私たちの心、魂と霊の一致について聞いていなかったか?

──地上でも私は、神—人として、神聖であったが、それでも従順を守り、母と養父の権威のもとに暮らした。私は死を受け入れ、奴隷の状態をとって自らを空にした。しかしまだあなたは、この時代よ、 真の葡萄の木がその根を御父の葡萄畑12におろし、聖霊の浄配、神の都市13、 約束された地とは、 あなたの母でもあり、尊敬に値することを理解してはいない。 ああ、時代よ、 どうしてその心は偽りの道を歩んでしまい、彼女の執り成しを願わないのか?

こうは読まなかったか。「神である主は、彼にその父ダビデの王座をお与えになる14」と? 天と地の元后は、まことに私の王座でもある。彼女は、ダビデの血筋により肉となった、あなたの王のみ座であり……主なるあなたの神は、「ヤコブの家をとこしえに治め、その治世は限りなく続く15」。今日のヤコブたちとは、彼女の子どもたち、時の終わりの使徒、そして母のみ心を通して立ち上げられ、形造られた偉大な聖人たち。彼らは永久にいつまでも、私たちと心が一つでいよう。その心のうちなる私の支配は、終わりがない。

一つになりなさい。

alpha-omega

私のやり方は優しく、愛深く、完全である 世界の回心のために祈りなさい

1996年3月26日 ノート83

ああ、来なさい! 罪の洪水があなたたちを襲う前に! あなたたちを救うことができるこの箱船1 に入ってきなさい。耳をかさなかったノアの時代の先祖たちのようであってはならない。箱船に入ってくるなら、荒れ狂う罪の大水から逃れ、罪の洪水で滅ぶのを免れよう。さあ、彼女に信心を献げ、共贖者の約束された子供となるように。

彼女への信心は、私に献げる信心となる。彼女の心を称えてなされる信心はどれも、大きな響きとなって私のもとに達しよう、なぜなら、私たちの一致はそれほどまでに完璧なのだから。聖母のみ心への信心を通し、私の定めはどれも、彼女の光に照らされるならいっそうよく理解される、あなたの足取りがみ心に案内され、恵みの座ご自身が、あなたの手を引いて下さるがゆえ。聖母のみ心に信心を繰り返し献げるあなたたちは、どれほど祝福されるだろうか!

天国への道を示し、母の愛をその子どもたちに示される、まこと祝福された、お方のもとに来なさい。贖い主の共贖者のもとに、来なさい、そのみ心もあなたのために献げられて刺し貫かれ、愛に燃えさかっている。私の心のそば近く、燭台の明かりのように明るく、うちにも外にも輝き放つ、このみ心を尊びに来なさい。

もし「彼女の心に用はない」と言うなら、実際には「主の心に用はない!」と言っているのだと知りなさい。知るように、ひ弱な人間よ、私の聖心と御母の汚れなきみ心は完全に一つなるがゆえ、これら二つの神聖な心はその全き一致のうちに、一つとなっている。はっきり言っておく、彼女のみ心を認めるなら、私の心を認めているだけでなく、御父の心をも認めたことになる。私が御父のうちにあり、御父は私のうちにおられると言ってあったであろう? 私が御父のうちにあり、御父が私のうちにおられるなら、私の心は、御父のうちにあって、御父のお心も私のうちにある。私たちが分ちがたく一つではないと言うなら、みことばを否定することになる。あなたの霊の奴隷となってはならない、この世の議論にも打ち負かされてはならない。

教えてほしい、マリアのみ心のような心を持つ被造物が、どこにあろうか? マリアのみ心のような心はない。始めから完全であって、生まれながらに汚れなく2 、恵みに満たされ、その恵みは天使たちの恵みにもまさるもの。それゆえ天使たちは群れなして互いに尋ね合った。「ベールのかげにおられる、このお方はどなた?」「彼女が通られるとき、山々の峰が頭を低くたれて挨拶するのはどうしてか?」

「お心に染み一つなく、これほどまで神のお気に召すお方はどなた?」「彼女が通られるとき、神の被造界があまねく眼差しを下げているのを見たではないか?」「泉のように、ご自分の恵みによって園を肥沃にし、生ける水の泉となられたお方はどなたか?」「神の愛によって本当に清らかなお心で、昼も夜も、夜も昼も、神を慕い求められながら、至聖なるお方と全く一致しておられる、この方はどなたか?」「功徳と恵みをこれほどまで多く持っておられながら、謙遜で、至高なる神の眼差しを一身に集めておられるこの乙女はどなたか?」私の天使たちの多くは感極まって、言葉を失い、黙していた……

太陽をまとう女性

1996年3月20日 ノート83

(このメッセージは3月20日から26日にいただきました。受胎告知の部分は1996年3月25日です)

私は主のはしため、お仕えするために参りました、荘厳なお方よ。あなたがおられないなら、私は無にすぎません、私の魂を、ただひたすら満足させるお方よ、耳を澄ましております。

愛する者よ、来て学びなさい。誰が私をいちばん歓喜させたか? 私をいちばん歓喜させたお方が誰か教えよう。それは、新たなエバ。そうだ! 太陽をまとい、月の上に立ち、頭に十二の星を冠とする女性1 。天とそこにあるすべて、地とその抱かれているすべて、海とそこに抱かれる2 すべての造り主なる私は、これらいっさいの上に3 この女性を立てた。

天の元后は、常に至高者の玉座を前にしておられる。天が地より高いと同じほど、その名は偉大、その名は光の衣装をまとう。聖なる名。

神の母

を身に付けたお方に、世界はあまねく膝をかがめるように。その無原罪の胎に、汚れない小羊なる私を受け入れ、神殿のための神殿となって、私の誉れとなられた。来て、彼女を讃える新しい歌を歌うがよい、地上に住む皆よ、神-人とも4 なった私を身ごもった胎、祭壇であられ、汚れなき御心をたたえるがよい。この太陽をまとう女性ほど、私の誉れとなった者はいない。

そう! この女性は全き愛のうちに華麗な美をたたえ、そこを通られるなら、どの島々も、山々も、丘も、谷も泉も、深く頭を垂れる。そして昨日と同様、今日も、まこと麗しい愛が地上を通られるときは、私の天使たちに付き添われ、天使たちの目は御父の傑出した美である崇むべきお方、おとめのうちの最も聖なるお方を絶え間なく誉め讃え、感嘆して眺める。このお方が地上を通られるときは、慈悲深く介入なされ、あなた方の懇願にお応えくださる。

言わせてほしい。私の聖心はあなた方の天国。楽園であって、 あなた方の王国。嗣業の地、永久の安息の地。これほどまでに愛するこの心に、近づきなさい、そうするなら、私の心より、あなたの心に豊かな祝福を注ぎ出し、その魂を春の晴れわたった日のような無上の祝福に変え、象牙の塔、私だけの天国に変えよう。この私の愛を誰が疑い得よう? ああ、愛する者よ、私の愛を疑うたびごとに、私の悲嘆によって太陽は暗やむ……

今日は、大いなる愛をもって、御母5 のお心を顕示したい、

「ああ、御父の傑作6 ! ああ、ヤハウェの崇高な傑作よ! 私の聖霊の浄配! 光り輝く聖櫃よ! 愛する者7 に愛された、あなたのお心は私たちと一つ! お心は、囲われた私の園、封印された泉。お心は園を肥沃にする、泉。お心は、愛すべきお方よ、私に栄誉をもたらした私の玉座。この聖心の心よ、私たちの現存、私の全天の王宮の現存のうちで私が戴冠したお方よ8 、私の被造物の誰が、お心を拒めよう?9  あなたこそ、美徳をしっかりまとった、力ある箱船、私の新しい歌10 、竪琴、私の砦よ、天と地の造り主はあなたの気高さに魅了され、私たちの現存のうちに立ちながら、あなたの加護を呼び求めるすべての人のそば近くにも、あなたは立っておられる。ところが人はどうして、これほど身をやつしてまでも、偽りの道をたどってはお心を否むのか?」

被造物よ、私が、この方のお心の心だとは聞いていなかったか? この方の魂の魂、この方の霊の霊だとは? 私たち二人の心が一つに結ばれているとは聞いていなかったか? 贖い主なる私の心を思ってほしい、すべての星座を合わせたよりも、人類の上に明るく光り輝く元后なるお方の心を思ってほしい。それは太陽よりもまばゆく輝いている。その独特な完全さゆえ、私の栄光のように光輝く。あなたの神を宿すせいひつなる方を思ってほしい。私が私の玉座を重んじると同様、よく考え、この方も重んじるように。

こうは尋ねないでほしい。「至高なるお方が、天の王宮でこんなに高い座をこの女性に与えておられるとはどうしたことか?」見よ、彼女を、私の天使たちと被造界の元后として任命しただけでなく、私の玉座ともなっていただいた。万物の主なる、私が、私の聖心のうちに第一の場所を、この女性に与えたがゆえ、天と地の元后は、王の王が座す玉座でもある。

輝く王冠となるべく生まれ、ダビデの血筋により肉となった真の光を宿す器となるべく生まれ、私の栄誉、そして誇りとなるべくお生まれになったこの方に、聖霊は、御父と私をともない、こう言われた。

「恵みあふれるマリアよ、私たちがともにいます。どんな秘密も、あなたには隠さない、私たちの息吹は、あなたの息吹となる、私たちの栄光の全き発露、慈愛の肖りなるマリアよ、そのお心には、私たちの平安を与えよう、その全き心のうちにいて、私、神の独り子は、勝利をおさめる。私たちの心は、神の愛が燃えるかまどなる、あなたの心となり、私たちの魂は、神々しい宝、楽園なる、あなたの魂11 となろう、そして私たちの霊は、あなたの霊となる。そう、私たちと結ばれた誰であろうと、霊が私たちと一つなるがゆえ」

この方こそ、私たちがこうして豊かに恵んだお方、かくも大方に拒まれながら、あなた方の目の膏薬、傷口のバルサムとなり、皆の嘆願を、永遠の父に慈しみ深く嘆願される。魂の執り成し手、擁護者なるお方。

ひ弱な人間よ……私の魂の配偶者は神殿なる私の神殿、弱いみじめな者たちの約束の地、私の永遠の光を反射するお方。あなたの慰め手なるお方は、あなたが悲しむときの慰めであられる……人には何が言えよう? 幕屋に住まう人間に何が言い得よう? 魂が罪の重荷にあえぐ中、その滅びゆく体で、どんな天的なことを、全能なる父のみ手がなされた御わざを見いだせよう? あなた方は、人間よ、光も認識もないまま、自分の思いに支配されている。

人間よ、今日は心を開くように、そうするなら、測り難いあらゆる神秘が、三たび聖なる私の神聖な光のうちに現されよう、そして太陽をまとう女性が誰であるかを理解しよう。そのときあなたは全身が引き上げられ、祝福された心のうちで最も祝された心、聖人たちの間で最も聖なるお方、尽くしがたい愛をもって燃え、その火が煌々と輝く比類ないお心を目の当たりにして、心は歓喜し、魅了されよう。そのとき、私の友よ、徳とは何であるかを理解し、この徳に満たされたおとめの心に、神なる私がどのようにして神-人となったかを理解する。あなた方は、救い主の母、預言者たちの母、弟子たちの母、カリスマの母、勝利の御母を目の当たりにしよう。他に並ぶ者ない贖いの母を、真のぶどうの木が植わる、ぶどう畑、すべての人を私のもとに運ぶ道への道、天国に大きく開かれ、誰もが入っていける、永遠のいのちを授かる門を。

──私の心が、常に彼女の心で和らぎを得、その心に好意を示してきたかに気づいたか? あなたの王を身ごもったこの心が私に求めるものが何であろうと、どうして拒めよう? 御母の心を祝福するなら、私の心を祝福しているがゆえ、すべての信徒は彼女の心を祝福する。ひとたび御母を知るなら、元后にふさわしく愛すべきお方とあなた方は宣べ伝えよう。そこで被造物よ、このお心を前にして、眼差しを上げなさい、そうするなら約束する、あなたはますます輝きを放つようになる。心は、み心の竈にまで引き上げられ、悦びに高鳴り、満たされる中、愛の大海原に身を任せるようにして、み心に分け入ろう、そのみ心の富とはあなたが近づいていく海、そしてひたひたと押しよせる海原のように、広大。天と地の富はあまねくそのみ心のうちにあり、一切はあなたのためとなり得る!

いまだ夜闇が、その思いと心を覆っていたとしても、起き上がりなさい! 起きて、み心の輝かしいお姿に眼差しを上げなさい、多くの預言者がその時代に見たくとも、見るを得なかったそのお姿を仰ぎ見て。起き上がり、至聖なる三位一体への賛美なるお方に、新しい讃歌を歌いなさい、こう唱えるように。

「兄弟たち! 姉妹たちよ! 恵みの中の恵みなる方の、マントに包まれなさい。来て、元后の光に包まれなさい。さあ、聖霊の影に覆われた方の影に、私たちも覆われましょう」。彼女の光を国たみが訪れ、王たちが彼女の曙の輝きを訪ね来て、やがては私の心をともない、彼女の心が勝利するとは聞いていなかったか? それは心の富む者たちには謎ながら、貧しい者、謙遜な者たちにとっては、待ちに待った祝福である……